「フィナステリドって安全なの?」「作用はどうなっているの?」「副作用など成分量によって違いはあるの?」
AGA治療を検討していたり、薬剤治療を考えられている方は様々な疑問点や気になる点を抱えられているのではないでしょか?
今回はAGA治療に主に使用されている成分・フィナステリドの安全性・副作用や併用禁忌についてご紹介します。
最後にフィナステリド以外でのAGA治療薬や治療法についても触れていますので、気になる方は是非最後までご覧下さい。
- フィナステリドは厚生労働省が認可した安全な治療薬である
- フィナステリドは副作用はあるが、発症リスクは限りなく低い
- フィナステリドは併用禁忌は特になく安全に服用できる
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監修医師
成田亜希子 医師
成田亜希子医師は日本内科学会、日本感染症学会、日本公衆衛生学会に所属。一般内科医として幅広い疾患の診療に向き合った後、医療系行政機関にて勤務をし、病院や診療所への行政審査、行政指導、介護行政、母子保健、精神福祉等を担当。
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フィナステリドとは
フィナステリドとは、AGA(男性型脱毛症)治療に有効とされる成分の1つです。
AGAの一因となる「5gリダクダーゼⅡ型」という男性ホルモンを抑えることで、AGAの進行を防ぎます。
ただ、服用開始から効果を実感するまでは、一般的に6ヶ月程度の投薬治療が必要ですので、長期的な投薬期間が必要です。
1991年に、アメリカメルク社で開発された抗アンドロゲン薬で、現在は、AGA治療薬としても世界60か国以上の国で使用されています。
▼5αリダクターゼについて詳しく知りたい方はこちら▼
フィナステリドの安全性について
フィナステリドは、危険な薬ではありません。
フィナステリドの安全性について解説します。
厚生労働省が認可した治療薬
フィナステリドは厚生労働省より認可を受けている薬剤です。
フィナステリドはアメリカのメルク社で開発された抗アンドロゲン薬で、1992年に認可され前立腺肥大症・前立腺癌の治療薬として服用されていましたが、こののち、AGAの患者さんに発毛効果が認められ、1997年にはFDA(米国食品医療薬局)から正式にAGA 治療薬としても認められました。
日本では2005年10月より厚生労働省の認可を受けています。
現在、日本では、フィナステリドが使用されている「プロペシア錠」と「フィナステリド錠」の2種類の薬剤がAGA治療薬として厚生労働省の認可のもと該当医療機関で処方されています。
厚生労働省の認可の元処方されているのでフィナステリドの安全性はおおよそ担保されています。
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医薬品副作用被害救済制度が利用できる
フィナステリドの副作用が出た場合、医薬品副作用被害救済制とうものが利用可能です。
医薬品副作用被害救済制とはなにかについては下記でより具体的に説明しているのでぜひ参考にしてください。
医薬品副作用被害救済制度
フィナステリドの副作用がでた場合、医薬品副作用被害救済制度によって安全性を担保しています。
医療品医薬品を正しく使用したにも関わらず、副作用や健康被害を受けた患者さんの為に、独立行政法人医薬品医療機器総合機構が救済給付を行う、医薬品副作用被害救済制度があります。
フィナステリドは厚生労働省の認可を受けている医薬品ですので、万が一医師の指導のもとフィナステリドを服用し、副作用や健康被害が出た場合でも、その制度が利用できます。
フィナステリドに副作用はないの?やばい薬なの?
フィナステリドを服用する事について最も気になるのは、副作用や、その発症率ですよね。
ここからは、副作用の主な症状と、発症率について見ていきます。
フィナステリドが含まれているAGA治療薬プロぺシアの副作用の発症率は以下のようになっており、海外の臨床試験においてもプロペシアの副作用の発症率は0.2~0.1%となっています。
- 性欲減退→1.1%
- ED→0.7%
- 射精障害→0.4%
- 精液量減少→0.4%
100人に0.4人から1人といった確率なので、その数字を見ても、副作用はあるものの発生率はかなり低い事が分かります。
フィナステリドの安全性は高いと言えるでしょう。
主な副作用の症状
フィナステリドの副作用は、以下のものなどが挙げられます。
- 勃起不全、性欲減退、精液量減少、射精障害など、男性機能の低下
- 内臓機能では肝機能障害
- 発疹
副作用の発症率は少ないものの、特に妊活中の男性は注意が必要です。
フィナステリドに併用禁忌薬はある?
普段、サプリメントや頭痛薬などを常用している方は「他の薬剤と併用しても大丈夫なの?」という所も重要なポイントかと思います。
結論から言うとフィナステリドに併用禁止薬は特にありません。
しかし、どうしても心配な場合は医師に相談する事を推進しています。
新型コロナワクチンの接種前後にも、服用を続けても問題はないとされていますが、接種後の体調が悪い時は改善するまで内服を避けるのが良いでしょう。
フィナステリドが使えない人は?
