AGA治療薬のデュタステリドはご存知でしょうか。
薄毛予防・脱毛抑制に対する効果を発揮する治療薬ですが、そのメリットの代わりに副作用が生じる危険性があります。
その中でもデュタステリドを内服することでむくみが起こるのか、その他の副作用はどのようなものがあるか解説していきます。
・デュタステリドを服用することでむくみが生じる可能性はある!
・リトナビルとデュタステリドを併用することで副作用が強く出る可能性がある!
・おすすめのAGAクリニックは、「AGAスマクリ」!初月無料で2ヶ月以降もずっと4,980円!
・AGAスマクリは、オンライン診療に対応しているから手軽に受診&治療が可能!
監修医師
成田亜希子 医師
成田亜希子医師は日本内科学会、日本感染症学会、日本公衆衛生学会に所属。一般内科医として幅広い疾患の診療に向き合った後、医療系行政機関にて勤務をし、病院や診療所への行政審査、行政指導、介護行政、母子保健、精神福祉等を担当。
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デュタステリドの服用でむくみは起こる?
デュタステリを服用することでむくみが生じることはあるのでしょうか。
むくみが生じる有無からメカニズムなどを解説していきます。
デュタステリドの服用でむくみが起こることはある
結論から申し上げると、デュタステリドを内服することによってむくみが生じることはあります。
そもそもむくみとは、何かしらが原因となり皮膚または皮下に水分が溜まってしまう状態のことです。
多くの場合は、血液中の過剰な水分が血管外に染み出すことによって生じます。
全身の中では重力の影響を受けるため、膝から下の部分(下腿)にむくみができやすいと言われています。
そのため、デュタステリドを内服し始めてからむくみが目立つようになった場合は注意が必要です。
また、場合によっては血管性浮腫といった馴染み深いむくみとは違う症状が現れる可能性があります。
血管性浮腫の場合は、手足などの末端ではなく、唇やまぶた、消化管にむくみが生じます。
喉が腫れぼったい場合やまぶたが普段よりも重い際は、血管性浮腫である可能性が高いため、注意しましょう。
デュタステリドでむくみが起こる原因は肝機能障害にある
デュタステリドを内服しむくみが起こる原因はさまざまなものがあります。
その代表例が肝機能障害です。
AGAに効果を発揮する有効成分デュタステリドは、体内に入った後に肝臓によって分解されます。
よってデュタステリドを内服しているだけでも肝臓へはダメージが加わっていることになります。
肝機能障害を呈すると、体内に存在するタンパク質のバランスが崩れてしまい、結果としてむくみが生じます。
肝機能の数値が低い方の場合は特に、肝機能障害に伴うむくみの出現に注意しましょう。
▼デュタステリドによる肝臓への影響はこちら▼
デュタステリド服用によって起こるむくみの原因
デュタステリドの服用によって起こるむくみの原因について解説していきます。
デュタステリドの服用によってホルモンの分泌が乱れた
1つ目の原因は、デュタステリドの服用によってホルモンの分泌が乱れた場合です。
デュタステリドを内服することによって、体内の男性ホルモンと女性ホルモンのバランスに影響が出る可能性があります。
男性ホルモンと女性ホルモンのバランスが崩れて、女性ホルモンが優位になると乳房肥大やむくみなどといった症状が出現すると言われています。
デュタステリドの服用によって副作用が強く出た
2つ目の原因は、デュタステリドの服用によって副作用が強く出たことが考えられます。
これは、上述したような肝機能障害が関与しています。
デュタステリドの半減期は2週間と言われています。
つまり体内に残るデュタステリドの有効成分は、服用後2週間でようやく半分になります。
そのため、半減期が短いAGA治療薬よりも副作用が強く・長く出る可能性が高いことがわかります。
正しい方法で服用していない
3つ目の原因は、正しい方法で服用していない可能性です。
デュタステリドは、1日1回1錠の服用が推奨されています。
デュタステリドの治療効果を少しでも早く出したい・効いている気がしないといった理由で内服する量を増やしてしまう方もいらっしゃるようです。
しかし1日に服用する量を増やしても、それが治療効果を高めてくれる保証はありません。
むしろ、体内の薬効成分の量が多すぎるが故に副作用が出やすくなる可能性があります。
