みなさんはAGA治療に用いられる、ミノタブ(ミノキシジル)という薬があることをご存知でしょうか。
このミノタブ、正しい用法用量を超えた使用は危険であり、効果も実感できにくくなってしまう可能性があります。
今回は、ミノタブの効果や用法用量について、さらに起こり得る副作用について解説していきます。
ミノタブの服用を検討している方も、既に使用している方も、この記事を読みより良いAGA治療を行いましょう。
- ミノタブの用量過多は、循環器系に悪影響を及ぼす
- 副作用など気になることは医師に相談
- ミノタブは1日1回2.5mgを決まった時間に継続服用
- ミノタブの購入方法は医師による処方が安心
- フィナステリドやザガーロとの併用で効果UP
- オンライン受診でAGA治療ができるのはAGAスマクリ
- AGAスマクリでは月々4980円で続けられる
監修医師
成田亜希子 医師
成田亜希子医師は日本内科学会、日本感染症学会、日本公衆衛生学会に所属。一般内科医として幅広い疾患の診療に向き合った後、医療系行政機関にて勤務をし、病院や診療所への行政審査、行政指導、介護行政、母子保健、精神福祉等を担当。
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ミノタブ(ミノキシジル)の服用は1日2.5mgを上限に服用しなければ危険である理由
数あるAGA治療薬のうち、ミノタブは発毛促進してくれる薬ですが、用法用量は
となっています。
これ以上の用量で服用すると副作用が発現しやすくなり、循環器系に悪影響を及ぼす危険があるのです。
詳しく説明すると、ミノタブの主成分であるミノキシジルはもともと血管拡張薬として使われており、血管の動きなどを司る筋肉を弛緩させる働きがあります。
そのため、必要以上の服用で筋弛緩作用が強く働き、心臓にかえってくる血液量が多くなると、それに対応するために心臓はいつも以上に働こうとします。
その際、心臓が働くのに必要な酸素量が足りなくなれば心症発作を起こしたり、酸素が心臓に使われるため、肺での酸素量が不足し呼吸器不全になる可能性もあがってしまうのです。
このような危険を避けるためにも、医師の指示通り正しい用量を守って服用することが大切なのです。
ミノタブ(ミノキシジル)の副作用
ミノタブの主な副作用は、
・むくみ
・多毛症
・狭心症
それぞれの副作用について見ていきましょう。
動悸や息切れ
先ほども説明したように、ミノタブの主成分であるミノキシジルは血管拡張薬として作用します。
そのため、心臓の働きが活発になれば肺の使えるはずの酸素も心臓に使われてしまうため、呼吸器不全が起こります。
これが、動悸や息切れの原因となるのです。
むくみ
こちらも血液の流れが関係してきます。
血管が弛緩作用は動脈側により強く働くため、心臓から送り出される血液量より戻ってくる血液量の方が少なくなってしまいます。
つまり、その差分は体の末端に溜まってしまい、むくみとなって現れるのです。
▼ミノキシジルによるむくみ対策はこちら▼
多毛症
多毛症は、毛根全てに作用するためと考えることができます。
毛根は体全体にあるため、頭皮のみではなく体の発毛も促進し、全体的に毛が濃くなると言われています。
▼副作用による多毛症への対策はこちら▼
狭心症
狭心症は動悸息切れが悪化した際に起こり得る副作用です。
動悸では肺に酸素が足りなくなり起こりますが、さらに症状が悪化して心臓にも酸素が足りなくなった場合、胸痛を伴う狭心症にまで発展してしまう可能性があります。
いずれの副作用も必ず発現するわけではないので、医師の診察をきちんと受けながら治療を行えば最小限に留めることができますので、何か気になることがあればすぐに医師、薬剤師に相談しましょう。
ミノタブ(ミノキシジル)の正しい服用方法
続いてはミノタブの正しい服用方法についてです。
正しい服用方法で継続することでより高い効果が得られるので、ここは気をつけたい部分ですね。
1日2.5mgを上限に服用する
ミノタブの用法は、
です。
2.5mgを超えての服用は上記で説明したような副作用が出てしまう可能性があります。
まれに、医師の判断で増量したりすることはありますが、勝手に増減するのは極めて危険ですのでやめましょう。
同じ時間帯で服用する
「同じ時間帯で服用する」というのはかなり大きなポイントです。
なぜ決まった時間なのか、それは体内の血中濃度を一定に保つためです。
薬は体内で安定的に一定量を保つことでより高い効果が得られます。
さらに、薬は一定時間が経てば同じスピードで体外に排出されるため、その周期に合わせた内服が必要となります。
