バルジ領域という言葉を聞いたことがありますか?
近年、毛包内に存在していることがわかったバルジ領域。
髪の健康に欠かせない働きをしているようですが、どんなものか気になりますね。
新しい育毛のポイントとなるバルジ領域についてまとめました!
監修医師
成田亜希子 医師
成田亜希子医師は日本内科学会、日本感染症学会、日本公衆衛生学会に所属。一般内科医として幅広い疾患の診療に向き合った後、医療系行政機関にて勤務をし、病院や診療所への行政審査、行政指導、介護行政、母子保健、精神福祉等を担当。
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発毛育毛の新たな鍵!バルジ領域と髪の関係とは?
新時代の育毛の鍵を握ると言われる「バルジ領域」。
初めて聞いた、という人も多いかもしれませんね。 それもそのはず、まだ発見されて新しい部分なんです。
このバルジ領域の活性化がこれからの新しい育毛のポイントとなるようです。
バルジ領域とはどこにあり、どのような働きで発毛・育毛を促すのか、勉強しましょうね!
育毛には欠かせない?バルジ領域って何?
ではまず、気になるバルジ領域とは何なのか、説明します。
育毛には欠かせないと言われるバジル領域とは何か、どんな働きや役割があるのか見ていきましょう。
バルジ領域とは?
バルジ領域とは、毛根の根元より少し浅い場所にあります。
これまで知られずにいた部分ですが、2000年に発見されてから、髪の健康に欠かせない部分であることがわかってきました。
それまでは、髪の成長には毛根を刺激することが一番であると考えられていましたが、バルジ領域が発見され、このバルジ領域の健康が保たれないと発毛は起こり辛いとの結論に至りました。
それではバルジ領域にどのような働きがあるのか、これから説明していきますね。
発毛司令塔!バルジ領域の働き
発毛指令塔と言われることもあるバルジ領域。
バルジ領域には、2つの幹細胞が存在します。 それは「毛包幹細胞」と「色素幹細胞」というもので、発毛を司る役割があると言われているためそう呼ばれています。
毛包幹細胞、色素幹細胞のそれぞれが細胞分裂をすることで、毛母に細胞の元を供給します。
そして毛母細胞が毛乳頭から栄養を受け取ることで髪の毛が成長します。
バルジ領域がしっかり働くことで発毛が促されるというわけですね。
「毛包幹細胞」の役割
バルジ領域内に存在する一つ目の幹細胞「毛包幹細胞」。
幹細胞とは、“もとになる細胞”と呼ばれており、 毛包幹細胞は髪を作る構造の大部分を作り出すと言われています。
毛根を包む筒状のものである毛包の下部には毛母細胞や毛乳頭があり、新しい毛が育つ場所であると考えられています。
毛包幹細胞は、これまで毛母細胞のある場所と言われていましたが、実際はバルジ領域にあるということがわかってきました。
「色素幹細胞」の役割
色素幹細胞とは、字のごとく色をつくる細胞です。
髪・色といえば思い浮かべるのは白髪ですね。 白髪の原因の1つに色素幹細胞の損傷が挙げられます。
色素幹細胞には細胞分裂し際限なく増殖できる機能があり、 白髪に色素を注入することで黒髪を作るメラノサイトを生成します。
そして、色素幹細胞と毛包幹細胞が同時に活性化することにより色のついた髪が繰り返し再生すると言われています。
バルジ領域の働きと育毛との関係
バルジ領域についてはわかりましたか?
ここからはバルジ領域と育毛の関係を紹介します。
バルジ領域がきちんと働いていることが髪の成長にとって非常に重要であるということがわかると思います。
育毛に欠かせない!バルジ領域と髪の毛の関係とは?
