つむじ周辺の髪の毛が薄くなったと感じていませんか?「もしかして、つむじはげかもしれない」と思うと、気になってしまいますよね。ここでは、つむじはげの診断基準や初期症状の特徴、対策についてご紹介します。
つむじはげとは?
つむじはげは、「てっぺんはげ」とも呼ばれることがあります。言葉のとおり、頭のてっぺんの薄毛や抜け毛が目立つ状態のことを指します。
つむじはげに悩んでいるのは、ご年配の方ばかりとは限りません。若い世代の方も、つむじはげになる可能性はあり、主に男性ホルモンの影響が関係していると言われています。医学的に、つむじはげの定義や明確な基準はありませんが、将来的に薄毛や抜け毛に対処していきたい場合は早い段階で気づくことが大切です。
つむじはげの初期症状について
つむじ周辺の髪の毛が細くなる
つむじはげの初期症状では、つむじ付近の髪の毛が全体的に細くなり、髪の毛の色が薄くなったり弱々しくなる様子が見られます。つむじ付近の髪の毛を指でまとめてつまんでみると、明らかに毛束の太さが違うように見えたら、初期症状に該当するかもしれません。
つむじ付近の毛量が減る
つむじ付近の毛量が減り、頭皮が目立つようになることもあります。見えにくい場所のため、自分では気づかないこともあり、他人からの指摘や、意識していない時に撮られた写真などで気づく方もいるでしょう。鏡を2つ使うと、つむじ付近の様子を鏡越しに確認することができます。
つむじ付近の抜け毛範囲の拡大
だんだんと、つむじ付近の頭皮の透ける範囲が広がってきたなど、初期の段階でも徐々にその進行を実感することがあります。はじめのうちは小さい範囲の抜け毛・薄毛でも、時間の経過とともに範囲が広がってくるようなら、初期段階から次の段階へ進んでいる可能性があります。
つむじはげのセルフチェック方法
2つの鏡で確認する
つむじはげは、鏡が2つあると簡単に観察することができます。正面に1つ、頭頂部を見るための手鏡をもう1つ用意して、それぞれの鏡の角度を調節しながらつむじ付近を確認してみましょう。
つむじ付近以外の髪の毛と比較する
つむじ付近の髪の毛の太さや密度について、側頭部など他の場所に生えている髪の毛の様子と比較してみましょう。鏡で確認したり、指でつまんでボリュームを確認したりする方法が簡単です。
頭皮の様子を確認する
つむじはげかどうか気になったら、頭皮の健康状態にも着目しましょう。まだつむじはげに該当しなくても、頭皮に赤みやかゆみ、痛み等が見られる場合は、薄毛や抜け毛につながる可能性があります。
つむじはげが発生するメカニズム
髪の毛が生えて成長し、抜けるまでの一連の過程のことを、「ヘアサイクル」と呼びます。正常な状態であれば、1回のヘアサイクルが終了するまでに何年も要し、その間に髪の毛は太く長く成長していきます。やがて髪の毛が寿命を迎える頃には、既に新しい髪の毛が生える準備をしており、やがて古い髪の毛は抜け落ちます。
しかし、男性ホルモンの影響により、このヘアサイクルが乱れてしまうことがあります。すると、ヘアサイクルが短くなったぶん髪の毛は十分に育たないうちに抜け、新しい髪の毛が生えにくくなるのです。男性ホルモンの影響を特に受けやすいのが、つむじ周辺であることから、つむじはげにつながりやすいと考えられています。
つむじはげの原因とは
先ほど、つむじはげは男性ホルモンの影響を受けて起こる可能性があることをご紹介しました。しかし、原因はこればかりではありません。詳しく見ていきましょう。
男性ホルモンの変化による影響
男性ホルモンのテストステロンは、頭皮にある酵素と結合すると、DHTというホルモンに変化します。このDHTが、髪の毛の成長を妨げ、ヘアサイクルを乱して抜け毛や薄毛を招くと考えられています。
遺伝
薄毛になりやすい体質は、遺伝によっても左右されると言われています。特に、母方の祖父や曽祖父が薄毛だった場合、その体質を受け継いでいる可能性が高い傾向にあります。
ストレス
ストレスが蓄積すると、健康を損ねやすくなることはよく知られていますが、それは髪の毛にも影響します。ホルモンバランスが崩れたり血流が悪くなることが、抜け毛や薄毛につながることもあります。
睡眠不足
睡眠が十分にとれていない状態は、ホルモンバランスの乱れを招きます。髪の毛の成長や健康を維持するためにも不可欠です。
食生活の乱れ
髪の毛に必要な栄養は、食事から確保する必要があります。特に、ビタミンB群やビタミンE、亜鉛、鉄分などは髪の毛にとって重要とされており、同時に偏った食生活では不足しがちであるため注意が必要です。
