AGA治療で有名なフィンペシア、その効果は有名であっても、その副作用はまだまだ知られていません。
相談者
フィンペシアを服用する事による眠気の症状は認められておりません。
フィンペシアには併用禁忌薬がないため、複数の薬と併用を行っているケースが見受けられます。
薬の併用しやすいが故に、併用薬の副作用をフィンペシアの副作用と誤解を招きやすくなっているので注意が必要です。
この記事では、フィンペシアを服用するとどのような副作用が現れる可能性があるか紹介しています。
- フィンペシアの服用で直接、眠気の副作用を引き起こす事はありません
- 眠気の症状が起こった際は、併用薬の副作用を確認してみて下さい
- 体調不良や生活習慣が乱れている際に、服用すると予期せぬ副作用が現れる事があります
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監修医師
成田亜希子 医師
成田亜希子医師は日本内科学会、日本感染症学会、日本公衆衛生学会に所属。一般内科医として幅広い疾患の診療に向き合った後、医療系行政機関にて勤務をし、病院や診療所への行政審査、行政指導、介護行政、母子保健、精神福祉等を担当。
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フィンペシアを服用すると眠気を感じるって本当?
フィンペシアは、男性ホルモンに関係する酵素の働きを阻害する事でAGAの進行を抑える薬です。
フィンペシアの有効成分であるフィナステリドの作用は、5αリダクターゼⅡ型の働きを阻害します。
5αリダクターゼⅡ型は、テストステロンと結びつく事でジヒドロテストステロンを生成し、髪に影響を与えます。
ジヒドロテストステロンには、髪の成長期間を極端に短縮させる作用があり、その結果、AGAを発症させ薄毛や抜け毛が進行させます。
フィンペシアの服用でジヒドロテストステロンの生成を阻害するとAGAの発症抑制・進行防止が期待できます。
これら酵素やホルモンは、直接眠気に関与するものではないので、眠気への影響はないと考えられます。
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フィンペシアの主な副作用とは
フィンペシアを服用すると肝機能障害と性機能障害の副作用が生じる可能性があると報告されています。
一般的に問題ないレベルと考えられますが、0.4〜1%程度の発生率で副作用が生じます。
症状が長引く場合や強く現れる場合は、速やかにを医師に相談するようにして下さい。
精液の減少
発生頻度は不明ですが、過去に精液の減少、無精子症、精子形態の異常の報告があります。
一部の研究では、精子の減少が確認されたという報告もありますが科学的根拠は十分ではなく、心理的な作用が大きいのではないかとも考えられています。
性欲の減退
フィンペシア副作用のうち、最も報告数が多く服用者の1%程度にみられると報告されています。
明確なメカニズムは解明されていませんが、男性ホルモンの総量が減る事でホルモンバランスが乱れ、性欲減退が現れるという説が有力です。
勃起不全
勃起不全が発生する明確なメカニズムは解明されていませんが0.7%程度の発生率で報告されています。
臨床研究から心理的な作用もあると考えられており、現在も研究が続けられています。
実際に妊活のためにプロペシアの治療継続の中断を検討されるケースも見られます。
肝機能障害
肝機能が障害されると、非常に稀ですが黄疸や倦怠感などの症状が現れる事があります。
肝臓は有効成分であるフィナステリドを代謝するため、一定の負荷がかかります。
症状が現れた場合は、速やかに医師に相談して下さい。
▼フィンペシアによる肝臓への影響はこちら▼
フィンペシアを服用して眠気を感じる場合に考えられる原因
稀にフィンペシア服用中の患者さんから、眠気が生じると相談を受ける事があります。
原因として最も多いのが、早期のAGA改善効果を期待してフィンペシアとミノキシジルを組み合わせて服用しているケースです。
体質によっては併用薬のミノキシジルの効果で眠気が生じている事が考えられます。