フィナステリドは基本的に、併用禁忌薬や使用禁忌も少ない安全性が高い薬剤ですが、処方できない患者さんもいらっしゃいます。
処方できない患者さんとして、下記の方への処方は行われていません。
- その薬剤に対してアレルギーがある場合
- 未成年
- 女性
特に妊娠の可能性がある女性は胎児の男性生殖器の発達への影響が確認されています。
副作用に肝機能障害の記載がありますので肝機能障害がある方は、必ず医師に相談が必要です。
フィナステリドを服用する際の注意点
フィナステリドの基本的な服用方法は1日1回1錠です。
フィナステリドの安全性を高めるためにも服用方法もしっかり守るようにしましょう。
個人の体質や治療の経過によって適量が異なるので、必ず医師の診療を受けながら指示通りに内服していきましょう。
用法用量を守る
前述で申したように、フィナステリドが0.2mg錠と1mg錠と2種類ありますが
フィナステリドの1日の限度量は1日1mgまでと決められており、食前、食後のいずれかの服用でも効果に影響はありません。
しかし、もし飲み忘れてしまった場合は、同じ日付のうちに服用するようにし、翌日に2錠まとめて服用する事は避けて下さい。
水やぬるま湯で服用する
プロペシア錠は併用禁忌は特にありませんが、アルコールやグレープフルーツジュースなどと一緒に摂取すると、作用が増強して副作用が出やすくなることがあります。
飲酒をする時は、服薬から必ず時間を空け、基本的には薬剤自体はお水やぬるま湯で服用するようにして下さい。
フィナステリドの1mgは多い?
フィナステリドの種類、その効果の違いについてご説明します
フィナステリドの1mgは効果ある?
フィナステリドは0.2mg錠と1mg錠があります。
成分が多い1mg錠の方の効果が気になるところですが、果たしで1mgの効果はどうなのでしょう?
結論から言うと、成分の量が多ければ多いほど、AGAの改善効果も期待できます。
フィナステリド成分薬剤であるプロペシアでの臨床試験の結果は、AGA改善率が0.2mgのものは54% 1mgのものは58%と、やや含有量が多い1mgの方が効果が高い結果になっています。
有効成分が多い1mgの方がAGA改善が高く、進行度も低いのが明らかです。
フィナステリドの0.2mgと1mgの違いは何?
フィナステリドの0.2mgと1mgの違いはその含有量の違いです。
しかし、上限の摂取量は1mgと決められていますのでこれ以上増やす事ができません。
しかし、0.2mgは医師の判断次第で増量する事ができます。
フィナステリドの服用をやめたらどうなる?
どのAGA治療薬にも言える事ですが、フィナステリドの服用をやめてしまいますと効果の消失が挙げられます。
フィナステリドの服用をやめることで、再びAGAの原因の一部である5α-リクターゼが活発に働き始めるので、AGAの症状が再び目立ちやすくなります。
かえってフィナステリドの安全性を低くしてしまいます。
AGAは根本的に治る病気ではありませんので、基本的には中断すべきではないものとされています。
他のAGA治療薬の安全性は?
フィナステリド以外でのAGA治療薬の安全性についても、以下で説明しています。
国内認可されたAGA治療薬
フィナステリドの他に、日本で承認されているAGA治療薬は、デュタステリド、外用薬ではミノキシジルがあります。
デュタステリドはフィナステリドと同じく、AGAの進行のもとになるホルモンを阻害する効果があるのですが、フィナステリドがAGAの一因、Ⅱ型5α-還元酵素のみを阻害しているのに対し、デュタステリドはⅡ型5α-還元酵素とⅠ型5α-還元酵素の両方を阻害しています。
なので、もちろん効果の大きさや副作用にも違いがあり、フィナステリドとデュタステリドの併用療法も認められています。
ミノシジルは内服薬では国内で未承認なものの、外用薬では承認されており、フィナステリドとの併用にも活躍しています。
フィナステリドやデュタステリドがAGAの進行を抑えるのに対し、ミノキシジルは毛母細胞に働きかけ、血管を広げて毛根の組織を増やしてくれる働きがあります。
ミノキシジルは、他のAGA治療薬とは違って、未承認になっているものの内服薬(タブレット)と、外用薬(塗り薬)の2種類があることも大きな特徴です。
ミノキシジルの安全性は?
ミノキシジルは外用薬のみ認可されていますが、「ミノタブ」と呼ばれるタブレットの内服薬も存在しており外用薬よりも効果があると人気です。
なぜ未承認なのかと言うと、ミノキシジルは降圧剤なのでAGA治療の内服薬として利用するには動脈の影響のリスクがあると考えられているのが大きな理由なようです
しかし、内服でのミノキシジル療法は、血液中に成分が届くため発毛効果が臨床的にも証明されています。
医療機関が、患者さんにリスクや副作用を説明した上で、希望されれば内服薬を処方する事は認められているので、ミノキシジルに対する知識やリスクを、患者さん自身がしっかり把握して内服すれば安全性があると言えます。
個人輸入した場合の安全性
「AGAを意識し始めたけれど、治療なんて大げさ・・・」「とりあえずサプリメントとして薬を手に入れたい。」
といった方もいらっしゃるかも知れません。
自身で購入したいと思われる方には個人輸入という方法もあります。
個人輸入とは、医師の処方を受けず、その薬剤を個人で購入する入手法です。
価格が安い事・病院に行かずに早く手に入れる事ができるなどのメリットがあるので、一見とても手軽で魅力な方法に見えます。
しかし、個人輸入は成分が正しく含まれているか分からず、偽薬品も多く出回っています。
ですので、最悪、過度な副作用や健康被害のリスクがあります。
よって、個人輸入のフィナステリドの安全性はとても低いので、必ず専門の医療機関で処方してもらうようにしましょう。
AGAスマクリではオンライン診療を行っているので、気軽に相談してみてくださいね。
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フィナステリドの安全性についてまとめ
ここまでについてフィステナリドの安全性について解説してきました。
これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。