AGA治療薬を調べていくとプロペシアやフィンペシアといった薬が出てきます。
「他の薬と比べてフィンペシアは安いけど安全なのか心配…」
「副作用が出たらどうすればいいんだろう…」とAGA治療薬を始める際は不安がつきものです。
そこで今回は、フィンペシアに関する副作用やその発現率・具体的な対処法などについて解説をしていきます。
・フィンペシアの主成分は国内承認されているプロペシアと同じ
・フィンペシアの主な副作用は4つ
・フィンペシアを通用する際に確認しておきたい注意点
・おすすめのAGAクリニックは、「AGAスマクリ」！初月無料で2ヶ月以降もずっと4980円！
監修医師
成田亜希子 医師
成田亜希子医師は日本内科学会、日本感染症学会、日本公衆衛生学会に所属。一般内科医として幅広い疾患の診療に向き合った後、医療系行政機関にて勤務をし、病院や診療所への行政審査、行政指導、介護行政、母子保健、精神福祉等を担当。
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そもそもフィンペシアとは？
フィンペシアは、AGAの進行を予防するジェネリック医薬品です。インドで製薬されており、日本国内では否認化となっています。
そんなフィンペシアは「フィナステリド」を主成分としています。国内で承認されているAGA治療薬である「プロペシア」もこのフィナステリドを主成分としています。
フィンペシアはジェネリック医薬品であるためプロペシアよりも安価となっています。そのため直接海外から個人輸入をして内服している方も認められます。
フィンペシアの主な副作用
フィンペシアの主な副作用は4つあります。
副作用①勃起機能不全
主な副作用の1つ目は勃起機能不全です。
勃起不全の副作用が出た場合はED治療薬を併用して対処することが可能です。
副作用②性欲減退
性欲の減退も主な副作用の1つです。
他のAGA治療薬と同様にフィンペシアは、男性ホルモンの調整を行うため性欲を減退させてしまいます。
副作用③肝機能障害
重篤な副作用の1つに肝機能障害が認められます。人間は肝臓によって薬剤を分解しています。
そのため、薬剤を使用することで肝臓にダメージを与えてしまい肝機能障害を発症する危険性が認められます。
健康診断などで肝機能の数値が悪い方は内服時に注意が必要となります。
▼フィンペシアによる肝臓への影響はこちら▼
副作用④蕁麻疹・かゆみ
蕁麻疹・かゆみなどの過敏症は薬剤に対してのアレルギー反応で生じます。
アレルギーを多く持つ体質の方は注意が必要です。
フィンペシアの副作用発生率は？
フィンペシアを使用による副作用の発生率は以下の通りです。
| 副作用 | 発生率 |
| 勃起機能不全 | 1.1% |
| 制欲減退 | 0.7% |
| 肝機能障害 | 0.1%以下 |
| 蕁麻疹・かゆみ | 不明 |
他のAGA治療薬などと比べて副作用の発生率に大きな差はありません。
フィンペシアを服用してから副作用が出るまでの期間は？
フィンペシアを服用してから副作用が出るまでの期間は、人によって差が大きく開いています。
そのため、公式にも副作用が出現する期間について言及されていません。
内服期間中はいつ副作用が出てもおかしくありませんので日々の体調に注意し、異変を感じたらすぐに医師へ指示を仰ぎましょう。
フィンペシアで副作用が発生した場合の対処法
薬の種類を変更する
副作用が発生した場合は薬の種類を変更することも検討しましょう。
同じ効果を持つ薬としてプロペシアやフィナステリド錠があります。
内服薬にも体に合う・合わないものがあります。ご自身のお体に合うものを見つけていきましょう。
量を少なくする
続いて内服量を少なくすることが対処法となります。
推奨される量は1日1錠(1mg)ですが、1日0.5mgなど半分に減量して様子を見てみましょう。
医師に相談する
ご自身で対処ができないと感じた際は医師への相談も検討しましょう。
現在はAGAスマクリなどオンラインで医師の診断が完結するサービスもあります。
病院を実際に受診するお時間などが取れない方や周りの目が気になる方にもお勧めです。
フィンペシアを副作用なく服用するための注意点
女性や子供の服用は禁忌
フィンペシアの主成分であるフィナステリドは女性や子供に対し有害な作用を与えると報告されています。
このフィナステリドはプロペシアと言う国内認証されているAGA治療薬と同じ成分になります。
厚生労働省の「プロペシアに関する注意喚起について」によると、
“妊娠中か、その可能性のある女性は、絶対にプロペシアの使用・錠剤への接触を禁止しています。”
使用する薬剤の注意点や禁止事項を把握してから内服を始めましょう。
フィンペシアは日本未承認薬のため海外輸入は危険
