フィナステリドはやばい?副作用や注意点、困った時の対処法は?

薄毛予防の効果が世界的に認められているAGA治療薬、フィナステリド。

抜け毛を減らす目的で使われている発毛薬ですが、今、一部のSNS上では「フィナステリドはやばい」などと心配される声が多いそうです。

ではなぜそのような心配の声があがるのか?

そこで今回の記事はそんなフィナステリドについて解説していきます。

この記事の要約
  • フィナステリドは最もスタンダードなAGA治療薬
  • フィナステリドがやばいといわれる理由は副作用がいくつかあるから
  • デュタステリドの個人輸入は粗悪品の可能性あり
  • 推奨できるAGAクリニックは、「AGAスマクリ」!初月無料で2ヶ月以降もずっと4980円
  • AGAスマクリは、オンライン診療に対応しているから手軽に受診&治療が可能!

監修医師

成田亜希子 医師

成田亜希子医師は日本内科学会、日本感染症学会、日本公衆衛生学会に所属。一般内科医として幅広い疾患の診療に向き合った後、医療系行政機関にて勤務をし、病院や診療所への行政審査、行政指導、介護行政、母子保健、精神福祉等を担当。

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そもそもフィナステリドとは

フィナステリドとは

フィナステリドとはプロペシアとも呼ばれており、AGA(男性型脱毛症)の進行を抑え、抜け毛を減らす作用があります。

世界40ヵ国以上で承認されており、AGA治療薬としては最もスタンダードな治療薬と言われています。

そもそもAGAとは、思春期以降、徐々に薄毛の症状が現れ髪の毛1本1本が細く柔らかくなり、前頭部、後頭部が薄くなってくる進行性の脱毛症のことをいいます。

この脱毛症には男性ホルモンが関与していると言われており、その発症率は20代で約10%、30代で約20%、40代で約30%、50代以降で約40%と年齢と共に高くなっていく傾向があります。

なぜ薄くなっていくかというと、髪の毛の成長期が通常では2年〜6年程続くところが、男性ホルモンの影響でAGAになると数ヶ月〜1年程しか続かなくなり、そのため十分に成長せず、細く柔らかい毛が増えていってしまいます。

その壊れてしまったヘアサイクルを通常のサイクルに戻し、AGAの進行を遅らせてくれるのがフィナステリドです。

フィナステリドがやばいといわれる理由

若者の間でフィナステリドがやばいと言われていると冒頭でお伝えしましたが、それは服用するにあたっていくつか副作用があるからです。

フィナステリドの副作用として挙げられるものについて代表的なものをいくつか説明します。

性機能障害

性機能障害

勃起不全、性欲減退、精液量の減少など男性機能障害が起こることがあります。
これはフィナステリドが男性ホルモンであるDHTの産出を抑制することが原因だと言われています。

稀ではありますが、服用を中止すれば症状は改善されるそうなので、心配だなと感じられたら医師に相談しましょう。

▼DHTの抑制方法についてはこちら▼

DHT(ジヒドロテストステロン)の抑制方法を徹底解説

抑うつ

抑うつ

こちらも非常に稀ではありますが、怒りやすくなったり、攻撃的になったり、重度の鬱状態になったりと症例があるそうです。

しかしフィナステリドの服用が原因で抑うつになるというはっきりとしたメカニズムは解明されておらず服用によるホルモンバランスの乱れが、抑うつ状態を引き起こしてしまうのではないかと言われています。

個人差はあるそうですが、少しでも異変を感じた場合は医師に相談しましょう。

肝機能障害

肝機能障害

肝臓に負担をかけてしまうことがあり、食欲不振や吐き気を催すことがあります。

稀な副作用とは言われていますが、継続して服用される際は定期的な血液検査を行うことをおすすめします。

もし全身の倦怠感や食欲不振、吐き気などの症状が出た場合は、無理に服用せず医師に相談しましょう。

▼フィナステリドによる肝臓への影響はこちら▼

フィナステリドは肝臓に副作用あり?

