少しでも早く育毛したい。そんな理由からつい育毛剤を説明書にある量よりつけすぎてしまう方がいます。
でもそれは危険なのです。育毛剤を使用する際は常に適量を心がけなければいけません。
もし育毛剤を多用しすぎるとどうなってしまうのでしょう。
今回の記事ではそれを解説します。
監修医師
成田亜希子 医師
成田亜希子医師は日本内科学会、日本感染症学会、日本公衆衛生学会に所属。一般内科医として幅広い疾患の診療に向き合った後、医療系行政機関にて勤務をし、病院や診療所への行政審査、行政指導、介護行政、母子保健、精神福祉等を担当。
- 来院不要！オンラインで完結するから便利！
- 初回1ヶ月目はお得なお試しコースをご用意！
- 24時間いつでも受付中！思いたったときにいつでも予約可能！
- 無料のオンライン相談は、お気軽に！
育毛剤を多量に使用してしまうと……！
ちゃんとしたところで販売されている育毛剤は効果に期待ができ、なおかつ刺激が少ないものが増えてきているようです。
効果的で安全ならば遠慮することなく使用できますよね。
だからって、大量の育毛剤を使用して少しでも多くの効果を得ようとしている人はいませんか？
育毛剤の多用は決してオススメしません！
その理由をこれから説明していきます。
育毛剤はつけすぎたところで、いいことはありません。
より多くの効果を得たいと誰しもが思います。
しかし、育毛剤を大量に使用することがより多くの効果を得ることにつながるわけではありません。
実際に育毛剤を大量に使用してしまっている人もいるようです。
育毛剤はなぜつけすぎてはいけないの？
ここでなぜ育毛剤をつけすぎてはいけないのか説明していきます。
それは3つの点から良くないからです。
- 育毛効果
- 財政面
- おしゃれ
これらについて詳しく解説します。
どれも見逃せない問題が育毛剤のつけすぎによって起こってしまいます。
なにごとも適量が大事なのです。
1.育毛効果
なぜ育毛剤をつけすぎてはいけないかの最大の理由は育毛効果にあります。
育毛剤の効果は、働かなくなった毛母細胞や細くなった毛髪を太くするために刺激を与えることで育毛を促します。
または栄養が不足して弱った細胞を回復させるため栄養を送り込んだりします。
育毛剤を適量使う分には問題ありませんが、多くつけてしまうと通常より強い刺激や栄養過多になってしまうのです。
強すぎる刺激は却って脱毛の原因になってしまいますし、栄養が多過ぎると炎症などを引き起こしてしまいさらなる脱毛につながる可能性があります。
2.財政面
この問題については簡単に理解できるでしょう。
一度に多く使用すれば育毛剤が通常より早くなくなってしまいます。
つまりそれだけ育毛に使う費用が高くなってしまうということです。
けちけち使ってしまっても効果は薄くなってしまいますが、多量に使用すればその分育毛剤の消費が増えてしまいます。
余計なお金がかかってしまうということです。
3.おしゃれ
育毛剤には使用した時の独特の感触や臭いがあるものがあります。
育毛剤を多量に使用した場合どうなってしまうでしょうか。
高級な香水でもつけすぎれば台無しになるように、育毛剤の臭いが染みついたような状態になってしまいます。
また育毛剤のベタつきから髪のボリューム感がなくなってしまいます。
これでは異性の前に出ることなんてできません。
自分の嗅覚では慣れてしまって気づかないので、人中で注目を集めるようなハメになってしまいます。
こんな人は育毛剤のつけすぎに特に注意しましょう
上述したように育毛剤をつけるとさまざまな問題が発生してしまいます。
もちろん誰であっても育毛剤のつけすぎはオススメできませんが、その中でも以下に挙げるタイプの方はさらなる警戒が必要です。
1.肌が弱い方
敏感肌や乾燥肌などの肌が弱い方は特に育毛剤のつけすぎはリスクがあります。
もともとが育毛剤には刺激物が入っていることが多いので、適量でない場合、炎症になったりフケが大量に出たりします。
その上、皮膚が刺激に弱いと、もともと弱っていた頭皮の細胞がさらに弱まることになり、脱毛を促進することになってしまいます。
これでは元も子もありませんよね。
育毛剤の種類によっては弱い頭皮を守るために保湿成分などを持っているものがあります。
しかしこの場合もつけすぎは厳禁です。コップ一杯の水で充分なところを溢れるほど水を注ぐようなことになってしまいます。
