フィナステリドは、AGA治療における代表的な治療薬になります。
AGA治療は、その性質上どうしても長期間の服用を必要とします。
服用中に風邪をひいたり、花粉症に悩まされたり、どうしても他の薬と飲み合わせなければならない状況が生じると思います。
飲み合わせても問題ないのか、服薬を中断した方が良いのか、など様々な疑問をお持ちだと思います。
この記事では、フィナステリドの飲み合わせで気をつけなければならない点を紹介しています。
- フィナステリドと飲み合わせが悪い薬について
- フィナステリドは他のAGA治療薬と併用可能か
- おすすめのAGAクリニックは、「AGAスマクリ」!初月無料で2ヶ月以降もずっと4980円!
- フィナステリドを服用する上での注意点
監修医師
成田亜希子 医師
成田亜希子医師は日本内科学会、日本感染症学会、日本公衆衛生学会に所属。一般内科医として幅広い疾患の診療に向き合った後、医療系行政機関にて勤務をし、病院や診療所への行政審査、行政指導、介護行政、母子保健、精神福祉等を担当。
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フィナステリドとの飲み合わせが悪い薬とは
1つずつでは問題ない薬でも、薬と薬を飲み合わせる事で、体によくない影響が出る組み合わせがあります。フィナステリドにおいては、飲み合わせが悪い薬は特別報告されていません。安心して服用できる点が魅力です。
しかし、フィナステリドは医薬品なので飲み合わせには一定の注意が必要です。
医薬品は、併用禁止薬と飲み合わせると、効果が減弱、場合によっては無効となります。
AGA治療のポイントは、正しく薬の効果を得る事なのでしっかり頭に入れておきましょう。ケースに応じて、フィナステリドの服薬を一時中断するなど、様々な対応が求められる事があります。
フィナステリドと風邪薬の飲み合わせ
風邪薬との相互作用(お互いが効果の邪魔をする)は、報告されておりません。ただし、医薬品は肝臓や胃腸に負担を与えます。風邪の治療中は状況に応じてフィナステリドの服用を控える事も必要です。
フィナステリドの効果が定着した後、服用をやめてから血中から消失するまで1ヶ月程度の期間を要します。毎日の継続した服用が原則ですが、服用を数日しなくとも大きな影響は及びません。
▼フィナステリドによる肝臓への影響はこちら▼
フィナステリドと鎮痛剤の飲み合わせ
鎮痛剤に関しても相互作用は、報告されておりません。鎮痛剤は一般的に胃が荒れる副作用が強いため、風邪薬同様に内臓にかかる負担を考慮しながら併用して下さい。
継続的な服用を必要とする場合は、医師に相談して下さい。
フィナステリドとアレルギー薬の飲み合わせ
花粉症治療などのアレルギー薬との相互作用も報告はありません。フィナステリドとアレルギー薬は、その性質上、長期間の服用を必要とする可能性があります。
肝臓などに負担をかける可能性があるので、一度、医師に相談してから服用する事が推奨されます。
フィナステリドと高血圧の薬の飲み合わせ
高血圧治療薬との相互作用も報告されておりません。
フィナステリドの副作用からくる、勃起機能不全(ED)に対して並行して、治療を行っている場合は、血圧を下げ過ぎる危険性があるので注意が必要です。
また、AGA治療の際、フィナステリドとミノキシジルを併用するケースが多くあります。ミノキシジルに関しては、血管を拡張させる作用があるため、余計に血圧を下げる可能性があり注意しなければなりません。
フィナステリドとサプリメントの飲み合わせ
サプリメントとの飲み合わせによる相互作用は、報告されておりません。
特に毛髪に良いとされている、亜鉛(アミノ酸をケラチンに合成する)やグルタミン酸(吸湿作用で毛髪の潤いを保護する)の摂取は問題ありません。
ただし毛髪状態を良くしようと、過剰にサプリメント摂取をすると内臓への負担を強めるため、避けるようにして下さい。
▼亜鉛が含まれるサプリについてはこちら▼
フィナステリドは他のAGA治療薬と併用可能?