むくみといった症状を出さずに安全に治療を進めるためにも、用法・用量は必ず守りましょう。
デュタステリドの服用でむくみが起きた時の対処法
では、具体的にデュタステリドを服用してむくみが起きた時の対処方法について解説していきます。
デュタステリドの服用を中止する
1つ目の対処方法は、デュタステリドの服用を中止することです。
副作用が出ている状態で無理をして内服を続けても効果を出すことは困難です。
そのままその他の副作用に発展し、重大な健康被害を呈する可能性があります。
これまで、副作用が出たことがなかったとしても、いつ症状が出るかは分かりません。
ご自身のその日の体調も副作用を出してしまう要因になります。
体調管理を行って少しでも副作用が生じる危険性を減らしていきましょう。
医師に相談をする
2つ目の対処方法は、医師へと相談することです。
医師へ相談することによって、今後の治療方針の検討・今出ている副作用への対処方法などを確認することができます。
また、ご自身では気づいていない体の変化がある場合も考えられます。
特に肝機能障害などは、目立った症状が出るまではなかなか体の不調に気づくことが難しいです。
少しでも体に不調を感じている・むくみが出てきたという場合は迷わず医師へ相談しましょう。
むくみ以外に起こるデュタステリドの主な副作用
むくみ以外にもデュタステリドを内服した際に生じ得る主な副作用について解説します。
性欲減退
1つ目の副作用は、性欲減退です。
日本皮膚科学会によって作成された、男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版では、リビドー減少は約3.3%の確率で認められています。
勃起機能不全
2つ目の副作用は、勃起機能不全です。
日本皮膚科学会によって作成された、男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版では、インポテンツは約5.4%の確率で認められています。
場合によっては勃起不全に対する治療薬を同時に併用すること場合あります。
肝機能障害
3つ目の副作用は、肝機能障害です。
肝機能障害を呈する確率は不明ですが、肝機能の数値が悪い方はこの副作用が生じやすくなるため、内服に注意が必要とされます。
肝機能障害を呈すると具体的には、全身倦怠感、食欲低下、嘔気、黄疸、皮膚のかゆみ、腹水そしてむくみといった症状が認められます。
これらの症状が明らかに出現している場合は肝機能障害がかなり進行しています。
何かしらの異変を感じた際はすぐに医師へと相談しましょう。
めまい・頭痛
4つ目の副作用は、めまい・頭痛といった精神神経系の症状です。
ザガーロの添付文書によると1%未満の確率で、めまい・頭痛になると言われています。
浮動性めまい・味覚異常も精神神経系の症状として認められます。浮動性めまいは、足元がふわふわするような感覚・頭がぼーっとしてふらつく感覚になります。
うつ症状を引き起こすリスクもある
上記の精神神経系の副作用には、抑うつ症状も含まれています。
抑うつ症状とは、気持ちが沈み込んで「何もする気が起きない」「憂鬱が気分が続く」といった症状です。
デュタステリドを内服してから、気持ちが落ち込んでしまった、何もする気が起きない場合などもすぐに医師へと相談しましょう。
デュタステリドで起こるむくみは他の治療薬でも起こる?
デュタステリドで起こるむくみは、他の治療薬でも起こるのでしょうか。
プロペシアの場合
プロペシアの場合もデュタステリドと同様に肝機能障害からむくみを発症する場合があります。
プロペシアもデュタステリドと同様に肝臓で分解されます。肝臓への負担が強くなり、肝機能障害を呈した場合はむくみとなってしまいます。
また低確率ではありますが、血管性浮腫を呈する場合もあります。アレルギー反応によってこの血管性浮腫が生じます。
血管性浮腫の場合、まぶたや唇、消化管などにむくみが生じます。
これらの部位に症状が出た際は、医師へと相談をしましょう。
ミノキシジルの場合
ミノキシジルを内服しても同様にむくみを生じる可能性があります。
ミノキシジルは、血管を拡張させて育毛・発毛を促す効果があります。
血管が拡張されるため、血管内に流れる血液の量が多くなります。
そのため血管内を通る血液を心臓に戻すことができなくなり、むくみとなって体に現れます。
▼ミノキシジルによるむくみの対策はこちら▼
デュタステリドは他の治療薬と併用してもむくみが起こる?
