それはカプサイシンとイソフラボン。
名前は聞いたことある、という人も多いのでは?
でも本当に薄毛対策になるでしょうか?
ここでは、カプサイシンとイソフラボンで薄毛対策について詳しく検証します!
監修医師 成田亜希子 医師 成田亜希子医師は日本内科学会、日本感染症学会、日本公衆衛生学会に所属。一般内科医として幅広い疾患の診療に向き合った後、医療系行政機関にて勤務をし、病院や診療所への行政審査、行政指導、介護行政、母子保健、精神福祉等を担当。
カプサイシン+イソフラボン=カプイソで薄毛改善?!
こんにちは! AGAスマクリマガジン編集部です。
最近薄毛業界では育毛に効果が期待できるとしてとある成分の組み合わせが注目されています。
その組み合わせはなんとカプサイシンとイソフラボンです。
カプサイシンとは辛味成分で唐辛子などに含まれています。
イソフラボンは大豆などに多く含まれる成分です。
この2つを同時に摂取することで、薄毛の改善が期待できる効果があるという説があるのですが、果たして本当なのでしょうか?
今回は2つ合わせてカプイソ!の薄毛改善効果を検証しました!
カプサイシンとイソフラボンの併用で薄毛に効果があるって本当?
カプサイシンとイソフラボンを同時に摂取することで薄毛に効果的な可能性があります。
テレビで取り上げられたこともあり、「実際に薄毛が改善された!」との声もあります。
発毛効果まで感じられる人は少ないかもしれませんが、抜け毛が減った、毛髪が太くコシがでた、といった内容の声がよく聞かれます。
薄毛にどういった働きをカプサイシンとイソフラボンの併用がするのか、みていきましょう!
カプサイシンとイソフラボンに育毛効果があるといわれる理由とは?
カプサイシンとイソフラボンが薄毛に効果がある理由は何でしょう?
それぞれが育毛に効果のある働きをし、さらに併用することで一方のマイナス部分を補うことが可能になるようです。
それでは、カプサインシンとイソフラボンのどんな働きが育毛に効果があるのか、紹介します!
⑴IGF-1の活性化
カプサイシンとイソフラボンを同時に摂取すると、IGF-1の増加に期待がもてます。
IGF-1とは、毛母細胞に発毛を働きかける物質で、減少すると抜け毛や薄毛の原因になると言われています。
このIGF-1を活性化させる働きのあるCGRPという物質を放出する手助けをするのがカプサイシンです。
カプサイシンには頭皮の知覚神経を刺激する働きがあるといわれており、それによってCGRPの放出を促してくれのです。
しかし、一定量放出されると無くなってしまうという欠点もありますが・・・
そこでイソフラボンの出番です。
イソフラボンには失われるはずのCGRPを増やす働きがあると言われているのです。
こうして、発毛や育毛が期待できるメカニズムが生まれるのです。
⑵血行促進
カプサイシンが豊富に含まれているものといえば唐辛子です。
唐辛子の入った物を食べると体がポカポカしてきますよね。
カプサイシンには新陳代謝をよくする効果が期待されています。
新陳代謝が上がると、血流もよくなり、血流が滞りがちな頭皮の血行も促進してくれます。
イソフラボンには血管拡張作用があると言われ、同様に血行を促進することが期待されています。
▼血行促進できる頭皮マッサージはこちら▼
⑶男性ホルモン抑制
イソフラボンには男性ホルモン抑制の効果があります。
イソフラボンには女性ホルモンのエストロゲンと同じ働きがあります。
エストロゲンとは、男性型脱毛症(AGA)の原因とされるDHTを生成する5-αリダクターゼの活動を抑制する働きがあると言われており、 DHTの生成が減少すれば、AGAの発症を抑える期待ができます。
▼DHTの抑制方法についてはこちら▼
カプサイシンとイソフラボンの併用を推奨するのはこんな人!
カプサイシンとイソフラボンの育毛効果への期待について説明しましたが、ここでは特にカプイソ効果を期待できる人の特徴を紹介していきます。
当てはまる人は是非試してみることを推奨します!
①頭皮が硬くなっている人
頭皮が硬くなっている人は血流が滞っていることで薄毛になっているかもしれません。
元々、体の端にある頭皮は血流が悪くなってしまいがちです。
また、新陳代謝が悪いと血行不良を引き起こしてしまいます。
カプサイシンの新陳代謝の上昇、イソフラボンの血管拡張による血流の改善で、末端である頭皮の血行を良くし、毛根に栄養分を届けましょう。
②薄毛に悩む女性
イソフラボンの女性ホルモン効果で健康な髪を育てましょう。
女性で薄毛に悩む人の中には、女性ホルモンの乱れが原因となっている人もいます。
特に加齢や産後の女性はホルモンのバランスが乱れやすいと言われ、女性ホルモンの減少が薄毛の原因の一つとなるのです。
女性ホルモンと同じ働きのあるイソフラボンがホルモンバランス調整を助けてくれます。
もちろんこの効果は男性にも期待できます!
▼女性の薄毛の原因についてはこちら▼
③気長に続けられる人
カプイソは決して即効性のある薄毛対策ではないです。
頭皮、毛髪に効果を感じるには時間がかかることもあると思います。
すぐに効果が感じられないと、続けられない人には向いていないかもしれません。
カプサイシンもイソフラボンも適切な量であれば体に良いものです。
気長に続けてみましょう。
カプサイシンとイソフラボンを同時に摂取するにはどうしたらいい?
カプサイシンとイソフラボンを同時に摂取することが良いということはわかりましたが、 では、どのように摂取すればよいのでしょうか。
カプサイシンとイソフラボンを含む食品を食べることはもちろんですが、他にも方法があるようですので、紹介しますね。
⑴食事で摂取
カプサイシンの含まれている食品といえば唐辛子ですね。
イソフラボンといえば、豆腐や納豆を思い浮かべる人が多いでしょう。
唐辛子そのものを食べる人は少ないかもしれませんので、例えばキムチを豆腐や納豆にトッピングしてみてはいかがでしょう?キムチには唐辛子がたくさん使われているので、同時に摂取することも難しくありません。
⑵サプリメント
毎日食事の準備が出来ないという人や好き嫌いがあるという人にはサプリメントも推奨します。
簡単に摂取できるという点でも続けやすいですよね!
カプサイシンとイソフラボンのセットで販売しているサプリメントもありますよ!
カプサイシンとイソフラボンを摂取する際の注意点
育毛効果を期待できるカプサイシンとイソフラボン。
ですが摂取法を誤ると髪だけでなく体の健康も損ねてしまいます。
どんな育毛法にも言えることですが、適量を守るということが大事ですね。
⑴唐辛子を摂取しすぎると胃や腸が荒れたりという影響があります。
よほど大量に摂取しなければ大丈夫ですが、胃腸が弱い人は注意しましょう。
⑵イソフラボン大量摂取は逆にホルモンバランスを崩すおそれもあります。
こちらもよほどの量を摂取した場合ですが、男性機能の減退という例も報告されています。
⑶サプリメントの用法用量をまもること。
あくまでも不足分を補うという感覚で、食事でしっかり摂れる人には必要ありません。
カプサイシンとイソフラボンで薄毛を改善させましょう!
カプサイシンとイソフラボン、同時に摂取することで薄毛対策の期待が持てることがわかりましたね!
適量であれば体にも良いものです。しかし焦って摂りすぎないようにしましょう。
カプイソ効果で健康な髪を育てましょう!