アメリカで開発され、日本でもよく使われるようになってきました。
監修医師 成田亜希子 医師 成田亜希子医師は日本内科学会、日本感染症学会、日本公衆衛生学会に所属。一般内科医として幅広い疾患の診療に向き合った後、医療系行政機関にて勤務をし、病院や診療所への行政審査、行政指導、介護行政、母子保健、精神福祉等を担当。
プロペシアを夜服用する人は晩酌に注意すべき！
薄毛が気になってくる年代といえば、働き盛りの人も多いはず。
当然のこと飲み会などのお酒の場面も増えますよね。
晩酌派の人も多いでしょう。
でも、飲み続けることが大切と言われるプロペシア、アルコールと一緒に摂取しても大丈夫なのか、心配ですよね。
安全にハゲ対策をする為に必要な、アルコールとプロペシアの関係についてまとめました。
きちんと理解して、上手に薄毛対策をしていきましょう！
プロペシア服用とアルコールの危険な関係
プロペシアをハゲ対策として飲む時、ほとんどの人の体は元気で普通の生活をしています。
1日1回、長期間飲む必要のある薬なので、だんだん薬というよりもサプリメントを飲んでいるような錯覚に陥りがちです。
その結果、アルコールをいつも通り、またはそれ以上の量飲み続けたり、お酒で錠剤を流し込んだりという危険な事をする人もいます・
薬であるプロペシアを飲んでいる時は、アルコールの摂取にも十分に配慮しないと、危険な事もあります！
プロペシア服用時にアルコールの摂取はなぜダメなの？
プロペシアを処方するクリニックや製薬会社によると、必ずしも飲酒が絶対ダメ！というわけではないようです。
ですが、一部にアルコールとの組み合わせで体を悪くするというケースがあるという話も！
ハゲを治す為に、体を壊しては意味がありません。
なぜ、プロペシア服用時にアルコールを飲んではいけないのか、その理由を①〜③にまとめました。
①肝臓に負担がかかるから
プロペシアには、一般に頭皮につけるタイプの育毛剤などとは決定的に違う点があります。
それは体の中から直接、ハゲの原因になる物質に働きかける事。
その際に、プロペシアの成分は肝臓で処理されるそうです。
アルコールも、もちろん肝臓で処理されますよね。
プロペシアの分解に肝臓が頑張っている時に、大量にアルコールが入れば、当然肝臓はオーバーワーク状態に陥ります。
プロペシアとアルコール、どちらも肝臓に負担をかけている事を忘れてはいけません。
▼プロペシアが肝臓に与えるダメージはこちら▼
②服用のスケジュールを守れない事があるから
楽しい飲み会や、どうしても外せない接待などのアルコールを摂取する機会がよくある人は気をつけましょう。
せっかく処方されたプロペシア、きちんと服用していますか？
プロペシアは１日１回とはいえ、毎日、長期間にわたって服用する事で効能が期待できるものです。
「夜に飲むつもりが、飲み会で飲み忘れてしまった・・」 「二日酔いだから薬なんか飲めない！」
なんて事があると、せっかくの効果に期待できませんよ！
③まだアルコールとの関係を示すデータが少ない？
「プロペシアは、重篤な副作用を引き起こす心配はない」というのが一般的な医者や製薬会社の見解のようです。
しかし、医薬品の臨床試験をする際には通常「アルコールを摂取している状態の人」には行いません。
という事は、アルコールとプロペシアの関係が必ずしもはっきりわかっているとはいえないのです。
プロペシアの服用しているこんな方は注意しましょう！
プロペシアは立派な薬です。医師や薬剤師からきちんとした説明を受け、用法を守って飲む事が重要です。
ですが、以下の①〜③に代表されるタイプは特に注意が必要です。自分も当てはまると思ったら、気を付けましょう。
①個人輸入で手に入れた人
プロペシアは本来、医師の診察を受けて処方してもらう薬でした。
ところが、最近はジェネリック医薬品としても発売され、手に入れる為のハードルが低くなっているようです。
また、ネットでは個人輸入もできるという話もあります。
そういった方法で手に入れた場合は医師から服用に関する注意点の説明などが受けられませんね。
アルコールと一緒に飲んだ時に具合が悪くなった場合、気軽に相談できないデメリットもありますね。
個人で入手した人は、決められた量を飲むなど基本的な事を守るのはもちろんのこと、アルコールと一緒に摂取することにも自分で気を付けましょう。
▼個人輸入がおすすめでない理由について詳しくはこちら▼
②大酒呑みな人
