日常の食生活が変わるかもしれない「卵かけご飯(生卵)を食べるとハゲる」という噂。
生卵の性質を理解し、食べ方を工夫すれば我慢しなくて済むかもしれません!
卵かけご飯(生卵)とハゲの関係を紐解いていきましょう!
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監修医師
成田亜希子 医師
成田亜希子医師は日本内科学会、日本感染症学会、日本公衆衛生学会に所属。一般内科医として幅広い疾患の診療に向き合った後、医療系行政機関にて勤務をし、病院や診療所への行政審査、行政指導、介護行政、母子保健、精神福祉等を担当。
噂は本当?卵かけご飯(生卵)とハゲとの関係とは?
「ハゲの原因が卵かけご飯(生卵)」 この噂の真相はしっかり探らなくてはいけません。
なぜって?
卵かけご飯(生卵)は、 簡単で、美味しくて、栄養も摂れる、 忙しい日々に欠かせない、人気メニューだから!
「ハゲ」と「卵かけご飯(生卵)」 噂の背景を探っていきましょう。
卵かけご飯(生卵)を食べるとハゲになる!?
日本人が愛してやまない「卵かけご飯(生卵)」。
食べるものが体を作っているとは知っていても、 栄養価の高い卵でハゲるなんて信じられません。
もう卵かけご飯(生卵)は食べられなくなってしまうのでしょうか?
どうしてそんな噂が生まれたの?
生卵の黄身と白身には、 『髪を作る成分』と『髪を作るのを邪魔する成分』の、 それぞれ相反する成分が含まれています。
ざっくり言うと
黄身=髪を作る 白身=髪を作るのを邪魔する
ということなのですが、 加熱してない状態(生卵)だと、 髪を作るのを邪魔する成分が働いて、
生卵を使う食事=卵かけご飯(生卵)=食べたらハゲる
と認識されてしまったようです。
答えは「ほとんどならない!」
卵かけご飯(生卵)=ハゲる
そんな一人歩きした情報から、 ハゲにつながるといわれる卵かけご飯(生卵)を、 我慢している方も多いかも知れません。
忙しい朝でも、美味しく手軽に栄養を摂れる食事ですから、 食べられないのは、非常に残念。
しかし、結論を申し上げると、
卵かけご飯(生卵)を食べたからといって、 ハゲることはほとんどありません。
ただ、食べ方を間違えてしまうと、 ハゲの原因となる可能性も否定できないので、注意が必要です。
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卵かけご飯(生卵)を食べても大丈夫?生卵に含まれる成分は?
生卵の成分を知れば、 もはや卵かけご飯(生卵)を我慢する必要もありません。
卵と上手に付き合う準備のためにも、 まずは成分を知り、 ハゲる要素を排除していきましょう。
生卵に含まれる成分ビオチンとは?
ビオチンは、黄身に含まれる水溶性ビタミンのことです。
新陳代謝を活発にし、皮膚や粘膜の健康維持に効果を発揮するとされています。 頭皮も皮膚ですから、ハゲ予防への効果も期待できるのです。
ビオチンは腸内細菌によって生合成するほか、 食品からも摂取することができます。
通常の食事で補えますが、いい成分なので多めに摂っておきたい方は、 牛レバー、卵黄、豆・穀類に多く含まれているので、 積極的に摂ることを習慣づけてもいいですね。
ビオチンの働きを妨げる成分アビシンとは?
アビシンとは、白身に含まれるたんぱく質で糖たんぱくの一種です。
アビシンはビオチンと、 体内で混ざり合い結合します。
その結果、ビオチンのいい栄養素を、 腸で吸収できないようにしてしまうのです。
ビオチンがせっせと髪や頭皮を健やかにしようとしても、 アビシンが邪魔をしてしまうのです。
またアビシンは、体内で生合成されたビオチンとも結合するので、 ビオチンにとっては少々厄介な成分と言えるのです。
アビシンは加熱すればOK!
では、アビシンが含まれる白身は食べてはいけないのでしょうか?
いいえ、そんなことはありません!
