昨今、AGA治療においてさまざまな医薬品が販売されていますが、ネットで個人輸入できるフィンペシアという薬をご存知でしょうか。
フィンペシアは日本でも取り扱いのあるプロペシアのジェネリック品であり、海外で製造販売されている製品です。
フィンペシアを使用すると体毛が薄くなった、あるいは濃くなったという声が上がっており、今回はフィンペシアの体毛への影響や副作用との関係性について解説していきます。
フィンペシアをお使いの方も、これからの使用を検討されている方もぜひこの記事を参考にして見てくださいね。
- フィンペシアが体毛に関係するというデータはない
- フィンペシアで体毛が薄くなるのは、作用する部位に関係する
- フィンペシアとミノキシジルを併用していると体毛は濃くなる可能性がある
- フィンペシアと同成分のフィナステリドをオンライン処方してもらうならAGAスマクリ
- AGAスマクリでは月々4980円で続けられる
監修医師
成田亜希子 医師
成田亜希子医師は日本内科学会、日本感染症学会、日本公衆衛生学会に所属。一般内科医として幅広い疾患の診療に向き合った後、医療系行政機関にて勤務をし、病院や診療所への行政審査、行政指導、介護行政、母子保健、精神福祉等を担当。
- 来院不要!オンラインで完結するから便利!
- 初回1ヶ月目はお得なお試しコースをご用意!
- 24時間いつでも受付中!思いたったときにいつでも予約可能!
- 無料のオンライン相談は、お気軽に!
フィンペシアは体毛の増減に関係する?
フィンペシアは海外で販売されているフィナステリドを主成分とするジェネリック品です。
フィンペシアと体毛との関係性、また副作用について見ていきましょう。
体毛の増減に関する臨床データはなし
日本で製造されているフィナステリドも同様ですが、フィンペシアには体毛の増減に関する臨床データがありません。
つまり、薬の作用が体毛の増減に関与しているという証拠が得られていないのです。
では副作用との関連はあるのでしょうか。
フィンペシアの主な副作用と発生率
フィンペシアの主成分はフィナステリドです。
よって副作用もフィナステリドと同様の副作用が考えられ、以下のものが代表的です。
・初期脱毛
・性欲減退
・肝機能障害
・頭痛、めまい
・腹痛
初期脱毛は、効果が出ている証拠といえる副作用です。
フィンペシアには髪の生え変わりサイクル(ヘアサイクル)を正常に戻す働きがあります。
そのヘアサイクル改善の過程で初期脱毛が起こるので、あまり不安に思わずしばらく様子を見ると良いでしょう。
性欲減退の原因は明確になっていません。
一説には、男性ホルモンのバランスの乱れと言われています。
この性欲減退は、フィナステリドを服用中止してからも続いたという報告もあるため、気をつけたい副作用です。
肝機能障害は薬を飲んでいる以上避けられない副作用の一つです。
薬の代謝には肝臓が働くため
、薬を服用すれば肝臓への負担はかかってしまいます。
しかし、医師の検査や診察を受けながら使用すれば、そこまで心配する必要はないでしょう。
頭痛、めまい、腹痛に関してですが、これらはどんな薬でも起こり得る副作用です。
さらに、体調によっても変化するため、一概に薬のせいとは言い切れない副作用なのです。
さまざまな副作用を解説してきましたが、どの副作用も発現率は0.2〜1%と低く、体毛が薄くなることに関しても関与は考えにくいと言えるでしょう。
フィンペシアで体毛が薄くなる原因とは?
