M字はげの末期とは、どのような状態のことをいうかご存知ですか？
まだ大丈夫…と放置していると、治すのにとても苦労するかもしれません。
実際にM字はげの末期の状態を知り、そうならないための対策を一緒に考えましょう！
監修医師
成田亜希子 医師
成田亜希子医師は日本内科学会、日本感染症学会、日本公衆衛生学会に所属。一般内科医として幅広い疾患の診療に向き合った後、医療系行政機関にて勤務をし、病院や診療所への行政審査、行政指導、介護行政、母子保健、精神福祉等を担当。
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M字はげの「末期」…?
「末期」と聞くと、取り返しがつかないような、少し怖い言葉ですよね。
M字はげは進行が速いと言われていますが、実際どういった状態のことをM字はげの末期というのでしょうか？
そして、末期になるまでにどんな状態を経て進行していくのでしょうか？
ご自身のM字はげの進行状態はどの程度なのかを把握してみましょう!
M字はげは進行状態を把握することが大切です！
M字はげは、男性型脱毛症（AGA）の一つです。
AGAにはいくつか進行していくパターンがあり、おでこの左右から徐々に進行していくのが、典型的なM字はげといわれています。
そんなM字はげですが、進行状態を把握することが大切なんです！
実は、「最近抜け毛が増えてM字になってきたなぁ」と感じる頃には、M字はげがかなり進行していつの間にか末期の状態なんて場合もあるんです。
進行が速いうえに、進行が進んでいくと治すことが難しくなってくることもあるので、普段から髪の毛の量や、自分のおでこの状態を把握しておく必要があります。
進行状態は年齢に関係なく、一人一人違うので、若いから大丈夫・年齢が高いから危ないと一概には言えないので注意が必要です。
末期のM字はげの特徴は？
そもそも、M字はげの末期とはどういう状態なのでしょうか？
実は、人によって髪の毛の量が違ったり、人によってはもともとM字の形に髪の毛が生えていたり、また、M字はげは段階を追って進んでいくため、一概に「末期の状態はここから」とは言えないそうです。
しかし、出来れば末期になる前に気付いて進行を止めたいところ。
M字はげの末期の症状、その特徴を知りましょう！
①おでこに手の平が入る
おでこに手の平が入るとは、手の平がすっぽり入ってしまうほど生え際が後退してしまっている状態です。
おでこの左右からはげが進行していくM字はげですが、手のひらが入るということは、おでこの真ん中部分もはげが進行している状態で、Mの字がそのまま上にあがってきてしまっています。
ただし、先述の通り、元々の生え方にも寄りますので、ご自身の元の生え際からどの程度進行してしまっているのかをよく確認してみましょう。
②髪の毛がないところがつるつるしている
M字はげの部分で、頭皮が完全につるつるしてしまっている部分はありませんか？？
毛母細胞（髪の毛を作る細胞）は、そう簡単に死滅するものではないと言われていますが、つるつるしてしまっている部分は、死滅に繋がる可能性があります。
しかし、つるつるしている部分でも、よく見て薄く毛が生えていれば、毛母細胞はまだ生きていますので、大丈夫！
自分では残っているのかどうかが判断しづらく、また、つるつるしてしまうと治療の効果が出づらくなってくるそうなので、ぜひ専門医に診てもらいましょう。
③頭頂部のはげと合体する
M字はげは進行していくと、おでこからだけでなく、徐々に頭頂部からもはげが進行してきます。
それがそのまま進んでいくと合体して、全体的にはげてしまうんです！
M字はげが気になりだしたら、おでこだけでなく頭全体の状態に注意しないといけませんね。
M字はげはどのように進行するの？
段階を追って進行するM字はげなので、末期まで行く前に変化にいち早く気が付いて、早めに対策を立てたいですね。
では、どのように段階を追ってM字はげが進行していくのかみてみましょう。
1.初期状態 ～初めは髪の毛の異変から～
- 抜け毛が増えた
- 生え際にかゆみがある
- おでこの左右の部分の毛が細くなってきた
シャンプーやヘアセットの際に自覚し始める方もいれば、まだまだ髪の毛の量もあり、M字はげが進行しているとは思いもよらない方もいるかも…。
2.中期状態 ～自覚が出て、隠し始める頃～
