監修医師
成田亜希子 医師
成田亜希子医師は日本内科学会、日本感染症学会、日本公衆衛生学会に所属。一般内科医として幅広い疾患の診療に向き合った後、医療系行政機関にて勤務をし、病院や診療所への行政審査、行政指導、介護行政、母子保健、精神福祉等を担当。
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眉毛の薄毛の原因
顔の印象を8割も決めると言われるほど、眉毛は重要な顔のパーツです。ナチュラルな眉毛は優しい印象を、しっかりとした太い眉毛は大人っぽくオシャレな印象を与えます。
しかし若い頃に眉毛を抜けすぎてしまったなどの理由から薄毛で悩んでいる方は少なくないようです。眉毛が薄くて人相が悪く見られてしまうと、なんだか悲しくなってしまいますよね。コンプレックスの薄眉毛を濃くしたい！とは思いますが、
薄い眉毛を濃くすることは出来るの？具体的にはどんな方法があるの？なんて疑問がありますよね。
そんな方に向けに、今回の記事では眉毛の薄毛対策を原因を説明したうえで、具体的な増毛方法を説明します。
この記事を読むことで、眉毛の増毛方法を実践できるようになってナチュラルな眉毛になることができるようになります。
眉毛を抜きすぎてしまった
1つめの原因は、細眉がトレンドとなっていた時期に自分で眉毛を抜きすぎてしまったことです。最近は太くてふんわりとした眉毛が流行っていますが、少し前は薄い細眉が流行っていた時期があります。その流行りにのって自分の眉毛を抜いてしまった人が多いのではないでしょうか。
眉毛を抜いてしまうと毛包が傷ついてしまいます。毛包が傷つくと毛が育ちにくく、新しい毛が生えづらくなってしまう可能性もあります。また眉毛を無理に抜くことで肌や毛穴の炎症が原因となることもあります。
眉毛は大抵の場合、同じ箇所を抜くことが多いと思いますが、同じ箇所を抜き続けているその部分からは眉毛が生えてこなくなることもあります。
ホルモンの影響
ホルモンバランスの崩れが薄毛の原因となることもあります。
女性の体の中に多く存在する「プロゲステロン」は体毛を増やす役割があります。このプロゲステロンは出産や避妊用のピルを服用することで分泌量が減ってしまいます。体毛を増やすホルモンの量が減少すれば、眉毛が薄くなってしまう原因となります。
男性の体の中に多く存在する男性ホルモンの一種である「テストステロン」は太くて丈夫な体毛を生やす役割があります。テストステロンは男性ホルモンと呼ばれていますが、女性の体の中にも存在します。男性ホルモンの分泌は髪の毛を薄くしてしまうことが知られていますが眉毛を含む頭髪以外の体毛は男性ホルモンによって濃くなることが分かっています。過剰なストレスや生活習慣の悪化などにより量が減少すると太くて丈夫な毛が生えにくくなり、眉毛が薄くなる原因となってしまいます。
▼男性ホルモンと薄毛の関係についてはこちら▼
加齢
年齢を重ねると、新陳代謝の低下により毛包や毛根が弱っていきます。そのため徐々に眉毛が生えにくくなる場合も少なくないようです。またヘアサイクルが若いころに比べて1ヶ月程度延長してしまうことも珍しくありません。そのため眉毛がなかなか生えてこないと感じる人もいるようです。
生活習慣の乱れや栄養不足
生活習慣の乱れはホルモンバランスに影響するため薄眉の原因になります。特に不眠や食生活の乱れにより生活習慣が乱れやすいとされています。
また食生活の乱れは栄養バランスの乱れに繋がりやすく、毛根への栄養の供給不足となり薄毛を進行させてしまいます。しっかり食事を食べていると感じる方の中には十分な栄養バランスが摂れているとは言いがたい人もいます。さまざまな食品をバランスよく食べることを意識しましょう。
眉毛の毛穴のつまり
皮膚に過剰な皮脂の分泌があると、毛穴がつまります。それだけではなく細菌が繁殖しやすく、炎症の原因にもなることがあります。毛穴に皮脂が溜まらないように洗顔を毎日することを心がけましょう。
肌の乾燥