フィンペシアを服用するとなぜ体毛が薄くなるのか。
原因は主成分であるフィナステリドの作用する部位にあるようです。
ジヒドロテストステロンの発生を抑制
ここでは、フィナステリドがどのように体に作用し、その結果どのようなメカニズムで体毛を薄くしているのか、を解説していきます。
主成分フィナステリド
フィナステリドは男性ホルモンであるテストステロンをジヒドロテストステロン(DHT)に変換する5α還元酵素という酵素を阻害する働きを持っています。
フィナステリドのはたらき
フィナステリドによって5α還元酵素が阻害されると、脱毛因子を生成する作用のあるDHTが発生しなくなります。
結果として脱毛を抑制することができるのです。
フィナステリドが体毛に与える影響
ではフィナステリドを飲んで体毛が薄くなる原因はなんなのか。
それは、フィナステリド自体がどこの受容体に結合するかによります。
フィナステリドが頭頂部や前頭部の受容体に結合し作用すれば、DHTの抑制によって脱毛が抑制されます。
一方、体全体にもDHTは作用しており、全身のDHTは筋肉や骨格の形成や、髭や体毛を濃くする働きが知られています。
つまり、DHTが体側の受容体に結合すれば、筋肉増強や、体毛が増えるのですが、フィナステリドによって阻害されるため、これらの作用も弱まってしまうのです。
▼DHTの抑制方法についてはこちら▼
フィンペシアで体毛が濃くなったという口コミ
口コミ①
ミノタブと同時使用しています。効果が凄くてびっくりしています。薄毛は治る時代になったのだなぁと実感しています。 今、三ヶ月経ちましたがある程度効果が出たので、ミノタブは数日おきにして、毎日の摂取はフィンペシアのみで少し様子を見てみます。体毛が増えて困るくらい効果あります!! コンプレックスなくなりました〜。
引用:お薬なび口コミ・レビューより
この方は、効果とともに体毛も増えたとコメントされています。
口コミ②
AGA治療の効果は凄いあると思うけど、それだけ体毛が濃くなってきた気がするします。
引用:お薬なび口コミ・レビューより
こちらの方も、AGA治療の効果は実感しているが、体毛が濃くなるのは少し気になるという様子でした。
口コミ③
今年1月よりミノキシジル5mm錠と一緒に服用開始しました。はじめはかなり半信半疑で毎日一錠ずつ服用していましたが、服用開始1ヶ月ほどで体の倦怠感を感じるようになり、仕事に差し支えるので一日おきに服用するようにしました。服用開始2ヶ月頃から洗髪時の抜け毛がほぼなくなりました。私、体毛薄いほうなんですが3ヶ月頃からおでこや肩(上腕部?)などの体毛が生え出し、眉毛が濃くなりまつ毛も伸び、それと同時に頭髪の方も確実に増えてきました!髪質も以前よりしっかりしています。現在4ヶ月近いですが、大体約1日おきペースで服用しています。効果が確かに実感できたのでこのままつづけて行こうと思います。
引用:オオサカ堂口コミ・カスタマーレビューより
もともと体毛が薄い方のようですが、体毛のみならず、眉毛やまつげまで伸びてきたと感想を述べていました。
フィンペシアで体毛が濃くなる原因とは?
同じフィンペシアを服用しているのに、体毛が濃くなる方と薄くなる方、何が違うのでしょうか。
フィンペシアとミノキシジルを併用しているケース
上記の口コミでもありましたが、フィンペシアとミノキシジルを併用していると、体毛が濃くなる傾向があるようです。
ミノキシジルとは
ミノキシジルもAGA治療に用いられる薬の一種ですが、フィンペシアとは異なる作用を示します。
そのため、併用が可能であり、体毛を濃くする原因となっている可能性が高いのです。
ミノキシジルのはたらき
ミノキシジルは発毛を促進する働きがあります。
もともとは血管拡張薬として使われていたミノキシジルですが、血管拡張作用により頭皮の毛母細胞が活性化し発毛を促進する作用があるとしてAGA治療に用いられるようになったのです。
ミノキシジルの体毛に与える影響
毛母細胞は頭皮だけでなく、全身にあります。
フィンペシア同様、体の毛母細胞に作用すれば体の発毛も促進してしまうのです。
さらに、フィンペシアを服用しているため、脱毛も抑制されており、より体毛が濃くなっていくと考えることができます。
▼毛母細胞を活性化する方法はこちら▼
フィンペシアの主成分フィナステリドを取り扱うAGAスマクリ
フィンペシアは個人輸入で購入するため、医師に相談する機会がありません。
同じ主成分のフィナステリドは処方箋医薬品であるため医師の診察を受けなければなりませんが、都度困ったことや気になることは医師に相談することができます。
しかし、病院に行く時間はない、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこでおすすめなのがAGAスマクリです。
AGAスマクリとは
AGAスマクリとは、初回よりオンライン受診可能でフィナステリドとミノキシジルをセット処方してくれるAGA専門のオンラインクリニックです。
病院が遠い方や、仕事が忙しくなかなか通えない方にぴったりのクリニックです。
24時間オンライン予約可能ですので、場所や時間を気にせず予約できるのも嬉しいですよね。
▼オンライン診療の流れはこちら▼
AGAスマクリの治療プラン
一般的なAGA治療では、診察代、薬代、サプリメント代など含め月々1.5〜2万円程度かかるといわれています。
そして、いろいろな薬の組み合わせがあり、その中から自分に合った薬を選ぶ形が多いのです。
一方AGAスマクリでは、シンプルにフィナステリドとミノキシジルのみの処方で、診察代を含め月々4980円で続けられるのです。(初診料別途1000円)
さらに今なら、初回1ヶ月分無料キャンペーン(初診料含む)を行っているため、少しでも興味のある方は初めどきではないでしょうか。
▼AGAスマクリの料金や評判が気になる方はこちら▼
フィンペシアの影響で体毛が薄くなる可能性はある
今回は、フィンペシアが体毛に関係するのか、そのメカニズムや副作用について見てきました。いかがだったでしょうか。
フィンペシアの服用で体毛が薄くなることもあれば、飲み合わせ次第で濃くなることもあり得ます。
副作用なども不安が残る方は一度、医師の診察を受けてから、薬を使用してみてはいかがでしょうか。