育毛効果が期待されている、「育毛剤配合成分キャピキシル」の効果と副作用をまとめてみました！
薄毛・ハゲにお悩みの方は「育毛剤配合成分キャピキシル」の効果や副作用を理解した上で、利用を検討されてみてはいかがでしょうか..?
監修医師
成田亜希子 医師
成田亜希子医師は日本内科学会、日本感染症学会、日本公衆衛生学会に所属。一般内科医として幅広い疾患の診療に向き合った後、医療系行政機関にて勤務をし、病院や診療所への行政審査、行政指導、介護行政、母子保健、精神福祉等を担当。
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キャピキシル、ノコギリヤシ、センブリエキス・・・
薄毛や抜け毛、本当に悩ましいですよね・・・。
ノコギリヤシやセンブリエキス、ヒオウギエキス等、最近では頭皮環境の改善や抜け毛の防止に効果が期待できると言われる育毛成分を多く耳にします。
その中でも「キャピキシル」という、注目の育毛成分をご存知ですか？
高い効果が期待される育毛成分ですが使用する際にはキャピキシルの効果や副作用をしっかりと把握することが大切です。
キャピキシルとは？
キャピキシルはカナダのLUCAS MEYER COSMETICS社という化粧品開発会社で作られた育毛効果のある成分です。
主な成分は「アカツメクサ花エキス」や「アセチルテトラペプチド3」です。
アカツメクサに含まれている「ビオカニンA」はAGA （男性型脱毛症）の治療薬であるプロペシアにも含まれている成分です。
「ビオカニンA」は、AGAの原因となる男性ホルモンの5αリダクターゼの働きを阻害する効果があるんです。
その働きにより抜け毛の原因となるDHT（ジヒドテストロン）の生成を抑えます。
キャピキシルは天然の成分を使用しているので深刻な副作用はないと言われています。
しかし稀に天然成分などにもアレルギー症状を起こす方もいるのでアレルギー体質の方がご使用になる場合は注意が必要かもしれません。
アレルギーが出てしまった際には速やかにお医者さんに見てもらってください。
キャピキシルにはどんな効果があるの？
① 抜け毛を予防する
キャピキシルに含まれているアカツメクサの「ビオカニンA」が抜け毛の原因となるDHTの生成を抑える効果があります。
この「ビオカニンA」はプロペシアにも含まれている成分です。
② 頭皮の炎症を修復する
キャピキシルに含まれている「アセチルテトラペプチド3」はグロースファクター（成長因子）と呼ばれる成分の一種です。
その細胞修復効果は、なんと切断された四肢を修復させたり、火傷などで傷んだ皮膚を修復させるほど。
その「アセチルテトラペプチド3」の働きにより傷んでしまっている頭皮を修復し健康な頭皮にすることで髪の毛が抜けにくくなるという効果があります。
③ 毛母細胞を活性化させる
細胞の修復効果のある、上述のアセチルテトラペプチド3は、弱くなってしまった毛母細胞を復元させる効果があります。
毛母細胞が活性化されることで、髪の毛の生成を促進させることができるようになると言われています。
こんな人におすすめ！
① 他の育毛剤では炎症を引き起こしてしまった人
キャピキシルは頭皮に優しく、さらには頭皮の炎症を抑える効果もあります。
他の育毛剤では刺激が強かった人にはオススメです。
頭皮のトラブルによって抜け毛が増えたり、薄毛になってしまっている人もキャピキシルを使用することで、頭皮の炎症を抑え育毛や発毛の効果を期待することができます。
ただし、ひどく炎症を起こしている場合は使用しないでください。
また、キャピキシル配合の育毛剤でもそれ以外の成分で炎症を引き起こしてしまう場合もあるので注意してください。
② ミノキシジルでは効果を得られなかった人
キャピキシルはミノキシジルの3倍の効果があると言われています。
そのためミノキシジルでは育毛の効果を得られなかった人でも効果を期待することができます。
③ AGAによる薄毛や抜け毛
キャピキシルにはAGAの原因でもあるDHTの生成を抑える効果があります。
そのためAGAが原因で抜け毛が増えたり、薄毛になってしまっている人はキャピキシル配合の育毛剤を使用することでそれらの改善を導きます。
