AGA治療で有名なフィンペシアを服用する事で薄毛や抜け毛の症状を改善する事が可能です。
治療効果がうまく得られると服用後6ヶ月程度で頭皮の産毛が濃くなる方もいます。
相談者
フィンペシアの効果は、主に頭皮に作用するため全身への影響が少ないのが特徴です。
全身の毛が濃くなっている場合、ミノキシジルなど併用薬の影響が考えられます。
この記事では、フィンペシアの作用を解説し、産毛が濃くならない理由や注意点を紹介します。
- フィンペシアを服用すれば産毛が生える効果が期待できます
- 6ヶ月継続する事が重要です
- フィンペシアは国内未承認薬になるので注意が必要です
- AGAスマクリはオンラインで利用できる！
- おすすめのAGAクリニックは、「AGAスマクリ」！初月無料で2ヶ月以降もずっと4980円！
監修医師
成田亜希子 医師
成田亜希子医師は日本内科学会、日本感染症学会、日本公衆衛生学会に所属。一般内科医として幅広い疾患の診療に向き合った後、医療系行政機関にて勤務をし、病院や診療所への行政審査、行政指導、介護行政、母子保健、精神福祉等を担当。
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フィンペシアの服用で産毛は生える？
そりこみ部や頭頂部の髪がなくなっているように見えていても、マイクロスコープなど専門の機器を通すと薄くなった毛が確認できる事が多々あります。
髪は、ヘアサイクル（髪の成長周期）のうちの休止期に入ってから3ヶ月程度で新しい髪が生成され、古い髪を押し出して頭皮に出てきます。
早くて3ヶ月程度で効果を実感
フィンペシアの効果を受けた髪が生成されるまで最低でも3ヶ月程度が必要です。
AGAの進行が進んでいない人であれば、一度の髪の生え変わりで目で確認できる産毛が生えて来る事があります。
服用開始後、10日〜1ヶ月程度で初期脱毛という脱毛症状が見られるようであれば、早期に産毛が生えるのを期待できます。
1年以上の服用で髪の毛に成長する
フィンペシアの効果が実感できるまでには、一般的に6ヶ月程度かかります。
6ヶ月経過時に、産毛ではありますが濃い髪が生えてきていれば薄毛が気にならなくなります。
産毛が順調に成長していけば、1年経過の頃にはしっかりとした髪になっています。
フィンペシアの服用で産毛が濃くならないことはある？
フィンペシアは、5αリダクターゼ2型の働きを阻害する作用機序を持ちます。
5αリダクターゼ2型は体内にある酵素で、男性ホルモンであるテストステロンと結びつく事でジヒドロテストステロンを生成します。
ジヒドロテストステロンは、ヘアサイクルにおける髪の成長を短くする作用があり、AGAを発症させ薄毛や抜け毛が進行させます。
5αリダクターゼ2型は、特に生え際（前頭部）、頭頂部に分布しているので、症状が現れやすいです。
フィンペシアを服用する事でジヒドロテストステロンの生成が阻害され、AGAの発症抑制・進行防止が期待できます。
▼5αリダクターゼについて詳しく知りたい方はこちら▼
目立たない部分の産毛が濃くならないこともある
フィンペシアの効果に関係する5αリダクターゼは、主に生え際と頭頂部に存在しているため、効果が見られやすい部位は限定されています。
側頭部や後頭部、その他体毛が濃くなる事を望んでいる場合は別の治療薬を選択した方が良いかもしれません。
産毛が濃くならない場合何かしらの異常がある
フィンペシアを服用しても生え際と頭頂部の産毛が濃くならない場合は、何かしらの問題があるかもしれません。
考えられる主な原因は二つで、まずAGAの進行が進んでおり、二度三度の生え変わりが起こらなければ十分に濃い産毛とならないケースが考えられます。
少なくとも6ヶ月は様子をみて、効果が実感できないようであれば医師に相談するようにして下さい。
次に、薄毛や抜け毛の原因がAGAでない場合が考えられます。
フィンペシアの治療効果は、ヘアサイクルを整える事で効果を得るため、毛包に直接作用して発毛を促す作用はありません。