喫煙・飲酒
喫煙や、過度な飲酒もつむじはげを招く要因となります。髪の毛に必要な栄養は血液によって運ばれますが、喫煙は血流を悪くする作用があります。また、飲酒量が多いと亜鉛不足となり、髪の毛の栄養不足につながるのです。
病気や薬の影響
病気によっては、その症状の1つとして脱毛症を併発することがあります。また、飲んでいる薬の副作用で髪の毛が抜けることもあります。病気や薬が原因の場合、治療を進めていくうちに脱毛症が改善することもあるため、不調がある場合は早めに受診しましょう。
つむじはげの予防方法
つむじはげをできるだけ予防するために、以下のポイントに気を付けながら生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。
頭皮を清潔に保つ
頭皮の状態が悪ければ、髪の毛の成長を妨げる要因となります。頭皮を傷つけないように、指の腹を使ってしっかりと汚れや皮脂を洗い流しましょう。シャンプーのすすぎ残しがないように気を付けることも大切です。シャンプーをした後は、そのまま自然乾燥させるのではなく、ドライヤーを使用して蒸れによる雑菌の繁殖を抑えましょう。
頭皮マッサージをする
シャンプー時や浴槽につかっている時間を利用して、頭皮をマッサージするのもおすすめです。指の腹を頭皮にあて、そのまま円を描くように動かしましょう。あまり強い力で行わず、やさしく数分程度行うだけでも効果が得られると言われています。頭皮マッサージによって頭皮の血流が良くなると、髪の毛にも栄養が行き渡りやすくなります。
バランスのとれた食生活
髪の毛の成長に不可欠な、タンパク質をはじめビタミン、ミネラルなどは特定の食事ばかり食べていると十分に補えない可能性があります。自炊が難しい場合も、食事の内容を変えてできるだけ多くの食材をとれるよう注意すれば、栄養の偏りを改善しやすくなるでしょう。
良質な睡眠の確保と適度な運動
睡眠時間が短かったり、何度も目が覚めたりする場合は、今一度睡眠について見直しましょう。できるだけ同じ時間に眠りにつけるよう意識し、眠る前はスマホなどを遠ざけて、質の高い睡眠が得られるよう取り組んでみてはいかがでしょうか。また、適度な運動は、ストレスを緩和し良質な睡眠を導きます。ウォーキングや体操など、気軽に取り組めるものからはじめてみましょう。
頭髪や頭皮のチェック・早期対策
薄毛の予防や治療は、早期発見・早期治療が重要です。初期症状のうちから対処できれば、そのぶん薄毛や抜け毛の範囲が大きくなる前に予防できる可能性が高まります。定期的に頭皮や髪の毛の状態を観察して、以前と比較して気になることはないか、チェックする癖をつけましょう。もし、薄毛かもしれない、つむじはげかもしれないと思ったら、早めに受診をして相談することも大切です。
つむじはげの診断方法と治療について
当院では、オンライン診療で全国どこからでも気軽につむじはげについて相談することができます。初めての方は、まずは無料相談を受けて頂き、当院での治療の内容やご不明な部分を解消できるようにしています。
その後、カウンセリングを行い、当院の特徴を説明した後に、ご希望があれば医師によるオンライン診療の調整をいたします。そこで、つむじはげについてのお悩みや、その他の薄毛・抜け毛についての相談をして頂き、必要に応じてお薬を処方します。
つむじの薄毛治療は”AGAスマクリ”
AGAスマクリは、オンライン診療体制が充実している薄毛・抜け毛治療専門のクリニックです。近場に相談できる場所がなくても、オンライン診療によって治療・相談が可能です。
AGAスマクリの最大の魅力は、治療を続けていただきやすい価格です。ミノキシジルとフィナステリドのセットを毎月4,980円(税込)にて処方。
また、今つむじはげで悩んでいる方に初めての治療をスタートしていただきやすいよう、初月無料で治療をスタートしていただけます。
AGAスマクリでは、無料オンライン相談を実施中です。つむじの薄毛で悩んでいる方は、まずはご相談ください。
まとめ
つむじはげは、真正面から鏡を見ただけでは気づきにくいため、日頃から注意をして定期的に確認する癖をつけましょう。つむじはげの原因は、1つではありません。今回ご紹介した内容を参考に、日頃の生活を見直すとともに、気になる方は早い段階で薄毛・抜け毛治療のできる病院を受診しましょう。薄毛・抜け毛治療は、早期に行うことが大切です。