発毛剤と言えば、ミノキシジルが最も有名です。髪を生やすという根本的な髪の問題を改善するのに有効なものとしては、現在この医薬品しかありません。
ミノキシジル外用薬は、厚生労働省の承認が下りており、国内では正式に医薬品としてドラッグストアなどで市販されています。
ミノキシジル内服薬に関しては、承認が下りていない事もあり、その情報があまり出回っていません。 効果が高くて安全性が担保されているのであれば、内服薬を服用してみたいと考えている方も多くいると思います。
この記事では、ミノキシジルの市販薬とクリニックからの処方薬どのような違いがあるのか？どちらが効果があるのか？など、多くの方が悩まれる疑問に答えています。
- ミノキシジルがどこで買えるのか
- ミノキシジル購入の注意点
- ミノキシジルの効果について
- 医師の指導の下、服用する事が推奨されます
- おすすめのAGAクリニックは、「AGAスマクリ」！初月無料で2ヶ月以降もずっと4980円！
監修医師
成田亜希子 医師
成田亜希子医師は日本内科学会、日本感染症学会、日本公衆衛生学会に所属。一般内科医として幅広い疾患の診療に向き合った後、医療系行政機関にて勤務をし、病院や診療所への行政審査、行政指導、介護行政、母子保健、精神福祉等を担当。
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ミノキシジルは市販でも買える？
ミノキシジルは、医師から処方される他、市販での入手も可能です。30種類を超えるミノキシジル外用薬を購入する事ができます。
市販の場合は、手軽に手に入りますが製薬メーカーなどが製品化可能なミノキシジル配合濃度が決められているため、安全性が高い反面、効果が得られるまでに時間がかかる場合があります。
しかしミノキシジル内服薬に関しては、原則、医師指導の下でしか購入する事ができないので注意が必要です。
◆ミノキシジル配合の製品は多数販売されています。
スカルプD、チャップアップ、M-1、サクセスなどが様々なクチコミランキングなどで上位に紹介されています。
（以下の成分を配合しているか必ずチェックをしましょう）
| 血行促進作用 |
【血行を促進させ頭皮に栄養を与える】 ・ミノキシジル ・塩化カルプロニウム ・ビタミンE（トコフェロール） ・T-フラバノン ・センブリエキス |
| 毛包賦活作用 |
【毛根の細胞を活性化育毛を促す】 ・アデノシン ・ビタミンB5（パントテニルエチルエーテル） ・ヒノキチオール ・ペンタデカン |
これら成分が1種類だけでなく、複数配合されている製品がオススメです。
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ミノキシジルはドラッグストアで購入可能
塗布するタイプのミノキシジル外用薬であれば5%濃度までの製品がドラッグストアで購入する事ができます。ただし、1類医薬品に分類されているため薬剤師指導の下でしか購入はできません。
ドラッグストアでも薬剤師が常駐しているお店を選択する必要があります。購入の前には、店舗での取扱いがあるか事前に確認する事をオススメします。
自己判断の服用は副作用が出ることも
ミノキシジル外用薬を使用した場合は、ほとんど副作用は報告されておりません。薬に含まれる成分が肌に合わず、発疹や痒みが現れる程度なので数日内に症状は消失します。
ミノキシジル内服薬の場合は、血管拡張作用などがあるため、循環器系への負担があります。 十分な検査をせず、安易に自己判断で服用すると心臓や血管などへダメージを与えてしまう事があります。
日本皮膚科学会が制作したガイドラインにおいて次のように判定されています。
ミノキシジル外用薬：A判定（男性・女性共に強く使用を勧める）
ミノキシジル内服薬：D判定（使用は勧められない）
国内未認可のため、国内ではほとんど臨床試験が行われていないためデータが不足しています。医師指導の下、健康管理を行いながら服用する事が推奨されます。
▼ミノキシジルの副作用について詳しくはこちら▼
ミノキシジルの購入方法は？
ミノキシジルには、外用薬と内服薬があります。ここでは、主に内服薬を購入する方法を中心に紹介します。
①医療機関を受診し処方
国内において未認可のミノキシジル内服薬ですが、医師の責任・指導の下であればクリニックで処方する事が可能です。