デュタステリドは、他の治療薬と併用してもむくみが起こるのでしょうか。
これは、併用する他の治療薬によって変化しますが、デュタステリドと併用がオススメできない治療薬が存在します。
それは、リトナビルです。
リトナビルと同時にデュタステリドを服用することによって、デュタステリドの分解が阻害されます。
つまり、通常よりも体内にデュタステリドの成分が残存することになります。
デュタステリドの血中濃度が高い状態が続くことによって結果的に副作用を呈する可能性が高くなります。
この時に肝機能障害によるむくみ、血管性浮腫などが症状として現れやすくなる危険性があります。
併用する治療薬についても一度医師へ相談し、飲み合わせを確認してから内服を行いましょう。
デュタステリドはミノキシジルとの併用がおすすめの理由
デュタステリドはミノキシジルとの併用がおすすめです。
それは、ミノキシジルの作用がデュタステリドと異なるためです。
ミノキシジルは、デュタステリドと異なり育毛・発毛に対して効果を発揮する治療薬です。
デュタステリド自体には発毛や育毛を促進する効果がありません。
あくまでも抜け毛や薄毛を防ぐことに特化しています。
そのため、少しでも早く毛量を増やしていきたい場合はミノキシジルを併用内服することをお勧めします。
デュタステリドのみの治療で納得いかない人は「AGAスマクリ」がおすすめ
デュタステリドのみの治療で納得いかない人にオススメのオンラインAGA専門クリニック「AGAスマクリ」を紹介します。
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フィナステリドとミノキシジル処方のAGAスマクリとは
AGAスマクリとはオンライン診療が可能なAGA治療専門のオンラインクリニックです。
自宅からスマホ1台でオンライン診療が受けられ、今回紹介したデュタステリドと同じ効果を持つフィナステリドだけではなく、併用がオススメされるミノキシジルを同時に処方してくれます。
AGAスマクリが処方しているこの両薬は、医学的な根拠が認められている発毛薬です。
ヘアサイクルを整えながら、発毛量を増やすことで効率良くAGAを治療することができます。
AGAスマクリ料金プラン
上述したようにAGAスマクリは2つのAGA治療薬を使用して治療を進めていきます。
両薬ともに日本国内では、科学的に効果が認められている治療薬です。
この2種類のAGA治療薬をAGAスマクリでは月々4,980円で処方しています。なぜこの価格帯で治療薬を処方することができているのでしょうか。
AGAスマクリは、実店舗を多く持たないオンラインクリニックのためコストを大きくカットすることに成功しています。
そのため、通常の処方よりも安価にAGA治療を始めることができます。
さらに、「初回無料 お試しコース」があるため、始めるのに不安がある方もまずは気軽に相談し、治療の効果を確認してから始めてみるのも良いでしょう。
▼AGAスマクリの料金や評判が気になる方はこちら▼
AGAスマクリの症例紹介
AGAスマクリを実際に使用された方の症例を紹介していきます。
※効果には個人差があります。※台湾製ミノキシジルとフィナステリドを毎日服用した結果
40代の男性の方が3ヶ月間治療を継続した結果になります。
治療開始前は頭頂部の薄毛と頭皮が目立つ状態でしたが、ミノキシジルとフィナステリドを毎日内服した結果1ヶ月から頭皮が徐々に髪の毛によって隠れています。
治療3ヶ月目になると、肌色の部分が少なくなっていることが確認できます
フィナステリドとミノキシジルの同時併用で治療を進めたい方はAGAスマクリへの相談をおすすめします。
【まとめ】デュタステリドの副作用でむくみを引き起こすリスクがある
デュタステリドの副作用でむくみを引き起こすリスクがあることが今回の内容でご理解いただけたかと思います。
特に肝機能の数字が悪い方の場合はむくみには注意が必要です。
ご自身の体調を万全に保つということも副作用対策の1つになり、結果的にむくみを引き起こすリスクを減らすことができます。
ご自身の体調管理を行いつつ、普段と異なる感じがある場合は迷わずに医師へと相談し指示を仰ぎましょう。