他のAGA治療薬との併用は可能です。フィナステリドはAGAの原因となる酵素の阻害を目的とした薬であるため、発毛を促進させる効果を持ち合わせていません。
実際にAGA専門クリニックでは、複数のAGA治療薬を用いる事で、より高い効果が得られるような治療を用いています。
代表的なものとして、発毛や増毛効果が期待できるミノキシジルとの併用。フィナステリドより薄毛などの原因となる酵素の作用を幅広く阻害するデュタステリドとの交互使用があります。
フィナステリドとミノキシジルの飲み合わせは効果的
フィナステリドとミノキシジルの組み合わせはAGA治療の代表的な組み合わせになります。AGA専門クリニックでの治療を選択した場合、2剤の組み合わせによる治療が推奨されるケースが多いです。
AGAの進行を抑えながら、強い発毛・増毛効果を期待する事ができます。
フィナステリドの作用
フィナステリドは、男性ホルモンであるDHT(ジヒドロテストステロン)の生成を阻害します。DHTは、ヘアサイクルを乱し健康的な毛髪の形成を妨げます。
フィナステリドを服用する事で、ヘアサイクルの乱れが改善され、毛髪状態が改善されます。
効果が実感できるまでには、6ヶ月程度の期間を要するので途中で服用を中止しないように注意して下さい。
ミノキシジルの作用
ミノキシジルは、毛包に作用することで細胞の増殖やタンパク質の合成を促進します。結果、発毛や増毛効果が得られます。
ミノキシジルには、外用薬と内服薬の2種類があります。内服薬の方が、毛包に直接作用し強力な効果が得られます。ただし、血液に乗って成分が運ばれるため、頭皮以外の発毛や増毛が引き起こされる可能性もあるので注意が必要です。
フィナステリドとミノキシジルを取り扱う「AGAスマクリ」
2020年4月にオンラインでの初診が解禁され、対面ベースであった診療がオンラインでも可能となり、AGA治療のあり方が変化してきました。
数年前と比べても来院患者数は増加にあり、それに合わせてAGA専門クリニックも増加傾向にあります。
「AGAスマクリ」もAGA専門クリニックの一つです。
▼オンライン診療の流れはこちら▼
AGAスマクリとは
業界初のAGA専門オンラインクリニックで、発毛効果がある薬を業界最安値で提供しています。
オンラインであるメリットを最大限に活かし、店舗コストを最小限にネットで効率化する事や派手なテレビCMや電車広告を行わずクチコミを中心とした広告活動によって、浮いたコストを患者様に還元できるよう工夫を行っています。
基本プラン「フィナステリド 1mg + ミノキシジル 5mg」
フィナステリド・ミノキシジル(初月) | 0円 |
フィナステリド・ミノキシジル(2ヶ月目以降) | 4,980円 |
プロペシア | 11,000円 |
AGAクリニックを検討するも、最初の一歩を踏み出すには勇気が必要だと思います。当院は、薄毛や抜け毛に悩む皆様のもっと身近な存在でありたいと願い、少しでも最初の一歩のハードルが低くなるよう試行錯誤しています。
「初回1ヶ月無料おためしコース」や「4980円の通常処方1ヶ月分を無料でご提供」を行っておりますので、ぜひお気軽にお申し込み下さい。
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フィナステリドを服用する上での注意点
フィナステリドの禁忌は、「フィナステリドの過敏症の既往歴のある患者」と「妊婦又は妊娠している可能性のある女性及び授乳中の女性」と指定されています。
また、フィナステリド服用による副作用も報告されています。
1〜5%未満 | 1%未満 | 頻度不明 |
性欲減退 | 勃起機能不全 | 肝機能異常、蕁麻疹 |
フィナステリド服用において、注意しなくてはならない点を紹介します。
決められた用法用量を守る
フィナステリドは、1日1mgまでと上限量が定められています。上限量を上回ると、予期せぬ副作用リスクに晒される可能性があります。
医薬品になるため、体に影響を及ぼし副作用が引き起こされる可能性があります。定められた用法用量は必ず守りましょう。
女性は服用しない
女性の服用は、特に注意が必要です。妊娠中・授乳中の女性が服用すると男の児の生殖機能の発育に影響を及ぼす可能性があるとして、禁忌になっています。
AGAは、男性ホルモンの影響による薄毛や抜け毛なので、女性が同様の悩みを抱えている場合、まず別の問題を考えます。
割らない砕かない
