デュタステリドはAGA治療に有効な治療薬ですが、あなたはこういったことを耳にしたことがありませんか?
「デュタステリドを服用すると奇形児が生まれる」
実際にこれは、本当なのでしょうか。
今回は、デュタステリドを服用することで奇形児が生まれるという話は本当なのかについて解説し、妊活への影響や副作用などについても触れていきます。
- デュタステリドを服用しても奇形児は生まれない
- デュタステリドの副作用が妊活に影響を与えることはある
- 女性のデュタステリドは様々な影響を与えるためNG
- AGAスマクリはフィナステリド処方でオンライン診療に対応している
- AGAスマクリは月々4,980円で治療可能
監修医師
成田亜希子 医師
成田亜希子医師は日本内科学会、日本感染症学会、日本公衆衛生学会に所属。一般内科医として幅広い疾患の診療に向き合った後、医療系行政機関にて勤務をし、病院や診療所への行政審査、行政指導、介護行政、母子保健、精神福祉等を担当。
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デュタステリドの服用で奇形児が生まれるというのはデマ
結論からお話すると、デュタステリドを服用することによって奇形児が生まれるということはありません。
ですから、デュタステリドを服用したからといって、奇形児が生まれることは無いので安心して良いでしょう。
デュタステリドの服用により奇形児が生まれた事例はない
実際にデュタステリドを服用した方の中で、デュタステリドを服用したことによって奇形児が生まれたという事例はありません。
しかしデュタステリドを服用することによって、胎児への影響を及ぼすことや妊活において影響を及ぼす可能性があることを押さえておきましょう。
デュタステリドの成分が精液に移行することはない
フィナステリドの場合、フィナステリドの成分が精液に溶け込むということがあります。
実際の胎児に対する直接的な影響は少ないですが、場合によっては胎児にも何かしらの影響を及ぼすことがあります。
それに対してデュタステリドの場合、デュタステリドの成分が精液に溶け込むことはありません。
ですから胎児への直接的な影響がないため、妊活を考えている方はフィナステリドよりもデュタステドの方がおすすめであると言えます。
ただしデュタステリドの服用が妊活を妨げることも
とはいえ、デュタステリドを服用することで妊活に全く影響を与えないという訳ではありません。
実際にはデュタステドを服用することで、妊活を妨げることもあります。
ここでは、デュタステリドの服用が妊活を妨げる理由について解説していきます。
デュタステリドの副作用
デュタステリドの服用が妊活を妨げる理由として大きく影響してるのは、デュタステリドの副作用です。
デュタステリドを服用することで起こる副作用は主に2つで、次の通りです。
- 勃起不全
- 性欲機能障害(ED)
これら2つの副作用について、詳しく解説していきます。
勃起不全
デュタステリドを服用することで起こる副作用の1つに、勃起不全が挙げられます。
これはデュタステリドを服用することで男性ホルモンであるテストステロンの働きが阻害されることが大きく影響しています。
AGAというのは、脱毛因子であるDHTというホルモンが増殖することによって進行します。
DHTは、テストステロンと頭部に存在している5αリダクターゼが結合することで生成されます。
しかしデュタステリドを服用することによって、テストステロンの働きが阻害されるのです。
これによって、勃起不全が起こるのです。
▼DHTの抑制方法についてはこちら▼
性欲機能障害(ED)
性欲機能障害についても今解説した通り、テストステロンの働きが阻害されることが大きく関係しています。
このように、デュタステリドを服用することによって男性の性機能不全を引き起こす可能性が高まります。
もしもこれから妊活や子作りを考えているのであれば、デュタステリドを服用するか一度検討するのも方法の1つかもしれません。
女性のデュタステリド内服は胎児に影響あるためNG
AGA治療に効果的なデュタステリドですが、この治療薬は女性の服用が禁忌とされています。
ここでは、女性のデュタステリドの服用が禁忌である理由について詳しく解説していきます。
胎児奇形の可能性
結論からお話すると、女性がデュタステリドを服用することで胎児奇形の可能性が考えられます。
胎児奇形の例としては、男性胎児の性器が半陰陽になることが挙げられます。
つまり女性のデュタステリドの服用は胎児に直接的な影響を及ぼすリスクがあるため、禁忌であるということになります。
女性や子どもは触るのもダメ
デュタステリドは、経皮吸収する治療薬です。
そのため、女性や子どもが触ることで経皮吸収し、女性の胎児や男性の子どもの生殖器に影響を及ぼすリスクが高まります。
もしもデュタステリドを服用するのであれば、女性や子どもの手の届かない場所に保管するよう注意しましょう。
▼デュタステリドが女性にとって危険な理由はこちら▼
デュタステリド服用中の妊活でも、胎児に影響はない
結論を言うと、デュタステリド服用中の妊活が胎児に影響することはありません。
その理由としては、デュタステリドを服用しても成分が精子に溶け込むことがないからです。
しかし安全面を考慮するのであれば、妊活中のみデュタステリドの服用をやめるのも方法の1つです。
デュタステリドの妊活以外への影響は?