アルコールもプロペシアも、肝臓で分解されることは先ほど説明しました。
プロペシアの効能をきちんと発揮させる為にも、長くお酒を楽しむためにも、必要以上に肝臓に負担をかける事は避けたいものですね。
そのため、飲み過ぎは厳禁！
多量のアルコールとプロペシアを一度に処理するのは、肝臓にとって大きな仕事です。
健康診断で肝臓の数値が悪かった人は、特に気を付けましょう。
おおざっぱな人
薬というものは、決められた量を決められた回数、服用することが大切です。
もちろん、プロペシアも同じ事が言えます。
プロペシアは一定期間の間、毎日飲み続ける事が必要だそうです。
それだけでも大変なのに、おおざっぱな人は、ちょっとアルコールが入ったら飲み忘れたり、逆に飲みすぎてしまうという可能性も。
薬の管理は特に、しっかりしましょう。
アルコールが絶対にダメというわけではありません
今までのところ、必ずしもプロペシアとアルコールの摂取が、すぐに人体に危険を及ぼすというデータはまだないようです。
お酒好きの人や、接待等で酒席を避けられないという人には朗報ですね！
でも、やはり気を付けないといけない事も。プロペシアを飲みつつも上手にアルコールと付き合うコツを、⑴〜⑶にまとめましたので参考にしてください！
⑴休肝日を設ける
プロペシアとアルコールの摂取に関しては、何といっても肝臓への負担が大きい事が問題でしたね。
飲み方を工夫し、できるだけ肝臓への負担がかからないようにすることが大切です。
一度に飲み過ぎない事は上の項目でも述べましたが、週２日かそれ以上休肝日をつくるのが有効です！
晩酌派の人にとっては難しいかもしれませんが、プロペシアを飲んでいる期間だけでも・・と自分に言い聞かせてください。
ハゲ改善のためなら！と、フサフサになった自分をイメージし頑張りましょう！
⑵プロペシア服用の記録をつける
アルコールを摂取する機会が多い人は酔っぱらって、うっかりプロペシアを飲み忘れてしまうリスクがある事はすでに述べました。
実はプロペシアを飲んだのに、飲んでないと思って重複してしまうのもよくないです！
そんな時のために、飲んだら手帳などにチェックをつける習慣をつけると管理しやすいと思います。
シラフの時に、錠剤の残数をチェックしておけば、飲んだ正確な数がわかるので良いのではないでしょうか。
⑶プロペシアを飲む時間を工夫する
お勤めの人など特に、忙しい朝や、外で食べる昼食時よりも夜に家でプロペシアを飲もうと思われるのではないでしょうか。
しかしアルコールとの同時摂取になる事を考えたら、朝や日中に飲む習慣をつける方が安心です。
プロペシア服用の時間帯について、医師から指示があればそちらに従ってください！
プロペシアの購入方法
プロペシアやミノキシジルなどの発毛剤は、日本の薬局やドラッグストアでは取り扱っておりません。
医師の処方が必須となるので、医療機関へ受診しましょう。
そこで今回はプロペシアの主成分であるフィナステリド、さらにはミノキシジルをセットで処方するクリニックを紹介します。
AGAスマクリはオンライン診療を行っているので、気軽に相談してみてくださいね。
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AGAスマクリでの薄毛治療
抜け毛を抑えて髪を生やす、2種類の発毛薬を処方しているのがAGAスマクリ。
毎月1〜２万円が相場のAGAクリニックの薄毛治療ですが、AGAスマクリでは月額4,980円 (税込)で「フィナステリド1.3mg」と「ミノキシジル5mg」を提供。診察代や送料もかかりません。
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薄毛のお悩みに関してはスタッフによる無料オンライン相談を受けつけているので、少しでも興味のある方はまずはお気軽に相談してみませんか？
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プロペシア服用の際はアルコールに注意しましょう
ハゲ対策に効果のあるプロペシアですが、薬であることはお忘れなく。
上に挙げた、アルコールと摂取する危険性をしっかり踏まえた上で、お酒の飲み方には十分気を付けましょう。
どうしても副作用や肝臓が心配という方は、別の育毛剤を使ってみるというのも良いです。
自分に合った方法で、上手にハゲ対策をしていきましょう！
