カプサイシン含有の食べ物で薄毛対策！ハゲは食事から

辛い食べ物が効能を発揮する場面といえば、よく耳にするのはダイエットだと思います。

代謝を上げて血行を促すことでで痩せやすい体になるというのは有名な話です。

しかし、よくよく考えてみると頭皮の環境を整えるには代謝をあげたり、血行を促進して頭皮を活性化させたりするのが大事ですよね？ 今は皆さんまだまだ半信半疑でお読みかと思います。

でも、これからご紹介させていただく内容は手軽に実践することができるので、その効果を是非実感してください！

『そもそもカプサイシンの一体何が薄毛に良いの…？』『本当に薄毛に効くの？』など、思われている方もたくさん居ると思います。

カプサイシンという辛み成分含有の主な食べ物は唐辛子ですが、その辛み成分が新陳代謝を活性化させ血行を良くするのでハゲの予防にに効果的であると言われています。

実際のところ、カプサイシンの何がどうして薄毛対策になるのかが、いまいちピンと来ていない人も居ると思います。

そんな皆さんの疑問を解決するべく、カプサイシンが薄毛対策になる理由を3点ほど解説いたします。

冒頭でもご紹介したとおり、カプサイシンとは主に唐辛子に含まれる辛み成分のことです。

辛いものを食べると体が熱くなったり、汗が出てきたりしますよね？その理由はカプサイシンが全身の血行を促進し、代謝が上がることにより引き起こるからです。

全身の血行が良くなるということは、頭皮の血行も良くなるということになります。

つまり頭皮環境を整え、太くコシのある毛髪を育てるための基礎が活性化されるということになるのです。

まず毛母細胞とは、毛髪の根っこ部分にある毛乳頭を取り巻く細胞のことです。

血液から毛乳頭に運ばれる栄養や酸素を受け取り、養分として頻繁に細胞分裂を繰り返すことで毛髪となり成長するのが毛母細胞の役目なのです。

つまりカプサイシンを摂取することにより毛母細胞が活性化され、より多くの養分を受け取り頻繁に細胞分裂を行う結果、毛髪が増えることに繋がるのです。

毛髪を主に司るのは女性ホルモンです。

大豆などに含まれるイソフラボンは、毛髪の成長に欠かせないエストロゲンと同じような働きをするそうです。

カプサイシンによって頭皮の知覚神経を刺激すると、イソフラボンが作り出すCGRP(＊1)という物質が放出されやすくなり、IGF-1(＊2)が作られます。

このIGF-1が細胞を活性化させることで、毛髪の成長が促されるため効果があると言われています。

【用語解説】 (＊1)CGRP…知覚神経の終末などに存在しているアミノ酸37個が決まった順番で繋がってできた結合体。毛髪を作るたんぱく質＝アミノ酸。

(＊2)IGF-1…和名で『インスリン様成長因子』というこれもまたアミノ酸の結合体。筋肉･骨･心臓・皮膚など人間の体を作る上で欠かせない物質。これが増えると様々な組織が活性化し成長が促される。

実際、カプサイシンを含有する食べ物ってパッと思い浮かばない人も多いのではないでしょうか？

ここではカプサイシンを含有する食べ物やカプサイシンと一緒に摂取すると相乗効果のある食べ物をまとめてみました。

なんと言っても、カプサイシン含有の主役・唐辛子をがメインである七味唐辛子は、皆さんきっと一番に思い浮かびましたよね？ あえて、『一味唐辛子』ではないのには理由がちゃんとあります。

それは『七味』とあるように7種類の香辛料が含まれていること。

代表的には、毛髪の成長に大事なビタミンB2や亜鉛にミネラルを含む黒ゴマなど、陳皮というみかんの皮を乾燥させた生薬に含まれるリモネンという成分は脱け毛の原因となる酵素を妨げる作用があると言われています。

食事にちょっと振り掛けるだけで簡単手軽に摂取できるのも魅力の一つです。

たっぷりの唐辛子に漬け込んだキムチもカプサイシン含有の代表的な食べ物です。

さらにキムチは発酵させているので乳酸菌まで豊富です。

その乳酸菌が腸内の善玉菌・悪玉菌に働きかけるとIGF-1という物質が増加し、頭皮で発毛因子として働かせることによって毛髪の成長が促される可能性があると言われています。

