金髪やビタミンカラーといった、普通のヘアカラーでは作り出せない髪色を可能にしてくれるブリーチ。
オシャレさんにはうれしいアイテムですが、髪の毛には負担がかかります。
いくらキレイな髪色になってもパサパサや枝毛は困りますよね。
そこで、ブリーチによる髪の傷みのケア方法をご紹介します。
監修医師
成田亜希子 医師
成田亜希子医師は日本内科学会、日本感染症学会、日本公衆衛生学会に所属。一般内科医として幅広い疾患の診療に向き合った後、医療系行政機関にて勤務をし、病院や診療所への行政審査、行政指導、介護行政、母子保健、精神福祉等を担当。
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ブリーチで傷んだ髪、何とかしたい!
髪色を変幻自在に変えるための魔法のアイテム、ブリーチ。
思い通りのカラーになったけど、髪の傷みがスゴイことになってしまった…。 そんな経験はありませんか?
ブリーチによる髪の傷み、もう元には戻らないのでしょうか?
あきらめるのはまだ早いですよ!
今回はブリーチで傷んだ髪のケア方法をご紹介します。
ブリーチで傷みがひどい…どんなケアをすればいい?
ブリーチで髪色を明るくすると、どうしても髪が傷みます。
髪が傷んでも切らずに対処したいですよね。
ブリーチによるひどい髪の傷みをケアする特別なケアの方法ってあるのでしょうか?
なぜブリーチで髪は傷むのか
ブリーチで髪に傷みがおこる理由を知るために、まずブリーチで髪色が明るくなる仕組みを見てみましょう。
それによって傷みの対策法が見えてくるかもしれませんよ!
1)ブリーチとは
ブリーチ(bleach)とは、漂白すると言う意味です。
髪に使用するブリーチは髪の色を脱色するもので、脱色剤や脱染剤と言われます。
ひと昔前には栗色やブラウンに染める場合にも使われていましたが、現在では金髪にする際や、白に近い色まで髪色を抜いて鮮やかなカラーに染める場合に用いられています。
いわゆるヘアカラー(酸化染料)にもブリーチ作用がありますが、ここでいうブリーチは脱色する作用しかないもののことです。
2)ブリーチで髪が脱色される仕組み
では、ブリーチすると何故髪の色が抜けて明るくなるのでしょうか?
ブリーチは過酸化水素が主な成分ですが、酸化助剤として過硫酸塩などを配合したものが多いようです。
原理としては、アルカリ剤がキューティクルを開き成分(過酸化水素や酸化助剤)を髪内部に浸透させ、髪内部のメラニン色素を分解するのです。
髪の色はメラニン色素の量によって決まるので、メラニン色素が減少すれば髪色は明るくなるというわけですね。
アルカリ剤でキューティクルを開いている上に、髪内部の成分を分解(破壊)しているので当然髪の傷みはひどくなります。
ブリーチによる髪の傷みを放っておくと、こんなトラブルが…
ブリーチは髪の傷みの原因になるのは間違いありません。
早くケアしないと、髪のトラブルはどんどん進んでいきますよ。
ブリーチによって起こるかも知れない髪のトラブルを3つご紹介します。
トラブル1…枝毛・切れ毛
ブリーチはアルカリ剤でキューティクルを開き成分を浸透させます。
その後、ちゃんと閉じればよいのですがそう簡単にはいきません。
酸性のトリートメントやリンスである程度は戻るかも知れませんが、強いアルカリで無理やり開かされたキューティクルはかなりダメージを受けています。
いくらか剥がれてしまったキューティクルだってあるかも知れません。
そういった傷みのひどい部分は切れたり裂けたりして、枝毛になったり切れ毛になったりします。
トラブル2…乾燥
アルカリ剤でキューティクルを開くことの弊害は枝毛・切れ毛だけではありません。
キューティクルが開いた状態のままだと、髪内部の水分や間充物質などが流れ出し蒸発してしまいます。
つまり水分が不足し、乾燥してしまうのです。
パサつきや手触りの悪さ、ツヤの無さが目立つといった、いかにも傷んだ髪になってしまいますね。
トラブル3…まとまらない
キューティクルが剥がれて傷み、乾燥してしまった髪はまとまりにくくなります。
いくらブラシで梳いたりドライヤーを使ってブローしてみても、ぴんぴんハネたりうねったりしてしまう…という経験がある方も多いのではないでしょうか。
傷んだ髪は内部の物質が流れ出して隙間が出来ていたりします。 これがハネやうねりを発生させると言われているんですよ。
ブリーチによる髪の傷みをケアする方法5選
それでは、ブリーチ直後に行いたいケアや、ブリーチによって起こる髪の傷みをケアする方法を5つご紹介します。
ちゃんとケアすればダメージを最小限に抑えることも可能ですよ!
