AGAの治療ではフィナステリドという薬がよく用いられています。
そんなフィナステリドの中でも、インドのシプラ社が販売しているフィンペシアという製品があり、現在ネットで購入できることをご存知でしょうか?
今回はインド製のフィナステリドの安全性や効果、副作用について解説していきます。
- インド製のフィナステリドはプロペシアのジェネリック薬
- 成分は同じフィナステリド、効果や副作用もほぼ同じと考えられる
- インド製のフィナステリドは日本では未承認の医薬品
- 未承認医薬品であるためリスクが多い
- フィナステリドを処方してくれるオンラインクリニックならAGAスマクリ
- AGAスマクリでは月々4980円で続けられる
監修医師
成田亜希子 医師
成田亜希子医師は日本内科学会、日本感染症学会、日本公衆衛生学会に所属。一般内科医として幅広い疾患の診療に向き合った後、医療系行政機関にて勤務をし、病院や診療所への行政審査、行政指導、介護行政、母子保健、精神福祉等を担当。
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インド製フィナステリドとは?
インド製のフィナステリドは冒頭でも説明した通りシプラ社という会社が販売しており、商品名は「フィンペシア」と言います。
成分はもちろんフィナステリドであり、日本ではAGA治療薬としてネット購入が可能な製品です。
インド製フィナステリド=フィンペシア
上記でも記載した通り、インド製のフィナステリドの商品名はフィンペシアと言い、プロペシアのジェネリック医薬品として用いられています。
インド製と普通のフィナステリドの違い
インド製であっても、日本製であってもフィナステリドの作用や副作用、注意する点は同じです。
ここではフィナステリドについて解説していきます。
インド製フィナステリド(フィンペシア)の効果
フィナステリドの効果についてはご存知の方も多いかと思いますが、AGA治療においては脱毛を抑制してくれる効果があります。
もともとは、前立製肥大症の治療薬として使われていたフィナステリドですが、男性ホルモンであるテストステロンを脱毛因子生成作用を持つジヒドロテストステロンに変換する酵素(5α還元酵素)を阻害する作用があることがわかり、AGA治療でも用いられるようになったのです。
インド製フィナステリド(フィンペシア)の副作用
フィナステリドの代表的な副作用も、日本製と変わらず以下のものがあげられます。
- 初期脱毛
- 性欲減退
- 肝機能障害
- 頭痛、めまい
- 腹痛
初期脱毛は、文字通り初期に脱毛が起こってくる副作用です。
しかし、この副作用は決して悪い副作用ではなく、フィナステリドが効果を発揮している証拠なのです。
フィナステリドは、髪の生え変わりサイクル(ヘアサイクル)を正常に戻す働きがあり、その過程で脱毛が起こるのです。
性欲減退は、明確な原因がわかっていません。
おそらくテストステロンとジヒドロテストステロンのバランスが乱れることが原因であろうとされています。
この性欲減退は、服用中止してからも継続したという報告も上がっていますので、注意が必要です。
肝機能障害については、避けては通れない副作用です。
というのも、フィナステリドは肝臓で代謝が行われる薬だからです。つまり、飲んでいる限り肝臓に負担はかかってしまうのです。
悪化すると黄疸が出たりという問題がありますが、医師の診察を受けながら服用していれば、検査値や経過を見ながら処方してくれるのでそこまで心配する必要はないと言えるでしょう。
頭痛、めまい、腹痛に関してですが、この副作用は他の薬でもよくあげられる副作用です。
また、体調によっても発現が変わってきますので、一概に薬のせいとは言い切れない副作用になります。
▼フィナステリドによる肝臓への影響はこちら▼
インド製フィナステリド(フィンペシア)の禁忌
フィナステリドと併用禁忌とされている薬は「CYP3A4阻害薬」と言われる薬です。
具体的には
- リトナビル
- エリスロマイシン
- フルボキサミン
- オメプラゾール
- ニューキノロン系抗菌薬
があげられています。
このCYP3A4とは酵素の一つであり、フィナステリドが代謝される際にもこのCYP3A4が用いられています。
つまり、CYP3A4阻害薬を併用してしまうとフィナステリドの代謝が行われなくなり、結果として副作用につながってしまうのです。
またサプリメントでは、「ノコギリヤシ」が入っているサプリメントは注意が必要です。
ノコギリヤシのサプリメントはAGA治療において服用している方も多いサプリメントですが、フィナステリドと同じ5α還元酵素を阻害する働きがあるのです。