フィナステリドは正しく服用すればやばくない

ここまでフィナステリドを服用するうえでの注意点について説明しました。ここからは、フィナステリドの正しい服用方法について説明します。

フィナステリドは正しく使用するとAGA治療への大きい期待ができます。
ぜひ以下の服用方法を参考にしてください。

服用する量

服用する量

服用量は1日1回1錠です

薬といえば、食前か食後を決められている場合が多いですが、フィナステリドに関しては服用するタイミングは自由です。

なので飲み忘れを防止するためにも毎日時間を決めて飲むようにすると良いかもしれません。

服用量に関しては1日に1mgまでとされています。1錠ずつの内容量が0.2mgのものと、1mgのものがあるので飲み過ぎには注意しましょう

過剰に飲んでも効果が増すわけではありません

効果が出るまでの期間

効果が出るまでの期間

個人差がありますが、早い方では2ヶ月目から、遅くても6ヶ月目には効果を感じられるようです。
効果を感じるためには継続することが大切です。

髪のサイクルは数ヶ月から数年単位で成長していくため、すぐに効果は出ることはありません。
最低でも6ヶ月継続することが望ましいとされています。

ミノキシジルとの併用

ミノキシジル

フィナステリドには併用が禁止されている薬はありません

より効果的と言われているのが、ミノキシジルとの併用です。

ミキノシジルとは頭皮の血行を改善し、発毛効果を促すAGA治療薬です。もとは高血圧の薬でしたが、今では薄毛治療薬として幅広く使用されています。

フィナステリドで薄毛を予防しながら、ミノキシジルで発毛を促すことができるのでより高い効果が期待できると言われています。

医師からの併用の提案も多々あるそうで、AGAの進行度によって違ってくるそうです。

フィナステリドもミノキシジルもAGA治療薬として推奨率の高い薬なので、安全に服用することができます。

フィナステリドの入手方法

フィナステリドの入手方法として以下の2つがあげられます。

  • クリニックや病院で処方
  • 海外通販(個人輸入)

どちらにもメリット、デメリットがありますが、安心安全を求めるなら、クリニックや病院などで処方してもらいましょう。

それぞれについて説明します。

クリニックでの処方

クリニックでの処方

そもそも、フィナステリドは厚生労働省や日本皮膚科学会などから広くその効果を認められた発毛薬です。

そのため、日本では「医薬品」に分類されており、医師の処方がない限り、フィナステリドを服用することはできません。

AGAの専門クリニックや皮膚科などで医師の処方を受け、副作用等の発生の可能性が低いと判断された方が服用することができます。

国内のドラッグストアや通販では基本的に取り扱いがないので、まずは医師に相談することをお勧めします

クリニックや病院で処方される薬は安全性が確保されています

さらに通院する際に、ちょっとした相談や、体調の変化の相談などもできます。

「通院は面倒臭い」「クリニックって高そう…」とお考えの方でも大丈夫。

通院不要のオンライン診療で、フィナステリドとミノキシジルをセットで4980円で処方するクリニックもございます。

気になる方はぜひ確認してみてください。

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通販での購入

通販での購入

先ほど国内通販での取り扱いはないと記載しましたが、海外から個人的に輸入することでフィナステリドを価格を抑えて購入している方もいます。

通院することもなく、時間をとられることもないですが、その反面、リスクがとても大きいので推奨はできません。

通販で購入できるものは個人輸入代行という名目で海外から仕入れられており、そこには日本では認可のおりていない薬も含まれています。

偽物の薬が使われている可能性もあり、偽物の薬は、効果が薄かったり、逆に効果がありすぎたり、不純物が入っていたりなど健康に害を与える可能性があります。

継続的に続けるためにも、安心安全なものがベストですので、通販での購入は避け、クリニックや病院で処方してもらいましょう

フィナステリドを服用するうえでの疑問点

フィナステリドを服用するにあたって疑問点は多いと思います。

それらの疑問を1つでも多く解決できたらと思います。
ぜひ参考にしてください。

フィナステリドを使い始めて短い髪が抜けてきた

使い始めて短い髪が抜けてきた

使い始めてからしばらくすると、抜け毛が増えてくる傾向があります。

これは薬の副作用や、効いていないというわけではなく、初期脱毛というヘアサイクルを正常に戻していくための過程になります。

一時的なものであり、だいたい1〜3ヶ月程で止まると言われているので心配する必要はないでしょう。
あまり頭皮をいじらず、規則正しい生活を送りましょう。

効果が感じられない

効果が感じられない

臨床結果によるとフィナステリドを継続的に服用した男性では98%〜99%の確率でAGAの改善効果が見られています。

フィナステリドを服用してもAGAに効果が実感できないという方は以下に当てはまる可能性がございます。

  • そもそもAGAではない
  • 食生活が乱れている
  • ストレスがたまっている
  • 運動不足

などの原因があげられます。

フィナステリドはAGA治療以外では効果は期待できません

それに生活習慣の乱れでも、効果が薄れてしまうので思い当たる節があれば改善しましょう。

高くて継続できない

高くて継続できない

AGA治療は基本的に保険適用外であり、基本的にクリニック以外から入手することはできません。

【治療薬別 AGAクリニック費用相場】
フィナステリド 約7,000円
デュタステリド 約8,000~10,000円
ミノキシジル 約10,000円

こちらがAGAクリニックで処方される定番の治療薬3種類の相場です。

一番価格の安いフィナステリドであっても、診察代を含めると1ヶ月7000円〜10000円ほどの値段に…!

