AGA治療薬の種類や効果、副作用について解説!安全?治療期間は?

 

抜け毛や薄毛にお悩みの方は多いのではないでしょうか。AGAは男性型脱毛症の略称で、進行性の脱毛症です。治療を始めようと考えた際に「どう治療したらいいかわからない」「どのくらいの期間治療したらいいのだろう」など気になることばかりでしょう。

この記事では、AGA治療薬の種類、効果、副作用、そして治療期間について詳しく解説します。自分に合った治療法を見つけることで、薄毛を改善し、自信のある髪を手に入れましょう。

AGAとは何?

AGAは「Androgenetic Alopecia」の略で、男性型脱毛症と呼ばれます。思春期以降の男性に発症する進行性の脱毛症で、男性ホルモンの影響が主な原因と考えられています。遺伝の影響もありますが、生活習慣やストレスなども関係する病気です。

AGAの種類

AGAの種類

抜け毛が増える

抜け毛が増えるタイプは男性ホルモンの「テストステロン」が主な原因です。テストステロンが頭皮内ある「5αリダクターゼII型」と結合すると、ジヒドロテストステロン(DHT)ができます。DHTが毛乳頭細胞に作用することで、髪の成長を阻害し、脱毛を促します。

成長が阻害されることで、髪の毛が十分成長しなくなるとともに、脱毛が増えることで薄毛となっていきます。このタイプは、頭頂部や前頭部から薄毛が進行し、抜け毛の量が通常よりも多くなるのが特徴です。

発毛力・育毛力が衰える

発毛力・育毛力が衰えるタイプは、生活習慣の乱れや加齢などが主な原因です。生活習慣が乱れることで頭皮の環境が悪くなり、毛乳頭細胞のダメージにつながります。また、栄養不足や血流悪化により、発毛力・育毛力が低下します。また、加齢による毛母細胞の働きの低下で髪の毛が成長するスピードが遅くなります。

その結果、抜け毛は増えませんが、全体的に薄くなり髪全体がボリュームダウンするのが特徴です。髪のハリやコシがなくなり、ぺたんこになりやすくなります。ヘアサイクルが乱れ、髪の成長期が短くなり、細くて弱い髪が生えやすくなります。

参照:男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版|日本皮膚科学会ガイドライン

AGA治療薬の主な種類

AGAの治療に使われる薬の一覧は以下のとおりです。

使用方法

効果(作用の仕方)

副作用

ミノキシジル

内服

新しい髪の毛を生やす

初期脱毛、動悸・息切れ、むくみ・ほてり

フィナステリド

内服

薄毛の進行を抑制し、髪の毛が生え変わる周期であるヘアサイクルを正常にする

蕁麻疹、発疹、睾丸痛、性欲減退、勃起障害、精液の量低下、抑うつ症状、肝機能障害

デュタステリド

内服

薄毛の進行を抑制し、髪の毛が生え変わる周期であるヘアサイクルを正常にする

勃起不全、乳房障害、精巣痛、精巣腫脹、射精障害、蕁麻疹、抑うつ症状、黄疸、肝機能障害

ミノキシジル外用薬

塗布

新しい髪の毛を生やす

頭皮の発疹・発赤(頭皮以外に現れることもあります)、かゆみ、かぶれ、ふけ、使用部位の熱感等、頭痛、気が遠くなる、めまい、胸の痛み、心拍が速くなる、原因の分からない急激な体重増加、手足のむくみ

プロペシア

内服

男性における男性型脱毛症の進行遅延

肝機能障害(頻度不明)、そう痒症、じん麻疹、発疹、血管浮腫(口唇、舌、咽喉及び顔面腫脹を含む)、睾丸痛、血精液症、男性不妊症・精液の質低下(精子濃度減少、無精子症、精子運動性低下、精子形態異常等、AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、乳房圧痛、乳房肥大、抑うつ症状、めまい

出典:https://internet-clinic.jp/plan/

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AGA治療薬の主な効果と特徴

抜け毛を防ぐ

抜け毛を防ぐタイプの薬は、フィナステリドやデュタステリド、プロペシアです。5αリダクターゼを阻害することで、DHTができるのを抑制し脱毛を抑えます。AGAは一般的に5αリダクターゼⅡ型が関係するとされています。5αリダクターゼⅠ型は身体全体にあるため、Ⅰ・Ⅱ型両方を阻害するデュタステリドの方がⅡ型のみを阻害するフィナステリドやプロペシアよりも効果が高いとされています。これらの薬は保険は適応されませんが、処方箋医薬品で病院を受診することで処方してもらえます。

参照:医薬品インタビューフォーム|5α還元酵素1型/2型阻害薬男性型脱毛症治療薬デュタステリドカプセル|ザガーロカプセル

発毛・育毛を促す

発毛・育毛を促すタイプは、ミノキシジルが該当します。海外ではミノキシジルの内服薬は高血圧治療薬として使用されている薬で、多毛症の副作用があることから、薄毛の治療に用いられるようになりました。ミノキシジルが配合された内服薬は日本には処方箋医薬品がありません。個人輸入もしくは、AGA専門クリニックより購入することになります。

参照:男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版|日本皮膚科学会ガイドライン

AGA治療薬使用時の注意点

自己判断でAGA治療を中止しない

AGA治療の効果を実感できないからといって、焦って治療を中止するのはおすすめしません。AGAは進行性の脱毛症であり、放置すれば症状が悪化するおそれがあります。自己判断で中断してしまうと、以前よりも薄毛が進行し、後悔するケースも少なくありません。

また、毛量が増加したからといって油断して治療を止めると、元の状態に戻ってしまう可能性があります。AGA治療は継続する必要があることを理解しておきましょう。薬を止めていいかなど気になったことがあったら、医師に相談しましょう。

