AGA治療に最も多く使われている内服薬に「プロペシア」というものがあります。
プロペシアは、フィナステリドを主成分とし、AGAの原因となるジヒドロテストステロンの合成を促す5αリダクターゼⅡ型の働きを抑えることで、薄毛の改善が期待できる薬です。
AGA治療ができるクリニックでよく使われるプロペシアですが、服用により顔つきが変わるという噂があります。
ここでは、顔つきが変わるという噂について、事実なのか、噂がたつ理由は何なのか、プロペシアの作用を確認しながら解説していきます。
プロペシアのAGAへの効果についても紹介していますので最後までご覧ください。
- プロペシアには皮脂の分泌を減らす効果もありテカリやニキビが減るので顔つきが変わったように感じることもある
- プロペシアによって顔がむくむ可能性は低い
- プロペシアの服用は用量を守って効果が出るまでに時間がかかることを知っておく
- オンライン診療は、月々5,000円以下でも受診可能!
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監修医師
成田亜希子 医師
成田亜希子医師は日本内科学会、日本感染症学会、日本公衆衛生学会に所属。一般内科医として幅広い疾患の診療に向き合った後、医療系行政機関にて勤務をし、病院や診療所への行政審査、行政指導、介護行政、母子保健、精神福祉等を担当。
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[/box]プロペシア(フィナステリド)を服用すると顔つきが変わるって本当?
プロペシアを服用すると顔つきが変わるという噂は本当なのでしょうか。
プロペシア(フィナステリド)の作用
プロペシアの主成分はフィナステリドです。
フィナステリドは、AGAの原因であるジヒドロテストステロンの合成を促す5αリダクターの生成を阻害する薬です。
5αリダクターゼには、「5αリダクターゼⅠ型」と「5αリダクターゼⅡ型」とあり、プロペシアは「5αリダクターゼⅡ型」に作用します。
その結果、ジヒドロテストステロンの生成が抑制され、AGAの進行を抑制できます。
プロペシアを1日1錠を服用し続けることで、6ヵ月後ぐらいに効果を実感される方が多いです。
▼フィナステリドの効果について詳しくはこちら▼
プロペシア(フィナステリド)の顔への影響
プロペシアの服用で、ジヒドロテストステロンの抑制が抑えられると髪の毛だけでなく肌へも良い効果が得られます。
肌がきれいになり顔つきが変わったという噂もありますが、顔へはどのような影響があるのでしょうか。
皮脂が減る
AGAを進行させるジヒドロテストステロンには、皮脂の分泌を促す作用もあります。
プロペシアを服用してジヒドロテストステロンの生成を抑制することで、頭皮や顔の脂を減らす効果が期待できます。
顔の皮脂が減るとテカリやニキビを防げるだけでなく、毛穴の開きやつまりも減らせます。
その結果、肌がきれいになったと感じ、べたつきや臭いも改善されることがあります。
肌質が変わると顔つきも変わって見えます。
これが、「プロペシアを飲むと顔つきが変わる」と噂になっている理由のひとつかもしれませんね。
しかし、肌がきれいになるだけならいいのですが、皮脂が減りすぎてしまうと、今度は肌が乾燥し肌環境を悪化させる可能性があります。
顔の皮脂量は、少なければいいといったものではなく、肌が乾燥しすぎてしまうと皮脂が不足している分を過剰分泌する可能性もあります。
適度に皮脂量を保つためには、洗顔やシャンプーなどの正しいケアが大事で、規則正しい生活も重要です。
顔がむくむ(血管性浮腫)
プロペシアを服用すると、顔がむくむ可能性があります。
顔がむくむと輪郭の変化などで顔つきが変わって見えることがあります。
しかし、プロペシアの添付文書にも副作用として「血管性浮腫」(むくみ)とありますが、むくみが発生するリスクは低いです。
また、唇、舌、まぶたなどの局所がむくむ特徴があり、顔全体がむくむ可能性は低く、顔全体がむくんでいる場合は原因がほかにあることも考えられます。
例えば、プロペシアと併用して使用することが多いミノキシジルが、むくみの原因となっている可能性があります。
ミノキシジルは血管拡張薬として開発され、のちに発毛効果も期待できると分かりAGA治療薬として使われるようになりました。
ミノキシジルは、動脈にのみ働きかけ静脈には作用しないため、血液が滞りむくみが起きる可能性があるといわれています。
プロペシアとミノキシジルは併用して使われることが多いので、顔つきが変わった原因がプロペシアではないかと考え、「プロペシアを飲むと顔つきあが変わる」と噂されるのかもしれません。
しかし、むくみには原因になる要素がたくさんあり、水分の摂りすぎや血行不良でもむくむことはあるので、生活習慣を振り返ってみることも大事です。
むくみがプロペシアの影響である可能性は低いですが、症状がひどい場合は医師に相談しましょう。
他にもあるプロペシア(フィナステリド)の副作用
プロペシアには、むくみによる顔つきの変化だけではなく、いくつかの副作用があります。
プロペシアの副作用としては、性欲減退や精液の減少など男性機能障害があります。
しかし、男性機能障害が起きる可能性はかなり低いといわれています。
また、肝機能障害やアレルギー反応などの副作用もありますが、これらの副作用はどのような薬でも起きる可能性があり、発生率は低いです。
ただし、もともと肝機能に不安のある方やアレルギー症状を持っている方は服用前に医師に相談しましょう。
他にも、発生する確率は非常に低いですが、ホルモンバランスがくずれることから精神的に不安になり、精神障害につながる可能性もあります。
どの副作用も確率は低いですが、0ではないので服用の仕方を守り、身体に何か異常があれば医師に相談することが大事です。
▼副作用による肝臓への影響はこちら▼
プロペシアに関するよくある質問
プロペシアに関するよくある質問と回答をご紹介します。
プロペシアの効果はどれくらいで出るのか?