朝飲んだり夜飲んだりしてしまうと血中濃度がバラバラになり効果が実感できにくくなってしまうので、注意が必要です。
最低でも6ヶ月は服用する
こちらもかなり重要ですが、そもそもAGA治療の効果が出始めるのは服用開始後6ヶ月ぐらいと言われています。
なぜなら、髪の生え変わりサイクル(ヘアサイクル)が正常に戻るまでにおよそ6ヶ月ほどかかるからです。
ミノタブは、ヘアサイクルを正常に戻し、発毛を促進する薬です。
つまり、ミノタブの服用を始めて6ヶ月程度でヘアサイクルを戻し、そこから発毛促進となりますので効果が実感できるまでの6ヶ月は諦めず継続服用が必要となります。
ミノタブ(ミノキシジル)の効果
ミノタブは発毛を促進してくれる薬です。
ミノキシジルは元々血管拡張薬として使われていましたが、その血管拡張作用により、血流がよくなることで毛母細胞が活性化し発毛促進効果が発揮されることがわかったのです。
現在ではAGA治療の代表的な治療薬として使われています。
ミノタブ(ミノキシジル)の購入方法
ミノタブには主に2つの購入方法があります。
インターネット通販
1つ目はインターネット通販です。
インターネットで販売されているものは主に海外製品になりますが、医師の診察がない分病院に行く手間は省けます。
しかし、理解しておいてほしいことは、薬の効果などの信憑性が低いということです。
実際、販売ルートも明確ではない上に医薬品の成分も正確にはわかりません。もしかすると成分が入っていないなんてこともあり得るのです。
こんな風にいうと怖くなってしまうかもしれませんが、あくまでもミノタブは処方箋医薬品ですので、医師の診察を受け処方してもらうことが一番安全で間違いがないと言えるのではないでしょうか。
医師の処方を受ける
そして2つ目は、医師の処方を受けるという方法です。
こちらは病院にも通院しなければなりませんが、販売ルートや効能、成分が明確であるため薬自体の信憑性は高く、安心して治療を行うことができるでしょう。
オンライン診療で処方してくれるクリニックが最近では増えているのでおすすめです。
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ミノタブ(ミノキシジル)は他のAGA治療薬と併用できる?
ミノタブ以外にもAGA治療薬には、フィナステリド、ザガーロなどがありますが、併用は問題ありません。
むしろ併用によってより効果が得られると言われています。
フィナステリドとザガーロは同じ5α還元酵素という酵素を阻害し、脱毛を抑制してくれる作用のある薬です。
そのため、ミノタブと併用することで、発毛を促進しながら、脱毛を抑制してくれるのです。
ちなみに、フィナステリドとザガーロの併用は作用が同じであり、副作用発現率が上がってしまうので併用はできませんので注意しましょう。
フィナステリド処方可能!オンライン診療なら「AGAスマクリ」
ミノタブと、上記で説明した併用可能なフィナステリドをセットで処方してくれるのがAGAスマクリ。
しかもAGAスマクリはオンライン診療可能なので、仕事などが忙しい方にもおすすめのクリニックなのです。
AGAスマクリとは
AGAスマクリは、オンライン診療を行なっているAGA専門のオンラインクリニックです。
直接病院に通う必要がなく、自宅などで診察を受け、フィナステリドとミノタブをセットで処方し、自宅に郵送してくれるのです。
しかも24時間オンライン予約可能なので、時間や場所を気にせず予約ができるのもありがたいですよね。
AGAスマクリの料金プラン
AGA治療において、診察代、薬代、サプリメント代などを含めると月々1.5〜2万円ほどかかるのが一般的と言われています。
一方、AGAスマクリでは、診察代、薬代(フィナステリド+ミノタブ)で月々4980円で続けられるのです。(初診料別途1000円)
かなりの差がありますね。
さらに今なら、初回1ヶ月分無料キャンペーン(初診料含む)を行なっているので、気になっている方は今が初め時ではないでしょうか。まずは気軽に相談して見ましょう。
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【結論】ミノタブ(ミノキシジル)は1日2.5mgが上限!
ミノタブの上限量や、効果、副作用その他より効果の出る併用方法などについて解説してきましたが、いかがだったでしょうか。
「ミノタブは2.5mgが上限であり、増減はあくまでも医師の指示のもと行う。」ということを忘れず、用法用量を正しく守ってAGA治療に取り組みましょう。
また、何かあれば医師に相談し、より良いAGA治療を行いましょう。