錠剤を割ってしまうと、正しい服用ができなくなる可能性があります。
1.使用する薬の量が変わる事で効果が落ちてしまう
2.特殊な構造をしている薬は割ることでその性質が変わってしまう
薬の中には、表面に特殊な構造を持たせることで薬が期待通りの効果を発揮できるように工夫がなされています。割って砕いてしまうとその性質が損なわれ、薬の効果が発揮できなかったり、効き過ぎてしまう可能性があります。
正しい用法用量で服用しなければ十分な効果が得られなくなる恐れがあるため、医師や薬剤師から指示がない場合は、割ったり砕いたりする事がないようにして下さい。
20歳未満は服用しない
未成年の男性にはフィナステリドを処方することが認められていません。20歳未満の方が薄毛や抜け毛の治療に医療機関を訪れてもフィナステリド以外の方法で治療をすることになります。
男性ホルモンに影響を与えるため、成長過程の段階において服用する事は成長の阻害になる可能性があります。特に生殖器や筋肉の発達に影響が及ぶと考えられます。
献血は避ける
フィナステリドが血液中に含まれていると、特定の献血者に悪影響を及ぼす可能性があります。服用している間は、献血ができません。
献血を行う必要がある場合は、服薬をやめてから1ヶ月の経過が必要です。
個人輸入などの通販は危険
フィナステリドは、人気のAGA治療薬になります。そのため、偽造品も数多く出回っています。
正規品と見分けがつかないくらい精巧な偽造品もあるため、正しく効果を得るには、AGA専門クリニックなどから処方される事が推奨されます。
特に発展途上国において製造された薬の30%は、効果が不十分なものであるとも言われており個人輸入は細心の注意が必要です。
海外で製造された薬の場合、服用方法の説明書も英語などで記載されているため、誤った理解で服用してしまう危険性があります。
肝機能障害の方は医師に相談
フィナステリドの代謝は、肝臓が行っています。肝機能障害がある場合、薬の代謝を行い続ける事で肝臓への負荷が蓄積され、倦怠感や黄疸などの症状を呈する事があります。
肝機能障害がある方は、服用に慎重にならなければならないため、医師に相談して下さい。
健康診断などにおいて、肝機能数値を示すAST、ALT、γGTP、LDH、ビリルビンなどに異常値がある場合が対象です。
フィナステリドを勝手にやめた場合の髪への影響
残念ながら現在の医療では、AGAを完治させる事は難しくなっています。服用をやめると、DHTが再び生成され薄毛や抜け毛の症状進行が進みます。
ヘアサイクルが治療前に戻る
服用を中止すると、DHTが再び生成され元のヘアサイクルに戻ります。結果、徐々に毛髪に影響が及び治療前の状態に戻ります。
服用をやめると1ヶ月程度で血中からフィナステリドが消失するため。早い方だと数ヶ月で薄毛や抜け毛の進行が始まります。
元の状態に戻すためには、6ヶ月以上の期間を要するため、服用中止の判断は慎重に行わなければなりません。
効果があっても再び薄毛になる
DHTの生成が阻害される事で毛髪環境が良くなり、薄毛や抜け毛が改善しています。
そもそもの原因であるDHTを取り除く事はほとんど不可能なため、再び症状が進行します。
AGAの減薬・中止は医師に相談
AGAの減薬や中止は、医師に相談するようにして下さい。服薬を中止すると元の状態に戻るのではなく、本来治療していなかった時の状態に移行する場合もあります。
利用者
医師に相談する事でどのように毛髪が変化していくかなどアドバイスがもらえ、要望に合わせた適切な対応が可能になります。
フィナステリドの飲み合わせは問題ないが心配なら専門家に相談(まとめ)
フィナステリドには、飲み合わせに気をつけなければいけない薬はほとんどありません。
ただし、医薬品であるため内臓への負担は避けられません。状況に応じて服用を中断しなければならないケースも生じます。
特に注意が必要なのが肝機能障害がある場合。負担をかけやすい臓器なので、過去を含め肝機能の問題を指摘された事がある方は、医師への相談を絶対に行って下さい。
AGA専門クリニックでは、多くの症例から得られたデータの下、薄毛や抜け毛で悩む人に適切なアドバイスが可能です。毛髪に関する相談はデリケートであるが故に、他の医療機関では十分な実績を持ち得ていない可能性があります。
AGA治療の専門家に相談する事が一番の解決路になります。飲み合わせをはじめ、心配事があれば何でも相談してみて下さい。