フィンペシアはインドのCipla社が出しているジェネリック医薬品です。
海外から個人が直接輸入して購入することができますが、この購入方法には注意が必要です。
厚生労働省の「医薬品等を海外から購入しようとされる方へ」によると、
“個人輸入された医薬品による健康被害については公的制度(医薬品副作用被害救済制度)の救済対象となりません。”
引用:厚生労働省の「医薬品等を海外から購入しようとされる方へ」
と見解を述べています。重篤な副作用が出た際に、全ての責任を負えなければならないという点は特に注意が必要です。
さらに
“不衛生な場所や方法での製造や正規のメーカー品を偽った、偽造製品の可能性がある”
引用:厚生労働省の「医薬品等を海外から購入しようとされる方へ」
と記載されており、せっかくAGA治療を期待して購入してもそれが原因で体調を崩す、また効果が期待できない可能性を孕んでしまいます。
ご自身の健康被害のリスクを踏まえてもフィンペシアを輸入して使用することは非常に危険であると言えます。
購入する際はクリニックで医師の処方を
フィンペシアを服用する際は医師の処方を受けましょう。
医師の処方の元で内服することで副作用など体に異変を感じた際に安心して受診・相談が可能です。
また、体の状態に合わせてフィンペシア以外のAGA治療薬なども紹介してくれます。専門家の意見の下で、より効果的にAGAを治療しましょう。
フィンペシア以外でのAGA治療法は？
薄毛予防なら育毛剤
育毛剤には、髪の毛の土台である頭皮の環境を整える効果があります。
どんなに栄養を外部から与えても元々の土台が崩れた状態では十分な効果は得られません。
まずは頭皮の環境を整える育毛剤を使用することも選択肢になるでしょう。
▼おすすめの育毛剤についてはこちら▼
薄毛を隠したいならかつら
全体的、または部分的な薄毛を隠したいのであればかつらの使用も検討しましょう。
時間をかけずに気軽に使用ができることがかつらのメリットです。
かつらには人工毛を使用したリーズナブルなものから、自然に仕上がる人毛のかつらなど様々な種類があります。
種類によって特徴や価格が大きく異なるため、自身が必要とする機能に合わせた検討が必要です。
▼かつらの付け方について詳しくはこちら▼
発毛したいなら他の発毛薬
その他の発毛剤を使用することも方法の1つです。科学的根拠に推奨されるAGA治療薬も存在します。
それはミノキシジルとフィナステリドです。日本皮膚科学会の男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版にこの2つの発毛剤についての科学的根拠が述べられています。
ミノキシジルは男女の脱毛症に対しての使用を強く勧めています。
今回紹介しているフィンペシアはフィナステリドを主成分をしており、男性が使用することに関しては強い科学的根拠が認められています。
しかし、先ほど紹介した通り女性は健康被害の恐れがあるため使用を禁止しております。
女性は発毛薬を使用する場合はミノキシジルが配合された発毛薬を使用しましょう。
AGAスマクリで相談・発毛治療
忙しくでクリニックに行く時間ももったいないし、また、ちょっと気後れもする… そんな方は、オンライン診療で完結し来院不要のAGAスマクリが便利です。
AGAスマクリでは「ミノキシジル5mg」と「フィナステリド1.3mg」を月額4,980円 (税込)で提供。どちらもAGA治療に推奨されているAGA治療薬です。
これらを医師の診断の下で処方しています。副作用の可能性がある場合には処方を行なっていないため、安心したAGA治療が可能です。
クリニックなどの店舗を多く持たないこと、テレビ・電車広告を行わないことで極力コストをカットしています。無駄なコストを徹底的に省くことで、月々4980円というかなりの安さでAGA治療に貢献しています。
以下、処方費用の表になります。 
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薄毛のお悩みに関してはスタッフによる無料オンライン相談を受けつけているので、少しでも興味のある方はまずはお気軽に相談してみませんか？
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フィンペシアは副作用に注意して医師の診療のもと服用を
フィンペシアの副作用について解説させていただきました。
ジェネリック医薬品であり、安価という点に目が引かれてしまいます。
しかし、副作用の危険性や医薬品副作用被害救済制度の利用ができないといった大きいデメリットもあります。
より安全に治療を進めていくためにも医師の診療のもとで服用をしていきましょう。
