手軽にできるボランティアである献血。
発毛剤を使っていると献血ができないって聞きますが、本当なのでしょうか?
発毛剤使用による献血の可否について、徹底的に調べていきたいと思います!
監修医師
成田亜希子 医師
成田亜希子医師は日本内科学会、日本感染症学会、日本公衆衛生学会に所属。一般内科医として幅広い疾患の診療に向き合った後、医療系行政機関にて勤務をし、病院や診療所への行政審査、行政指導、介護行政、母子保健、精神福祉等を担当。
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発毛剤を使っていることを献血するときに言わないといけないの??
献血をするときに、たくさんの内容の質問に答えます。
その中に、発毛剤の使用について質問があるのをご存知ですか?
病気や、海外に旅行に行った経験について質問されることは、ご存知の方も多いと思うのですが、
実は、発毛剤のことが質問項目にあるのです。
発毛剤を使っていることを献血の会場でいうのって、ちょっと恥ずかしいですよね。
そもそも、なぜ告知しないといけないのでしょうか?
一緒に考えていきましょう。
発毛剤を使うと献血を拒否される?
発毛剤を使うと献血が拒否されることがあることをご存知ですか?
日本赤十字社 東京都赤十字血液センターのホームページによると、錠剤の発毛剤を飲んでいる人は、献血を遠慮してくださいと書かれています。
どんな発毛剤が拒否されるのでしょうか?
日本赤十字社東京都赤十字血液センターのホームページには、アボダード・プロペシア・プロスカーの発毛剤を服用している人は、献血ができないと書かれています。
発毛剤を使っていると献血ができない理由とは
なぜ、発毛剤をつかっていると献血を拒否されるのでしょうか?
発毛剤として販売されているものは、すべてダメなのでしょうか?
拒否される理由も知りたいですよね。
今回は、発毛剤プロペシアについてみていきましょう。
①発毛剤の成分が血液にも含まれている
献血で拒否される発毛剤は、すべて飲むタイプの発毛剤です。
胃で消化され、血液に発毛成分が吸収されるので、体全体に発毛成分が巡ります。
体の中から、抜け毛を減らし、発毛を促します。
献血する血液にも、発毛剤の成分が入ってしまうので、そのことが献血を拒否される原因となります。
では、内服薬はたくさんありますが、なぜ発毛剤プロペシアなどの発毛剤は、献血を拒否されるのでしょうか。
②血液中にフィナステリドが含まれるから
発毛剤プロペシアには、フィナステリドという発毛成分が含まれています。
フィナステリドは、元は前立腺肥大という病気の薬でしたが、体毛が濃くなるという作用が報告され、発毛剤として開発されてきました。
フィナステリドには副作用がいろいろあるといわれていますが、その中で女性が服用して、妊娠をしていた場合、胎児に影響がでる恐れがあるといわれています。
女性に、フィナステリドが含まれている血液を輸血してしまうことがないように、献血の時に発毛剤プロペシアなどを服用している人は、拒否されるのです。
献血ができなくなる発毛剤、こんな人はすぐに使用をやめましょう
発毛剤プロペシアの服用に、向いている人と、向いていない人がいるようです。
では、どんな人は使用をやめたほうがいいのでしょうか。
自分はあてはまっているのか、一度チェックしてみてくださいね。
①これから子作りをしようとおもっている人
発毛剤プロペシアには、フィナステリドが含まれています。
フィナステリドは、胎児に影響がある恐れがあるといわれています。
これから子どもを持ちたいと思っている人は、使用を控えた方が安全です。
②抜け毛で悩む女性
抜け毛で悩む女性はたくさんいらっしゃるとおもいます。
発毛剤プロペシアの服用は副作用の観点から女性の使用が禁止されております。
抜け毛対策は、体に負担がかからない発毛剤をお勧めします。
服用を中止しましょう。
③献血を拒否されたくない人
献血を拒否されると、自分の気持ちを拒否された気持ちになって、さみしくなりますよね。
誰かの役に立ちたいという気持ちを、形にするためには、発毛剤プロペシアを服用を中止をお勧めします。
ただし、発毛剤プロペシアを服用をやめてすぐには献血できません。
日本赤十字社東京都赤十字血液センターのホームページによると、発毛剤プロペシア服用を中止して、一か月経過しないと献血ができないとされています。
発毛剤は使いたいけど献血もしたい。そんなときはどうすればいい?
献血は、病気で苦しんでいる人、手術を受けようとしてる人にとってありがたいものです。
ぜひ、これからも続けてほしいと思っています。
困っている人を助けたいという気持ちを大切にしてほしいと思います。
でも、発毛もしながら、献血は絶対できないのでしょうか。
いいえ。決して、そういうことはないのです。
⑴頭皮につける発毛剤を使用する
内服する発毛剤は、血液に成分が含まれますが、頭皮につける発毛剤は、血液には入り込みません。
頭皮に浸透させる発毛剤であれば、献血の際に拒否されることはありません。
⑵献血に影響のない発毛剤を使用する
発毛剤はすべて献血を拒否されるわけではありません。
日本赤十字社東京都赤十字血液センターホームページによると、献血を拒否する発毛剤は3種類だと記載されています。
発毛剤プロペシアは、胎児に影響がある可能性がある以外にも副作用があると報告されていますので、副作用がない発毛剤を選ぶことをお勧めします。
発毛剤を使用する際は、献血のことも視野にいれましょう
いかがでしたでしょうか。
献血は、いろんな規制があることがわかりました。
発毛剤であるプロペシアについても勉強することができました。
発毛剤にどんな成分が入っているのか、これからも見ていきたいと思います。
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献血をしたい方は、その旨も併せて相談するようにしましょうね。
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