カプサイシンによる辛みは勿論、今まで前に述べてきた通りの効果です。 担々麺には他にも薄毛対策が期待できる効果があるんです。

挽肉は毛髪の主成分となるたんぱく質、チンゲンサイには老化を予防したり血行を良くするビタミンCが含まれます。

またゴマが使われている場合も多いので、ミネラルの一種の亜鉛や鉄分も効率よく摂取できるのが嬉しいところです。

前項で紹介したように、カプサイシンはイソフラボンと同時に摂取することによって相乗効果が得られます。

麻婆豆腐はそんな相乗効果の最強の組み合わせなのです。

さらに挽肉のたんぱく質も毛髪には欠かせない大切な成分です。

甘口から辛口までバリエーションも豊富なので、辛いのが苦手な人にも向いている食べ物です。

『カレーには唐辛子が関係ないんじゃないの？』と思った方は少なくないかもしれません。

実はカレールーの原材料である数種類のスパイスの中で、主な辛さを担うのが唐辛子(チリ)なのです。

他にもジンジャーや陳皮なども含まれているので代謝が上がり血行が良くなりますし、抜け毛を防ぐ効果にも期待できます。

レトルトカレーの種類も豊富で、飽きず手軽に取り入れることが出来ます。

どんな人でも実践できるカプサイシンンですが、特にこんな悩みや性格の人には是非取り入れていただきたいと思います。

毛髪に深い関わりがあるのは女性ホルモンですが、実は体毛に深く関わっているのは男性ホルモンです。

同じ毛でも根本の性質が違うんですね。

毛髪は薄くなってきた気がするけど、ひげや手足の体毛は毛深くて悩んでいる人も少なくないのでしょうか？

そんな人にはカプサイシンとイソフラボンの同時摂取を推奨します！女性ホルモンと同じような効果を発揮するため毛髪を育て、男性ホルモンを抑制し体毛が薄くなる可能性があるのです！

末端の血の巡りが悪いことにより引き起こる冷え性などには、カプサイシンの効果で血の巡りを良くします。

また代謝を上げることによって体温も高く保つことができるようになるので、冷え性の改善が期待できます。

どんなに面倒くさがりな人でも、食べるということは欠かさないと思います。

更に、七味唐辛子やキムチなど手軽に食事に取り入れられるのもメリットの一つではないでしょうか。

特別意識をするようなことではなく、食事をする＋辛みを取り入れるほんの少しの工夫と毎日少量でも継続的に摂取することが大事です。

根本的な要因の違いによっては、効果が弱まったりする可能性があります。

以下にあげる項目は、必ずしも当てはまる方全てに効果が弱いというわけではありませんが、可能性として上げています。

(1)M字型・O字型ハゲの人 頭頂部や生え際の毛髪の成長には、男性ホルモンが深く関係しているそうです。

反対に両サイドの部分や後頭部は女性ホルモンが関係しています。従って、M字型やO字型の部分が薄くなっている人には、効果が弱い可能性があります。

⑵若年性脱毛症の人 若い人の多くはホルモンの増減が関係しているというよりは、食生活や生活リズムの乱れ、カラーリングなどの頭髪へのダメージ、ストレスなどの外的原因が原因の場合が多いので、それらの根本的なサイクルを改善しないことには効果を得られにくいかもしれません。

⑶遺伝から薄毛の人 遺伝による薄毛は必ずしもハゲるということではないそうですが、やはりハゲやすいと言われています。

よって、遺伝子的に薄毛の要因を持っているとなると抑制できたとしても、効果は弱いかもしれません。

カプサイシンを食事に取り入れる簡単な方法を、実際に薄毛で悩まれている方が撮影して紹介しています。

用意するものは至ってシンプル且つ比較的安価なので、とても参考になります。

手軽に取り入れることの出来るカプサイシンですが、次のような方は医師や専門家にまず相談された上での摂取を推奨します。

・高血圧の方…血圧を上昇させる可能性があるため

・胃腸が弱い方…胃や腸を荒らしてしまう可能性があるため

人間食べることは必要不可欠です。

なので、カプサイシンが含まれる食べ物を普段から取り入れることで、誰でも簡単に薄毛対策を実践することができるのが、今回のまとめのポイントです。

辛いのが苦手な方でも、少量でも継続して摂取すれば効果が得られるのも魅力だと思います。

これから食事にちょっと一工夫をして、みんなで薄毛の悩みから解放されましょう！