自毛植毛の跡が気になると、どうしても帽子で隠したくなってしまいますよね。「でも、帽子やヘルメットって被っても大丈夫なの?」
そんな疑問に答えるために、自毛植毛と帽子・ヘルメットの関係についてまとめました。 自毛植毛の効果をしっかり実感するために、注意するべきことを確認しましょう!!
監修医師
成田亜希子 医師
成田亜希子医師は日本内科学会、日本感染症学会、日本公衆衛生学会に所属。一般内科医として幅広い疾患の診療に向き合った後、医療系行政機関にて勤務をし、病院や診療所への行政審査、行政指導、介護行政、母子保健、精神福祉等を担当。
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自毛植毛後に帽子やヘルメットを被りたいんだけど…
効果があり、自然な仕上がりになるということで人気の自毛植毛。
実は、そんな自毛植毛の効果を左右するのは手術後の行動なんです。
特に植毛後数週間は、避けた方がいいこともたくさんあります。
そのうちの1つが「帽子・ヘルメットの着用」。
今回は気になる人も多い、帽子やヘルメットについて確認していきましょう!
自毛植毛後には帽子やヘルメットをかぶってもいいの?
「自毛植毛をしたけど、周りに知られたくない…。」
そのような理由で、自毛植毛後は帽子を被る人が多いようです。
他にも、仕事や運転でどうしてもヘルメットを被らなければならないこともありますよね。
そんな人たちが気にするのは「植毛後って帽子・ヘルメットを被っていいの?」ということ。
「自毛植毛後はどこまで気を付ければいいのでしょうか。
帽子・ヘルメットの問題点を確認しながら説明していきます。
帽子・ヘルメットはどれくらいで着用できる?
自毛植毛方法やクリニックの方針によって異なりますが、 植毛部位が帽子やヘルメットに当たらない位置であれば、植毛後数日後から着用可能とするところが多いようです。
とはいうものの、できれば植毛後しばらくは避けた方がよく、 着用する際も、植毛部位に直接当たらないように注意する必要があります。
自毛植毛をする際には、ある程度長い休みがある時を狙ったほうがいいでしょう。
▼植毛後に休むべき期間はこちら▼
どうして自毛植毛後すぐには着用してはいけないの?
それでは、どうして自毛植毛後すぐに着用してはいけないのでしょうか。
理由は大きく二つ。「圧力」と「汗」です。
最近は自毛植毛の技術も上がっており、 帽子やヘルメットの刺激のみで髪の毛が抜け落ちてしまうことはあまりないようです。
しかし、帽子やヘルメットを着用することで、植毛部位に圧力がかかり、 結果として、その後の髪の定着率を下げる大きな原因となってしまうかもしれません。
また、頭皮に汗をかいてしまうと、植毛部分の毛穴が開いてしまいます。
そうなると、せっかく植毛した髪が抜けやすくなってしまうばかりか、 頭皮や毛穴に汚れがたまり、感染症を引き起こしてしまうこともあるそうです。
自毛植毛後に帽子・ヘルメットを着用する際の注意点
それでも、特にヘルメットはどうしても着用しなければならない時もあるでしょう。
その時は、少しでもダメージを軽減するため、 頭にタオルを巻いて、その上からヘルメットを被るようにしましょう。
また、蒸れた状態が続かないように、定期的にヘルメットを外して、 タオルで軽く抑えるように汗を拭きとってください。 (擦るようにして汗を拭いてはいけません。)
帽子を被る場合は、ニット帽やつばの広いハットなど、軽くて柔らかいものがいいです。
バンダナなども、刺激が少なくておすすめですよ。
術後でも帽子やヘルメットが被れる自毛植毛の種類とは?
