日本人男性の4人に1人が薄毛や抜け毛に悩んでいると言われています。
AGAに効果があるという謳い文句で販売されている薬やサプリメントは無数にあります。
しかし、今のところAGA改善に科学的根拠を持つ薬は、フィナステリドとミノキシジルの2つのグループになります。
相談者
AGA治療薬を服用すると一時的に抜け毛が増える可能性があります。
薬によるAGA治療では、一度薄毛になってしまった髪を太くする事は難しいため、新しく生え変わる髪にアプローチする治療方法が取られます。
結果、髪の生え変わりを促すため一時的に抜け毛の量が増える事があります。
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監修医師
成田亜希子 医師
成田亜希子医師は日本内科学会、日本感染症学会、日本公衆衛生学会に所属。一般内科医として幅広い疾患の診療に向き合った後、医療系行政機関にて勤務をし、病院や診療所への行政審査、行政指導、介護行政、母子保健、精神福祉等を担当。
- AGA治療開始後の抜け毛増加は、薬の効果の現れかもしれません
- 抜け毛が増えたからといって、治療を中止しないよう注意しましょう
- 初期脱毛を見極めるなら医師に相談
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AGA治療中に抜け毛が止まらない原因
AGA治療は、効果が現れるまで一定の期間を要する可能性が高くあります。
抜け毛の症状のある人が治療を開始しても、すぐに抜け毛が治る訳ではありません。
また、AGA治療効果によっても初期脱毛という脱毛症状を引き起こす可能性があります。
初期脱毛によるもの
薬物療法によるAGA治療の場合、ヘアサイクルを改善する事によって治療効果を得ます。
ヘアサイクルが整う事で、新しく生え変わる髪が薄毛になってしまった古い髪を押し出してしまうため、一定期間抜け毛が増える可能性があります。
AGA治療中の抜け毛はヘアサイクルが正常に戻っている証拠
AGA治療を開始して1〜3ヶ月程度は抜け毛が増えていると逆に効果が得られている証拠の一つになると考えられています。
薬の効果で髪がしっかり成長できている可能性が高いので、半年程度経過後にはAGAの改善が期待できます。
AGA治療による抜け毛の仕組みは治療薬によって異なる
AGA治療の代表的な薬としては、ミノキシジルとフィナステリドが有名です。
同じくAGAの改善が期待できる薬でありますが、その作用機序は異なります。
あくまで髪の生育に関する効果なので、効果が実感しやすい期間などはほとんど同じですが、副作用の症状が大きく異なります。
ミノキシジルによる初期脱毛の仕組み
ミノキシジルは1988年に米国FDAによって認可された最初のヘア治療薬で男性・女性共に使用されています。
ミノキシジルの効果は、薬効成分が毛包に直接作用して毛母細胞を活性化する事で髪の生育をサポートする事です。
AGAを患うと一部の男性ホルモンの影響によって髪の生育期間が短くなります。
髪を活性化する事で、ヘアサイクルに変化が起こり髪の状態の改善効果が期待できます。
主に低血圧が報告されています。
元々、高血圧治療薬として開発された成分であるため、血管拡張作用を持っています。
▼毛母細胞を活性化する方法はこちら▼
フィナステリドによる初期脱毛の仕組み
フィナステリドは、ミノキシジル同様に1988年に米国FDAが承認したヘア治療薬で男性のみを対象としています。
AGAの原因となる男性ホルモンであるジヒドロテストステロンの生成を抑制する効果が期待できる薬です。
ジヒドロテストステロンは、5αリダクターゼという体内酵素と男性ホルモンのテストステロンが結び付く事で生成されます。
フィナステリドには、酵素5αリダクターゼの働きを阻害する効果があり結果、AGAの原因となるジヒドロテストステロンを生成しにくい体内環境を作る効果が期待できます。
AGAによる髪の成長阻害がなくなれば、太く逞しい髪が新たに育ちます。
主に性機能障害と肝機能障害が報告されています。
性機能障害として勃起不全や性欲減退の症状がみられますが、詳しいメカニズムは解明されていません。
▼5αリダクターゼについて詳しく知りたい方はこちら▼
デュタステリドはフィナステリドと同じ作用がはたらく
デュタステリドは、日本ではAGA治療薬としてザガーロ(デュタステリド0.1mg・0.5mg)が認証されています。
AGAに対する効果が理論的にはフィナステリドよりも高いので、フィナステリドの効果が不十分な場合、デュタステリドの服用が検討されます。
薬の作用機序は、フィナステリド同様に5αリダクターゼの働きを阻害する事で、AGA改善効果が期待できます。
厳密に言うと、5αリダクターゼには1型と2型があり、フィナステリドは2型のみの働きを阻害します。
デュタステリドは、1型、2型共に働きを阻害するため、より強くジヒドロテストステロンの生成を抑制します。
ただし、酵素の阻害範囲と半減期が長いという特徴から、フィナステリドに比べると副作用リスクが高いと報告されています。
AGA治療中の抜け毛はいつから始まる?