クリニックで薬を処方してもらう

医者に行くのが恥ずかしい 、治療費用が高いといった理由で、通販や個人輸入でAGA治療薬を購入するのはおすすめできません。偽造品や粗悪品が混入しているおそれもあり、品質や安全性が保証されません。期待した効果が得られないだけでなく、健康被害を招くリスクもあります。

医師の診察を受けることで、AGA治療薬の中から自分に合った薬を処方してもらえます。専門医による診察を通じて、体質や頭皮の状態を把握したうえで、適切な薬と服用量を決定できます。また、副作用のリスクも最小限に抑えることが可能です。

処方薬を女性や子供に薬を触らせない

AGA治療薬のうち、フィナステリド、デュタステリドは男性ホルモンに作用する薬剤です。女性の薄毛には効果はないだけでなく、男性胎児の成長に悪影響を及ぼします。このため、女性への処方は禁忌となっています。また、子供に関しても禁忌となっています。

さらにフィナステリド、デュタステリドは皮膚からも吸収されるため、女性や子供は薬を触らないように注意してください。

自分に合ったAGA治療薬の選び方

自分に合ったAGA治療薬の選び方

改善したい悩みにあわせて選ぶ

AGA治療薬を選ぶ際には、まず自分が改善したい悩みを明確にすることが重要です。抜け毛を減らしたい、薄毛の進行を抑えたい場合には、フィナステリドやデュタステリド、プロペシアを選びましょう。

髪の毛の量を増やしたい場合にはミノキシジルを選ぶことになります。もちろん両方改善したい場合には、両方を組み合わせるのもおすすめです。各薬の作用・特製を理解して、自分の悩みに合った薬を選びましょう。

持病や体質を考慮して選ぶ

薬を選ぶ際には自分の病気やすでに飲んでいる薬、体質を考慮する必要があります。医師の診察を受ける際は、しっかりと伝えるようにしましょう。過去に起きた副作用についても伝えるようにします。安全性が高い薬を処方してもらえます。

治療薬にかかる費用で選ぶ

AGAの治療は進行を抑え発毛を促すため、継続して使用することが前提になります。そのため、費用負担についても考慮する必要があります。効果が高いだろうと、薬の値段が高い治療にすると、長く続けられず治療が継続できなくなるリスクが出てくるでしょう。AGA治療薬は保険適応外のため、通常の保険診療よりも高くなります。受診の際に価格を確認して、自身にとって無理なく継続できる治療薬にしましょう。

AGA治療薬の副作用に対する対策は?

AGA治療薬の副作用に対する対策は?

先ほどご紹介したとおり、フィナステリドやデュタステリドには肝機能障害や蕁麻疹など、ミノキシジルには動悸・息切れなどの副作用があります。もし症状が出た場合にはまず専門医に相談をしましょう。自己判断で薬の中止や継続をおこなうと、症状が悪化するおそれがあります。専門医と相談のうえ、薬の減量や変更が対策になります。AGA治療薬は種類がありますので成分が異なるものへの変更で副作用がでなくなることもあります。

AGA治療薬の効果が表れるまでの期間は?

AGA治療薬の効果は、個人差によって大きく異なりますが、一般的には実感するまでに3ヶ月から6ヶ月ほどかかります。また、体質やAGAの進行度、服用する薬の種類などによって、効果が実感できるまでの期間が変わります。

AGAの治療はいつまで続ければよい?

AGA治療は、進行性の脱毛症であるAGAを抑制し、髪を維持するための治療です。投薬の治療などさまざまな治療法がありますが、いずれも完治を目指す治療ではありません。

AGA治療をいつまで続けるべきかは、患者さんの希望や症状の進行度によって異なりますが、一般的には「完治させられない」と考えておきましょう。治療をやめると、抜け毛が再び増え、薄毛が進行する可能性が高いです。治療を継続しながらも、医師と相談しながら薬の種類や量を調整したり、ほかの治療法を追加したりできます。 自分に合った治療法を見つけることで、より効果的にAGA治療をおこなえます。AGA治療は長期的な取り組みとなりますが、髪を維持するためには必要なことです。

AGAの治療”AGAスマクリ”

AGA治療を考えるなら専門のクリニックを受診しましょう。AGAスマクリは60万件以上の診療実績のあるオンラインで診療可能なクリニックです。スマホのみでカウンセリングから診療までおこなるため、病院に行く手間が減らせます。また、治療に行くところを見られる恥ずかしさなどもなく、自宅で診察を受けられます。

AGAスマクリには以下の2つのプランがあります。

男性プラン

プロペシアプラン

4,980/1ヶ月(税込・送料無料)

10,000/1ヶ月(税込・送料無料)

・ミノキシジル5.0mg配合薬 28日分
(ミノキシジル2.5mg配合薬 56錠)
・フィナステリド1.3mg配合薬

・プロペシア1mg配合薬

「男性プラン」では、ミノキシジルとフィナステリドを処方し、初月は無料、2ヶ月目以降は月々4,980円です。

AGAスマクリでは、無料のオンライン相談も受け付けていますので、抜け毛が気になり始めたら、ぜひ当院にご相談ください。

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まとめ

AGAは進行性の脱毛症で、男性ホルモンの影響が主な原因と考えられています。その症状は、大きく「抜け毛が増える」「発毛力が衰える」に分けられ、薬による治療が一般的です。薬を選ぶ際も、自身の悩んでいる症状や体質、価格によって自分に合った治療法を選ぶ必要があります。また、副作用のリスク、効果が人それぞれ違うこと、継続的な治療の必要性があるため、専門のクリニックの受診をおすすめします。AGAスマクリはオンラインで診療可能、無料オンライン相談も受け付けていますので、相談してみましょう。

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