つまり、併用することによって、効果が強く出ていまい、こちらも副作用につながりやすいのです。
これらの薬、サプリメントを服用している場合は、必ず医師に相談の上フィナステリドを服用するようにしましょう。
▼ノコギリヤシとの併用についてはこちら▼
インド製フィナステリドは国内未承認
インド製のフィナステリドは現在日本では未承認の医薬品です。
インド製のフィナステリドは国内未承認
国内未承認とはどういうことなのか。
これは、海外では医薬品として国からの認可が降りている一方、日本ではまだ医薬品としても認可が降りていない薬ということです。
もちろんこのインド製のフィナステリドを使って違法になるということではないですが、服用するに当たって理解しておくべきことがあります。
10分の1程度まで安くなるが個人輸入は危険
医師の診察なしにネットで購入すると処方箋をもらって薬をもらうより10分の1程度の値段で使用できることが多いです。
治療費が高いと言われるAGA治療では少しでも安く治療したいと誰もが思うはずです。
しかし個人輸入することは大変危険です。
健康被害を受ける可能性
薬であればある程度の副作用は考えられると思いますが、個人輸入で危険なことは成分が本当に正しいのか、という点です。
フィナステリドをネットなどで個人輸入した場合、販売ルートが不明確となります。
つまり薬の成分が正しいか、そもそも成分が入っているのか、ということが証明できないのです。
そのため、見当もつかない健康被害を受ける可能性が高くなってしまいます。
副作用が起きても保証制度がない
あまり知られていませんが、日本で承認されている医薬品には、医薬品副作用被害救済制度というものがあります。
この制度は、重大な副作用が起きた場合、救済給付してくれる制度です。
しかし、インド製のフィナステリドは日本で未承認の医薬品になるので、医薬品副作用被害救済制度が適応されないのです。
服用用量を理解していないと死のリスク
これに関しては、他のどんな薬でも言えることですが、過剰摂取は死の危険があります。
販売ルートが不明確な薬であればなおさら内容量の正確性も低いため、安心して服用することは難しいのではないでしょうか。
現状では国内取り扱いなし
インド製のフィナステリドは国内で未承認であり、取り扱いがなのが現状です。
しかし、ネットでは安価で購入することができます。
もちろん、日本で認可されていないだけで海外では使用されている薬ですので、使用の際はご自身で責任を持って自己判断で服用するようにしましょう。
フィナステリドの処方はAGAクリニックへ
では、フィナステリドを安全に使用できる一番の方法はなんなのでしょうか。
それは、医師の診察を受け、処方箋に基づいた医薬品を服用することです。
処方箋医薬品は販売ルートも明確なのであり、国からの認可を受けているので安心して服用することができるでしょう。
しかし、病院に通う時間もお金もない、という方もいらっしゃるかと思います。
そんな方におすすめのAGAスマクリについて解説していきたいと思います。
AGAスマクリとは
AGAスマクリとは、初回からオンライン受診可能なAGA専門のオンラインクリニックです。
今回紹介しているフィナステリドとセットで服用することで、より効果が得られるミノキシジルを処方してもらえます。
さらに、24時間オンライン予約可能ですので、忙しい方や、遠方の方も気軽に受診することができます。
▼オンライン診療の流れはこちら▼
AGAスマクリの料金プラン
通常、AGA治療を行うとなると、診察代、薬代、サプリメント代などを含め月々1.5〜2万円程度が相場と言われています。
この金額が、最低でも6ヶ月間毎月かかってくるのです。
一方、AGAスマクリでは、診察代、薬代で月々4980円(初診料別途1000円)。
さらに今なら、初回1ヶ月無料キャンペーン(初診料含む)を行っているため、AGA治療を始めるか迷っている方はまず相談してみてはいかがでしょうか。
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フィナステリドは個人輸入は危険!医師の処方のもと治療を!
今回は、インド製にフィナステリドについて、その危険性や効果、副作用を解説してきました。いかがだったでしょうか。
フィナステリドを服用開始する際は、個人輸入ではなく、医師の処方のもと国の認可を受けている薬で治療を開始しましょう。
そしてもし何か気になる症状などがあればすぐに医師、薬剤師に相談するようにしましょう。