キャピキシルには副作用はあるの？
AGAの治療薬であるミノキシジルやプロペシアは場合によっては副作用を引き起こしてしまう可能性があります。
しかしキャピキシルは植物由来の成分で、配合されているビオカニンAはイソフラボンの一種です。
またアセチルテトラペプチド3はタンパク質の一種ですので、体に優しい生成となっています。
キャピキシルの主な成分はこの2つであることから、ほとんど副作用はないと言われています。
キャピキシルを使用することで使用初期に髪の毛が抜けることがありますが、これは初期脱毛というこれから健康な髪の毛が生えてくるサインで、副作用ではありません。
安心して使用を続けてください。
キャピキシルの使用方法
① 育毛剤を使用する
育毛剤の中にはキャピキシルが配合されている商品があり、それらを使用することで薄毛対策ができます。
主な商品として[Deeper3D]や[ポラリス]、[ボストンスカルプエッセンス]、[ザスカルプ5.0c]などがあげられます。
残念なことに現段階ではキャピキシルの原液を日本で購入することができません。
そのためキャピキシルを使用したい場合には育毛剤や育毛シャンプーを使用するしかありません。
② 育毛剤シャンプーを使用する
育毛シャンプーの中には、キャピキシルが配合されている商品もあります。
育毛シャンプーとは育毛をサポートするシャンプーです。
キャピキシルが配合されている育毛シャンプーを毎日使うことで育毛の効果を期待できます。
こんな人は使用を控えたほうがいいかも・・・
① 頭皮の細胞が完全に死滅している人
頭皮の細胞が完全に死滅してしまっている人は、キャピキシルを使用しても効果を期待することはできません。
薄毛になってしまい、長年髪の毛が生えてこない人は、専門のクリニックで相談をするようにしましょう。
② すぐに効果を実感したい人
キャピキシルは最低でも半年間使用しないと効果を得ることができないと言われています。
またキャピキシルを使用することで初期脱毛が起こる可能性があるためすぐに効果を実感したい人には向いていません。
しかしこれはキャピキシルに限らず、育毛剤全般に言えることです。
辛抱も大切です。
③ 肌が敏感な人
キャピキシル自体に副作用の心配がなくても、キャピキシルを配合している育毛剤やシャンプーのその他の成分で頭皮の荒れや炎症を引き起こしてしまう可能性があります。
肌が敏感で弱い人はよく成分を見て使用しましょう。
効果と副作用をしっかり理解してキャピキシルを使用しましょう！
このようにキャピキシルはミノキシジルと似たような効果があるのに、副作用が少ないという画期的な育毛効果をもつ成分となっています。
この記事を読んでキャピキシルが気になる人は是非試してみてください。
キャピキシルを使用する際には短期間で効果を得ようとするのではなく長期間自分のペースで使用するように心掛けましょう。
より効果の高い薄毛治療を行うなら
ミノキシジルの3倍の育毛成分といわれる『キャピキシル』配合の育毛剤、かなり効果が期待できそうですね。
しかし、育毛剤は外用薬で頭皮の外側から毛根にアプローチします。
やはり、発毛有効成分を配合している発毛剤は、内服タイプの方が身体の内側から有効成分を吸収できるため、より高い発毛効果を発揮すると言われています。
このような発毛薬はAGA専門のクリニックや皮膚科等で処方してもらえます。
AGAスマクリなら診察から発毛薬の処方までオンラインで完結できるので、忙しいあなたにもおすすめです。
薄毛の治療ならAGAスマクリ
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実際のAGA治療では、抜け毛を抑えて髪を生やす、この2種類の発毛薬を処方しているのがAGAスマクリです。
毎月1〜2万円が相場のAGAクリニックの薄毛治療ですが、AGAスマクリでは月額4,980円 (税込)で「フィナステリド1.3mg」と「ミノキシジル5mg」を提供。診察代や送料もかかりません。
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