AGAの進行度合いによって、初期脱毛の発生タイミングは個人差が大きく現れますが、一般的には10日から1ヶ月程度と言われています。
初期脱毛は、3ヶ月程度続くと言われていますが、1年近く続いた後に発毛が実感できたという報告もあります。
専門家でなければ分からない事が多々あるので医師などに相談しながら経過を観察する事が一番安心できます。
治療開始後およそ10日から1ヶ月
早い人だと服用開始10日頃から、抜け毛の量が増え始めると報告されています。
薬のメカニズム上、避ける事が難しい症状なのでしっかりと抜け毛がある事を理解し、途中で薬の服用を中止しないよう注意して下さい。
初期脱毛が終わるまでにはおよそ2,3ヶ月かかる
髪が抜け落ちる準備をはじめてから3ヶ月程度で新しい髪に生え変わります。
AGA治療薬を服用し始めて3ヶ月経過は、薬の効果を十分に得た髪がある程度生え揃って来る一つの目安時期となります。
AGA治療中に抜け毛が起きた時の対策法
AGA治療中の抜け毛は、薬の効果上、許容しなければならない症状です。
もう少し我慢すれば発毛が見られる可能性があるので、うまく抜け毛を隠しながら過ごしましょう。
抜け毛の症状をどうしても気にする場合は、植毛などの方法もありますが、結局は植毛部の髪を剃ったりしなければならないため、髪を失う事を避けて通るのは難しいです。
【対策①】帽子を被ろう
帽子を被れば頭髪の状態は、分からなくなります。
ただし、室内で帽子を被っていると違和感を生じさせる可能性があるためシーンを選びます。
帽子を被るとAGAが進行するという噂が広まっているようです。
帽子を被る事でジヒドロテストステロンが増える事はないので、AGAに直接影響を与える事はありません。
【対策②】髪型を変えてみよう
短髪にすれば、薄毛や禿げを目立たなくする事ができます。
【生え際が後退していくM字型タイプのオススメヘアスタイル】
・ショートレイヤー
・ツーブロック
・おしゃれ坊主
【トップのボリュームが少ないO字型タイプのオススメヘアスタイル】
・ソフトモヒカン
・オールバック
ワックスなどを用いて髪のボリュームをコントロールする事もできるため、一度美容師などに相談してみても良いかもしれません。
【対策③】育毛シャンプーを使用してみよう
薬を服用していても、脂分が多いなど頭皮環境が悪ければ抜け毛が止められない可能性があります。
頭皮環境を良くしたり、血行を促進させるようなシャンプーを使うのはオススメです。
最近は、ケトコナゾールやキャピキシルなど男性ホルモン抑制効果が期待できるようなシャンプーも販売されており、薬の効果と相乗効果を狙えるかもしれません。
AGA治療による初期脱毛はどうやって見極める?