肌が乾燥すると肌のバリア機能が低下してしまい、かゆみが生じてついついかきむしってしまいます。かゆみを抑えるためにかきむしってしまい、毛穴や地肌が傷ついてしまうと眉毛が抜けやすくなってしまったり、生えにくくなってしまったりします。
ストレス
ストレスは自律神経のバランスを乱し、体に悪影響を与えることがわかっています。職場などの人間関係のストレスでホルモンバランスが乱れると、毛細血管に栄養が行き届かなくなることがあり、眉毛が抜けてしまう原因になります。
▼ストレスによる髪への影響はこちら▼
眉毛の増毛は可能
これまで眉毛の薄毛の原因について説明してきましたが、眉毛の増毛は可能です。最近では増毛剤による増毛が流行っているようですが、その他にも眉毛の増毛方法はあります。
眉毛の薄毛対策とは
眉毛の薄毛対策にはさまざまな方法があります。以下の記事ではそれぞれの方法について説明します。
育毛剤による対策
眉毛の増毛には増毛剤を使用する対策があります。眉毛の育毛には必ず眉毛用の育毛剤を選んで使用してください。頭髪用の育毛剤も同じ育毛剤ですので、効果は同じだろうと考える方は少なくないと思いますが、頭髪と眉毛の毛根の太さや皮膚の強度が異なります。そのため同じ成分でも必要量が異なるため眉毛の増毛には眉毛用の育毛剤を使用してください。
眉毛の育毛剤は目的に合わせて選んでください。眉毛育毛剤の種類は「医薬品・医薬部外品・化粧品」の3種類に分けられています。しっかりとした発毛効果を期待する人は医薬品と呼ばれている種類の育毛剤を使用しましょう。第一類医薬品に分類される育毛剤は、直接毛根に働きかけて発毛を促すホルモンを配合しています。ある程度の効果でも良いと考えている人は医薬部外品が良いでしょう。医薬品ほどの効果は期待できませんが、育毛に必要な成分が一定量配合されています。医薬品・医薬品部外品ともに副作用のリスクがあるため慎重に選ぶ必要があります。医者や薬剤師に相談してから使用するようにしましょう。肌が乾燥しやすい人はコラーゲンやヒアルロン酸などの保湿成分が配合されている育毛剤を選ぶことも大切です。
最後に育毛剤の使い方です。育毛剤を使う前には必ず洗顔をしましょう。眉の毛穴は皮脂などの汚れがたまりやすい場所です。しっかりと洗って汚れを落とします。洗顔をした後は、眉毛を乾かしてすぐに育毛剤をつけてください。洗った直後は毛穴が開いているので有効成分が浸透しやすくなります。毛流れに逆行するようにつけると毛穴への浸透率がさらに高まりますよ。
植毛による対策
自分自身の頭髪を眉毛に植毛する対策があります。植毛は手術によって行われます。自分自身の頭髪を眉毛に移植するので、拒絶反応など起こすことなく生着します。生着すれば眉毛として生えてくるため育毛剤の使用が不必要になります。
ただし値段が高いことや、手術をしても生着具合に個人差があり成功しない可能性もあります。また生着には成功したけど、眉毛が伸びすぎてしまってカットが必要になってしまったり、不自然な方向に向いてしまうなどのマイナス面もあるようです。
植毛は手術です。そのため「切る・縫う・貼る」ということに対して抵抗があると考える方は少なくないようです。
化粧で眉毛を描く
大切な予定があるので、眉毛を濃くするまでに時間がない。という方は化粧で眉毛を描く方法もあります。
女性であれば化粧を普段からしているので問題は少ないかと思いますが、男性は化粧をすることがほとんどないため眉毛を描くと言われると難しいのではないかと感じる方が多いのではないでしょうか。そんな男性でもアイブロウと呼ばれる眉毛を描くアイテムを使えば気軽に挑戦することができます。
アイブロウはペンシルタイプのものを使用すると初めて眉毛を描く人も使いやすいです。ペンシルタイプなので、鏡で見ながら自分の理想の眉毛を描いて下さい。きっと思ってるよりも簡単に描くことができますよ。女性の目が気になる方は店頭以外にも通販でも購入できるので、ぜひ通販などを利用してみてください。
眉毛エクステを使う
眉毛エクステは、人工の毛を接着剤を使用して眉毛につける方法です。
