フィナステリドはAGAの治療に効果的ですが、服用禁忌というものがあります。
あなたは、フィナステリドの服用禁忌というのがどのようなものかをご存知でしょうか？
フィナステリドには併用してはいけない禁忌薬や、服用してはいけない方がいます。
今回は、AGA治療薬であるフィナステリドの服用および併用禁忌について解説していきます。
- フィナステリドには併用禁忌薬がある
- フィナステリドはミノキシジルとの併用がおすすめ
- フィナステリドの服用が禁忌とされているのは、妊娠の可能性がある女性や授乳中の女性、そして子どもである
- AGAスマクリはフィナステリドとミノキシジル併用で飲み合わせの相談も可能
- AGAスマクリは初回0円！2回目以降ずっと4,980円で診療できる
監修医師
成田亜希子 医師
成田亜希子医師は日本内科学会、日本感染症学会、日本公衆衛生学会に所属。一般内科医として幅広い疾患の診療に向き合った後、医療系行政機関にて勤務をし、病院や診療所への行政審査、行政指導、介護行政、母子保健、精神福祉等を担当。
- 来院不要！オンラインで完結するから便利！
- 初回1ヶ月目はお得なお試しコースをご用意！
- 24時間いつでも受付中！思いたったときにいつでも予約可能！
- 無料のオンライン相談は、お気軽に！
フィナステリドの併用禁忌薬
フィナステリドはAGA治療に有効ですが、長期的な服用が必須となります。
しかし長期的に服用していると、どうしても他の薬を服用しなければいけない場合というのも出てきます。
ここでは、フィナステリドとの併用が禁忌と言われている薬について紹介します。
今回紹介するのは、次の3つです。
- ザガーロ(デュタステリド)
- 花粉の市販薬
- 風邪薬など
ザガーロ（デュタステリド）
結論からお話すると、フィナステリドとザガーロ(デュタステリド)との併用は推奨できません。
デュタステリドはフィナステリドと同様、脱毛因子であるDHTと呼ばれるホルモンの生成を阻害することで脱毛抑制効果が期待できる治療薬となっています。
しかしフィナステリドと併用してしまうことで、副作用が強く出てしまう可能性が高まります。
もしもフィナステリドとザガーロ(デュタステリド)を併用したいと考えているのであれば、フィナステリドよりも効果が強いザガーロ(デュタステリド)だけで服用するか、ミノキシジルとの併用がおすすめです。
▼DHTの抑制方法についてはこちら▼
花粉症の市販薬
次に、花粉症の市販薬との併用についてです。
フィナステリドと花粉症の市販薬との併用は、基本的には問題ありません。
ですから花粉症でお困りの方の中でAGA治療をしたいと考えている方は、フィナステリドと花粉症の市販薬との併用については問題なく服用できます。
ただし、複数の薬剤を服用すると、肝臓への負担が大きくなります。
肝臓への負担が大きくなると、肝機能障害を引き起こす原因にも繋がるので、複数の薬剤の服用には気をつけましょう。
風邪薬など
フィナステリドを服用中、万が一風邪を引いてしまった場合は風邪薬が飲みたいはずです。
結論を言うと、フィナステリドと風邪薬の併用は可能です。
お互いの作用に影響を及ばさないため、フィナステリドと風邪薬は併用しても問題ありません。
しかしこちらに関しても、複数の薬剤を併用するということは、同時に肝臓への負担も大きくなるということです。
万が一フィナステリドと風邪薬を併用すると、最悪の場合肝機能障害を引き起こす可能性も出てきます。
ですから、風邪を引いた際はまず医師に相談し、フィナステリドとの併用は問題ないかを確認しましょう。
フィナステリドと併用できるAGA治療薬
ここでは、フィナステリドと併用ができるAGA治療薬について紹介します。
フィナステリドは、ミノキシジルとの併用が可能です。
そしてこれら2つのAGA治療薬を併用することで、AGA治療の効果をより高めることが期待できるのでおすすめです。
ミノキシジル
フィナステリドと併用可能なミノキシジルがおすすめである理由は、発毛効果が促進されるからです。
フィナステリドは脱毛抑制効果が期待できるAGA治療薬ですが、ミノキシジルと併用することでAGAの進行を遅らせながら、発毛が期待できるようになるのです。
ミノキシジルは本来、血管拡張薬として採用されていました。
しかしAGA治療にも効果があるとされ、今では塗るミノキシジルと飲むミノキシジルの2種類が展開されています。
▼ミノキシジルの効果と副作用についてはこちら▼
薬を併用する際は必ず医師に相談すること
フィナステリドと他のAGA治療薬を併用する際は、必ず医師に相談しましょう。
