AGA治療薬として使用されることが多いフィンペシアはご存知でしょうか。
科学的にも効果が認められている治療薬であり、AGA治療時の選択肢の1つにもなりやすいです。
しかし、薬には飲み合わせの良し悪しが存在し、現在内服されている治療薬との相性が気になる方もいるかと思います。
今回は、フィンペシアとの悪い飲み合わせの有無やその他の治療薬との併用について解説していきます。
- フィンペシアと飲み合わせが悪い治療薬はない
- フィンペシアとミノキシジルの飲み合わせは、AGA治療において非常に有効的!
- おすすめのAGAクリニックは、「AGAスマクリ」
- AGAスマクリは、オンライン診療に対応しているから手軽に受診&治療が可能
監修医師
成田亜希子 医師
成田亜希子医師は日本内科学会、日本感染症学会、日本公衆衛生学会に所属。一般内科医として幅広い疾患の診療に向き合った後、医療系行政機関にて勤務をし、病院や診療所への行政審査、行政指導、介護行政、母子保健、精神福祉等を担当。
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フィンペシアと飲み合わせが悪い薬は?
結論から申し上げると、フィンペシアと飲み合わせが悪い薬はありません。
しかし、併用して飲んではいけない飲食物は存在します。ここでは、他の治療薬と飲み合わせる際の注意点と併用が好ましくない飲食物について解説します。
シアリスなどED治療薬との飲み合わせ
AGA治療薬とED治療薬は併用することが多い飲み合わせです。
シアリスなどED治療薬との飲み合わせは問題ありません。
AGA治療薬を内服する際に生じ得る副作用には、勃起不全や性欲減退などが挙げられます。
そのため、この副作用に対処するためにED治療薬を飲み合わせるケースが多いです。
フィンペシアを内服することで生じる勃起不全や性欲減退といった副作用は、約0.2%程度といわれています。
低確率ではありますが、体に異変を感じた際は医師の指示を仰ぎ、ED治療薬などの併用も検討しましょう。
抗生物質との飲み合わせ
抗生物質とフィンペシアとの飲み合わせも問題ありません。
AGA治療を進めている際に、風邪や体調不良になってしまっても安心してください。
AGA治療薬と併用して風邪薬や抗生物質を内服できるので、どちらの治療も並行して実施することができます。
しかし、肝臓や胃腸に負担をかける可能性があるので、市販薬を自己判断で飲むことはなるべく避けましょう。
体調がすぐれない場合は医師へ相談し、安全に治療を進めましょう。
その他一緒に飲むとよくないものは?
フィンペシアとの併用が禁止される医薬品はこれまで解説した通りありません。
しかし、医薬品以外の飲食物に関しては、飲み合わせをオススメできないものが存在します。
それは、グレープフルーツ・アルコールになります。
グレープフルーツ・アルコールの摂取
フィンペシア服用と同時にグレープフルーツを摂取することはオススメできません。
これは、グレープフルーツに含まれるポリフェノールが影響しています。
通常体内に入った医薬品は体内の酵素によって分解されますが、グレープフルーツに含間れるポリフェノールは、医薬品が体内で分解されることを遅らせます。
そのため、体内に医薬品が長時間残ってしまうため、治療薬が効き過ぎてしまう可能性があります。
効果が高くなることは一見良いように思えますが、その分副作用が出てしまう可能性も高くなります。
また、フィンペシアとアルコールを同時に飲むことも避けましょう。
フィンペシアの重篤な副作用に、肝機能障害が挙げられます。
医薬品は肝臓で分解されるため、この副作用が生じると考えられます。
医薬品だけではなく、アルコールも肝臓で分解されます。
フィンペシアとアルコールを同時に飲むことで肝機能障害が発生する可能性が高くなるため、フィンペシアを飲む際はアルコールは控えましょう。
フィンペシアと他のAGA治療薬との飲み合わせは大丈夫?