眉毛を人工的に増やすので、眉毛を自然な印象のまま濃くすることができたり、左右のバランスを整えたりすることができるため、理想の眉毛を作ることができます。アイブロウや眉マスカラなど、眉毛メイクの時間を短縮することも魅力の一つです。施術時間は1時間前後で価格も数千円〜1万円程度で気軽に挑戦できます。
しかし接着剤の持続期間が1週間ほどと短いため、眉毛の濃さを維持するために何度も施術を受ける必要があり維持にコストと手間がかかる方法です。施術を受けるかメリットとデメリットを考えてから検討すると良いでしょう。
生活習慣を改善する
眉毛が薄くなる原因にはホルモンの影響の他に、生活習慣や睡眠・栄養不足がありました。健康な眉毛を生やすためには、育毛剤の使用など体の外側からのアプローチだけではなく、内側からのアプローチも大切になります。
毛の栄養素となるビタミンB群・タンパク質・亜鉛が含まれた食品を食べるようにすると良いでしょう。ビタミンB群・タンパク質を多く含むものには肉・魚・卵があります。亜鉛を多く含むものには牛肉・チーズ・牡蠣・ごまがあります。これらの意識して摂取するようにしましょう。香辛料の取りすぎや高脂質の食べ物は皮脂の分泌を活性化させるため控えるようにしましょう。ただし香辛料の適度な摂取は血行を促進する効果があるので、適度に摂取することを心がけましょう。
不眠によっても生活習慣を乱す原因になります。生活リズムを整えて決まった時間に起床・就寝を心がけると良いでしょう。
ストレスはホルモンバランスの乱れだけでなく、自律神経の乱れや筋肉を緊張させ血行不良を引き起こすなど、体に悪影響を与えます。長期間にわたりストレスを受け続けると、ヘアサイクルが乱れ眉毛が抜ける原因になる可能性があるため好きな音楽を聞いたり、適度に運動したりしてストレスを発散するようにしましょう。
▼ヘアサイクルの仕組みについてこちら▼
眉毛の増毛にクリニックという選択
ここまで育毛剤の使用や手術による植毛の方法などを説明してきました。しかし最近では眉毛の増毛にクリニックを選択する方も増えてきているようです。
薄毛になる理由は、眉毛を抜きすぎてしまった・ホルモンの影響・生活習慣の乱れ・ストレスが原因であることは説明しました。これらに共通して毛が生えにくくなってしまう原因は「ヘアサイクルの乱れ」なのです。
ヘアサイクルは成長期→退行期→休止期という3つの周期があります。このヘアサイクルに乱れが生じると本来成長するはずであった眉毛が薄毛になったり、太く成長しないまま産毛のようになったり、毛自体が生えてこなくなります。眉毛のヘアサイクルは4~5ヶ月程度と言われています。頭髪などの他の部位と比べて弱く抜けやすいことが特徴です。
AGAスマクリでの薄毛治療費用
『AGAスマクリ』での「ミノキシジル」「フィナステリド」の処方費用の表になります。月額4,980円 (税込)で「フィナステリド1.3mg」と「ミノキシジル5mg」を提供しており、診察料金や別途料金などがかかりません。
その他、AGAスマクリでは場所を選ばず、オンライン診療が可能。「薬代全額返金制度があるAGAクリニックとなります。」人件費などを抑えているため、かなりの安さでAGA治療に貢献しています。
▼AGAスマクリの評判や料金が気になる方はこちら▼
まとめ
太眉がトレンドになっていて薄眉毛に悩んでいる人も少なくないと思いますが、眉毛を増毛することは可能です！
増毛方法には、
育毛剤の使用・植毛をする・生活習慣を整えるなどさまざまな方法をを説明しましたが、最近ではクリニックで増毛をするという選択肢も増えてきているようです。
AGAスマクリは、低価格で全額返金制度もあり、オンライン診察があるため場所を選ばすに受診することができます。
薄眉に悩んでいて、どうすれば良いのかわからない・確かな効果を感じたいと考えているのであれば一度相談を受けても良いかもしれませんね。
今回の記事を読んで、ご自身に合った増毛方法を実践してナチュラルな眉毛を手に入れましょう！！