髪にはサイクルがあることをご存知の人は多いと思います。
成長期・退行期・休止期からなる毛周期が乱れると、毛包がミニチュア化したり、成長期が短くなると抜け毛と育つ髪のバランスが保たれず薄毛が進行していきます。
毛周期の休止期から成長期にかけて、前述したバルジ領域の毛包幹細胞と色素幹細胞が細胞分裂することで毛母が形成されます。
毛母細胞が栄養を受け取りどんどん上へ押しあがることで毛髪として外に出てきます。
バルジ領域が健康であれば丈夫でツヤのある髪に
髪の大元を作り出しているといえるバルジ領域。
前述のとおり、髪にはサイクルがあり、どんなに健康な髪でも寿命があります。
しかしこのバルジ領域の幹細胞が同時に活性化することで健康な髪が繰り返し再生されます。
バルジ領域を健康に保ち、2つの幹細胞のどちらも細胞分裂を活性化させることが、元気で色のついたツヤのある髪が育つポイントとなるんですね。
バルジ領域の活性が不十分だと弱毛や白髪の原因になることも
バルジ領域での幹細胞の働きが活性していれば髪は健康に育つ、その反対にバルジ領域内の幹細胞が損傷し、機能が失われ本来の働きができなくなると毛母細胞へと発展しないため、 次にやってくるサイクルでは健康な髪に育たない可能性があります。
また、先ほどお伝えしたように、色素幹細胞の損傷は白髪の原因の1つとなり得ます。
バルジ領域の活性化が育毛の鍵!
バルジ領域と髪の関係について説明してきました。
何度もお伝えしましたが、髪の健康とバルジ領域の健康は深くつながっています。
つまりバルジ領域の活性化こそがこれからの育毛の鍵となるんです。
バルジ領域を活性化させ発毛因子を増やす
細胞分裂をすることで毛根の下の方へ移動しながら髪の源となる毛母細胞に発展していく毛包幹細胞。
この「発毛因子」の分裂・増殖を促すためには毛包幹細胞の存在している場所、バルジ領域を活性化させることにあります。
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育毛にはバルジ領域の活性と衰えた血管の改善が効果的!
バルジ領域が活性化され、毛母へ細胞が供給されても、その後栄養がしっかりと届かないと健康な髪は育ちません。
毛乳頭の細胞は網の目の様に周囲を流れている毛細血管を通して栄養を受け取っています。
血管が細く血流が悪い状態では必要な栄養や酸素は行き届きにくくなります。
太く、血流の良い血管に改善することも育毛には大切です。
▼血流改善に効果的な頭皮マッサージ方法はこちら▼
新しい育毛ケア!バルジ領域の活性化に役立つオクタペプチド-2とは?
バルジ領域の活性化が育毛の鍵となりますが、どうすれば活性化させることができるのでしょうか。
ここではバルジ領域の活性化に役立つと言われているオクタペプチド-2という成分を取り上げます。
バルジ領域の活性化!オクタペプチド-2とはどんな成分?
オクタペプチド-2とは、8つのアミノ酸で合成されたペプチドです。
バルジ領域を活性化する成長因子チモシンβ4の受容体結合部のみを合成されています。
体内で代謝されやすいだけでなく、安全性や持続性に優れているという特徴があります。
オクタペプチド-2の効能とは?
オクタペプチド-2はバジル領域内の毛包幹細胞の生成を促す作用があると言われています。
ヘアサイクルの休止期に、髪を作る際の元となる毛包幹細胞の働きをより活発にすることで、休止期から成長期への移行がスムーズになります。
毛包幹細胞が髪の元の毛母細胞へと発展していくので、オクタペプチド-2が間接的に毛母細胞の生成を助けているということになりますね。
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バルジ領域から髪を元気に!
いかがでしたか?
バルジ領域がいかに健康で、髪の元となる細胞を作り出しているかが新しい育毛のポイントとなることがわかりましたね。
バルジ領域を活性化させ、発毛・育毛を促進しましょう!
実際にバルジ領域を健康にし、どうすれば発毛できるのか…と思った方は、一度専門の医師に相談してみてもいいかもしれません。
頭皮マッサージをしたり、生活習慣を改善しても限界はあります。
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