内服薬の場合、血中から毛乳頭細胞へアプローチする分、体内に成分が行き渡るため、外用薬より副作用リスクは高くなります。
服用前には、医師から注意点などをしっかり確認する事が必要です。 毛髪の状態に関しては、健康状態・生命に大きな影響を与える事はないとして、原則、保険適用外になります。結果、医療機関を受診しても実費での治療、薬の購入となります。
②AGA専門クリニックで処方
ミノキシジル内服薬は、医師の責任・指導の下であれば何科の医師であっても実費にて処方する事が可能です。
しかし、未認可なので服用に不安を感じる方も多いと思います。AGAスマクリのような薄毛や抜け毛治療の専門クリニックであれば、様々な症例が蓄積、経験豊富な医師が診察にあたっているので一つ上の安心感を得ながら治療に臨む事が可能です。
治療している事を隠しながら継続したいと考えている方も多くいらっしゃいます。AGA専門クリニックであればオンライン診療など十分な配慮を受ける事ができます。
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③【注意】市販薬を購入
ミノキシジル内服薬を市販薬として購入する事はできません。市販薬として購入可能できるものは、ミノキシジル5％濃度までの外用薬になります。市販薬の場合、内服薬や処方される外用薬に比べるとその効果は見劣りしてしまいます。
また、市販薬の場合パッケージの豪華さに目が行きがちになり、その効果を過剰に期待してしまうケースも見受けられます。処方薬の場合、そのような顧客の目を引くパッケージ化がなされていないので、効果がないように写ってしまう事も考えられます。
しかし実際は、薄毛や抜け毛治療の入口を市販薬でスタートし、その効果が十分に感じられずAGA専門クリニックでの治療に切り替えて行く方が多くいらっしゃいます。はじめからAGA専門クリニックを受診しておけば良かったという声も多数耳にするので、治療の選択肢として参考にして下さい。
④【注意】個人輸入
ミノキシジル外用薬、内服薬ともに海外ジェネリック医薬品を個人輸入で購入する事ができます。ただし、主要成分以外の含有成分に関しては、製品ごとに違いなどがあるため、安全面で注意が必要です。
また、ミノキシジル配合を謳った偽造品も見つかっており、一般の方の目では、その良し悪しの判断が難しいケースも多々存在します。医師などによるチェックを受けた製品を用いる事が推奨されます。
せっかく治療を開始しても偽造品で有効成分が十分に配合されていなかったら、症状の改善にはつながりません。薄毛や抜け毛は日々進行していく症状なので、いかに早く有効な治療を開始できるかが重要になります。 なるべく個人輸入は避け、クリニックを通した正規のルートでの購入が安心です。
ミノキシジルは個人輸入や市販での購入をお勧めしない理由
個人輸入であれば海外産の薬を安く購入する事ができます。ただし、個人輸入で入手する薬は安全性が保証されていません。販売国の基準を満たしているとはいえ、日本人に向けた安全性は確認されていないケースがほとんどです。
市販薬の場合は、有効成分濃度に制限があるため、効果を実感できるまでに時間がかかったり、思っているような結果が出にくい事があります。 市販薬も処方薬も金銭的に大きな違いは生じないため、効果・安全面の点から処方薬が推奨されます。
ミノキシジルの費用相場は？
医師が処方するミノキシジル外用薬、内服薬に関しては費用に大きな違いはありません。一般的な価格帯は月額費用5,000円〜12,000円ほどになります。
市販薬とクリニック処方の費用の違い
ミノキシジル内服薬に関しては、市販薬がないため比較する事はできません。 市販薬として購入可能な5%濃度ミノキシジル外用薬と処方薬として購入可能な5〜15%濃度ミノキシジルを比較した場合、概ね同一の金額が設定されています。
市販薬だと安いのはなぜ？
市販薬として販売されているミノキシジル外用薬の価格帯は様々です。 理由の一つとして、ミノキシジル成分濃度が1〜5%で販売されている事が挙げられます。
ミノキシジルが低用量で安価になり、高用量で高価になる傾向があります。1%濃度の場合、1ヶ月3000円程度で購入できる製品もあります。
