【医師監修】円形脱毛症の治療方法とは?主な症状や治療例を解説

 

円形脱毛症の治療方法

髪の薄さに悩んでいる方は、どうやって髪を取り戻せるかと考えることが多いでしょう。実は、抜け毛や薄毛にはいくつかのタイプがあり、それぞれに対応した方法で改善する可能性があります。

この記事では、円形脱毛症という薄毛の1つに焦点を当て、進行状況に応じた症状、一般的な治療法と避けるべき治療方法について解説します。また、当院で行っている円形脱毛症の治療例もご紹介していますので、最後までご覧ください。

円形脱毛症とはどんな病気?

円形脱毛症とは、髪が円形または楕円形に抜ける症状です。脱毛箇所と生えている箇所の境目がはっきりしていることが特徴です。男性や女性、特に15歳以下の人にも発症する可能性があります。原因としては、自己免疫疾患、精神的ストレス、遺伝的要素などが挙げられます。ほとんどの場合は自然に治りますが、進行するケースもあるため、気になる方はクリニックを受診しましょう。治療法は確立されていませんが、さまざまな方法が試され、その効果やリスクが分かってきています。

進行状況1:初期

円形脱毛症には特徴的な症状があり、初期段階では以下のような症状が見られます。

・突然の脱毛が始まり、前兆がない
・頭部に地肌が見える箇所が存在する
・爪に微小なでこぼこが現れる
・アトピー性皮膚炎やアレルギー性鼻炎、気管支炎といったアトピー性疾患を患っている
・脱毛している部分が円形または楕円形で、生え際が明瞭に区別されている

進行状況2:進行中

初期症状があり、さらに以下のような症状が見られる場合、円形脱毛症が進行している可能性が考えられます。

・寝起きに枕に数本以上の抜け毛が付着している
・脱毛した部位の周囲の髪を引っ張っても痛みがなく簡単に抜ける
・抜けた髪の毛の根元が細く尖っている
・脱毛部位が次第に広がっている

円形脱毛症は通常、自然に治癒することが多いですが、症状が進行する場合もあります。その際、頭部に多数の円形脱毛症が現れ、最終的には全ての髪が抜け落ちることがあります。また、重度になると、髭やすね毛、陰毛など、体のあらゆる箇所の毛が失われることもあるのです。

進行状況3:回復期

回復期とは、円形脱毛症が治りかけの段階を指します。これらの兆候は、円形脱毛症が完全に治癒する前に現れるものであり、ご自身の症状と比較してみることが大切です。

・脱毛部位の一部に細い毛(産毛)が生えてくる
・脱毛部位の毛穴が見えるようになる
・脱毛部位の周囲の髪を引っ張っても、簡単に抜けない

これらは回復の兆候ですが、元の状態に戻るまでには時間がかかりますので、焦らずに経過を観察してください。

円形脱毛症の治療方法について

円形脱毛症の治療方法について

治療方法1:ステロイド局所注射

ステロイド局所注射は、患部にステロイドを注射し、炎症や免疫機能を抑える治療法です。主に症状が改善しない成人の単発または多発型の患者に使われます。この治療法は発毛に効果がありますが、副作用があるため、子どもには使用されません。注射時には強い痛みを伴うことや、注射部位が陥没する場合もあることに注意が必要です。痛みを和らげるために、事前に局所麻酔薬を使うこともあります。

治療方法2:局所免疫療法

化学試薬を用いて、人工的にかぶれを引き起こして発毛を促進する治療法です。この治療法は、広範囲に脱毛している患者や子どもにも適用できます。ほとんどの人に発毛効果があるとされますが、副作用としてかぶれやじんましん、リンパ節の腫脹が生じることがあります。皮膚疾患を持つ人は、一時的に症状が悪化する可能性もあるため、慎重に検討しましょう。治療期間は半年から1年以上かかります。日本では保険適応の認可がまだ下りていないため、自費診療となります。

治療方法3:JAK(ヤヌスキナーゼ)阻害薬

円形脱毛症の原因である「自己免疫作用による毛包への影響」を抑える薬剤で、重症または非常に深刻な症状の場合に使われる新しい経口薬です。内服することで自己免疫作用による毛包への攻撃が抑制され、発毛が期待できます。なお、K阻害薬を服用する前に、問診や血液検査、胸部X線などの検査を行います。安全な治療を続けるために、治療後も定期的な検査が必要です。副作用としては、咽頭炎や貧血帯状疱疹、貧血などが稀に報告されています。

治療方法4:内服薬・外用薬の使用

内服薬の使用

抗アレルギー薬やセファランチン、グリチルリチン、メチオニンなどが国内で広く使用されており、多くの治療実績があります。一方で、ステロイド内服は効果が高いとされていますが、子どもには使用されていません。

外用薬の使用

ステロイド外用、塩化カルプロニウム外用、ミノキシジル外用などの湿布や軟膏が治療に使われる場合があり、その効能が確認されています。

ステロイド外用薬は多くの皮膚科で用いられている一般的な治療法です。国内で多くの成功例が報告され、科学的な研究でもその有効性が確認されています。

治療方法5:冷却治療

ドライアイスや液体窒素を脱毛部位に軽く当て、軽い凍傷を起こすことで免疫機能を正常化しようとする治療法です。皮膚の表面に炎症を起こすことで、毛根周囲の障害性リンパ球を分散させる効果が期待されます。治療中には軽いピリピリ感がありますが、副作用はほとんどなく、手軽な方法です。別名「ドライアイス療法」とも呼ばれ、脱毛範囲が小さい人や比較的軽度の円形脱毛症の人に適用されます。

