多くの人は「整髪料ははげる」というウワサを耳にした事があると思います。
整髪料がハゲの原因というのは本当なのでしょうか?
そんなこと言われても整髪しないワケにもいかないし、どうするのが正解なのかとお悩みの方へ、ハゲないワックスの付け方をお教えします。
ぜひ参考にしてください。 監修医師 成田亜希子 医師 成田亜希子医師は日本内科学会、日本感染症学会、日本公衆衛生学会に所属。一般内科医として幅広い疾患の診療に向き合った後、医療系行政機関にて勤務をし、病院や診療所への行政審査、行政指導、介護行政、母子保健、精神福祉等を担当。
「整髪料ははげる」は本当?その真偽と対策とは
整髪料は私たちの身だしなみに必要な物です。
毎日ワックスをつけているという人も少なくないでしょう。
しかし「整髪料はハゲる」というウワサは本当なのでしょうか?
本当だとしたら、毎日のみだしなみに必要な整髪料を私たちはどうやって使って行けばいいのでしょうか。
ハゲないワックスの付け方とは、いったいどのようなものなのでしょうか。
整髪料をつけるとハゲるって本当…!?
整髪料が生活に欠かせないという人もとても多いと思います。
特に社会人の方は髪型に気を付けないといけませんし、中には会社から「ちゃんと整髪してこい」と言われている方も多くいると思います。
しかし「整髪料をつけるとハゲる」というウワサも耳にします。
これが本当であると一大事ですが、残念ながら結論として整髪料は薄毛の原因になることがあります。
整髪料をつけるとなぜハゲるの?
整髪料は触るとベタベタしますし、なんとなく髪に悪そうだなあと思っている方も多いと思います。
あるいは逆に「なんで整髪料をつけるとハゲるの?」と不思議に思われる方もいるでしょう。
整髪料が薄毛の原因になる理由は3つあります。その原因を一つずつ具体的に見ていきましょう。
理由1 界面活性剤が髪に影響を与える
整髪料の多くには界面活性剤という成分が含まれます。
この界面活性剤自体は、髪の毛にダメージを与える直接的な原因になるとは言えませんが、こういった成分がずっと頭皮に放置された時のことを想像してください。
頭皮環境が悪化し、薄毛の原因となってしまう可能性が出てきますよね。
適切なタイミングでシャンプーで洗い流すなどしないと、あとあと後悔することになりませんから、注意が必要です。
理由2 整髪料が毛穴を塞ぐ
頭皮に着いた整髪料はきちんと洗い落とさないとそのまま頭皮に残り毛穴を塞いでしまいます。この状態が髪に良くありません。
毛穴からは皮脂が出ています。毛穴が塞がれるとこの皮脂が外に出られず、毛穴に溜まります。
そうなると髪に栄養が行き渡らなくなり、抜け毛や薄毛の原因となってしまいます。
髪を根元から立たせようとすると整髪料はどうしても頭皮に直接触れてしまいます。
そうなると常に薄毛になるリスクを抱え続けることになります。
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理由3 過度のシャンプーの原因になる
整髪料はきちんと洗い流さないといけませんが、シャンプーのし過ぎは反って薄毛の原因になってしまいます。
整髪料をつけることによって必要以上に何回もシャンプーをしてしまう人が居ますが、それは反って髪に良くありません。
先にご説明したように、毛穴からは皮脂が出ています。
この皮脂は頭皮が潤いを保つために必要なものですが、一日に何度もシャンプーをすると頭皮に必要な皮脂まで洗い落としてしまいます。
そうなると頭皮は皮脂の過剰分泌を始め、頭皮が脂でベタベタな状態になります。
頭皮が脂でベタベタになると、脂が毛穴を塞ぎ、毛穴付近で菌が増殖して脂漏性脱毛症の原因になります。
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こんな人は要注意!