また、ドラッグストアではグループでの大量購入が可能なので納入価格を抑える事でコストカットを実現している事も考えられます。
AGAスマクリなら4980円でミノキシジルのセットを処方
「医師の指導のもと発毛薬の処方を受けたい、けれど高そうだし、通院はちょっと…」という場合はオンライン受診という手があります。
AGAスマクリは全国どこからでも、オンラインでAGA治療を行うことができるのが特徴のクリニックで、月額4,980円 (税込)で「ミノキシジル5mg」と「フィナステリド1.3mg」を提供しています。
副作用の可能性がある方にはしっかりと医師が判断し、処方は行っていないので、安心したAGA治療が可能となっております。
クリニックとしての店舗を持たないことで、治療費用も安く抑えられているため、継続して治療し続けることが重要なAGA治療においておすすめのクリニックとなっています。
AGAスマクリのおすすめポイント
- 全国からオンラインで診療可能
- 初月無料で治療できる
- 症状に合わせて複数の薬を処方
ミノキシジルは、フィナステリドと併用する事でより高い効果を発揮します。
フィナステリドは、AGAの原因となるDHT（ジヒドロテストステロン）という男性ホルモンの合成を阻害する作用を持ちます。組み合わせる事で薄毛や抜け毛の進行を抑えながら、発毛効果を期待する事ができるため、より早い改善効果を期待する事ができます。
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そもそもミノキシジルとは？
ミノキシジルは、元々高血圧症治療に用いられている医薬品でした。使用実績は、豊富でミノキシジル成分に関する安全性のデータは十分に蓄積されています。
ミノキシジルによる高血圧症治療の副作用として多毛が認められていたことから、発毛効果があるのではないかとして高血圧症治療とは別に臨床試験が開始されました。 その後、1988年にアメリカで厳密な臨床試験を経て有用性が確認され、医薬品としての発毛剤が誕生しました。現在では、世界90ヶ国以上で承認され使用されています。
ミノキシジルの効果
有効成分が毛乳頭細胞を活性化し、細胞分裂を増加させると認められており、結果としてヘアサイクルを正常化させる効果があると考えられています。
フィナステリドなどのAGA治療薬のように男性ホルモンを抑制して効果を得るのではなく、毛髪そのものを活性化し薄毛や抜け毛を本質的に改善する効果が期待できます。
毛乳頭細胞への効果を発揮するため、発毛に加え、太くて強い（抜けにくい）毛髪を育毛する事も可能となっています。
外用薬利用者
内服薬利用者
ミノキシジルの主な副作用
ミノキシジル外用薬の場合、副作用はほとんど報告されておりません。
しかし、内服薬の場合、循環器系の副作用が稀に報告されています。毛乳頭細胞の活性化の他、血管を拡張させる作用も持つため、心臓や血管などに負荷を与える可能性があります。
予期される多い副作用の症状は、動悸や息切れになります。
また、全身の毛乳頭細胞を活性化する可能性があるため、頭部以外の毛、腕や脚、腋、胸などの毛にも影響を与え、多毛症の副作用を引き起こす可能性もあります。
女性も使用する事ができますが男性とは使用が異なるので注意が必要です。性別によって引き起こされる副作用が異なるので、女性の場合は特に医師への相談が推奨されます。
ミノキシジル購入を希望の方は医師に相談を！
市販薬である場合、ミノキシジル外用薬の成分濃度を5%以下とする必要があり、処方薬によるミノキシジル外用薬に比べると強力な効果を得る事ができません。
クリニックによる処方であれば、成分濃度の制限がなくなる点や外用薬以外に内服薬を服用する事が可能となる点も魅力です。ただし、ミノキシジル内服薬を服用する場合は、高い効果の反面、副作用のリスクも伴うため医師指導の下、服用する事が推奨されます。
ミノキシジル内服薬は人気の医薬品であるため、数多くの外国産ジェネリック医薬品や偽造品も流通しています。薄毛や抜け毛治療のポイントはいかに速やかに治療を開始できるかが大事になります。 速やかに始めたけれど、「副作用で治療を中断せざるを得なかった。」「偽造品であったため、有効成分が配合されておらず全く効果がなかった。」などがあっては、意味がありません。
確実な症状改善のためには、医師への相談が一番の近道になります。
