頭皮がぴりぴり痛い、じんじんする…。
もしかして、抜け毛が増える?
今まさに「頭皮が痛い!」とお悩みの方は、是非最後までご覧ください。
あなたの頭皮の痛み、抜け毛の前兆かもしれません。
抜け毛の対策は早めに行うことが大切です。 監修医師 成田亜希子 医師 成田亜希子医師は日本内科学会、日本感染症学会、日本公衆衛生学会に所属。一般内科医として幅広い疾患の診療に向き合った後、医療系行政機関にて勤務をし、病院や診療所への行政審査、行政指導、介護行政、母子保健、精神福祉等を担当。
頭皮の痛みって、抜け毛につながるの?
頭皮に痛みがあると、抜け毛への影響が心配になる方は多いと思います。
結論から言えば、痛みの種類によっては抜け毛につながるものが存在します。
しかし、一口に頭皮の痛みといっても、ちょっと頭をぶつけた程度のものからアレルギーが関わる深刻なものまで、その種類はさまざまです。
そこでこの記事では、抜け毛の原因になる代表的な頭皮の痛みと、その対処法を紹介します。
ぜひ自分の痛みが当てはまるかどうか、確認してみてください。
どんな「頭皮の痛み」が抜け毛の原因になる?
抜け毛につながりやすい頭皮の痛みを招く原因として、以下の5つが挙げられます。
脱毛につながりやすい代表的な5つの原因は以下の通りです。
- ①ヘアカラーやパーマ液のアレルギー
- ②ニキビや吹き出物
- ③乾燥
- ④日焼け
- ⑤怪我
どれかに当てはまってしまったという方、ご安心を。
それぞれの症状や対処法を知って適切に対処すれば、悪化を防ぐことが可能です。
さっそく自分の当てはまる原因を以下から確認しましょう。
①ヘアカラー剤(パーマ液)のアレルギー
市販されているヘアカラーのパッケージを見ると、目立つ場所にこんな注意文が書いてあります。
「ヘアカラーはまれに重篤なアレルギー反応をおこすことがあります」
つまり、ヘアカラーが頭皮につくとかゆみや腫れが出ることがあり、さらには痛みをともなったり、湿疹ができたり、顔全体にまで腫れが拡大することもあるのです。
これは、ヘアカラーにアレルゲン(アレルギーの原因になる物質)が含まれているため。
もちろんアレルゲンはパーマ液にも含まれています。
なんの対策もせずにアレルゲンが含まれているもので髪染めやパーマをしていると、症状はどんどん悪くなってしまいます。
ひどい場合は湿疹の部分が毛の生育に影響し、毛が抜けることもあるので注意が必要です。
▼ヘアカラーで薄毛になる原因はこちら▼
対処法
まず、自分で染めるときはなるべく液が頭皮につかないようにすることが大切です。
下手に塗って頭皮にダメージを与えてしまうと、抜け毛を起こしかねません。
うまく塗る自信がないな、という方は美容室でプロにカラーリングしてもらうようにしましょう。
その際は信用のおける掛かりつけの美容室へ行くのが良いでしょう。
(もちろん、パーマも同様です)
また、美容室で塗ってもらう時、万が一痛みが気になった場合は、すぐにお店の方へ相談するようにしましょう。
そして、できればヘアカラーの頻度は少なめに。
白髪が増えると頻繁に染めてしまいがちですが、回数を重ねると頭皮や髪へのダメージもどんどん蓄積されてしまいます。
②ニキビや吹き出物
ニキビや吹き出物が頭皮にできる理由はさまざまですが、抜け毛につながる恐れがあるのは、毛穴に皮脂や汚れがたまりすぎて生じるニキビや吹き出物です。
毛穴はまさに毛が生えてくる場所。
ここにできたニキビや吹き出物ができて湿疹にまで進行すると、毛の成長を妨げて抜け毛を招く可能性があります。
▼頭皮にできるニキビの原因はこちら▼
対処法
対処法はズバリ、適切なシャンプーを選ぶこと。
脂性肌の方であれば洗浄力の強いもの、乾燥肌の方であれば洗浄力が弱めのものを使用しましょう。
もし、脂性肌なのに洗浄力が弱いシャンプーを使っていたとしたら、皮脂(注1)や汚れを落としきれていない可能性があり、ニキビや吹き出物の元となることもあります。
また、シャンプーの方法も大事なポイントです。
髪を洗いながら丁寧に頭皮をマッサージしつつ、毛穴の汚れを洗い落としましょう。
そして、洗った後はしっかりすすぐようにしましょう。
残ったシャンプーが毛穴を塞いでしまうと、かえってニキビの原因になってしまいます。
注1:頭皮の脂(あぶら)。乾燥や、ほこりや花粉といった外敵から守ってくれ、本来頭皮にとって必要なもの。しかし、1日の終わりにしっかりと洗浄しないと頭皮トラブルの原因になることもある。
頭皮が乾燥してカサカサの状態になると、刺激を受けやすくなり、炎症やさらには湿疹を招いてしまうことがあります。
そしてこの湿疹が髪の毛の成長を邪魔すると、抜け毛の原因になることもあるのです。
対処法
シャンプーは、きちんと自分に合っているものを使っていますか?