自毛植毛の方法は日々進歩しており、クリニックの技術も向上しています。
そのため、頭皮への負担が少なくなり、植毛後の過度な心配は必要ないとも言われています。
特に、現在主流となっているFUE法などのメスを使わない自毛植毛は、 より頭皮への負担が少ない方法だと知られています。
それでも、帽子やヘルメットを被る場合は、 植毛した部位と直接接触しないよう注意することが大切です。
できるなら休みを取って、帽子やヘルメットを被らなくてもいい環境で過ごしたいところですね。
▼FUE法について詳しく知りたい方はこちら▼
こんな帽子やヘルメットは自毛植毛後には控えたほうがいいかも
自毛植毛後すぐは帽子やヘルメットは控えるべきですが、数日後くらいからなら、被るものに注意すれば帽子を被ることも可能です。
基本的に頭皮をこするような硬いもの、頭皮の通気が悪くなるものはよくありません。
特によくないのが、次のようなものです。
しっかり確認して、注意してくださいね。
①キャップなど締め付けるもの
先にも説明しましたが、自毛植毛後に帽子やヘルメットを被る場合、その「圧力」が問題になってきます。
ですので、頭皮に圧力がかかりやすい帽子は避けるべきです。
特に、前方に「つば」があるキャップなどの帽子は、生え際などを強く締め付けます。
そういった帽子は避け、全方向に「つば」のあるハットや、柔らかいニット帽などがおススメです。
②頭皮に刺激を与えるもの
もう1つ問題になるのが「汗」でしたね。
帽子を被るなら、通気性の良い物がいいです。
しかし、だからといって麦わら帽子や編み目の大きいニット帽はNGです。
なぜなら、麦わらや編み目の固い部分が頭皮と擦れてしまうから。
自毛植毛後は頭皮への刺激はできるだけ避けなければなりません。
頭皮を擦らない柔らかな素材がいいでしょう。
③サイズが小さいもの
素材や帽子のタイプに気を付けても、サイズが小さければ意味がありません。
サイズが大きい、ゆとりを持ったものを選びたいですね。
また、どのような帽子でも、短時間に何度もかぶったり脱いだりすることはよくありません。
反対に、長時間被りっぱなしもよくないので、帽子を被る時は気をつけましょう。
帽子やヘルメット以外に、自毛植毛後に気をつけたいことをおさらい!
帽子やヘルメットで気を付けること、お分かりいただけたでしょうか。
自毛植毛は、手術をしたら終了ではありません。
その効果を期待するためには、手術後から始まるアフターケアが大切。
帽子やヘルメット以外にも、気を付けることはありますので、次で確認していきましょう。
①頭皮への刺激
自毛植毛後に気を付けなければならないのが、頭皮への刺激です。
植毛した部分が頭皮にしっかり定着するまで、負担をかけないようにすることが大切なんです。
具体的には ・シャンプーでごしごし洗わない ・かさぶたを無理に剥がさない ・頭皮を掻かない ・スタイリング剤やワックスを使わない ということに気を付ける必要があります。
激しい運動も血行を良くするため、自毛植毛後には控えた方がいいでしょう。 軽い運動なら大丈夫ですが、頭皮が汗で蒸れないように気を付ける必要があります。
②飲酒
飲酒をすると、アルコールが体内に入り血行が良くなります。
そのため、自毛植毛の跡が広がってしまい、痛みや出血、腫れを引き起こしてしまいます。
アルコールが髪の毛にダメージを与えるという研究結果もあるそうなので、 できれば植毛後しばらくは避けた方がいいかもしれません。
③喫煙
煙草に含まれているニコチンには、血管を収縮させる作用があります。
血管が収縮し、血流が悪くなると、髪の毛に十分な栄養が届かなくなってしまい、 せっかく植毛しても、その定着力が落ちてしまうのです。
喫煙はAGAの進行にも関わってきますので、できれば自毛植毛を期に禁煙することです。
それが難しい場合は、せめて数週間は我慢しましょう。
自毛植毛以外の対策も検討している方へ!
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自毛植毛後の帽子とヘルメット着用には気をつけよう!
自毛植毛後の帽子やヘルメット着用について見てきました。
自毛植毛は、定着してしまうと特にメンテナンスは必要ありません。
普通にシャンプーしたり、プールに行ったりと、髪を気にする前の当たり前だった生活ができるのです。
そのためにも、植毛後の1~2週間はとても大切な時期です。
避けるべきことをしっかり確認して、自毛植毛の効果を期待しましょう!!