ザガーロとミノキシジルは併用しても大丈夫？【注意点あり】

薄毛治療薬のミノキシジルやザガーロといえば、薄毛でお悩みの方にとっては希望の星。
「薬で悩みを解消できるのなら、ぜひ使ってみたい」という方も多いのではないでしょうか？

そこで、気になるのが「この2つを一緒に飲むと効果は変わる？」というところ。
とはいえ、医薬品を併用するのは身体への影響が大きそうで不安ですよね。

ということで、この記事ではザガーロとミノキシジルは併用できるのかについて、詳しくご説明していきます。

そのため、ザガーロとミノキシジルは併用することができます。

また、2つの治療薬はそれぞれ違った方法で薄毛にアプローチします。
そのため、薄毛の対策としても有効なのです。

それでは、ザガーロとミノキシジルの効果をそれぞれ詳しく見ていきましょう。

ザガーロはAGA（注1）と呼ばれる男性型脱毛症の治療薬として認可されている医薬品です。

主成分のデュタステリドは、AGAの原因であるDHT（ジヒドロテストステロン）という男性ホルモンの産生を防ぐ働きがあります。
これによって薄毛の進行を抑えます。

発毛効果も認められています。
しかし、どちらかというと抜け毛を抑えて薄毛の進行を止める働きが特徴です。
注1：思春期を過ぎた男性に現れる薄毛の症状。前頭部や頭頂部から薄毛が進行するのが特徴。

ミノキシジルは血行の促進や、毛乳頭細胞（髪の成長をつかさどる部分）を刺激することで発毛効果が期待できる成分です。

頭皮に塗る外用のものと、錠剤を飲む内服のものがあり、国内では外用薬のみ認可されています。
こちらは薄毛の進行を抑えるというより、新たな髪を生やすことで薄毛を治療していくという特徴があります。

つまりこれら2つを併用することでザガーロで薄毛の進行を抑えます。
また、ミノキシジルで新たに髪を生やす効果が期待できるというイメージです。

ただし、それぞれの作用が同時に働くだけです。
そのため、「お互いの効果が高まるわけではない」という点は理解しておいてください。

併用する際に注意すべきポイントとして代表的なのは、副作用のリスク。
ザガーロもミノキシジルも医薬品であります

そのため、どちらも当然“副作用が現れる可能性”があります。

そして、そんな医薬品を併用するということは、その副作用のリスクも高まるということ。
もちろん、全員に副作用が現れるわけではありません。

しかし、確実にそのリスクは潜んでいます。

併用すれば高い効果が期待できるのは事実です。
しかし、このようなリスクもしっかりと理解した上で判断しましょう。

ザガーロやミノキシジルは、原則として薬剤師や医師の許可がなければ購入できません。
ですが、個人輸入を用いればネットを介して安価に購入することもできます。

その手軽さから安易に利用されることも多いのです。
しかし、個人輸入は偽造品の流通が問題視されています。

偽造品には効果が期待できないばかりか、思いがけない副作用のリスクの可能性も…。
ザガーロやミノキシジルをお求めの方は、必ず医師や薬剤師に相談するようにしましょう。

ザガーロとミノキシジルの入手方法は…？

ザガーロとミノキシジルは、発毛効果を認められた「医薬品」であるため、医師の処方が必須となります。

まずはAGA専門のクリニックか、皮膚科でご相談してみてはいかがでしょうか。

この記事でご紹介した内容を簡単にまとめると、以下の通り。

どちらも薄毛治療の効果を認められた医薬品ではあります。
しかし、作用の仕方については個人差がありますし、それに伴うリスクもあります。

誤った認識で副作用などに悩まされないためにも、正しい知識を持ってAGAをケアしていきましょう！