毎日整髪料を利用している人も多いと思いますが、そういった方々全てに注意が必要です。
中でも、特に、先にご説明しました整髪料をつけるとハゲになる理由を引き起こしやすい人には、強い注意が必要です。
以下の項目に当てはまる人は特に注意してください。
①整髪料をべったり着ける人
髪をスタイリングするために整髪料を大量にべったりと使う人も居ると思いますが、整髪料に含まれる界面活性剤は髪の主成分を変性させ髪を細く痩せさせてしまいます。
大量に整髪料を使うということは、それだけ髪の主成分に起こる変性も多くなり、髪に与える影響も大きくなるとお考えください。
例えば髪がある程度長い人がオールバックにしようとすると、決して少なくない量の整髪料を使用します。
こういったことが髪にダメージを与えているのです。
②整髪料が頭皮に直接着く使い方をしている人
整髪料が頭皮に直接触れると、毛穴が整髪料で塞がれてしまいます。
毛穴が塞がれると毛穴から出る皮脂が外へでられなくなり、毛穴に溜まってしまいます。
そうなると髪に栄養が行き渡らなくなり抜け毛の原因になることは、先にご説明した通りです。
整髪料が直接頭皮に着いてしまうような使い方をしていると、薄毛になってしまうリスクが高まります。
特に頭皮にべったり着いてしまうような使い方をしている人は、注意が必要です。
③一日に何度も整髪する人
朝起きてシャンプーして整髪、出掛けて帰って来てシャンプー、夜は飲み会で飲み会前に整髪、飲み会が終わってからまたシャンプー。
一日に何度も整髪する機会を作ってしまうと、その分シャンプーの回数も増えてしまいます。
シャンプーをし過ぎると頭皮に必要な皮脂まで洗い流されてしまい、抜け毛の原因になるのです。
整髪料をつけてもハゲにならないための対策方法
整髪料をつけるとハゲる!とはいえ、身だしなみのためには整髪料を使わないわけにはいきません。
そこで、整髪料をつけてもハゲにならない対策方法をご紹介いたします。
整髪料を毎日使っているという方は、ぜひ参考にしてください。
対策方法1 つけすぎない!
整髪料のつけすぎは髪にも頭皮にも悪いことだらけです。
髪は痩せ、毛穴は塞がれ、大切な髪を守る!という観点からは良い所が一つもありません。
ワックスも利用する時は、極力量を減らし、決してつけすぎないようにしましょう。
量が多ければ多いほど、髪に与える影響も大きくなります。
できるだけ少ない量で、髪の必要な部分にだけつけるようにしましょう。
頭皮についてしまわないように気をつけることも大事です。
髪にも頭皮にもなるべくつけないのが理想です。必要な部分にだけつけるようにしましょう。
対策方法2 一日に何度も整髪しない!
整髪し直すためには、一度髪を洗わないといけません。
そうなると一日に何度もシャンプーをすることになり、頭皮の脂を必要以上に洗い流してしまいます。
そうならないように、整髪は朝の一回に済ませるのが望ましいです。
一度家に帰ってまたお出掛けという場合でも、余程の理由が無い限りはわざわざ整髪し直さない方が良いでしょう。
対策方法3 アミノ酸シャンプーで頭皮を正常化させる!
整髪料が頭皮に残ると毛穴を塞いでしまいます。
だからしっかり洗い流すのが大事なのは言うまでもありません。
しかし、髪をガチガチに固めるハードなタイプの整髪料は一度頭皮についてしまうとなかなか落ちにくかったりいたします。
一方で、先に挙げたように知日に何度もシャンプーしてしまうのも良くありません。
そこで、一度のシャンプーで頭皮についた整髪料をしっかりと落とせる、尚且つ頭皮を整えてくれるシャンプーが良いとされています。
頭皮・毛髪を健やかに保つためのシャンプーを利用することで、安心して整髪料を利用することができます。
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整髪料によるハゲにはくれぐれも気をつけましょう
私たちは整髪料が原因で薄毛になった人が実際に居るということを軽視してはいけません。
整髪料を使い続ける限り、そのリスクは常に有りうるのです。
正しい原因と対策の知識を身に付けて、整髪料によるハゲから大切な髪を守りましょう。
質の高いシャンプーと併用するのが良いでしょう。
ちょっとお高いと感じるかもしれませんが、ぜひ検討してみてください。
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整髪し直すには一度洗い流さないといけないので、その分シャンプーの回数が増えます。
シャンプーのし過ぎは薄毛の原因になります。