皮膚の表面が水分で柔らかくなり、髪がしっかりと根を張ることができなくなり、やはり脱毛が進行してしまいます。
2.無駄遣いが嫌いな方
これまでの説明通り、育毛剤をつけすぎるのはまったくの無駄です。
効果が上がるどころか脱毛の原因になりかねません。
そしてお金の無駄遣いをしていることにもなります。
お金を惜しむつもりはないが、無駄遣いは嫌いという方はお金を有効に遣うためにも育毛剤のつけすぎは止めましょう。
無駄どころか逆効果を買っているようなものなのですから。
育毛剤をつけすぎないために注意すべきポイント！
育毛剤をつけすぎないようにするためにはどうすればよいのでしょうか？
具体的な育毛を使用する際に注意すべきポイントを育毛剤の容器の形に注目してまとめてみました。
⑴ボトルタイプの場合
おそらく育毛剤で一番多いタイプの容器ではないでしょうか。
ヘアトニックのようにハゲた部分に目がけてふりかけるタイプのものです。
説明書には「～回ふりかけて」と書かれているでしょう。その回数分振ってくだされば良いのです。
容器から上手く出ていないような気がしてもっとふりかけたくなることもあるでしょう。
そのような場合、2～3回程度なら製造元も想定の範囲内に入るでしょうから使っても問題ありません。
安全性の確保のため、説明書に書かれている回数は多少多めに使用しても安全の圏内に収まるように書かれているからです。
しかし10回以上もふりかけるとなるとさすがにやり過ぎです。
常識の範囲内ならば多少の使い過ぎは大丈夫です。
⑵ポンプタイプの場合
シャンプーのようにポンプがつけられているタイプです。
このタイプの育毛剤の場合、ポンプを1回プッシュするごとに決まった量が出るので、簡単で手間いらずです。
これも当然、説明書に従った回数をプッシュして使用してください。
その量に物足りないと感じた方は1回程度なら回数を増やしてもつけすぎまではいかないでしょうが、だからといって効果が上がるわけではないということを覚えておいてください。
説明書通りの回数で充分なように作られています。
⑶スポイトタイプの場合
少数ですがスポイトタイプの育毛剤があります。
有名な育毛剤にも採用しているものがあります。
スポイトタイプは育毛剤の容器からスポイトの目盛りまで液を吸い込み、それをハゲの部分に差すというものです。
いきなりピッタリと規定量に合わせるのは難しいでしょうから多めに吸い込んで、目盛りまで液を容器に戻すようにすればいいでしょう。
育毛剤はつけすぎることなく、適量で使用しましょう
なにごともほどほどが肝心。これは育毛剤にもいえることです。
過ぎたるは及ばざるが如し。これも育毛剤にいえることです。
変に力をいれたりせず、力を抜いて育毛をしましょう。
急がばまわれ、の精神でいきましょう。
本格的に薄毛治療をするならクリニックの受診を
どんなに効果のある育毛剤でも使い方を誤って、逆に悪化してしまった…なんて嫌ですよね。
また、育毛剤自体は薄毛が進行している方にはあまり効果が期待できません。
なぜなら発毛効果のある成分は配合されていないからです。
本格的に薄毛の治療がしたいという方にはクリニックで医師に相談しながら薄毛治療を行うのが効果的です。
AGAスマクリではオンライン診療が可能なので、忙しい方や行くのが少し億劫だなと感じる人方にもおすすめですよ。
薄毛の治療ならAGAスマクリ
AGAスマクリでは、オンライン診療だけでなく薄毛や抜け毛、AGA処方薬に関する相談を、いつでも受け付けています。
実際のAGA治療では、抜け毛を抑えて髪を生やす、この2種類の発毛薬を処方しているのがAGAスマクリです。
毎月1〜2万円が相場のAGAクリニックの薄毛治療ですが、AGAスマクリでは月額4,980円 (税込)で「フィナステリド1.3mg」と「ミノキシジル5mg」を提供。診察代や送料もかかりません。
また、スマホ1つさえあればいつでもどこでも医師の診察・処方を受けられる、オンライン診療を導入。
通院時間も不要で、全国どこに住んでいても処方可能です。
以下、処方費用の表になります。
また、今なんとAGAスマクリは、より多くの方にAGA治療を体験していただけますよう「初月無料」で発毛薬を処方しています。
薄毛のお悩みに関してはスタッフによる無料オンライン相談を受けつけているので、少しでも興味のある方はまずはお気軽に相談してみませんか？
