発毛効果に対し高い効果を発揮する医薬品であるミノキシジル。
ぜひ、AGA治療に役立てたいところだと思いますが、その反面、副作用として痒みが出ることもあるようです。
そこで本記事では、ミノキシジルの痒みの原因や対処法についてや、そのまま痒みを放置するとどうなるかについてまとめました。
今後、ミノキシジル入りの発毛薬の使用を考えている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
監修医師
成田亜希子 医師
成田亜希子医師は日本内科学会、日本感染症学会、日本公衆衛生学会に所属。一般内科医として幅広い疾患の診療に向き合った後、医療系行政機関にて勤務をし、病院や診療所への行政審査、行政指導、介護行政、母子保健、精神福祉等を担当。
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そもそもミノキシジルってなに?
発毛効果が期待されるミノキシジルですが、そもそもどんな医薬品か知っていますか?
ミノキシジルは、海外において発毛効果が認められた医薬品です。
もともとは、高血圧への効果がある血圧降下剤であったミノキシジルですが、発毛効果もあることが判明しました。
そこで、発毛用に再開発された医薬品になります。
ミノキシジルは、抜け毛を防止するだけでなく、髪の毛自体が「生えてくる薬」として有名です。
日本では、ミノキシジルを含んだ商品としては、みなさんもよくご存じのリアップがあります。
▼ミノキシジルの効果や副作用についてはこちら▼
ミノキシジルで「痒み」がでるって本当?
高い発毛効果で知られるミノキシジルですが、 痒みが出る可能性があることをご存知ですか?
ミノキシジルは医薬品であるため、個人差はありますがどうしても副作用は避けられません。
その中でも、特に多い副作用として知られているのが「痒み」です。
毎日、清潔にしているのになんでだろう?
ミノキシジルが引き起こす痒みの原因は?
ミノキシジルで痒みが出てしまう方がいるのは、残念ながら本当のことです。
では、どうして痒みを引き起こしてしまうのでしょうか?
ここでは、ミノキシジルの痒みの原因として代表的なもの3つ、解説いたします。
⑴血管拡張作用による痒み
ミノキシジルは先ほども述べた通り、もともとは高血圧の治療薬として使用されてきた医薬品です。
ミノキシジルの成分が、血管を拡張させ、そのことで血圧を下げることができます。
そしてこの血管拡張は、血管が拡張することにより血流も良くするのですが、その血流の改善が発毛促進の要因の一つと言われています。
血管拡張により、頭皮の血流がよくなるため、発毛に必要な栄養が十分に行き渡る、というわけです。
しかし残念ながら、発毛に効果的な血管拡張作用は、血行が良くなるために自然と痒みを感じるようになります。
寒いところから急に暖かいところへ行くと痒くなることがありますよね?原理は、それと同じです。
⑵溶剤へのアレルギー反応としての痒み
ミノキシジルは水に溶けにくい性質をもっている医薬品ですが、頭皮にまんべんなく塗布するためには、どうしても液状化しなければいけません。
そこで、ミノキシジルを液状化するために、 成分として様々な溶剤が使われます。
具体的には、アルコールやプロピレングリコールなどです。これらの物質は、アレルギーを誘発する物質といわれています。
ミノキシジルそのものではなく、この溶剤が肌にあわずに アレルギー反応を起こしてしまい、結果として痒みが発生することもあるようです。
頭皮に塗布するための外用薬であるミノキシジル。頭皮に塗布出来て、きっちりと浸透する形状でなければ意味がありません。
そのために使われている成分がアレルギーを誘発させる可能性があるのです。
⑶ミノキシジルが肌に合わないことによる痒み
ミノキシジルそのものには、痒みや アレルギーを誘発するような成分はないとされています。
そうは言っても、ミノキシジルは医薬品なので全ての人にアレルギーを起こさないとは言い切れません。
そのため、まれに 肌に合わず痒みを感じてしまう方もいるようです。
こんな人はとくに注意
これまで、ミノキシジルによる痒みの原因について解説してきました。
ここまでのまとめを見るとミノキシジルが原因で起こる痒みは、ある程度仕方がないことなのかもしれません。
発毛効果が期待される血管拡張作用によるむず痒さなので、やむを得ないと考える必要があります。
では、ミノキシジルを液状化するための溶剤やミノキシジルそのものに対するアレルギーによる痒みについては、どのような特徴のある人がなるのでしょうか?
ここでは、血管拡張作用の痒み以外の原因で起こる痒みに対し、注意をしなければいけない方の特徴をまとめました。
⑴肌が弱い人
ミノキシジルの痒みが溶剤によるアレルギー反応や、 ミノキシジルそのものへの過敏反応である場合は、 使用する方に合うか合わないかが原因です。
もともと肌が弱く、他の物でもアレルギー反応を起こしたことのある人は、 ミノキシジルや、ミノキシジル製品に含まれる他の成分にも注意をしなければいけません。
ミノキシジルの溶剤には、アレルギーを起こしやすいと言われているアルコールやプロピレングリコールが使われることが多いようです。
そのため、これらを成分でアレルギー反応を起こしたことがある方は、パッケージ裏の成分表をよく見るようにしましょう。
⑵頭皮をかきむしる癖のある人
ミノキシジルの血管拡張作用による痒みは、 誰しもが経験する可能性があります。
そもそも血管拡張作用が、発毛を促進するため、これらが原因の痒みを避けることは難しいと言えます。
そのため、むず痒さを感じたときに、すぐに頭皮をかきむしってしまう方は痒みをさらに助長してしまう可能性があります。
かけばかくほど痒みが増していくことが考えられます。
また、搔きむしることで頭皮が傷ついてしまうため、 炎症が起き、掻きむしったことが原因での痒みも発生してしまいます。
ミノキシジルのむず痒さは避けられません。
しかし、爪を立ててかきむしっていると、 頭皮が傷つき、 さらなる痒みを引き起こしてしまいます。
⑶規定量を守らない人
発毛剤に限らず、医薬品の用法・容量を守るのは、とても大切なことです。
早く効果を出したいときは、多めに塗布すれば良い!というものではありません。
多く塗ったら効果が高くなるでは?と、規定量を守らずに多めに塗布していませんか?
