【新事実】女性の薄毛対策には亜鉛がいいって本当？〜ハゲを亜鉛で治す〜

男性の薄毛ほどまだ浸透していない女性の薄毛。

育毛剤もとっつきにくいし、薄毛を隠せる坊主やオールバックとか一般的じゃないし、帽子やウイッグ（付け毛）に頼らなくても普段の食生活で少しでも発毛出来たらと願うのが女心です。

亜鉛が薄毛に効果的だという情報を目にします。
名前は聞くけど一体どんな食べ物に含まれてて、どのくらい摂ればいいの？　 副作用はあるのかな！？ ・・・などなど。

諸々の疑問を一つ一つ解決していきます。

亜鉛は男性の薄毛にはいいという話をきいたことがあります。
ただ、女性の薄毛にも効果を発揮するといわれています。

そもそも、髪の毛は主にたんぱく質で作られていますが、実はたんぱく質だけ摂っていても髪の毛にはなりません。
亜鉛にはたんぱく質を骨や筋肉、臓器組織、髪の毛の元に変える働きがあり、強力な味方になります。

また、元気な髪の毛が生えるには頭皮や毛根が健康的でないといけません。
新陳代謝が良く血行の良いことが大切です。

亜鉛は代謝をうながし、抗酸化作用などの育毛に大事な働きもしてくれるんです。
なので、男性だけでなく、女性の薄毛にも効果が期待できると言われているのです。

上記でも軽く触れましたが、亜鉛は髪の組織を作り、発毛させ、持続させるのに大切な働きを担っています。
ここではもう少し詳しく、亜鉛が女性の薄毛のどういう点に効果的なのかを説明していきます。

髪の毛は何で出来ているのかをまずは紐解いてみましょう。
**たんぱく質（ケラチン）が髪の毛のほとんどを占めています！

最初に食物から摂ったままのたんぱく質ではなく、体内でアミノ酸に分解されてから、再合成を経てケラチンになるのです。
この時に亜鉛が働き再合成を手助けするというわけです。

亜鉛は細胞の分裂や再生の作用を促し、健康的な毛を作るのに大きな役割を果たしています。

抜け毛の大きな原因の一つに、ジヒドロテストステロン（ＤＨＴ）という悪玉の男性ホルモンの仕業が挙げられますが その悪玉ホルモンを作りだしてしまう”5-αリダクターゼ”という酵素成分を 亜鉛がブロックしてくれることが判明しています。

このタイプの抜け毛は男性に多いのですが、女性にも該当する場合もあります。

亜鉛不足になりがちな現代人の生活。
とりわけ、どういう人が陥りがちなんでしょうか？

そのマイナスを補うために、亜鉛を摂取してほしい人たちを挙げてみました。

近年、女性の社会進出により、社会全体的にみて、女性のストレスは募る一方です。
ストレスを感じると、体内に活性酸素が発生します。

この活性酸素に対応するために亜鉛が消費されます。
そのためずっとストレスを感じ続けて過ごしていると亜鉛の血中濃度ががくんと低下して身体に吸収されず、亜鉛不足となってしまいます。

亜鉛は免疫力を高める働きもあるので、ストレスによって減った部分を充填し、身体を守っていくためにも意識的に摂っていくといいでしょう。

女性の方は、上記で述べたストレスにより、偏った食生活になってしまうことも少なくありません。

亜鉛の多く含まれている食品類（貝類、うなぎ、レバー、牛肉、ナッツ類、チーズ、柿など）が苦手で普段からジャンクフードやお菓子ばかりを好んで食べる生活をしているのもリスクがあります。

女性でも会社で激務をこなす時代です。
しかし、そうやって働きすぎたりして、疲労が溜まってしまうと亜鉛も沢山消費されてしまい、発毛の方にまで廻らなくなってしまいます。