1)洗髪は低刺激のシャンプーで
ブリーチした髪のケアで一番重要なのが、洗髪です。
ブリーチ剤は残ってしまうと髪にも頭皮にも良くありませんので、残留しないようにしっかり落とすことが大切ですよ。
だからと言って洗浄力の強い高級アルコール系のシャンプーで洗うと、ブリーチのアルカリ剤でダメージを受けたキューティクルが剥がれ落ちる恐れもあります。
出来ればマイルドな洗浄力のアミノ酸系で、髪や頭皮と同じ弱酸性の低刺激のシャンプーで洗いましょう。
2)トリートメントは必須!
低刺激シャンプーで労わりながら洗った後は、トリートメントでダメージを受けた髪をケアしましょう。
トリートメントは本来、髪の傷みを修復する作用が主な働きですが、最近は保護膜を形成するリンスと同じような作用も兼ね備えたタイプも多くなっています。
特にダメージを受けているキューティクルを補修するためにも、リンス作用のあるコンディショナータイプがいいかも知れませんね。
トリートメントをして、すぐ流さずにホットタオルで蒸すのがおすすめ。 流す前に少し時間を置くだけでも髪内部への浸透が良くなるので、試してみて下さいね。
3)ドライヤーをかけすぎない
洗髪、トリートメントが終わったらしっかり、でも優しくタオルドライしましょう。
いくらトリートメントをしたからと言って、濡れたままではキューティクルが閉じ切っていないので、髪はまだ無防備な状態。
あらかた水気を落としたら、必ずドライヤーで乾かす事が大切です。
ドライヤーをかける際も、あまり髪に近づけすぎないようにしましょう。 ダメージを負った髪は、熱による刺激でさらに傷みやすくなっています。
いつもより少し離して、カラカラになるまで乾かさないよう注意しましょう。
4)オイルなどのケア剤を使う
ドライヤーで乾かして軽くセットしたら、最後にもうひと手間。
表面や毛先は特に傷みが強く出る箇所ですので、髪を保護するいわゆるアウトバストリートメントでケアしましょう。
液状・乳液タイプ・クリームタイプ・ジェル状など様々なものがありますし、その効果もいろいろですが、オススメは最近流行りのオイルタイプ。
オイルはキューティクルの保護にも効果的ですし、ブリーチで失われがちなツヤも与えてくれるのでいいですよ。
ただ、つけすぎるとベタベタするので要注意です。
5)やさしくブラッシング
そしてもう1点、普段のケアで気を付けたいのがブラッシングです。
ショートヘアの人はあまりされないかも知れませんが、ブラッシングはシャンプー前やお出掛け前に行うと効果的です。
ほこりを落とし、髪のもつれを取り、ツヤも出してくれますからね。
その際気を付けたいのが、あまり強くブラッシングしないことです。
ブリーチ後の髪はデリケートな状態ですから、ひっかかったら無理に梳かずに優しくもつれを取りましょう。
髪の傷みが原因で薄毛にも…早めにケアしておきましょう
ブリーチってやっぱり髪の傷みが心配ですね。
頭皮にも刺激がありますし、放っておくと薄毛の原因になるかも知れませんよ。
ブリーチしたなら早めのケアで髪を労わってあげましょう!
傷んだ髪の抜け毛や切れ毛が心配な方は
ここまでブリーチによる髪へのダメージについてお話してきましたが、自分の髪が細くなってきた…抜け毛や切れ毛がもう既にあって心配になってきたという方は、AGA専門の医師に相談してみてもよいかもしれません。
専門クリニックであれば医学的に根拠のある発毛薬で、髪をしっかり生やすことも可能です。
現在では自宅から通える「オンライン診療」も主流になっていますので、時間や場所を気にせずいつでも相談ができる点も魅力です。
早い受診で、症状をすぐに改善することができます。
抜け毛・切れ毛の相談ならAGAスマクリ
薄毛の進行がかなり進んでいる方には、AGAクリニックの受診を推奨します。
AGAスマクリでは、オンライン診療で、髪を生やす発毛薬を処方しております。
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