なかなか効果が見られないことを心配し、使用回数を守っていない方はいないでしょうか?
このように規定を守らずに使用すると、その分、副作用も多く出てしまい、強い痒みが発生する可能性があります。
塗るタイプのミノキシジルで痒みが出てしまった方、飲むタイプのミノキシジルに変えてみるのはいかがでしょうか。
AGAスマクリではミノキシジルとフィナステリドを月々4,980円で処方してもらえます。
ミノキシジルで痒みがでないようにするためには?
痒みを感じずにミノキシジルを使用し続けることは可能なのでしょうか?
そこで、ここではミノキシジルで痒みを出さないための対処方法について説明したいと思います。
⑴ミノキシジルの濃度を下げてみる
まずは、発毛成分であるミノキシジルが含まれる濃度をみてみましょう。
濃度には、1%製剤、2%製剤、5%製剤、7%製剤、15%製剤、16%製剤などがあります。
一般的には、ミノキシジル濃度が高ければ高いほど、その分、発毛効果も高くなると言われています。
しかし一方、効果が高い分、その副作用である痒みが起こる可能性も高くなってしまいます。
そのため、高い濃度を使用していて痒みが強く出ている方は、もう少し濃度を下げることで痒みを抑えることができるかもしれません。
使用している製品のミノキシジルの濃度が高かった場合は、濃度を下げて使用を継続することをお勧めします。
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⑵溶剤の種類が違う製品に変えてみる
ミノキシジル製品の痒みの一因である溶剤に、アルコールやプロピレングリコールがあります。
両物質とも、アレルギーを誘発させる可能性が高い物質と言われています。
そのため、アルコールが入った製品で痒みを感じた方は、 プロピレングリコールのものに変えることで痒みが落ち着く可能性があります。
また、中には、低アレルギー、低刺激と表示されているミノキシジル製品もあります。
それらの製品は、溶剤としてグリセリンを使用するなどアレルギーが起こらないよう工夫されていますので、そちらに変更することもいいかもしれません。
もともと肌が弱い方や、過去に何らかの薬剤でアレルギーを起こしたことのある方は、ミノキシジルの溶剤に何が使われているかを確認し、製品を選ぶようにしてくださいね。
⑶使う回数や一度の量を減らす
ミノキシジルの使用回数を守っている場合でも、痒みが強い場合は、使用量や回数を減らすことで、痒みが抑えられることがあります。
使用回数を守らず自己判断で増やして使用している場合も、もちろん回数を減らすことで痒みが落ち着くことが考えられます。
ただし、使用回数を減らせば、その分、発毛効果も減る可能性があるので、そこだけは注意してくださいね。
もし、ミノキシジルを入手したい場合はどうしたらいい?
ミノキシジルには『外用薬』と『内服薬』の2種類があります。
では実際にはそれぞれのミノキシジルはどこで購入することができるのでしょうか。
ミノキシジル外用薬はドラッグストアで購入
すぐに用意したい、手に入れたいという場合には、ドラッグストアで購入するのがおすすめです。
ミノキシジルは医薬品ですので薬剤師さんのいるドラッグストアで購入することができます。
ミノキシジルを配合している有名な発毛剤としては『リアップ』などがあります。
ドラッグストアでは実際に商品を手に取ってパッケージ等を確認して購入することを決められます。
ただし、効果が高いのでその分副作用等が出る可能性もあります。
気になることがある方は、購入する前に薬剤師さんに相談することをおすすめします。
ミノキシジル内服薬はクリニックで購入
内服薬の場合、AGAの治療を行っている皮膚科や、AGAクリニックで購入することができます。
インターネット等で個人輸入することは、偽物の場合やその他にも様々なリスクがあるためAGAスマクリマガジンでは推奨しておりません。
発毛効果のあるミノキシジルと、抜け毛を抑制する効果のあるフィナステリド。医学的根拠のある2種類の発毛薬を、医師のもと処方しているのが『AGAスマクリ』です。
月々の費用もかなりリーズナブルでな上に、オンライン診療も行っているので、気になる方は以下をご確認くださいね。
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AGAスマクリでの薄毛治療
発毛効果の高いと言われているミノキシジルをリーズナブルな価格で医師のもと処方しているのが、AGAスマクリ。
毎月1〜2万円が相場のAGAクリニックの薄毛治療ですが、AGAスマクリでは月額4,980円 (税込)で「フィナステリド1.3mg」と「ミノキシジル5mg」を提供。診察代や送料もかかりません。
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クリニックの店舗を多く持たないことで、不要な家賃や人件費などを抑えているため、月々4,980円というかなりの安さでAGA治療に貢献しています。
以下、処方費用の表になります。
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ミノキシジルのかゆみ、放っておくと大変なことに?!
こんな風にとくに対処せず放置したらどうなってしまうのでしょう。
ミノキシジルが原因の痒みを対処をせずに使用を継続すると、 赤みが増したり、さらには痛みを伴う炎症を起こすことがあります。
それをさらに放置すると、頭皮がボロボロになってしまい、最悪の場合、今後髪の毛が生えてこなくなることも考えられます。
発毛効果を期待して使用しているのですから、それを使い続けることで髪が生えてこなくなるなんて恐ろしいですよね。
そう感じる方はいませんか?それはミノキシジルによる副作用なのかもしれません。