【写真つき】つむじはげの基準はどこから?見分け方と原因、改善方法を解説

 

つむじはげ

つむじ周辺の髪の毛が薄くなったと感じていませんか?「もしかして、つむじはげかもしれない」と思うと、気になってしまいますよね。

つむじはげとは、頭頂部を中心に徐々に薄毛が進行していく症状です。正常のつむじと初期の薄毛の区別は難しく、不安に思っている方も多いと思います。

そこで、ここではつむじはげの診断基準や初期症状の特徴、対策についてご紹介します。症状の画像も掲載していますので、ぜひ参考にしてください。

つむじはげとは?

つむじはげは、「てっぺんはげ」とも呼ばれることがあります。言葉のとおり、頭のてっぺんの薄毛や抜け毛が目立つ状態のことを指します。

つむじはげに悩んでいるのは、ご年配の方ばかりとは限りません。若い世代の方も、つむじはげになる可能性はあり、主に男性ホルモンの影響が関係していると言われています。医学的に、つむじはげの定義や明確な基準はありませんが、将来的に薄毛や抜け毛に対処していきたい場合は早い段階で気づくことが大切です。

つむじはげの基準とは?

つむじはげの明確な基準はなく、つむじ周辺の髪の密度や地肌の見え方によって判断されます。

初期段階は、つむじ部分の髪が薄くなり、地肌が少し透けて見える状態です。症状が進行すると、つむじ周りの薄毛範囲が広がり、地肌が目立ちはじめます。また、つむじはげと同時におでこの生え際が後退するケースもあり、さらに進行すると、頭頂部と生え際がつながる可能性もあります。

つむじはげの見分け方は?

つむじは地肌が見えやすい部分なので、つむじとつむじはげを見分けるのは難しい場合があります。過去の写真と比較して、薄毛が進行しているかどうかを確認してみると分かりやすいでしょう。

つむじはげを判断するおおよその基準は以下の通りです。

  • つむじ周りの地肌が透けて見えている
  • つむじ周りの皮膚が赤っぽい色になっている
  • 頭頂部の髪が他と比べて細い、または短い
  • つむじの毛流れがわかりにくい

つむじはげの初期症状について

つむじ周辺の髪の毛が細くなる

つむじはげの初期症状では、つむじ付近の髪の毛が全体的に細くなり、髪の毛の色が薄くなったり弱々しくなる様子が見られます。つむじ付近の髪の毛を指でまとめてつまんでみると、明らかに毛束の太さが違うように見えたら、初期症状に該当するかもしれません。

つむじ付近の毛量が減る

つむじ付近の毛量が減り、頭皮が目立つようになることもあります。見えにくい場所のため、自分では気づかないこともあり、他人からの指摘や、意識していない時に撮られた写真などで気づく方もいるでしょう。鏡を2つ使うと、つむじ付近の様子を鏡越しに確認することができます。

つむじ付近の抜け毛範囲の拡大

だんだんと、つむじ付近の頭皮の透ける範囲が広がってきたなど、初期の段階でも徐々にその進行を実感することがあります。はじめのうちは小さい範囲の抜け毛・薄毛でも、時間の経過とともに範囲が広がってくるようなら、初期段階から次の段階へ進んでいる可能性があります。

つむじはげのセルフチェック方法

つむじはげのセルフチェック方法

2つの鏡で確認する

つむじはげは、鏡が2つあると簡単に観察することができます。正面に1つ、頭頂部を見るための手鏡をもう1つ用意して、それぞれの鏡の角度を調節しながらつむじ付近を確認してみましょう。

つむじ付近以外の髪の毛と比較する

つむじ付近の髪の毛の太さや密度について、側頭部など他の場所に生えている髪の毛の様子と比較してみましょう。鏡で確認したり、指でつまんでボリュームを確認したりする方法が簡単です。

頭皮の様子を確認する

つむじはげかどうか気になったら、頭皮の健康状態にも着目しましょう。まだつむじはげに該当しなくても、頭皮に赤みやかゆみ、痛み等が見られる場合は、薄毛や抜け毛につながる可能性があります。

つむじはげが発生するメカニズム

つむじはげが発生するメカニズム

髪の毛が生えて成長し、抜けるまでの一連の過程のことを、「ヘアサイクル」と呼びます。正常な状態であれば、1回のヘアサイクルが終了するまでに何年も要し、その間に髪の毛は太く長く成長していきます。やがて髪の毛が寿命を迎える頃には、既に新しい髪の毛が生える準備をしており、やがて古い髪の毛は抜け落ちます。

しかし、男性ホルモンの影響により、このヘアサイクルが乱れてしまうことがあります。すると、ヘアサイクルが短くなったぶん髪の毛は十分に育たないうちに抜け、新しい髪の毛が生えにくくなるのです。男性ホルモンの影響を特に受けやすいのが、つむじ周辺であることから、つむじはげにつながりやすいと考えられています。