また、疲れやすい人にも亜鉛は力を発揮してくれます。
女性が社会で活躍し、頑張るためにも、亜鉛はしっかり摂りたいですね。

実は亜鉛は食べ物に含まれている割合も低く、調理しているうちに失われやすい栄養素だと言われています。
さらに身体に吸収されにくいとなれば、積極的に自分で摂るように意識することが大切になってきます。

どうせ摂るなら効果に期待したいのは皆さん共通だと思います。
そこで亜鉛の効率的な摂取方法について説明します。

亜鉛を多く含む食品と相性がいいのが”ビタミンＣ”や”クエン酸”と言われています。
レモンやみかんなどの柑橘類、梅干し、お酢などに多く含まれています。

勿論その他にもビタミン豊富な食材はありますが、覚えやすいのと 加熱によるビタミン減のリスクも少ないものが多いので ”酸っぱい食べ物が亜鉛の吸収を高めてくれる！”と覚えておきましょう。

他の食材とうまく組み合わせて摂りたいですね。

普段何気なく飲んだり、食べているものをちょっと見直してみる必要があります。
例えば牛乳に含まれる”カルシウム”、玄米に含まれる”フィチン酸”は、 共に亜鉛の吸収を妨げてしまう相性の悪さがあります。

その他、 – 食物繊維→　亜鉛が充分に吸収されないまま、繊維と一緒に排出される – タンニン→　成分と結びついて体外に排出されやすい – シュウ酸→　亜鉛と結合し吸収の妨げになります。

など思わぬ食品がブロックしている可能性も！？ 亜鉛の多いものを食べる時に同時に摂らない方がいい、ということですね。
折角摂った亜鉛を充分に活かすためにも、意識してみてください。

<<上記に挙げた成分が豊富な食品例>> – 米・ぬか・小麦・トウモロコシ・インゲンなどの穀類 – 乳製品・エビやカニなど甲殻類・小骨ごと食べる魚 – 緑茶・紅茶・コーヒー・柿 – チョコレート・ホウレン草・ビール

献立によってはいつもばっちり摂るのは難しいこともあると思います。
そういう時は補助的にサプリメントを使うのも手です。

ただ「亜鉛」だけのものよりも、吸収率を上げるために「マルチビタミン・ミネラル」サプリの方が使い勝手がいいかもしれません。
食事の際もそうですか、サプリメントを使用する際は特に一日の摂取量を考えながら服用するようにしましょう。

亜鉛をせっせと摂っていても、何故か効果が出ないということもあります。
それは普段の生活習慣だったり、思わぬ別の原因が潜んでいることもあります。

どういうことなのか、見ていきましょう。

女性に多い原因なのですが、ダイエットによる栄養不足から薄毛が起きている可能性があります。
栄養素は単体では働きが薄れてしまうものがほとんど。

ビタミンやミネラル、女性ホルモンに似た働きをするイソフラボンなど、バランスよく栄養分を摂取しなければ亜鉛の効果も少ないです。

女性の方で飲むことが大好き！という方は注意が必要です。
それが女性の薄毛対策の亜鉛の効果を妨げて、薄毛に繋がってるかもしれません。

ほどほどにたしなむ程度はいいのですが、アルコールを分解するのにも亜鉛が活躍しているので、飲み過ぎは亜鉛不足に繋がる、と覚えておきましょう。
いくら亜鉛を摂取しても、それ以上の量のお酒を飲んでしまっては効果も期待できません。

肝臓を守るため貝のお味噌汁を飲むのも昔からいいと言われていますが、 貝類は亜鉛も豊富に含まれているのでお勧めです。 （塩分過多には気を付けましょう）

亜鉛の働きや薄毛との関連について、少しは詳しくなれたでしょうか？
普段何気なく食べているものに注意をするだけだいぶ効果がありそうです。

女性の薄毛は人にも相談しにくいもの。
まずは食事からこっそり改善してみましょう。

もちろん、亜鉛の摂取に頼るだけではなく、総合的に普段の習慣も見直すきっかけにもしてみてください。
みなさんの薄毛の悩みが少しでも減りますように！

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