AGA塗り薬(外用薬)本当に効果ある?【内服薬とも徹底比較】

疑問

成人男性の3人に1人が悩むと言われるAGA(男性型脱毛症)の治療方法には「外用薬」を用いた治療が存在します。

AGAの治療法の定番である外用薬には具体的にどのような効果効能があるのでしょうか?

今回はAGA治療に用いられる外用薬の効果や副作用、内服薬との違いについてご紹介します。

この記事の要約
  • 外用薬はミノキシジルの成分が含まれたものが主流
  • かゆみやかぶれなどの副作用の可能性もある
  • 局所的な毛量を増やしたい場合は、外用薬が適している
  • AGAの治療をする場合は内服薬や、「内服薬+外用薬」ですすめることが一般的
  • AGAスマクリではミノキシジルとフィナステリドが「初月無料」、翌月4980円

監修医師

成田亜希子 医師

成田亜希子医師は日本内科学会、日本感染症学会、日本公衆衛生学会に所属。一般内科医として幅広い疾患の診療に向き合った後、医療系行政機関にて勤務をし、病院や診療所への行政審査、行政指導、介護行政、母子保健、精神福祉等を担当。

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AGA塗り薬(外用薬)と内服薬の違い

AGA塗り薬(外用薬)と内服薬の違い

男性型脱毛症の治療薬であるAGA治療薬は、大きく塗り薬=外用薬、内服薬の2種類に分けられます。

AGA塗り薬(外用薬)

外用薬は頭皮に塗るタイプの塗り薬で、「ミノキシジル」という毛母細胞を活性化させ発毛を促進する効果のある成分を用いたものが主流です。

ミノキシジルは市販の育毛剤にも含まれますが、医療機関で処方される外用薬は含有量がより多く、優れた効果を発揮します。

なかには、「フィナステリド」という、髪の毛が生え変わる周期を正常な状態に戻す作用がある成分が含まれているものもあります。

AGA内服薬

AGA内服薬には主なものに

  • ミノキシジルタブレット
  • フィナステリド(プロペシア)
  • デュタステリド

があります。

ミノキシジル

AGAやびまん性脱毛症などの髪が薄くなる症状の改善が期待できます。

もともとは、一般的に降圧剤として高血圧の治療薬に用いられていましたが、高血圧治療中の人に多毛症の所見が認められたことから、薄毛治療薬の可能性が研究されました。

内服薬の場合、薄毛の改善・血行促進・毛母細胞の活性化・発毛作用と多くの効果が見込め、大塚製薬の研究では、半年間の服用で80%以上の人に症状の改善が見られたことが明らかになりました。

しかし、一つ注意しなければならないのは、降圧作用も同時に発揮されてしまうという点です。時には、むくみや息切れ、呼吸困難、胸水などの心臓血管系の副作用が現れることもあるため、必ず医師の指示量を守って服用するとともに、定期的な通院も欠かせません。

フィナステリド(プロペシア)

AGAの進行を抑え、髪の毛が生え変わる周期=ヘアサイクルを正常な状態へ整えるための薬です。

服用後すぐからヘアサイクルを戻す効果はありますが、目に見えた効果を実感するまでには半年ほど継続して服用する必要があります。

危険性は低いとされていますが、勃起不全や性欲減退などの副作用が認められる場合があるため、妊娠を希望している男性は注意が必要です。

デュタステリド

フィナステリドと似たような効果をもちますが、作用する酵素が異なります。

副作用もフィナステリドと同様で、性機能障害の可能性があります。

今回ご紹介した内服薬はいずれも1日に1回好きなタイミングでの内服でよいため、手間が少なく継続しやすいメリットがあります。
また、外用薬と比べて吸収率に優れ効果を実感しやすいという特徴もありますが、それと同時に副作用にも注意が必要であることを覚えておきましょう。

▼ミノキシジルの効果と副作用についてはこちら▼

ミノキシジルの作用機序は?効果や副作用についても解説!