特に乾燥肌の方が洗浄力の強いシャンプーを使い続けると、皮脂不足で乾燥が進んでしまい、最悪の場合、頭皮の痛み・抜け毛の原因になることも…。
そんな場合は洗浄力が弱いシャンプーに替えてみましょう。
ただし、乾燥肌の方が洗浄力弱めのシャンプーを使っていたとしても、洗う回数が多すぎる場合は皮脂不足になりかねません。
なので、髪の毛を洗う回数は1日1回で大丈夫。洗う回数よりも、正しい洗い方をする方が大切なのです。
それでも頭皮が乾燥しやすい方は、ぜひ保湿ケアを。
お風呂から出たらすぐに頭皮用の保湿ローションなどを使い、適切な潤いを与えましょう。
<参考>スカルプエッセンスを使ってみるのも◎
スカルプエッセンスのスカルプとは頭皮のこと。
保湿や血行促進を目的とした成分が配合されており、頭皮の環境を改善することが期待できる商品です。
ニキビや乾燥などのトラブルを始め、フケ・かゆみといった頭皮トラブルにも対応することができます。
それに、髪の毛にハリやコシを与えることまで考えられてもいるのです。
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④日焼け
肌に紫外線を浴びすぎて日焼けすると、ひどい場合は肌が赤くなり、熱を持ってヒリヒリと痛むことがあります。
実は、これはやけどの状態なのです。
そして、頭皮も肌の一部ですから、やはり日焼けによってやけど状態になります。
このやけどが頭皮や毛根を傷つけると、抜け毛を招くダメージにつながってしまうことも…。
「頭皮が痛いくらい日焼けした!」というときは、なるべく急いでやけどのアフターケアが大切になります。
対処法
基本的には、肌が日焼けしすぎた場合の対処法と同じです。
- 腫れたり熱を持っている場合はタオルなどで冷やす
- 状態が落ち着いてきたら保湿ケア
水疱ができてしまうほどの日焼けの場合は、迷わずに皮膚科へ。
しっかりと診断&適切な処置をしていただきましょう。
⑤怪我
もしも頭皮に、出血するような傷ができてしまったら…。
傷ができたときは毛が抜けていなくても、その傷あとの再生具合によっては髪の毛が生えてこなくなくなる可能性があります。
そもそも皮膚から血が出ると、かさぶたができて血が止まりますよね。
その後皮膚では組織の再生が始まりますが、実はすべてが元どおりになる訳ではなく、傷跡が硬いまま残ることがあります。
頭皮に残った硬い傷跡は髪の毛を作る働きが失われていることがあり、その場合は髪の毛が生えなくなってしまいます。
対処法
髪の毛を作る働きが失われている頭皮からは、髪の毛が生えてくることはありません。
再生したい場合、自分の健全な頭皮を移植する自毛植毛という方法がありますが、移植先の組織の傷跡が硬くなって髪の毛を作る機能が失われていると、外傷を受けている部分瘢痕化しており、生着率は低いとされています。
つまり、 移植の成功率は低くなってしまうのです。
そのため、怪我をした場合にはすぐに医師に相談しましょう。
痛みの見極めと適切なケアで、抜け毛対策!
これまで見てきたように、頭皮の痛みを抜け毛へとつなげないためは、痛みの見極めと適切なケアが重要になります。
「あれ、頭皮が痛い」と思ったら、まずはどんな痛みかを自分なりにチェックしてみましょう。
そして、病院に行く必要がある場合はなるべく早めに病院に行くようにしましょう。
自分でケアできそうなことはさっそく試してみてくださいね。
この記事が、頭皮に痛みがある方の抜け毛対策になれば幸いです。
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