ミノタブ(ミノキシジルタブレット)は朝晩の摂取がいいのか?正しい頻度や効果・副作用も解説

ミノタブ(ミノキシジルタブレット)は朝晩の摂取がいいのか?正しい頻度や効果・副作用も解説

ミノタブの吸収率は服用タイミングの朝晩どちらがよいのでしょうか?
ミノタブを朝晩の1日2回服用をしても良いのでしょうか?
ミノタブ服用のタイミングの違いで、効果・副作用が異なるのでしょうか?

そこで今回の記事では、ミノタブ服用の朝晩の違いを中心に解説していきます。
ぜひ最後までご覧ください。

この記事の要約
  • ミノタブ服用の朝晩のタイミングによる大きな違いはない
  • ミノタブを朝晩2回に分けて服用することで副作用のリスクが下げられる
  • 晩酌する習慣のある人は、ミノタブを朝服用する
  • オンライン診療は、月々5,000円以下でも受診可能!
  • AGAのオンライン診療を受けるならAGAスマクリが向いている!

ミノキシジルタブレットとは

ミノキシジルタブレットとは

ミノタブ(ミノキシジルタブレット)とはミノキシジル成分を含んだ内服薬(錠剤)のことを意味します。
元々はファイザー社が開発した降圧剤でしたが、開発過程で服用者に多毛症などの症状が現れたことから発毛効果が発見されました。

ミノタブには血管を拡張する作用があり、頭皮の血行が促進され毛細血管から毛乳頭に酸素や栄養を送り発毛を促進します。
ミノキシジル外用薬に比べミノタブの方が吸収率が高く、より高い効果が期待できます。

ミノキシジルはすでに特許権が満了を迎え、開発しても利益が見込めないです。
そのため、製薬会社が日本でミノキシジルタブレットを今後AGA治療薬として申請することはないと考えられます。

ミノタブ(ミノキシジルタブレット)は朝晩に分けて飲んだ方がいい?

ミノタブ(ミノキシジルタブレット)は朝晩に分けて飲んだ方がいい?

服用方法は1日1回または2回に分けて、1日合計2.5mgを服用することが基本です。
2.5mgを服用しても効果が実感できない場合は、医師の判断のもとで増量する場合もあります。

ただし、大前提として厚生労働省による認可を受けていないため、飲み方に統一的な設定はされていません。
処方する医師がケースバイケースで用法用量を指定しますので、服用時には従うようにしましょう。

ミノタブ(ミノキシジルタブレット)を1日2回に分けて飲む意味

ミノタブ(ミノキシジルタブレット)を1日2回に分けて飲む理由は、副作用のリスクを下げるためと言われています。
副作用のリスクの低い、低濃度のミノタブであれば、1日1回でも2回でも大きく差異はないようです。

しかし、高濃度のミノタブの場合は、1度に飲むより2回に分けることで成分の血中濃度の上昇を抑え、副作用のリスクが下がります。

また、ミノキシジルの血中の薬物濃度が半分に減少するまでにかかる時間(半減期)は約4時間で、24時間で成分が体内からなくなります。

そのため、ミノキシジルの血中濃度を安定させるために2回に分けて服用するという考えもあります。
そして、2回に分けて服用する場合は、最低でも6時間以上の間隔を空けることが推奨されており、朝晩のタイミングで服用することが推奨されています。

1日1回の場合は朝晩どちらがいいのか

1日1回の場合は朝晩どちらがいいのか

ミノタブは飲むタイミングによって効果に大きく差が出ることはありません。
そのため、朝晩問わず、飲み忘れずに習慣化がしやすいタイミングで問題はありません。

しかし、服用は夜を推奨するという意見も見られます。
睡眠中は、毛髪の成長を促進させる成長ホルモンの分泌が活発になります。

そのため、成長ホルモンが分泌されるときにミノキシジルの血中濃度を高めることで、より発毛の効果を得られると考えられています。
また、副作用が起きやすい方でも、睡眠中なら特に気にならないという考えもあります。

ミノタブ(ミノキシジルタブレット)の正しい飲み方は?

ミノタブ(ミノキシジルタブレット)の正しい飲み方は?

ミノタブは通常1日1回、水またはぬるま湯で1錠を服用します。
服用量を増やしても効果に変化はなく、逆に副作用のリスクを高めます。

そして、ミノタブを服用するタイミングは朝晩を問いません。
しかし、有効成分の血中濃度を一定に保つために、毎日同じ時間で服用することが大切です。

ミノキシジルの1日摂取量の限度

ミノキシジルの1日摂取量の限度

一般的にミノタブ(ミノキシジルタブレット)を服用する場合は、1日2.5mgを上限にして、通常1mgでも問題はありません。

人によっては1日に5mg、10mg飲む人もいます。
しかし、副作用がおこる可能性が高いのであまり推奨はできません。

以下に内容を詳しく解説します。

1日上限摂取量2.5g

ミノタブとして服用する場合の1日の上限は2.5mgです。
AGAの治療は、医師の腕はほとんど関係なく、医薬品が患者に効くか効かないかどうかで決まります。

ミノタブの場合、AGAが改善する患者の割合は25%程度で、やや改善する患者が20%くらいです。
引き算をすると55%の患者がミノタブを飲んでも発毛しないということになります。

ミノキシジルの効果があらわれるのであれば通常は1.25mgで十分に発毛が期待できます。
そして、どれだけ濃度が高くても2.5mgまでが健康を保てる限界濃度です。

5mg以上の摂取は危険?