つむじはげの原因とは

つむじはげの主な発症原因には、以下のものがあげられます。

  • 男性ホルモンの変化による影響
  • 遺伝
  • ストレス
  • 睡眠不足
  • 食生活の乱れ
  • 喫煙・飲酒
  • 病気や薬の影響

では、それぞれについて詳しく見ていきましょう。

男性ホルモンの変化による影響

男性ホルモンのテストステロンは、頭皮にある酵素と結合すると、ジヒドロテストステロン(DHT)というホルモンに変化します。このDHTが、髪の毛の成長を妨げ、ヘアサイクルを乱して抜け毛や薄毛を招くと考えられています。

遺伝

薄毛になりやすい体質は、遺伝によっても左右されると言われています。特に、母方の祖父や曽祖父が薄毛だった場合、その体質を受け継いでいる可能性が高くなるようです。

ストレス

ストレスが蓄積すると、健康を損ねやすくなることはよく知られていますが、それは髪の毛にも影響します。ホルモンバランスが崩れたり血流が悪くなることが、抜け毛や薄毛につながることもあります。

睡眠不足

睡眠が十分にとれていない状態は、ホルモンバランスの乱れを招きます。髪の毛の成長や健康を維持するためにも、質の良い睡眠は不可欠です。

食生活の乱れ

髪の毛に必要な栄養は、食事から確保する必要があります。特に、ビタミンB群やビタミンE、亜鉛、鉄分などは髪の毛にとって重要な栄養素です。偏った食生活により不足しがちな栄養素でもあるため、注意が必要です。

喫煙・飲酒

喫煙や、過度な飲酒もつむじはげを招く要因となります。髪の毛に必要な栄養は血液によって運ばれますが、喫煙は血流を悪くする作用があります。また、飲酒量が多いと亜鉛不足となり、髪の毛の栄養不足につながるのです。

病気や薬の影響

病気によっては、その症状のひとつとして脱毛症を併発することがあります。また、飲んでいる薬の副作用で髪の毛が抜けることもあります。病気や薬が原因の場合、治療を進めていくうちに脱毛症が改善することもありますが、不調を感じた場合は、早めにかかりつけの医師に相談しましょう。

つむじはげにはAGA治療がおすすめ

ご紹介したように、つむじはげが発症する原因は複数ありますが、特に男性ホルモンの影響による薄毛、つまりAGAの症状である可能性が高いと言えます。では、AGAの専門クリニックではどのような治療が行われるのでしょうか。

AGA専門クリニックで行われている主な治療は以下の通りです。

  • 内服治療
  • 発毛剤治療
  • 注入治療
  • 地毛植毛

では、それぞれの治療法について詳しくご説明します。

内服治療を行う

内服治療では、フィナステリド、デュタステリド、ミノキシジルなどの薬を使用します。それぞれの薬には以下のような効果が期待できます。

成分名

効果

フィナステリド

前頭部や頭頂部に多く分布するⅡ型5αリダクターゼの働きを抑制し、AGAの原因となるジヒドロテストステロン(DHT)の生成を抑える。

デュタステリド

前頭部、頭頂部に分布するⅠ型および、側頭部、後頭部に分布するⅡ型5αリダクターゼの両方を抑制し、ジヒドロテストステロン(DHT)の生成を抑える。

ミノキシジル

頭皮の血行促進。毛母細胞を刺激して細胞分裂を促し、発毛や髪の成長を促進。

費用は、薬の種類やクリニックによりますが、おおよそ月5,000円〜15,000円程度です。効果が現れるまでには数か月かかることが多く、治療を中断すると再び薄毛が進行してしまうことがあります。そのため、継続的かつ長期的な治療が必要です。

発毛剤を使う

発毛剤治療では、ミノキシジルが配合された外用薬を使用します。ミノキシジルは、血管拡張作用により頭皮の血行を促進したり、毛母細胞を刺激して髪の成長を促す効果があります。フィナステリドやデュタステリドなどの内服薬と併用することで、より高い効果が期待できます。

使用方法は、薄毛が気になる部位に決められた回数を直接塗布します。

費用は、使用量や濃度、処方するクリニックによって異なりますが、おおよそ月5,000円〜20,000円程度です。

注入治療を行う

注入治療とは、薄毛改善が期待できる薬剤成分を、注射器などで直接頭皮に注入する治療法です。服薬のように薬剤が全身に広がりにくいため、副作用が少ないと言われています。そのため、持病があり内服薬の使用が難しい方でも、注入治療であれば行える可能性があります。