アビシンは加熱をすることで、 ビオチンと結合しなくなるという性質を持っているのです。
卵を食べるのに、白身だけ食べられないのも、 どこか味気ないし、もったいない。
ハゲ予防をするならば、 白身を生で食べることを控え、 加熱調理をするよう心がければ、 安心して黄身も白身も全て食べることができるのです。
卵かけご飯(生卵)とハゲの関係は?
さて、ここまで説明してきましたが、 卵かけご飯(生卵)によってハゲになるかは、 食べ方を工夫すれば、原因にはなりにくいことが分かりました。
では、もう少し卵を知って、 ハゲになる原因を取り除いていきましょう!
生の白身を食べてもビオチンは不足しない
ここまでの話を聞くと、 育毛の味方となり得るビオチンが不足した状態には、 なりたくないですよね。
そうなるとやはり、生の白身を徹底的に排除したいところなのですが、 実は、生の白身を食べても、ビオチン不足になることはないのです。
白身を食べて、腸内のビオチンが、 全てなくなってしまっても、 腸内細菌が生合成を続け、 次から次へとビオチンを作り続けてくれるのです。
だから、不足することはないんです!
ただし、食べすぎには注意が必要
生卵を毎日10個以上食べると、 アビシンが過剰な状態になってしまいます。
そこで腸内細菌が頑張って、 ビオチンを生合成しますが、 さすがに生合成が追いつかなくなり、 ビオチン不足となってしまうのです。
毎日生卵10個はなかなかの量なのでそこまで食べることはないでしょう。 量さえ気をつければ、 卵かけご飯(生卵)は食べられるのですから、 正しい知識を身につけて、これまで同様美味しくいただきたいですね。
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どうしても卵かけご飯(生卵)のアビシンが気になった場合は?
ここまでで、卵かけご飯(生卵)一杯程度なら、 ハゲの原因にならないことが分かりました。
とはいえ、少しでもアビシンを控えハゲを遠ざけたい! と思いませんか?
次の3つを実践しアビシンを控えられるようにしていきましょう。
黄身だけの卵かけご飯にする
白身のアビシンを摂取したくない方は、黄身だけの卵かけご飯にするのがオススメです。
とてもシンプルな方法ですが、 頭皮や髪にとって大事なのは黄身のビオチン。 新陳代謝を高め頭皮を健やかに改善できるとされていますので、 髪に悩みを持つ方は、嬉しい食材です。
黄身を熱々ご飯に乗せ、 お好みで醤油などをかけて食べますが、 一手間加えて”黄身の醤油漬け”にしたりすれば、 卵かけご飯を楽しみながら、 頭皮環境の改善ができますね!
卵を加熱する
実は、卵を丸ごと加熱してしまえば、 ハゲへの影響を気にすることなく 丸ごと美味しく食べられます。
理由は、
黄身のビオチン=熱に強い 白身のアビシン=熱に弱い
という性質があるから。
加熱されたアビシンはビオチンと結合できなくなるので、 ビオチンはそのままの効果を発揮しやすくなってくれるのです。
ただし、半熟卵のような半透明な状態ではなく、 しっかりと加熱した状態でないと効果はあまりないので、 ご注意くださいね。
生卵を1日1個と決める
毎日10個以上の生卵を食べた続けた時に、 ビオチンが不足し、ハゲになる可能性があることがわかりました。
生卵を1日に1〜3個食べたくらいでは、 ハゲには影響はありませんね。
しかし、卵の成分の仕組みを知った以上、 やはり気になってしまうものです。
なんでも食べすぎは禁物です。 「生卵は1日1個まで」とルールを決めて、 食べ過ぎに注意しながら、美味しく食べましょう。
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食べ過ぎにさえ注意すれば卵かけご飯を食べても大丈夫!
卵かけご飯(生卵)を食べてもハゲる心配はありません!
「食べ過ぎに注意しつつ、黄身の栄養は上手に取り入れる」
卵の性質を心に留めておけば、 今日からは安心して、卵かけご飯(生卵)を食べられますね!