「フィナステリドの内服薬を使ってみたいけど、実際はどうなの？」
「フィナステリドの内服薬と外用薬ではどんな違いがあるの？」
「副作用はやっぱり出るの？」
このような疑問をお持ちではないでしょうか？
もしフィナステリドの内服薬を飲んで効果があるのであれば、使用してみたいはずです。
そこで今回はフィナステリドの内服薬の効果を中心に、内服薬と外用薬の違い、内服薬を安全に使用するための注意点について解説していきます。
・フィナステリドには脱毛抑制効果がある！
・総合的に見ると、外用薬よりも内服薬の方がおすすめ！
・AGA治療には医師から薬を処方してもらうことが必須！
・おすすめのAGAクリニックは、「AGAスマクリ」！初月無料で2ヶ月以降もずっと4980円！
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監修医師
成田亜希子 医師
成田亜希子医師は日本内科学会、日本感染症学会、日本公衆衛生学会に所属。一般内科医として幅広い疾患の診療に向き合った後、医療系行政機関にて勤務をし、病院や診療所への行政審査、行政指導、介護行政、母子保健、精神福祉等を担当。
フィナステリド内服薬とは
フィナステリド内服薬とはAGA（男性型脱毛症）治療に使われる錠剤のことです。
しかし厳密に言うと、プロペシアやフィンペシアに含まれる有効成分のことをフィナステリドと言います。
プロペシアは国内で承認されている薬で安全性は高いです。
逆にフィンペシアは国内では承認されていない薬で個人輸入や通販のみで入手することができます。
この両者は、効果は同一と認められているもののフィンペシアに関しましては、偽物が多く出回っています。
そのためフィナステリドが含まれているからと言って無闇に手を出すのは危険です。
ではこれからフィナステリド内服薬について詳しく解説していきます。
フィナステリド内服薬の効果
フィナステリド内服薬は脱毛抑制効果があります。
AGAの原因である酵素（5α-リダクターゼ）を阻害し、ジヒドロテステロン（悪性のテストステロン）を抑制することで髪の毛が抜けるのを防ぎます。
これは実際の研究結果でも出ており、
414名の男性にフィナステリド投与（1mg/日）してみたところ、
- 観察期間48週間→軽度改善以上の効果58%
- 観察期間1年間→軽度改善以上の効果68%
- 観察期間2年間→軽度改善以上の効果78%
引用：男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版
この結果から分かる通り高い確率で効果が見込めることがわかります。
ですが、フィナステリドには髪を生やす効果は期待できません。
そのため髪を生やす効果のあるミノキシジルと併用することが一般的です。
▼5αリダクターゼについて詳しく知りたい方はこちら▼
効果が出るまでの期間
しっかりとした効果を見込むためには最低でも6ヶ月間の継続した服用が大切です。
途中で服用をやめてしまうと数ヶ月の治療が無駄になってしまいます。
もちろん副作用により辞めざるを得ない時は仕方ないのですが、効果が出ないという理由で治療を断念するのはやめましょう。
もし6ヶ月間の治療しても改善が見られなければ、AGAではなく他の脱毛症（円形脱毛症など）である。
もしくは処方されている薬が合わないなどの可能性が高いです。
その際は医師による診察を受けるようにしましょう。
▼円形脱毛症の原因はこちら▼
実際にフィナステリド服用した人のクチコミ
お薬なびより
プロペシアを飲み始めてから4ヵ月くらいですかね、だんだんと頭皮が見えてこなくなっていることに気づいたんです! 生活習慣にも気を付けてもっとふさふさになりたいです。 自分に自信が出てくるし、困っている人に是非お勧めです!
お薬なびより
プロペシアを3年服用している者です。 私は10年前くらいから薄毛に悩んでいて様々な方法を試し、お金をかけてきましたが、どれも上手くいかずに時間を無駄にしていました。 プロペシアに出会ってからは、今までの努力が嘘のようにみるみると髪が増えて濃くなっていくのを実感できました。
フィナステリドの内服薬と外用薬（塗り薬）との違い
フィナステリドの内服薬と外用薬には明確な違いがあります。
ここでは4つの違いについて詳しく解説しておりますので見ていきましょう。
内服薬と外用薬の違い①効果
内服薬の方が体への吸収率が高いという理由で外用薬よりも効果は高いです。
AGAは長期間の治療になることが一般的ですので、外用薬を使用する際はもっと長い期間の治療になることを覚悟しておく必要があります。
内服薬と外用薬の違い②副作用
内服薬は体への吸収率が高いことから、副作用の確率も高くなります。
フィナステリドの副作用としては、性欲減退、勃起機能不全、肝機能の低下などが挙げられます。
しかし外用薬だけに出る副作用もあります。
それは頭皮の発疹・発赤、かゆみなどです。
▼フィナステリドによる肝臓への影響はこちら▼
内服薬と外用薬の違い③購入方法
フィナステリドの内服薬は多くの医療機関で使用されています。
それとは反対に外用薬は医療機関であまり使用されておらず、薬局などでもあまり取り扱われておりません。
そのため通販などで購入することが多いです。
その際は口コミを見て、購入するかを判断するようにしましょう。
また内服薬に関しましては、なるべく個人輸入や通販ではなくAGAクリニックや皮膚科に処方してもらうようにしましょう。
内服薬と外用薬の違い④費用
- 内服薬：8000〜10000円/月
- 外用薬：2000〜4000円/月
上記の通り、外用薬の方が内服薬よりも安いです。
もしAGA治療を始めて行う方で、副作用や体質などを確かめたいのであれば、まずは外用薬を使ってみることをおすすめします。
フィナステリドを効果的に安全に服用するには
これまでフィナステリドの内服薬と外用薬について解説してきました。
どちらとも違う観点で見ると、良し悪しがはっきりしております。
「効果」「購入方法」という面で見ると内服薬。
「副作用」「費用」という面で見ると外用薬。
しかし実際に副作用を感じられている方は1%ほどです。
副作用の発生率は比較的低いと言えるでしょう。
これらにより総合的な判断をすると効果的に、そして安全に服用できる内服薬の方がAGA治療には向いていると言えます。
医師の処方が必須
薬はAGAクリニックや皮膚科で処方してもらうことが必須。
その理由は薬を服用する際に、症状や効果、相性といった点から判断してもらうことが必要だからです。
もし薬局や、個人輸入、通販など利用することは非常にデメリットが多いです。
効果が出にくい、偽物、救済制度が適用不可、配送遅延などのトラブルが起きる可能性があります。
しっかりとしたAGA治療を受けたいという方は、専門知識のあるAGAクリニックや皮膚科で処方してもらうようにしましょう。
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AGAでは長い期間治療を行うため、月に支払う金額はそこまで多くないものの総額で見たらかなりの金額が飛んでいるものです。
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フィナステリドは用法・用量を守って服用しよう
AGA治療は非常に時間がかかるものですので、焦ってしまいます。
しかし早い人で2ヶ月、遅い人で6ヶ月以上も効果を実感できるのに時間がかかります。
したがって長い目で見ることが重要です。
また、どんな薬にも適切な用法・用量がありますので健康のためにもしっかりと守りましょう。
そして、どれだけ飲んでも効果は変わらないことを理解して安全にAGA治療に臨みましょう。