フィンペシアと他のAGA治療薬の飲み合わせは可能なのでしょうか。
これからはフィンペシアと他のAGA治療薬との飲み合わせについて解説します。
ミノキシジルとの飲み合わせ
フィンペシアとミノキシジルの飲み合わせは、AGA治療において推奨されています。
これは、AGA治療に対するフィンペシアとミノキシジルの効果の違いによります。
薄毛の予防と脱毛抑制の効果があるフィンペシアは、ヘアサイクルを整えることで毛髪が抜け落ちる速度を正常な状態へと戻します。
それに対して、ミノキシジルは発毛・育毛を促進する効果があります。
このようにフィンペシアとミノキシジルはそれぞれでAGA治療に対するアプローチが異なるため、この両薬を併用することで効率よく治療を進めることができます。
▼ミノキシジルの効果と副作用についてはこちら▼
プロペシアとの飲み合わせ
続いてプロペシアとフィンペシアの飲み合わせですが、この飲み合わせはオススメできません。
プロペシアとフィンペシアは、どちらも主成分がフィナステリドです。
そのためこの両薬を内服すると、体内に大量のフィナステリドが残ってしまいます。
薬効成分は多過ぎても少な過ぎても好ましくありません。
適量だからこそ効果を発揮し、かつ副作用が発生する危険性を少なくすることができます。
プロペシアとフィンペシアは、同時に内服しないように注意しましょう。
▼プロペシアの効果について詳しくはこちら▼
フィンペシアの副作用を防ぐためにバイアグラは飲んでもいい?
フィンペシアの副作用を防ぐためにバイアグラを先に服用することもオススメできません。
これは、風邪をひいていないのに風邪薬を飲むことをイメージしていただけると分かりやすいかと思います。
無闇に内服薬を増やしてしまうことで、薬剤を分解する肝臓への負担が増えてしまう、バイアグラの副作用が生じる可能性などデメリットが生じます。
副作用を恐れる気持ちは分かりますが、副作用が生じた際は、まず医師へ相談し治療の継続の可否・対処方法を確認しましょう。
フィンペシアは服用中止したらどうなる?
フィンペシアの服用を中止した際は、AGA治療が進まなくなります。
フィンペシアの薬効成分が体内になくなってしまうことによって悪玉男性ホルモンであるジヒドロテストステロンが再び産生されます。
そのため、再び毛髪の成長期が大幅に短縮し、一本一本の毛が細くなってしまい、毛が抜け落ちる速度が早くなります。
結果的に再びAGAが進行することが考えられます。
フィンペシアの効果がで始めるのは多くの場合6ヶ月と言われており、根気強く内服を続けることがAGA治療には重要となります。
フィンペシアの服用時の注意点
続いてフィンペシアを服用する際の注意点について解説していきます。
飲み忘れてもまとめて飲まない
1つ目の注意点は、飲み忘れてもまとめて飲まないことです。
どの医薬品にも言えることですが、それぞれの医薬品には用法・容量が定められています。
フィンペシアを一度に内服する量が増えても、これまで飲み忘れていた分が効き目として現れるわけではありません。
医薬品を内服した際の血中濃度はある一定で頭打ちとなります。
頭打ちになった状態からそれ以上同成分を体内に入れても効果が増えることはありません。
むしろ過剰に内服することで副作用などが生じる可能性が高くなります。
ベストなことは、内服を忘れないことですが、仮に忘れてしまった場合でもフィンペシアは1日1錠を守って内服しましょう。
女性が触るのはNG
フィンペシアは妊娠を考えている女性・または妊婦が触れないように注意しましょう。
フィンペシアは、悪玉男性ホルモンのジヒドロテストステロンの生成を防ぎます。
しかし、このジヒドロテストステロンは男児の生殖器の成長に必要と言われています。
フィンペシアの成分は、女性の肌から体内へと吸収される可能性があります。
これから子どもを作ろうと考えている方・既にお腹に胎児がいる方が身近にいる場合はフィンペシアの管理に注意しましょう。
割って飲まない
3つ目の注意点は、割って飲まないということです。
ピルカッターという医薬品を分割する器具もありますが、これは本来、フィンペシアを処方している医師が想定していない内服方法です。
分割して飲むことで、1回の内服で体内に入る薬効成分が少なくなり、結果的にAGA治療の効果が上手く出ない可能性があります。
また、注意点の2つ目でも挙げた通り、分割した医薬品はサイズが小さくなる点などから誤って女性や子どもが内服する可能性が高まります。
AGA治療を効率よく進めていきたいのであれば、フィンペシアを割って飲むことはオススメできません。
前立腺がんの検査時はフィンペシアの服用を伝える
前立腺がんの検査時はフィンペシアの服用を医師へ伝えましょう。
フィンペシアの主成分は、そもそも前立腺がんや前立腺肥大症の治療で用いられるものでした。
がんの検査をする際には、腫瘍マーカー検査を行います。
がんに特有の物質が血液や尿などに混じっていないかを確認し、がん診断に役立ちます。
フィンペシアを内服することで、前立腺がんの可能性を確認する腫瘍マーカーの数値が減少すると言われています。
そのため、万が一前立腺がんがあった際に、この結果を逃す可能性が高くなります。
検査の際には必ず医師へとフィンペシアの内服状況を説明しましょう。
フィンペシアなどのAGA治療薬は医師の相談のもと服用を!