薄毛や抜け毛の原因がヘアサイクルの乱れにない場合は、産毛が濃くなる可能性はありません。
フィンペシアを服用しても産毛が濃くならない理由
AGAの原因は、ジヒドロテストステロンになります。
フィンペシアは、ジヒドロテストステロンの生成を抑制する事で治療効果を得るため、AGA以外の病気などが原因で薄毛や抜け毛が起こっている場合は、産毛が濃くならない可能性があります。
5αリダクターゼの種類によっては作用がないことがある
5αリダクターゼは、体内にある還元酵素の一種で「1型」と「2型」の2種類があります。
それぞれ、分布する部位や特徴が異なるため、目的に合った治療薬を選択しなければ理想の頭髪環境になりません。
フィンペシアは2型のみを阻害するため、生え際や頭頂部への効果が強く、側頭部や後頭部への効果が弱くなっています。
フィンペシアを服用することで起こる産毛への影響
フィンペシアは、ヘアサイクルを整える効果があります。
ヘアサイクルとは、成長期・退行期・休止期の３つに分けられる髪の毛が成長して抜け落ちるまでの期間のこと指します。
・成長期（約2～6年間）
新しい髪が生える期間
・退行期（約2週間）
毛根が徐々に小さくなり、髪の成長速度が低下し退行していく期間
・休止期（約3～4ヶ月）
髪の成長が止まり、新しい髪が古い髪を押し出して抜け落ちるまでの期間
髪の毛の状態を整える
AGAの原因となるジヒドロテストステロンは、ヘアサイクルの成長期を極端に短くするため、抜け落ちやすい薄毛を生成する事になります。
フィンペシアを服用すると髪の成長期間をしっかり取れるようになるため、髪の状態を良くする事ができます。
頭皮環境を良好にする
ジヒドロテストステロンには皮脂の分泌を促す作用もあるため、生成を抑える事で、頭皮の脂の量も減らせる効果が期待できます。
皮脂が溜まると頭皮環境が悪化し、抜け毛や髪の成長が妨げられる可能性があります。
フィンペシアで髪の毛が生えていない部分に産毛は生える？
生え際や頭頂部であれば産毛が生えて来る可能性があります。
AGAの進行が非常に進行し、毛包が完全に不活化してしまっている場合には、生えてきませんが、目では確認できなかった薄毛であれば確認できるようになるかもしれません。
産毛が確認できるようになる可能性があるかどうかは、AGA専門クリニックで医師に確認してもらえば判断がつくので、不安な人は一度クリニックの受診を推奨します。
フィンペシア服用時の注意点
同成分のものが国内承認されてはいますが、フィンペシア自体は国内未承認薬になっています。
また、フィンペシアは人気の製品であるため、偽物品も流通しています。
フィンペシア服用時は、クリニックを通じて購入し、万が一の際には、すぐに相談できる医師を見つけておく事が大事です。
安全性に不安が残る
国内未承認薬の場合、医薬品副作用被害救済制度を受ける事ができず、副作用が生じた際の医療費に自己負担金が生じます。
参考）独立行政法人医薬品医療機器総合機構HP
https://www.pmda.go.jp/relief-services/adr-sufferers/0001.html
年によってバラつきがありますが、年間1,000件程度の請求があり、年々増加傾向にあります。
個人輸入品には偽物が多く存在している
偽物品は、個人輸入の場合でよく見られ、薬の中にどのような成分が入っているか分からないのが恐ろしいところです。
不純物混入による健康被害が及ぶ可能性があります。
クリニックであれば、国が認めた医薬品卸業者から仕入れているため、医師、薬剤師の目で複数回確認されているので安心です。
フィンペシアが不安な人はプロペシアがおすすめ
有効成分は同じフィナステリドが用いられていますが、フィンペシアは、プロペシアと違い日本の厚生労働省において安全性を認めていません。
プロペシアは、医師からの処方が必要とされる薬ですが、フィンペシアは個人輸入などで購入する事も可能です。