フィンペシアの効果で直接的に眠気が生じる事は考えにくいですが間接的にでも起こりうる原因を解説します。
【原因①】ホルモンバランスの変化
フィンペシアの効果で男性ホルモンのバランスが乱れる可能性があります。
ホルモンバランスが乱れる事で、自律神経に影響が及び眠気を引き起こす事が考えられます。
自律神経の乱れで現れる眠気は、全てとは言いませんがほぼ血流の低下による症状となります。
【原因②】低血圧
一般的に低血圧は血圧測定器で最高血圧が100mmHg未満の状態を指します。
血圧が通常よりも低い事で何かしらの症状が現れる状態です。
症状の一つが、血圧が低い事で全身の血液の回りが悪くなり脳血流が低下する事で眠気が引き起こされます。
フィンペシアを服用する事で、ホルモンバランスが乱れ自律神経に影響が及ぶと血圧に変化を引き起こす可能性があります。
【原因③】他の薬の影響
眠気が起こる最も考えられる原因です。
鎮静作用を持つ多くの薬に眠気の副作用があります。
フィンペシアには併用禁忌薬がないため、他の薬を併用している人が多くいます。
併用薬がある人はまずそちらの薬の副作用を確認するようにして下さい。
フィンペシアで眠気が出やすい人の特徴
通常、フィンペシアの服用で眠気が起こる事はほとんどありませんが、一部の人で症状が見られる場合があります。
体質や体調によっては、様々な症状が生じる可能性があるので注意が必要です。
薬の効きやすい人や血圧の低い人は、服用前に一度医師に相談してから服用するようにしましょう。
【特徴①】薬の効きやすい人
薬の成分は、肝臓で酵素によって代謝されます。
この代謝能力の違いで、体内に成分が残りやすい人と残りにくい人に分けられ、前者の場合、薬の効果が強く現れる可能性があります。
【特徴②】血圧の低い人
血圧が低い事で血流量が減少しているところに、薬の効果でホルモンバランスや自律神経が乱れ血流量の減少を引き起こすと脳血流量がさらに減少し眠気が生じやすくなります。
【特徴③】体調が万全でない人
体調不良が起こっている場合、ホルモンバランスや自律神経が既に乱れている可能性があります。
フィンペシアを服用する事で、その乱れを大きくしてしまい眠気などの症状を引き起こす事が考えられます。
眠気が気になる人におすすめのフィンペシアの服用方法
フィンペシアの飲み方を工夫すると眠気の副作用を抑える事ができます。
フィンペシアには、1日の中で服用しなければならないタイミングは定めらていないため、夜寝る前に服用する事で日中の眠気を抑える事ができます。
夜の服用がおすすめ
フィンペシアは半減期が短い薬であるため、強い効果が続く持続時間が短いのが特徴です。
半減期とは、体内に入った薬が代謝や排泄などによって半分に減るまでに必要とする時間を意味します。
薬学分野においては薬物の血中濃度が半減するまでに要する時間を指します。
フィンペシアのように半減期が短いということは、薬が素早く体内から代謝・排泄されることを意味しており、夜寝て起きた頃には効果のピークは過ぎています。
【理由①】睡眠中に半減期を迎える
フィンペシアの半減期は3〜4時間と報告されています。
つまり、夜10時に寝ると夜中の2時には薬の効果のピークが過ぎているという事になります。
朝起きる頃には、薬の効果は副作用を引き起こすほどのものではなくなっています。
【理由②】成長ホルモンの分泌も夜
髪の生育に関与する成長ホルモンの分泌は、概ね夜10時〜夜中の2時までの間が最大になるとされています。
フィンペシアの効果のピークをこの時間帯に持っていく事が、髪の成長を阻害するジヒドロテストステロンから髪を守るのに最も効果的です。
フィンペシアの服用方法について
フィンペシアは、半減期が3〜4時間程度、効果持続時間が1日程度と薬の効果の持続時間が短い特徴を持っています。
持続時間が短いのは、副作用が生じた時にその症状が長続きしないというメリットがありますが、しっかり決められた服用を守らなければ効果が得られにくいというデメリットもあります。
用法用量
1日1回1錠を水もしくはぬるま湯にて服用します、1日の上限量は1mgまでです。
服用後のタイミングは定められていませんが、毎日同一時間帯で服用することが推奨されています。