フィンペシアなどAGA治療薬の内服を始める際は医師へ相談しましょう。
AGA治療薬は他にも女性に触れないように注意する医薬品もあります。
個人でAGA治療薬を海外から輸入することも可能ですが、これはオススメできません。
輸入した治療薬がそもそも偽物である可能性があります。
また、個人輸入した医薬品によって健康被害にあった際は、国からの補償を得ることができません。
万が一、副作用が生じた際にも安心して相談でき、補償が得られるよう医師へと相談してから内服を始めましょう。
オンライン診療「AGAスマクリ」のご紹介
今回は、オンラインで診療が完結するAGA専門クリニックである「AGAスマクリ」について紹介していきます。
▼オンライン診療の流れはこちら▼
AGAスマクリとは
AGAスマクリとはオンライン診療が可能なAGA治療専門のオンラインクリニックです。
自宅からスマホ1台でオンライン診療が受けられ、今回紹介したフィンペシアと同じ効果であるフィナステリドだけではなく、
発毛・育毛を促してくれるミノキシジルを同時に処方してくれます。
AGAスマクリの処方しているフィナステリド・ミノキシジル共に、医学的な根拠が認められている発毛薬です。
この両薬を併用することによって、ヘアサイクルを整えながら、発毛量を増やすことで効率良くAGAを治療することができます。
AGAスマクリはオンライン診療だけではなく、対面診療も可能となるため、ご自身の希望する診療方法による診察が可能です。
AGAスマクリの料金プラン
AGAスマクリの料金プランを紹介します。
AGAスマクリでは、治療をもっと身近に感じて頂くために初回1ヶ月は診療代・お薬代・送料を含めて0円となっています。
この初月1ヶ月からも通常4,980円の治療薬が処方されます。
この1ヶ月で効果を実感し、治療を継続していく際は2ヶ月以降から料金が発生しますが、2回目以降ずっと4,980円で処方を受けることができます。
フィナステリドはその効果が認められるまでは少なくとも6ヶ月程度の時間がかかります。
長期内服が必要となるAGA治療薬を続けていくためにも月額の費用を少しでも抑えることができるのは強いメリットです。
また、お試しの1ヶ月間で仮に治療が体に合わない場合は、診療代を全額返金する制度も設けています。
治療期間の縛りなども一切ないそうなので安心して治療を続けることができます。
▼AGAスマクリの料金や評判が気になる方はこちら▼
【まとめ】フィンペシアと飲み合わせについて不安な方はAGAスマクリへ!
今回は、フィンペシアと飲み合わせについて解説してきました。
基本的に飲み合わせが悪い内服薬はありませんが、グレープフルーツやアルコールなどを取ることはオススメできません。
他にも飲み合わせなどで心配なことがある場合は、AGAスマクリなどAGA治療の専門家に相談し、安心・安全に治療を進めていきましょう。