プロペシアの効果が出る時期には個人差があります。
大体3ヵ月ほどで、産毛などの効果が見られるようになり、多くの方が6ヵ月ほどで効果を実感しています。
プロペシアの効果は臨床実験で明確に確認されており、服用開始から6ヵ月経過した時点で約98%の方が症状の改善や薄毛が止まったと感じています。
プロペシアを服用し始めてからまだ6ヵ月が経っていない時期は、効果がないと判断せずプロペシアを飲み続けることが大事です。
プロペシアとミノキシジルは併用した方がいいのか?
ミノキシジルには、内服薬と外用薬の2種類があります。
内服薬については、国内で臨床実験が実施されていないことから、現在薄毛治療薬としては推奨されていません。
外用薬については、日本皮膚科学会でも推奨度を最高ランクに据えていて、AGA治療に有用であるとされています。
まず、プロペシアとミノキシジルではAGAに対する効果が違います。
プロペシアには「AGAの進行を抑制する」効果があり、ミノキシジルには「発毛を促進する」効果があります。
従って、プロペシアとミノキシジルを併用することで効果的にAGA治療ができます。
多くのクリニックで、内服薬としてプロペシアを処方し、外用薬としてミノキシジルを処方しています。
ただし、ミノキシジルにも副作用があり、初期脱毛や頭痛のほかに、むくみや皮膚炎、多毛症などがあります。
なかでも、発生する可能性は低いですが、むくみや多毛症により髭や眉毛が濃くなると顔つきが変わって見えることがあるので、不安な方は医師に相談して薬を処方してもらうと良いです。
プロペシアは効果が出たら服用をやめてもいいのか?
プロペシアは、ジヒドロテストステロンの生成を抑制しますが、体質を変えるわけではありません。
従って、プロペシアの服用をやめるとジヒドロテストステロンが生成され始め、再びAGAが進行し始めます。
AGAには「完治」という概念はなく、進行をふせぎ、効果を維持するためにはプロペシアを服用し続けなければいけません。
では、プロペシアの服用をやめた方は、どういう理由でやめているのでしょうか。
多くの方は、経済的な負担を減らしたいという方です。
AGA治療は保険適用外で、効果が出るまでにも時間のかかる治療ですので費用の負担が大きいと感じる方が多いです。
また、副作用への不安や身体に合わず期待する効果が出なかったなどの理由でやめられる方もいます。
プロペシアの服用を続けていくかやめるかは患者本人が判断することではありますが、リバウンドがあることをよく理解して、タイミングややめ方など医師に相談して勝手にやめてしまわないようにしましょう。
▼プロペシアの服用をやめた場合についてはこちら▼
プロペシアは効果が出なければ飲む量を増やしてもいいのか?
プロペシアには、成分量が0,2mgのものと1mgのものとありますが、どちらも1日1錠の服用が一般的です。
0,2mgの方から始められるクリニックが多く、症状によって増やすこともあります。
基本的に1日1錠と決められているので、それ以上に服用した場合は、身体の不調などの健康被害が出る恐れがあります。
プロペシアの服用量は、自分で勝手に決めるのではく、医師に相談をして指示に従いましょう。
また、効果が出ないと感じている方の多くが、服用し始めてからまだ十分な期間がたっていない方です。
プロペシアの効果が実感できるまでには6ヵ月ほどかかるので、服用量を増やすのではなく毎日忘れずに飲み続けることが大事だと理解しておきましょう。
AGAスマクリではフィナステリドを処方
AGAスマクリは、23万件の診療実績(2020年7月~2022年4月)があり、全国に80名の医師が在籍(2022年4月時点)しています。
オンラインのみで、カウンセリングも医師による診察も受けられ、薬も配達してくれるので通院する必要はなく便利です。
AGAスマクリでは、費用の負担が気になる方でも続けやすいように、低価格で料金は薬代のみと分かりやすい金額設定になっています。
初めての方は、初月は診察料も含めて0円で試せるお試しコースがあり、2ヵ月目以降も薬代のみの料金で安心です。
オンライン診療は不安という方も多いでしょうが、AGAスマクリでは「公益社団法人日本皮膚科学会」が定めている「男性型脱毛症診療ガイドライン」に従って診察をされているので安心です。
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薄毛のお悩みに関してはスタッフによる無料オンライン相談を受けつけているので、少しでも興味のある方はまずはお気軽に相談してみませんか?
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AGAスマクリの推奨ポイント
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フィナステリド・ミノキシジル(初月) | 0円 |
フィナステリド・ミノキシジル(2ヶ月目以降) | 4,980円 |
プロペシア | 11,000円 |
AGAスマクリの基本情報
電話番号:0120-549-642
アクセス:JR山手線恵比寿駅から徒歩1分
営業時間:9:00~22:00
公式HPのサイトURL:https://ec.internet-clinic.jp/
【まとめ】プロペシア(フィナステリド)で顔つきが変わる?
ここまで、プロペシアの服用によって顔つきが変わるのかについて解説してきました。
これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。