ミノタブを服用する場合、5㎎以上は健康と引き換えに発毛させることになり、十分に注意する必要があります。
1日2.5㎎のミノタブで効果があらわれない場合は、10mgを服用しても効果はありません。

ミノキシジルは、元々は血管拡張剤として使用され、半劇薬と言っても過言ではない非常に強い成分です。
ミノキシジルは、動脈にのみ作用し静脈には作用しないことで、心臓動作に不均衡が起こり心臓に負担がかかります。

心臓に負担がかかれば心臓に酸素が大量に必要になります。
そして、心臓に酸素を送り込む肺にも負担がかかり、最悪の場合は呼吸不全や不整脈を引き起すこともあります。

ミノタブ(ミノキシジルタブレット)の効果と副作用

ミノタブ(ミノキシジルタブレット)の効果と副作用

ミノタブ(ミノキシジルタブレット)の効果や副作用などの情報を解説します。
効果や副作用などは、服用のタイミングが朝晩どちらでも大きく変わりません。

ミノタブ(ミノキシジルタブレット)効果

ミノキシジルは、発毛を促進させる効果があります。
ミノキシジルは、血管を拡張させ血流を良くし、毛母細胞の細胞分裂が活発になることで発毛を促進させます。

血流が良くなることで頭皮の毛細血管まで栄養がとどくようになり、毛乳頭の細胞分裂が活発になれば、髪もより育ちやすくなります。
ミノキシジルの効果は、平均4~6か月程度であらわれます。

ミノタブ(ミノキシジルタブレット)の副作用

ミノキシジルの副作用として、以下の症状が報告されています。

症状
  • 多毛
  • 動悸
  • めまい
  • 息切れ
  • 血圧低下
  • むくみ

ミノキシジルはもともと高血圧の治療薬として開発されていて、血管拡張による降圧剤としての効果もあります。
ミノキシジルの血管を拡張させる作用や血圧が下がる作用が原因で、副作用が発生すると考えられています。

▼副作用による多毛症の対策方法はこちら▼

ミノタブの副作用による多毛症の対策について解説

利用してはいけない人

利用してはいけない人

ミノキシジルタブレット(ミノタブ)を服用してはいけない方は以下の通りです。

服用してはいけない方
  • 未成年者
  • 高齢者
  • 妊娠の予定がある方
  • 妊娠・授乳中の方
  • 循環器系に既往や疾患のある方
  • 血圧に疾患がある方
  • 腎臓や肝臓に異常がある方

併用してはいけない薬

併用してはいけない薬

ミノキシジルタブレット(ミノタブ)とともに使用してはいけない(併用禁忌)薬は次のものです。

  • ED治療薬
  • 風邪薬(イブプロフェン)
  • 偏頭痛治療薬(イミグラン)
  • アルコール

▼アルコールとの飲み合わせがNGな理由はこちら▼

ミノキシジルとアルコールの飲み合わせがNGな理由

ミノタブはどこで購入すればいい?通販?処方箋?

ミノタブのどこで購入すればいい?通販?処方箋?

ミノタブ(ミノキシジルタブレット)の偽造品による健康被害を引き起こす可能性があるため、個人輸入は控えることが重要です。
医薬品の個人輸入は、粗悪品や偽造品を入手してしまう危険があり、健康被害を受ける場合もあります。

ミノタブは副作用があらわれやすく、使用禁忌が多いという点を理解しておかなければなりません。
粗悪品や偽造品の場合は、有害な成分が含まれている可能性もあり、副作用のリスクがさらに高くなります。

重篤な健康被害を受けるおそれもあるため、ミノタブを購入する場合は医療機関で処方を受けるようにすることが大切です。

AGAスマクリではオンライン診療を行っているので、気軽に相談してみてくださいね。

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補足情報:ミノキシジルの外用薬について

補足情報:ミノキシジルの外用薬について

ミノタブ(ミノキシジルタブレット)は内服薬で、他にミノキシジルを含んだ外用薬が存在します。

ミノキシジル外用薬は、頭皮に塗布をする方法で使用します。
そして、ミノキシジル外用薬は処方箋医薬品ではなく、薬局で購入することもできます。

外用薬の発毛効果

原則、ミノキシジルによる治療はミノキシジル外用薬から始めます。
なぜなら、内服薬と比較して、外用薬の方が副作用のリスクが高くないためです。

ただし、ミノキシジル外用薬で十分な治療効果を得られる方は限られています。
ミノキシジル外用薬を継続使用して4ヶ月が経過したら、ミノタブへの切り替えを検討し始めてください。

初期脱毛の期間を経て、発毛の効果が実感できるようになるのは、ミノキシジル外用薬を使用して4ヶ月目以降が目安です。
4ヶ月経過しても初期脱毛があらわれない場合は、ミノタブへ切り替える必要があるかも知れません。

重要なのは頻度と量

重要なのは頻度と量

ミノキシジル外用薬の場合は濃度よりも頻度と量が重要になります。
ミノキシジル外用薬は、1日に3~4回頭皮にふりかけるのが効果の出る使い方です。

使い方
  • 15%の濃度のミノキシジル外用薬を夜の風呂上りに1回頭皮にふりかける
  • 5%のミノキシジル外用薬を1日3回ふりかける

2つの方法では、後者のほうが発毛効果が出ます。

理想は朝晩に昼夕を追加した1日4回です。
しかし、現実的ではないので、最低でも「朝晩の2回、できれば朝晩に昼を追加した3回」と意識しておいてください。

そして、1回あたりできるだけ多く量をふりかけることで、ミノキシジルが頭皮の毛細血管への接触頻度が増え、毛根が活性化します。

ミノタブの朝晩摂取についてのまとめ

ここまでミノタブ服用の朝晩の違いを中心に解説してきました。

まとめ
  • ミノタブ服用の朝晩のタイミングによる大きな違いはない
  • ミノタブを朝晩2回に分けて服用することで副作用のリスクが下げられる
  • 晩酌する習慣のある人は、ミノタブを朝服用する

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。