フィンペシアは比較的安価で手に入りますが、安さだけを求めて服用すると万が一のリスクが高くなるため、信頼できるプロペシアをおすすめします。
フィンペシアとプロペシアの違い
フィンペシアはプロペシアのジェネリック医薬品であると言われる事がありますが、厳密にはジェネリック医薬品とは異なります。
特許の認められていないインドが同じ成分の薬を製造しているものになり、特許に費用が掛かっていない分だけ安くなります。
主成分のフィナステリドの含有量1mgは同じですが、製造工程と薬表面のコーティング剤に違いがあります。
プロペシアは臨床研究で安全性が十分に確認されているため、フィンペシア服用に不安がある方にはプロペシア服用がおすすめです。
▼プロペシアの効果についてはこちら▼
ミノキシジルの併用で高い効果が期待できる
ミノキシジルは有効成分が毛母細胞を活性化させ、髪の発毛や育毛をサポートします。
他のAGA治療薬がAGAの原因の元になる酵素を阻害する事で効果を得るのに対し、髪に直接作用する事で効果を得るのが特徴です。
プロペシアとミノキシジルは同じAGA治療薬でありながら、その作用機序が異なるため、併用する事で両成分の恩恵を受ける事ができます。
AGAの進行を抑えながら発毛を促進する事ができるため、産毛が効果的に生えて来る可能性が高まります。
プロペシアとミノキシジルの併用治療なら｢AGAスマクリ｣
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AGAスマクリでは、フィナステリドとミノキシジルを併用した治療を主としています。
フィナステリドは、同成分で国内承認薬であるプロペシアのジェネリック医薬品であるため、効果は信頼できます。
もちろんカウンセリングの中でプロペシアを用いた治療などを希望される人にも対応可能です。
オンラインを用いて、いつでも相談しやすい環境を用意しているので、安心して治療を継続していただけます。
▼オンライン診療の流れはこちら▼
AGAスマクリ料金プラン
基本プラン「フィナステリド 1mg + ミノキシジル 5mg」
| フィナステリド・ミノキシジル（初月） | 0円 |
| フィナステリド・ミノキシジル（2ヶ月目以降） | 4,980円 |
| プロペシア | 11,000円 |
「初回1ヶ月無料おためしコース」や「4980円の通常処方1ヶ月分を無料でご提供」を行っておりますので、ぜひお気軽にお申し込み下さい。
AGAスマクリは、スマホ一つで全国どこにいても診察や処方を受けられるのが特徴です。
オンラインをうまく活用し経費を削減する事で、他のクリニックより料金を安く設定していても質の高い治療を維持しています。
AGAスマクリの症例紹介
30代男性のミノキシジル、フィナステリド併用による症例事例です。
治療開始前は、前頭部のAGAが進行しており、両額の毛髪が肉眼では確認できない状態になっていました。
治療開始5ヶ月目には、初期脱毛が起こり、毛髪が残っていた中央部も一度抜け落ちて、新しく生え変わり、前頭部の毛髪が均等化されました。
治療8ヶ月目には、薄かった毛が徐々に濃くなり、患者様も納得の頭髪になりました。
利用者
【まとめ】フィンペシアで安全性を考慮して治療しよう
フィンペシアの有効成分であるフィナステリドの効果は、世界的にも認められておりAGAの改善効果が期待できます。
AGA治療の効果が認められるまでには、6ヶ月以上の期間が必要なため、途中で服用を止めてしまうケースがよく見られます。
生え際や頭頂部に症状が目立つようであれば、服用を続ければしっかり効果を実感できるはずです。
ただし、フィンペシアは国内未承認薬であるため、安価に手に入る分、医薬品副作用被害救済制度の補償を受ける事ができません。
近年のAGA治療ブームに乗って、偽物品の流通も目立つため、服用には細心の注意を払いましょう。
フィナステリドを成分とするAGA治療薬では、プロペシアが国内承認薬となっています。
プロペシアを服用したい場合は、医師からの処方が必要であるため、AGA専門クリニックなどの受診が必要です。