一定期間飲み続ける
フィンペシアを服用してから効果が得られるまで、早くとも3ヶ月の期間は必要です。
一般的に6ヶ月以上は服用の継続を続けましょう、医師によっては1年程度の継続を推奨される場合もあります。
フィンペシアの飲み合わせについて
フィンペシアには、飲み合わせの悪い薬が定めらていないため、様々な薬と併用が可能です。
飲酒をはじめ内臓に負荷をかける暴飲暴食などは、副作用リスクを高めることになるので注意を必要とします。
併用禁忌薬は特になし
製造元からフィンペシアの併用禁忌薬は特に定められていません。
基本的に薬の併用に問題はありませんが、念のため常用薬などがある場合は、事前に医師に報告しておきましょう。
過度な飲酒はNG
フィンペシアの服用前後にアルコールを摂取してもほとんど効果に影響が生じる事はありませんが、薬の代謝をしている肝臓により負荷をかける可能性があるため、過度な飲酒は避けましょう。
フィンペシア服用時に眠気以外で注意するべきこと
フィンペシアには眠気以外の副作用があります。
特に女性の服用は、子どもの成長に大きな障害をもたらす可能性があるため、薬を手の届かない所に保管しておくなどの対応が必要です。
【注意①】子どもや女性は触らない
男性ホルモンを抑制するため、男児の成長に影響を与える可能性が示唆されています。
薬の成分は経皮的に吸収されるため、触るだけでも少量成分が体内に入ります。
【注意②】肝機能障害のある人は医師に相談
薬の成分は、肝臓で代謝されるため一定の負荷をかけます、肝機能に問題がある人は事前に医師に相談しましょう。
【注意③】正規品を服用する
AGA治療薬は全般的に人気なため、偽物品も数多く流通しています。
医師から処方された薬以外を服用している場合は、注意が必要です。
個人輸入や海外通販は危険
フィンペシアを購入したい場合は、個人輸入や海外通販などで購入しなければなりませんが、偽物品も流通しているため、信頼できる販売会社から購入する必要があります。
AGA治療薬は専門の病院やクリニックでの処方が安心
AGAの専門クリニックであれば、国が認めた医薬品卸業者から薬を仕入れているため、医師、薬剤師の目で複数回チェックされているので安心です。
参考)医薬品販売業許可や医療機器製造販売業許可等を代行取得HP
https://www.iyakuhin.info/oroshi/
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AGAスマクリの特徴
AGAスマクリでは、フィンペシアではなくフィナステリドとミノキシジルを併用した治療を主に推奨しています。
患者さんの要望に応じて治療計画は変更なので、カウンセリングや診療の中で希望を伝えて下さい。
AGAスマクリの治療プラン
基本プラン「フィナステリド 1mg + ミノキシジル 5mg」
フィナステリド・ミノキシジル(初月) | 0円 |
フィナステリド・ミノキシジル(2ヶ月目以降) | 4,980円 |
プロペシア | 11,000円 |
AGAスマクリでは、明瞭会計をモットーに治療を行っています。
月々4,980円は変わらずに治療を継続していただけます、サプリメントや健康器具の押し売りは一切行っていないので、患者さんから要望がなければ価格が変わる事はありません。
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【まとめ】フィンペシアで眠気を感じる原因は体調や生活習慣、併用薬の影響などが考えられる
フィンペシアの成分で直接、眠気を感じる事は効果のメカニズム上ほとんどありません。
しかしホルモンに影響を与える効果があるため、自律神経などに乱れを生じさせ間接的に眠気を引き起こす事はあるかもしれません。
ほとんどの原因は、体調不良や生活習慣の乱れと関連しているため、健康状態に意識しながら服用するようにして下さい。
また、フィンペシアには併用禁忌薬が定められていないため、他の薬と併用されている事が多いです。
眠気の症状が生じた際は、併用薬の副作用を確認するようにし、改善が中々見られない場合は、医師に相談しましょう。