初期脱毛と通常の抜け毛を見極める一つのポイントが、抜ける髪の長さになります。
一般的に抜け毛になる髪は長い事が多いですが、初期脱毛による抜け毛の場合、正常なヘアサイクルを終えて抜け落ちる訳ではないため、短い髪が抜ける事もあります。
AGA専門クリニックなど医療機器が充実した施設であれば、専用の機器を用いて毛根部を拡大して髪の状況を正確に確認する方法も取れます。
初期脱毛を見た目で見極めるのは難しい
短い髪が抜ける事が一つの指標ですが、厳密に見極めるのは難しいです。
AGA専門クリニックなどで診療を受けマイクロスコープなどを用い頭皮状態を確認すれば見極めやすくなります。
初期脱毛を見極めたいなら専門の医師に相談しよう
できるだけ皮膚科や形成外科などの専門医資格を持つ医師に相談するようにしましょう。
日本専門医機構が認定する専門医とは、それぞれの診療領域における適切な教育を受けて、十分な知識・経験を持ち患者から信頼される標準的な医療を提供できるとともに先端的な医療を理解し情報を提供できる医師と定義されます。
出典)一般社団法人日本専門医機構HP
医師でも経験がなければ初期脱毛の見極めは困難なので、専門知識や実績を持つ医師に相談するのが一番です。
オンラインなら気軽に相談できる
2020年より一部オンライン診療が初診でも受けられるようになりました。
オンライン診療であれば、誰かに見られる事もなくスマホから医師に直接相談し薬の処方が受けられます。
また、通院にかかる時間もないため仕事の合間や仕事終わりなどでも相談しやすくなりました。
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AGA治療による抜け毛は「AGAスマクリ」に相談するのがおすすめ
AGAスマクリは、スマホ1台来院不要で診療から治療まで完結するAGA専門オンラインクリニックです。
オンライン診療による効率化を進め、店舗コストや人件費を抑えコスト削減に成功し、浮いたコストを患者さんに還元しています。
初月無料、翌月からずっと4,980円という低コストでAGA治療が受けられるのが特徴。
処方する薬に関しても専門の第三者調査機関にて成分検査を行っているので、安心して治療を受けてもらう事ができます。
オンラインによる治療が可能なAGAスマクリとは
AGAスマクリには、他のAGA専門クリニックに先駆けてオンライン診療を取り入れて来た実績があります。
良質な医療の提供に症例数は欠かせません。
AGAスマクリでは現在までにオンラインだけで210,000件を超える診療実績を積み上げて来ました。
診療実績に基づいて日々研鑽を重ね、在籍する専門知識を有する医師から適切なサポートが受けられます。
AGAスマクリ料金プラン
「ミノキシジル内服薬(5.0mg含有)」「フィナステリド内服薬(1.3mg含有)」の場合、初月は全て0円、薬の送料もAGAスマクリが負担。
2ヶ月目からはずっと4,980円(税込)、再診療もかかりません!
プロペシアなど他の治療薬の服用を検討している場合は、診療時にご相談下さい。
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AGAスマクリの症例紹介
※効果には個人差があります。※台湾製ミノキシジルとフィナステリドを毎日服用した結果
東京都在住のSさん、「頭頂部の薄毛と抜け毛が気になる。」という事で無料カウンセリングを受診。
治療開始前は、頭頂部の薄毛が確認できたのと頭頂部の髪は引っ張ると簡単に髪が抜けてしまう状態でした。
フィナステリドとミノキシジル併用で治療を開始。
服用開始後すぐに初期脱毛が始まり、治療開始後4ヶ月目にはほとんどの髪が生え変わっています。
治療開始5ヶ月目には抜け毛はほとんどなく、徐々に地肌が見える箇所が減ってきています。
利用者
AGA治療は対策が早ければ、ほとんどのケースで効果の発現も早いのが特徴です。
髪の症状が気になり始めたら、悩まずAGAスマクリへ相談下さい。
【まとめ】AGA治療中の抜け毛を自分で見極めるのは難しい
抜け毛は生理的に発生する現象なので、自然に発生したものなのか、薬による影響なのか見極めるのが非常に困難です。
AGA治療を失敗する多くの原因が自己判断による治療の中断です。
薬の影響による抜け毛である場合、薬の効果が出ている事を示している可能性が高いため、服用を中止する事がないよう注意しなければなりません。
AGA治療薬は、ヘアサイクルを改善する事で新しい髪の生成を促しているとしっかり理解し、3ヶ月程度は抜け毛が発生する可能性がある事を頭の片隅に置いておきましょう。
抜け毛が長く続き不安になった場合、AGA治療の実績を多く持つ医師や皮膚科や形成外科などの専門知識を有する医師に相談する事をおすすめします。