AGA塗り薬の目的とされる効果

AGA塗り薬の目的とされる効果

AGA治療薬の効果には

  • 抜け毛の原因となる男性ホルモンを抑制することで薄毛の進行を止める
  • 頭皮の血流を改善し、発毛を促す

の2つのタイプがあります。

内服薬の場合は「薄毛の進行を止める」作用、塗り薬の場合は、後者の「発毛を促す」効果がメインとなりますので、両者を併用することでAGAの治療が順調にすすみます。

しかし、「飲み薬には抵抗がある」「まずは塗り薬からはじめてみたい」という人もいるでしょう。

今回は塗り薬に焦点を当てて、効果について詳しくご紹介します。

半年~1年程度継続することで効果を実感

AGAの塗り薬は、使用を始めてすぐに期待通りの効果が得られるものではありません。

半年~1年程度使用を継続することで、効果を実感しやすくなります。

「使い始めたけど効果がないからやめよう」とすぐに中断せず、少なくとも4~6ヵ月は継続して外用しましょう。

1年以上使用しても思うような効果が得られない場合は、薬と体質が合っていない可能性が考えられるため、担当医に相談し指示を仰ぎましょう。

部位ごとの薄毛の原因とAGA塗り薬の効果

ひとことでAGAといっても、頭髪の部位によってその原因はさまざま。

たとえば、頭頂部の薄毛は局所の血行不良が主な原因であるのに対して、前頭部や生え際の薄毛は男性ホルモンの乱れや頭皮の硬さが影響していることがほとんど。

ミノキシジルをはじめとするAGA塗り薬は、ヘアサイクルを整えることで健康的な毛髪の発育を促すことを目標にしているため、すべての部位の薄毛に効果があるわけではありません。

ミノキシジルは、特に頭頂部の薄毛や脱毛に優れた効果を発揮します。

薄毛が気になる部位や症状の程度によって適した薬が異なりますので、医師に相談しながら治療をすすめていきましょう。

AGA塗り薬の種類・塗り方

AGA塗り薬の種類・塗り方

AGA塗り薬の種類とそれぞれの塗り方についてご紹介します。

ロゲイン(ミノキシジル)

ロゲインは発毛を促すミノキシジルを主成分とする塗り薬です。

細胞増殖因子を刺激し、血管を増殖させて血流を改善します。

内服薬と比較し副作用が穏やかで、多くの人にとって使いやすい仕様になっています。

成人男性の場合、「1日2回、1回あたり1ml」を目安として使用します。

頭皮に残るミノキシジルの量を一定にするため、1回目と2回目の塗布は8時間以上空けるのが望ましいです。塗り忘れを防ぐために、起床時・就寝時に使用するのもおすすめです。

薄毛が気になる部位のみに垂らした後、刷り込むようにマッサージしながらなじませます。

アロビックス

アロビックスは、血管を拡げ栄養成分を届けやすくすることで毛の成長を促す「カルプロニウム塩化物」を5%含有した薬です。

頭皮の血流の改善に優れており、その有効性は「日本皮膚科学会男性型脱毛診療ガイドライン」でも認められています。

塗り方はロゲインと同様です。1日2回、薄毛が気になる部分に塗布します。

どの薬にも共通する注意点

AGA治療薬は、内服薬でも外用薬であっても、使用をやめた時点でそれ以降の効果が得られなくなるという特徴があります。

十分に効果が感じられた場合は自己判断で投薬を中止してもよいですが、効果を持続させたい場合は投薬を継続しましょう。

AGA塗り薬による副作用

AGA塗り薬による副作用

どのような薬にもいえることですが、作用がある分、副作用のリスクもあります。

服用開始前に副作用について知り、万が一副作用が出た場合に早急に対処することが重要です。

ロゲイン(ミノキシジル)

ロゲインの主な副作用
  • 頭皮のかゆみ
  • かぶれ
  • 赤み
  • 過敏症
  • アレルギー

アロビックス

アロビックスの主な副作用
  • 頭皮のかゆみ
  • 刺激痛
  • 局所発汗
  • 熱感
  • 全身性発汗
  • 悪寒、戦慄
  • 過敏症
  • アレルギー