自分でAGA治療薬を購入することはできますが、正しい方法で薬を併用しないと予期せぬ副作用を起こすこともあります。
ですから決して自己判断でフィナステリドと他のAGA治療薬との併用をせず、まずは医師に相談をしてから検討しましょう。
フィナステリドとミノキシジル処方可能！オンライン診療の「AGAスマクリ」
これまでのお話で、フィナステリドはミノキシジルと併用するのがおすすめであるということを伝えました。
しかしAGA治療というのは、どうしても月々にかかる費用が高いというのが難点です。
それもフィナステリドだけならまだしも、ミノキシジルも服用するとなれば、それだけ月々にかかるAGA治療の費用も増えてしまいます。
そんなあなたにおすすめなのが、オンライン診療です。
ここでは、フィナステリドとミノキシジルの併用が可能であるオンライン診療「AGAスマクリ」について紹介します。
▼オンライン診療の流れはこちら▼
AGAスマクリとは
AGA治療は長期的な継続が必要であるため、どうしても経済的な負担が大きくなります。
また、フィナステリドとミノキシジルなどのAGA治療薬を併用するとなると、どうしても経済的な負担はさらに大きくなってしまいます。
そんなあなたには、AGAスマクリがおすすめです。
AGAスマクリは全国どこからでもオンラインでAGA治療を行うことができるのが特徴のクリニックです。
月額4,980円 (税込)と他のAGA治療薬と比較しても非常にお得で、「ミノキシジル5mg」と「フィナステリド1.3mg」を提供しています。
これまでのAGA治療において、フィナステリドだけでは高い効果が得られなかったあなたは、ミノキシジルと併用して治療をすることで、これまでよりも高い効果が得られるでしょう。
またAGAスマクリでは、副作用の可能性がある方にはしっかりと医師が判断してくれるので、安心してAGA治療が可能となっています。
その他には、フィナステリドなどの禁忌薬が気になる方向けにも、オンライン診療にて飲み合わせの相談も可能です。
オンライン診療ということから、クリニックとしての店舗を持たないのも特徴の1つです。
これにより治療費用も安く抑えられているため、継続して治療し続けることが重要なAGA治療において、非常におすすめのクリニックとなっています。
AGAスマクリのおすすめポイント
- 全国からオンラインで診療可能
- 初月無料で治療できる
- 症状に合わせて複数の薬を処方
AGAスマクリの料金プラン
| フィナステリド・ミノキシジル（初月） | 0円 |
| フィナステリド・ミノキシジル（2ヶ月目以降） | 4,980円 |
| プロペシア | 11,000円 |
▼AGAスマクリの料金や評判が気になる方はこちら▼
AGAスマクリの基本情報
住所：〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南１丁目４−１５ 恵比寿銀座クロスビル ３Ｆ
電話番号：0120-549-642
アクセス：JR山手線恵比寿駅から徒歩1分
営業時間：9:00~22:00
公式HPのサイトURL：https://ec.internet-clinic.jp/
フィナステリドに関するQ&A
ここでは、フィナステリドに関するよくある疑問に答えていきます。
実際にフィナステリドを服用する際に確認しておきたい添付文書やアルコールの摂取について、またフィナステリドの服用量について解説します。
AGAスマクリで処方しているフィナステリドの添付文書が見たい
AGAスマクリでは、フィナステリドが処方されます。
実際にフィナステリドを服用する際、使用禁忌などについて添付文書を読んで詳しく理解しておくことが大切です。
フィナステリドの添付文書については、下記から詳しく見ることが可能です。
フィナステリド服用中、アルコールは摂取できない？
結論を言うと、少量であればフィナステリド服用中にアルコールを摂取することは可能です。
よく、アルコールを摂取することで薬の効果が下がるといった話を耳にします。
しかしフィナステリドの場合は、少量であればアルコールを摂取しても問題ないと報告されています。
ですからもしもフィナステリド服用中にアルコールを摂取したいと思っているのであれば、適量で抑えるようにしましょう。
アルコールとフィナステリドは、どちらも肝臓で分解されます。
もしもフィナステリド服用中に多量のアルコールを摂取してしまうと、肝臓に負担がかかります。
こうした肝臓への負担などを考慮した上で、フィナステリド服用中はアルコールの摂取量に気をつけましょう。
