バルデナフィルによるED治療
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バルデナフィルとは
バルデナフィルは、ED(勃起不全)治療薬「レビトラ」の有効成分です。PDE5阻害薬の中でも即効性に優れ、服用後約15〜30分で効果が現れ始めます。効果の持続時間は約4〜6時間で、食事の影響も比較的受けにくいとされています。性行為のタイミングに合わせて服用する頓用タイプの治療薬として、必要な時に素早い効果を求める方に適しています。
バルデナフィルは先発薬「レビトラ」の有効成分として2004年に日本で承認されたPDE5阻害薬です。PDE5への選択性が非常に高く、他のPDE5阻害薬と比較して少量で強い効果を発揮するのが特徴です。即効性に優れ、服用後15〜30分で効果が現れ始めるため、性行為の直前でも対応しやすい治療薬です。なお、レビトラの先発薬メーカーは2021年に日本での販売を終了しましたが、ジェネリック薬(後発医薬品)として継続的に供給されています。
※本ページの医療情報は日本泌尿器科学会「ED診療ガイドライン第3版」および各製薬企業の添付文書に基づいています。
作用機序
PDE5はこのcGMPを分解する酵素であり、バルデナフィルはPDE5阻害薬に分類されます。性的刺激を受けると陰茎海綿体を含む血管内にcGMPという物質が生成され、血管が拡張して勃起が起こります。PDE5はこのcGMPを分解する酵素であり、バルデナフィルはその働きを選択性高く阻害することで短時間に十分な勃起が可能になります。少量で効果を発揮するのが特徴です。
臨床試験では、バルデナフィルの血中濃度は服用後約45分でピークに達し、PDE5阻害薬の中で最も早い効果発現が確認されています。また、PDE5に対する選択性がシルデナフィルの約10倍と報告されており、少量で十分な効果を発揮します。国際勃起機能スコア(IIEF)による評価では、プラセボ群と比較して有意な改善が示されています。
当院での処方
服用方法
バルデナフィルは性行為の約30分〜1時間前に服用します。空腹時に服用するとより早く効果が現れやすくなります。1日1回を限度とし、次の服用まで24時間以上あけてください。用量は医師が症状に応じて決定します。
デイリータダラフィルが毎日服用してタイミングフリーで使用するタイプであるのに対し、バルデナフィルは必要な時だけ服用する頓用タイプです。即効性が高く(15〜30分で効果発現)、効果持続時間は4〜6時間です。性行為の頻度が少ない方や、計画的に使用したい方に適しています。
患者様の症状や体質に合わせて、医師が最適な用量を判断し処方いたします。お薬は最短翌日にご自宅へお届けします。
副作用・注意事項
⚠ ほてり・紅潮
発現率10%以上。最も報告頻度の高い副作用です。血管拡張作用によるもので、通常は一時的です。
⚠ 頭痛
発現率5〜10%。血管拡張に伴う頭痛で、多くは軽度です。持続する場合は医師にご相談ください。
⚠ 鼻づまり
発現率1〜5%。鼻腔の血管拡張によるものです。通常は数時間で改善します。
⚠ 消化不良
発現率1〜5%。胃のむかつきや不快感を感じることがあります。
⚠ 視覚異常
まれに青みがかって見える、光に対する過敏性が報告されています。症状が出た場合は直ちに服用を中止し、医師にご連絡ください。
重要な注意事項
硝酸剤(ニトログリセリン、硝酸イソソルビド等)との併用は禁忌です。重篤な血圧低下を引き起こす可能性があります
QT延長症候群の方、クラスIA・クラスIIIの抗不整脈薬(キニジン、プロカインアミド、アミオダロン、ソタロール等)を服用中の方は使用できません
心血管系の疾患がある方は必ず事前に医師にお伝えください
グレープフルーツジュースとの同時摂取は薬効に影響を与える可能性があるため、お控えください
副作用が気になる場合は、担当医師にご相談ください。症状に応じて用量の調整や薬剤の変更を行います。
※本記事は医師監修のもと作成しています。記載内容は一般的な医学情報であり、個別の診断・治療を目的としたものではありません。
監修: 医療法人社団ウェルパートナー