副作用はいずれも使用開始時に特に出やすいです。

気になる場合は一度服用を中断し、医療機関を受診しましょう

場合によっては他のタイプの治療薬への変更が必要となることもあります。

AGA治療薬選び方のポイント

AGA治療薬選び方のポイント

AGA治療では自分の症状や目的に合った薬を選ぶことが何よりも重要です。

薬の選び方のポイントをご紹介します。

自分の症状や目的に合っているか

自分が改善したい悩みや症状に合わせて選びましょう。

その場しのぎで薄毛が一時的に改善すれば満足なのか、それともAGAを根本的に治療したいのかによっても治療方法は異なります。

「薄毛の進行を食い止めたい」

薄毛を今以上に進行させないようにしたいという場合は、内服薬での治療、もしくは内服薬と外用薬の併用がおすすめです。

「毛量を増やしたい」

局所的な毛量を増やしたい場合は、外用薬が適しています。

しかし、ケースによっては内服薬との併用によりさらなる効果が望めることもあるため、医師と相談しながら決めましょう。

リスクの少ない治療薬を選択する

基礎疾患の有無や体質によっては、服用できるAGA治療薬が限られます。

診察の際は、持病の有無や使用している薬、アレルギーの有無を必ず医師に伝えましょう

よくある例として、「高血圧で降圧薬を内服している」人のAGA治療では、血管拡張薬であるミノキシジルは使用できません。

内服薬の場合は、勃起不全や射精障害、精液量減少など妊娠に影響を及ぼす可能性のある副作用が出てしまうこともあります。

妊活中の人は塗り薬をメインに使用することをおすすめします。

▼AGA治療薬による血圧への影響はこちら▼

AGA治療は高血圧な人にはリスクが!?〜ハゲの注意点〜

価格で選ぶ

AGA治療は「塗ったらすぐに効果が出る」というものではなく、一般的には数カ月~数年単位で満足のできる効果が得られるものです。しかし、AGA治療薬はいずれも保険適用外で自由診療での処方となりますので、費用面も気になりますよね。

1ヵ月あたり数千円~数万円の費用がかかるため、薬を選ぶ際には「長期的に継続が可能か」という視点も忘れないようにしましょう。

ですが、安さだけで選ぶのは危険です。

個人輸入代行などで安く手に入れられることがありますが、そのような薬は安全性が確保されていないことが少なくありません。

AGA塗り薬だけの処方は可能なのか

AGA塗り薬だけの処方は可能なのか

AGAの治療は「内服薬+外用薬」ですすめることが一般的ですが、塗り薬だけの処方が可能なのかも気になりますよね。

AGA塗り薬だけの処方は可能

AGA治療薬のうち、塗り薬だけの処方ももちろん可能です。

塗り薬の効果をみてから内服薬の使用を検討したい場合は、その旨を医師に伝えましょう。

スキンクリニックよりAGA専門クリニックへ

AGA治療は、一般皮膚科よりもAGA専門クリニックでおこなうことをおすすめします。

AGAに精通する専門的な知識のある医師に診てもらうことで、症状を最小限に抑えたり、治療を効率的にすすめたりすることが可能です。

AGA専門クリニックでの費用相場は以下になっておりますのでご参考にしてみてください。

また、AGAスマクリではオンライン診療を行っているので、気軽に相談してみてくださいね。

【治療薬別 AGAクリニック費用相場】
フィナステリド内服薬 約7,000円
デュタステリド内服薬 約8,000~10,000円
ミノキシジル内服薬 約10,000円
ミノキシジル外用薬 約15,000~18,000円

AGAスマクリでの薄毛治療費用

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オンラインであっても、AGA専門の医師がしっかりと判断し、副作用の可能性がある方には処方は行っておりませんので、安心したAGA治療が可能となっております。

以下、AGAスマクリの処方費用の表になります。 クリニックの店舗を多く持たないことで、不要な家賃や人件費などを抑えているため、月々4980円というかなりの安さでAGA治療に貢献しています。