フィナステリドは0.2mg、1mgで副作用や効果に違いはある？
フィナステリドは、0.2mgと1mgでは副作用に大きな差はありません。
とはいえ、0.2mg服用するよりも1mg服用する方が、比較的副作用の発生率が高くなる可能性があります。
やはりフィナステリドを服用する量が増えると、それだけ血中に入るフィナステリドの成分の量も増えます。
基本的には0.2mgを服用し、1日最大でも1mgを服用の上限にしましょう。
また服用量を増やす場合は、決して自己判断で行わず、医師に相談をしてから検討しましょう。
フィナステリドの効果
フィナステリドの効果としては
脱毛抑制効果が挙げられ、結果としてAGAの進行を遅らせることが期待できます。
フィナステリドが効果を発揮する仕組みは、脱毛因子であるDHTと呼ばれるホルモンの生成を阻害するということにあります。
DHTは、体内の5αリダクターゼが男性ホルモンであるテストステロンと結合することで、生成されます。
しかしフィナステリドを服用することにより、5αリダクターゼの働きが阻害されるようになります。
5αリダクターゼの働きが阻害されると、テストステロンと結合ができなくなります。
このようにして脱毛因子であるDHTの生成を阻害し、脱毛抑制効果を発揮してくれるという仕組みとなっています。
フィナステリドの副作用
AGA治療において治療薬を服用する際、どうしても切って離せない関係にあるのが副作用です。
フィナステリドを服用することで引き起こされる可能性がある副作用は、次の通りです。
| 1〜5％未満 | 1％未満 | 頻度不明 |
| 性欲減退 | 勃起機能不全 | 肝機能障害、蕁麻疹 |
フィナステリドを服用することで起こる可能性がある副作用は、主に性欲減退や勃起機能不全、そして肝機能障害です。
実際のところ、フィナステリドを服用した際に引き起こされる可能性がある副作用の発生率は少ないものの、フィナステリドを服用すると男性の悩みを引き起こす可能性が高くなります。
性欲減退や勃起機能不全を引き起こすということに関しては、フィナステリドを服用することによって5αリダクターゼとテストステロンの結合を阻害し、テストステロンの血中濃度が低くなることが大きく関わっています。
発生率が少ないとはいえ、テストステロンの働きを阻害することで効果を発揮するのがフィナステリドですから、このような副作用が起こるリスクは比較的高いといって良いでしょう。
性欲減退や勃起機能不全は、精液量の減少にも繋がります。
ですからこれから子作りを考えている方は、フィナステリドの服用について検討するのが良いかもしれません。
フィナステリドの禁忌
フィナステリドはAGAの患者に対して効果を発揮する治療薬ですが、フィナステリドを服用できない人もいます。
フィナステリドの服用が禁忌とされている方は、次の通りです。
- フィナステリドに対して過敏症の既往歴がある患者
- 妊娠・妊婦、および授乳中の女性
これらについて、解説していきます。
フィナステリドの成分に対し過敏症の既往歴のある患者
フィナステリドを服用しようと考えている方の中でも、フィナステリドの成分に対して過敏症の既往歴のある患者の方は、服用できません。
例えばフィナステリドと服用すると痒みや蕁麻疹などといった症状が挙げられます。
このような過敏症を患っている方がもしもフィナステリドを再度服用しようとすると、強く症状に出る可能性があるので、過敏症に対する既往歴のある方は服用できません。
妊婦・妊娠している可能性のある女性、及び授乳中の女性
万が一妊婦の方、妊娠している可能性のある女性、そして授乳中の女性がフィナステリドを服用してしまうと、男性胎児の生殖機能に悪影響を及ぼすリスクがあります。
そもそもフィナステリドは、女性に対する効果がないということも押さえておきましょう。
フィナステリドというのは、経皮吸収する治療薬です。
触れただけでも血中に入り込むため、女性のみならず子どもが触れないよう注意しましょう。
【結論】フィナステリドの併用薬は必ず医師に相談を
フィナステリドは基本的に他の薬との併用は問題ありません。
しかし肝臓への負担が大きくなり、結果として肝機能障害を引き起こす原因にも繋がります。
フィナステリドを服用する際に気をつけなければいけないのは、服用してはいけない女性や子どもなどです。
これらの方は服用禁忌とされているため、フィナステリドを服用しないよう注意しましょう。
フィナステリドはAGA治療に有効な薬ですが、もしも他の薬と併用したいのであれば、まず医師に相談をしましょう。