治療方法6:紫外線療法

紫外線療法は、アトピー性皮膚炎などの皮膚病にも適用される治療法です。具体的には、PUVA療法やナローバンドUVB療法などと呼ばれる方法があります。治療の回数や頻度は症状によって異なりますが、通常、2週間に1回から6回ほどで、数ヶ月にわたって行います。副作用は、紫外線照射によるヒリヒリ感やかゆみです。ひどい場合には水ぶくれが生じることがあります。

この治療法は、広範囲にわたる脱毛が見られる全頭型や汎発型で効果があったことが報告されており、重症の患者に使われることがあります。ただし、子どもの治療には適していません。

治療方法7:直線偏光近赤外線照射療法

「スーパーライザー」と呼ばれる装置を使い、特殊な赤外線を皮膚の奥深くまで照射する治療法です。この光の波長は体の深部にまで到達し、鎮痛・消炎効果があり、痛みや腫れを軽減するため、筋肉や関節の治療にも使用されます。また、自律神経に直接照射することで全身の血行が良くなり、自律神経失調症の治療にも効果的です。脱毛部分の毛包は休止しているだけで、永久に破壊されているのではありません。ですので、諦めずに根気よく治療を続けましょう。少なくとも治療は3ヶ月以上継続する必要があります。

治療方法8:点滴静注ステロイドパルス療法

この治療法は、ステロイドを点滴で3日間にわたり大量に投与するものです。急速に進行する重症の成人患者に対して、発症後6か月以内に行うと約6割の効果が見られますが、6か月を過ぎると効果は約16%に減少するため、発症初期の重症患者に限定して行われます。発症初期の重症患者には高い効果が確認されていますが、子どもに対しては成長障害のリスクがあるため、この治療法は行われません。ステロイドを大量に使用するため、入院が必要となります。副作用として、不眠、頭痛、動悸、微熱、倦怠感などが生じることがあります。

参照:円形脱毛症の治療法、ウィッグの使用

治療方法9:ウィッグ(かつら)の使用

ウィッグはスウェーデンで医療器具として認められているのをご存じでしょうか。ウィッグ自体に直接的な治療効果はありません。しかし、ウィッグをつけることで紫外線や物理的な衝撃から頭皮を守ることができます。また、ウィッグを着用することで、普段どおりに過ごしやすくなり、精神的な安定をもたらす効果も報告されています。脱毛症は難しい病気ですが、自分らしい生活を送れるように、ファッションアイテムの1つとしてウィッグを楽しんで着用すると良いでしょう。

円形脱毛症におすすめしない治療方法

円形脱毛症におすすめしない治療方法

治療方法1:シクロスポリンAの服用

シクロスポリンAという飲み薬は、臓器移植やアトピー性皮膚炎などの免疫疾患の治療に使用され、免疫力を抑える効果があります。脱毛範囲が小さくなるという報告もありますが、その根拠はあまり確かではないようです。さらに、腎機能障害などの副作用があり、薬の服用を中止すると脱毛が再発するケースが多いため、この薬の使用は推奨されません。また、紫外線治療との併用により皮膚がんのリスクが高まるため、特に注意が必要です。

治療方法2:星状神経節ブロック

この治療法は、のどにある「星状神経節」という神経に少量の麻酔薬を注射するものです。麻酔薬を注射すると、この神経の部分が麻痺し、緊張が緩みます。これにより自律神経のバランスが改善されるため、自律神経失調症の治療やアレルギー疾患の治療にも用いられます。また、脱毛範囲が狭くなるという報告もありますが、その根拠は弱いです。この治療法はペインクリニックの専門医が行う高難易度のものであり、肺を傷つけるリスクがあるため、一般にはおすすめできません。

当院が行う円形脱毛症の治療例

AGAスマクリでは、主に「フィナステリド」と「ミノキシジル」という2つの薬を組み合わせた治療が基本となります。これらの薬は、発毛効果が立証されているため、通院しなくても効果が期待できます。また、AGAスマクリで処方される薬は、専門の第三者調査機関によって成分調査が行われています。

N さま(38歳・東京都)の治療例

N さま(38歳・東京都)の治療例

出典元:https://internet-clinic.jp/
※効果には個人差があります。

当院で処方した「フィナステリド」と「ミノキシジル」を服用してから9ヶ月後には、右の画像のように顕著な効果がありました。

円形脱毛症の治療は”AGAスマクリ”

AGAスマクリは、薄毛や抜け毛でお悩みの方のためのAGA治療専門クリニックです。オンライン診療を提供しており、全国どこからでも、通院の手間や費用をかけることなく、スマートフォン1台で診察からお薬の処方まで完了できます。

AGAスマクリでは、男性プランとプロペシアプランの2つをご用意。男性プランではミノキシジル5.0mgとフィナステリド1.3mgを1ヶ月分(28日分)4,980円(税込)にて処方しています。また、治療を強要したり、無理にサプリメントを勧めたりすることはありません。

最後に、皆様にAGA治療を始めていただけやすいよう、AGAスマクリでは初月無料でAGA治療を実施しています。今までAGA治療に一歩踏み出せなかった方も、まずは無料オンライン相談をご利用ください。

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まとめ

円形脱毛症は、髪が突然抜け落ちるため、その症状が現れると、「このまま髪が生えてこないのではないか…」という不安を感じるかもしれません。しかし、ステロイド局所注射、局所免疫療法、冷却法、紫外線療法など、さまざまな治療法が試され、その効果やリスクが明らかになっています。そのため、一人で悩まず、専門の医療機関に早めに相談することをおすすめします。症状が進行する前に治療を受け、改善を目指しましょう。

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