- 前髪をあげると「M」の文字がみえる
- Mの部分の毛は細く・短い（まだ産毛はある）
- Mの角度がついてきた
- セットに時間がかかるようになった
また、おでこのM字だけではなく、もしかしたら頭頂部の薄毛も気になりだすかも…？
3.後期状態 ～自他ともに認めるおでこの広さ～
- Mがあがってきて、おでこが広くなってきた
- 産毛が減り、つるつるした部分が増えてきた
先ほどお話しした末期状態に大分近づいてきた状態ですね。
全体的にMがあがってしまうので、この頃になると、前髪で隠そうと思っても逆に不自然になってしまいます。
また、頭頂部の薄毛も進行してきてしまいます。
4.末期状態 〜頭頂部の薄毛と繋がりさえする〜
- M字はげの部分の毛根が完全に死滅
- 頭頂部の薄毛と繋がり、全体的に薄くなる
こうなると、植毛やかつら以外では なかなか改善できない状態になってしまいます。
手遅れにならないうちに、なんとか対策を打たないといけないですね…。
M字はげ末期になる前に！対策方法3選！
M字はげを末期まで放っておいて、毛母細胞が死滅してしまうと取り返しがつきません。
末期まで進行してしまう前に、M字はげを予防する対策方法をみていきましょう！
M字はげ対策方法1＜頭皮の血行促進！＞
M字はげの部分は、元々血管が少なく血行が悪くなりやすいと言われています。
血行が悪いと髪の毛をつくる毛母細胞に栄養が十分に運ばれず、髪を育てることが出来ません。
なので、まずは頭皮の血行をよくすることが大切です。
その方法の一つに、生活習慣の見直しがあります。
一見関係なさそうに見えても、食事・睡眠・運動は血行をよくするために大切なことなんですよ。
- バランスのいい食事
髪の元になる、タンパク質を構成するアミノ酸（大豆や肉・魚）、タンパク質を体に吸収するためのミネラル（わかめ）、頭皮の環境を整えるビタミン（緑黄色野菜）など、バランスのいい食事はM字はげの防止につながります。 - 質のいい睡眠
早寝早起きをすることで、質のいい睡眠をとることができます。
睡眠をきちんととると、ストレス発散にもなるんですよ。 - 適度な運動
体を動かすことで血流を良くすることが出来ます。
※過度の運動は逆効果で、頭皮環境によくない影響を与える可能性も報告されているので、十分にご注意ください。
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M字はげ対策方法2＜サプリメントの使用＞
栄養バランスのいい食事を取ろうと思っても、料理が苦手な方、職業柄外食が多く難しい…という方もいらっしゃるのではないでしょうか？
そんな時に気軽に摂ることができるのが、サプリメントです。
髪に必要な栄養素を補ったり、とても便利なものですね。
ただし、あくまで栄養を補うものであり、手軽さゆえにサプリメントに頼りすぎることはしないように気を付けてくださいね！
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M字はげ対策方法3＜専門医への相談＞
順を追って進行していくM字はげですが、「まだ大丈夫」という段階でも専門医に相談してみることをおすすめします。
先ほどもお伝えしたように、進行状態を把握することが大切なんです！
初期や中期の段階でも、M字の部分の毛母細胞が死滅してしまっていることもあるそうなので、自己判断でケアしていては手遅れになってしまうことも…。
AGAの進行を抑えるような治療薬を処方してもらうことも出来るので、専門医での診察は早ければ早いほどいいでしょう。
AGAスマクリではオンライン診療を行っているので、気軽に相談してみてくださいね。
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薄毛の治療ならAGAスマクリ
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M字はげの末期の特徴をしっかりと把握しましょう
何度も言いますが、M字はげを予防するには、やはり進行状態をきちんと把握することが大切です。
進行が速く、そして気付きづらい。さらに、末期までいってしまうと治りづらいM字はげ。
末期のM字はげの特徴を把握し、そこに至る前に対策を打って、進行を防ぎましょう！