月々最低約7000円かかることになりますが、それに加え、初診料・再診料や外用薬、血液検査、カウンセリング代などもかかってくることもあります。

金銭面での負担を抑えるのであれば、オンライン診療のAGAクリニックで処方をすることをおすすめします。

実は、従来のAGAクリニックの相場が高いのは、クリニックの家賃や人件費がお薬代に上乗せされていることが原因。

そのため、オンライン診療に特化しているAGAクリニックであればコストカットによって相場の半額以下でプロペシアの処方も可能な場合も!

AGAスマクリではオンライン診療に特化した結果、プロペシアの主成分であるフィナステリドに加え、発毛効果のあるミノキシジルもセットで4980円で処方しております。

効果も感じられている場合には、費用の負担が原因で服用をやめてしまうと薄毛に逆戻りしてしまう可能性もあります。

一度、他のAGAクリニックを検討してみてはいかがでしょうか。

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個人で輸入して買ったら偽物だった、又は物が届かない

個人で輸入して買ったら偽物だった、又は物が届かない

通販で購入した際に、偽物であったり、注文した商品が届かなかったり、トラブルが多い傾向にあります。

そんなトラブルに見舞われた場合は相談窓口に連絡しましょう

  • 消費者ホットライン TEL 188
  • 国民生活センター  TEL 03-3446-1623
    (消費者ホットラインが繋がらない場合はこちらへ連絡可)
  • 消費者相談室    TEL 03-5651-1122

フィナステリド服用の注意点

フィナステリドはAGA治療において代表的な薬であり、効果も期待できますが、知識がない状態で服用するのはとても危険です。

そこで、以下ではフィナステリドを服用するうえでの注意点について説明します。

フィナステリドは女性や子供に害がある

女性や子供に害がある

女性や子供への効果・安全性は認められていないため、服用しないでください

特に妊娠中や妊娠の可能性がある女性は、
男児胎児の生殖器官等の成長に影響を及ぼす可能性があるので、注意が必要です。

グレープフルーツとの併用は避ける

服用中の食事で控えるものがある

フィナステリドを服用するうえで控えなければいけない食事があります。
いくつか説明します。

服用中はグレープフルーツを食べることを避けてくださいなぜかというと、グレープフルーツの成分により肝臓がうまく薬の毒素を分解できなくなり、薬が効きすぎたり、逆に薬の効果がうすくなったりしてしまうからです。

フィナステリドに限ったことではないですが、服用中はできるだけグレープフルーツを避けましょう。

フィナステリド服用中は献血できない

服用中は献血できない

フィナステリドを服用中に献血はできません。

AGA治療中の男性の血液が女性に輸血された場合、生まれてくる男子胎児の生殖器官などに影響を及ぼす可能性があります

そのため、服用中の献血はしないようにしましょう。

もし献血をする際は服用中止後、1ヶ月あけてからにしてください。AGA治療薬全てができない訳ではなく、治療薬の成分がフィナステリド以外のものであれば献血は問題ないそうです。

フィナステリドは未成年は服用できない

未成年は服用できない

AGA治療は原則20歳からになっています

基本的に未成年が服用できない理由は
フィナステリドは男性ホルモンを抑える効果があるため、発達段階で服用すると、発達に影響を及ぼす可能性があるからです。

その上、20歳以下の安全性、有効性は確立されていないため、服用する際は20歳を過ぎてからにしましょう。

フィナステリドは医師の診療のもと服用すればやばくない

AGA治療の王道薬として知られているフィナステリドですが、副作用の面から「やばい」と言われていることもわかりました。

しかし医師処方のもと相談をしながらであればフィナステリドの服用で効果的なAGA治療ができることも事実です。

最後に、「薄毛治療をより効果的に、さらにより続けやすく」という思いから、フィナステリドとミノキシジルを毎月4980円という価格で処方している、オンラインに特化したAGAクリニックを紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

フィナステリドを処方するオンラインクリニック「AGAスマクリ」

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抜け毛予防の「フィナステリド(プロペシア)」に加え、髪を生やす「ミノキシジル」をセットで処方しているのがAGAスマクリ。

毎月1〜2万円が相場のAGAクリニックの薄毛治療ですが、AGAスマクリでは月額4,980円 (税込)で「フィナステリド1.3mg」と「ミノキシジル5mg」を提供。診察代や送料もかかりません。

また、スマホ1つさえあればいつでもどこでも医師の診察・処方を受けられる、オンライン診療を導入。通院時間も不要で、全国どこに住んでいても処方可能です。

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