注入する成分には、ミノキシジルやヒアルロン酸、ビタミン、毛母細胞の活性化を促す成長因子などがあり、施術するクリニックによって配合されている成分が異なります。

費用は、注入する薬剤により大きく異なりますが、1回30,000円〜100,000円程度が相場で、1カ月に1〜2回の施術を行うケースが一般的です。

地毛植毛を行う

自毛植毛とは、ジヒドロテストステロン(DHT)の影響を受けにくい後頭部や側頭部の毛髪を採取し、薄毛が気になる部位に移植する治療法です。生着した毛髪は自然に成長を続けるため、半永久的な効果が期待できます。

自毛植毛にはいくつかの異なる施術方法があり、施術方法や移植する本数によって費用が大きく変わります。少量の移植であれば約500,000円程度、広範囲の施術になると3,000,000円以上の費用がかかる場合もあります。高額な治療費になるため、治療を検討する際は、事前にクリニックで施術方法や費用を確認すると良いでしょう。

つむじはげの予防方法

つむじはげの予防方法

つむじはげをできるだけ予防するために、以下のポイントに気を付けながら生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。

頭皮を清潔に保つ

頭皮の状態が悪ければ、髪の毛の成長を妨げる要因となります。頭皮を傷つけないように、指の腹を使ってしっかりと汚れや皮脂を洗い流しましょう。シャンプーのすすぎ残しがないように気を付けることも大切です。シャンプーをした後は、そのまま自然乾燥させるのではなく、ドライヤーを使用して蒸れによる雑菌の繁殖を抑えましょう。

頭皮マッサージをする

シャンプー時や浴槽につかっている時間を利用して、頭皮をマッサージするのもおすすめです。指の腹を頭皮にあて、そのまま円を描くように動かしましょう。あまり強い力で行わず、やさしく数分程度行うだけでも効果が得られると言われています。頭皮マッサージによって頭皮の血流が良くなると、髪の毛にも栄養が行き渡りやすくなります。

バランスのとれた食生活

髪の毛の成長に不可欠な、タンパク質をはじめビタミン、ミネラルなどは特定の食事ばかり食べていると十分に補えない可能性があります。自炊が難しい場合も、食事の内容を変えてできるだけ多くの食材をとれるよう心がければ、栄養の偏りを改善しやすくなるでしょう。

良質な睡眠の確保と適度な運動

睡眠時間が短かったり、何度も目が覚めたりする場合は、今一度睡眠について見直しましょう。できるだけ同じ時間に眠りにつけるよう意識し、眠る前はスマホなどを遠ざけて、質の高い睡眠が得られるよう取り組んでみてはいかがでしょうか。また、適度な運動は、ストレスを緩和し良質な睡眠へ導きます。ウォーキングや体操など、気軽に取り組めるものから始めてみましょう。

頭髪や頭皮のチェック・早期対策

薄毛の予防や治療は、早期発見・早期治療が重要です。初期症状のうちから対処できれば、そのぶん薄毛や抜け毛の範囲が大きくなる前に予防できる可能性が高まります。定期的に頭皮や髪の毛の状態を観察して、以前と比較して気になることはないか、チェックする癖をつけましょう。もし、薄毛かもしれない、つむじはげかもしれないと思ったら、早めに受診をして相談することも大切です。

つむじはげの診断方法と治療について

当院では、オンライン診療で全国どこからでも気軽につむじはげについて相談することができます。初めての方は、まずは無料相談を受けて頂き、当院での治療の内容やご不明な部分を解消できるようにしています。

その後、カウンセリングを行い、当院の特徴を説明した後に、ご希望があれば医師によるオンライン診療の調整をいたします。そこで、つむじはげについてのお悩みや、その他の薄毛・抜け毛についての相談をして頂き、必要に応じてお薬を処方します。

つむじの薄毛治療は”AGAスマクリ”

agaスマクリ

AGAスマクリは、オンライン診療体制が充実している薄毛・抜け毛治療専門のクリニックです。近場に相談できる場所がなくても、オンライン診療によって治療・相談が可能です。

AGAスマクリの最大の魅力は、治療を続けていただきやすい価格です。ミノキシジルとフィナステリドのセットを毎月4,980円(税込)にて処方。

また、今つむじはげで悩んでいる方に初めての治療をスタートしていただきやすいよう、初月無料で治療をスタートしていただけます。

AGAスマクリでは、無料オンライン相談を実施中です。つむじの薄毛で悩んでいる方は、まずはご相談ください。

\初回1ヶ月無料で薄毛治療をスタート!/AGAスマクリ 公式サイト

まとめ

つむじはげは、真正面から鏡を見ただけでは気づきにくいため、日頃から注意をして定期的に確認する癖をつけましょう。つむじはげの原因はひとつではありません。今回ご紹介した内容を参考に、日頃の生活を見直すとともに、気になる方は早い段階で薄毛・抜け毛の治療が可能な病院を受診しましょう。薄毛・抜け毛治療は、早期に行うことが大切です。

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