デュタステリドは服用しても奇形児が生まれることはないということに加え、妊活にも影響は無いと言われていますが、その他に何かしらの影響はないのかが気になる方もいるのではないでしょうか。
ここでは、デュタステリドを服用することで起こる妊活以外の影響について解説します。
デュタステリドのその他副作用
デュタステリドを服用することで起こる妊活以外の影響については、デュタステリドのその他副作用が挙げられます。
デュタステリドを服用することで起こるその他副作用については主に2つで、肝機能障害とうつ症状です。
肝機能障害
結論を言うと、デュタステリドを服用するということで、肝臓に大きな負担を与えてしまうことに繋がります。
そして肝臓への負担が大きくなってしまうと、肝機能障害を引き起こすリスクが高まってしまいます。
肝機能障害を引き起こすリスクというのは、デュタステリドのみならず治療薬を服用することで起こるリスクが高まります。
ですから、デュタステリドを服用することで肝機能障害を引き起こすことが考えられることを押さえておきましょう。
うつ症状
そしてもう1つの副作用として挙げられるのは、うつ症状です。
デュタステリドを服用することでうつ症状が起こる可能性は決して高くないものの、副作用の1つとして発生する可能性が考えらるとされています。
万が一デュタステリドを服用してうつ症状が出た場合は、決して自己判断で止めず医師に相談をしましょう。
デュタステリドとフィナステリドの違いは?
デュタステリドを服用する際、あなたはフィナステリドについても耳にしたことがあるのではないでしょうか?
デュタステリドとフィナステリドには効能に対する違いがないため、同じものであると捉えられがちです。
しかし、デュタステリドとフィナステリドには副作用や効果の強さといった面での違いがあります。
フィナステリドの方が副作用の発生率が低い
結論を言うと、デュタステリドと比べてフィナステリドの方が副作用の発生率が低いです。
その理由としては、フィナステリドはデュタステリドと比べてAGAの進行が軽い方向けの治療薬であるからです。
AGA治療をする際に、どうしても副作用はつきものです。
ですから、副作用が不安な方はデュタステリドではなくフィナステリドを服用するのも方法の1つです。
副作用が心配な人はフィナステリドの服用がおすすめ
デュタステリドの副作用の発生率の高さや強さを考慮すると、これらが不安な方はフィナステリドの服用がおすすめです。
フィナステリドはAGA予防にも効果的であるため、未然にAGA治療を考えている方は、フィナステリドの服用を推奨します。
フィナステリドの処方が可能!オンライン診療「AGAスマクリ」のご紹介
ここでは、フィナステリドを処方しているおすすめのクリニックについて紹介します。
フィナステリドを処方しているクリニックは多くありますが、その中でも特におすすめなのは「AGAスマクリ」です。
AGAスマクリはオンライン診療に対応しているというのが大きな魅力で、お手頃な価格でAGA治療が可能であるのも特徴の1つです。
ここでは、フィナステリドの処方が可能なAGAスマクリの特徴について紹介します。
▼オンライン診療の流れはこちら▼
AGAスマクリとは
AGAスマクリは、全国どこからでもオンラインでAGA治療を行うことができるのが特徴のクリニックです。
初診料に関しては0円であるのも大きな魅力です。
オンライン診療での治療を重視でクリニックを選んでいる方はもちろん、これから安くAGA治療がしたいと考えている方には非常におすすめです。
フィナステリドを服用することによる奇形児などの相談や、妊活に対する相談等も可能ですので、AGAスマクリであれば安心してAGA治療ができます。
▼AGAスマクリの料金や評判が気になる方はこちら▼
AGAスマクリのおすすめポイント
- 全国からオンラインで診療可能
- 初月無料で治療できる
- 症状に合わせて複数の薬を処方
AGAスマクリの料金プラン
フィナステリド・ミノキシジル(初月) | 0円 |
フィナステリド・ミノキシジル(2ヶ月目以降) | 4,980円 |
プロペシア | 11,000円 |
AGAスマクリの基本情報
住所:〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南1丁目4−15 恵比寿銀座クロスビル 3F
電話番号:0120-549-642
アクセス:JR山手線恵比寿駅から徒歩1分
営業時間:9:00~22:00
公式HPのサイトURL:https://ec.internet-clinic.jp/
フィナステリドのQ&A
ここでは、フィナステリドに関する疑問に答えていきます。
デュタステリドは成分が精子に溶け込むことはないため妊活に影響はありませんが、フィナステリドの場合は成分が精子に溶け込みます。
この場合、デュタステリドとフィナステリドは効能が同じですがどちらも妊活には影響が無いのでしょうか。
フィナステリドも妊活に影響はない?
結論をお話すると、フィナステリド服用中の男性患者が妊活をしても、基本的には胎児には影響はありません。
とはいえ、胎児への影響が必ずしも無いという訳ではないです。
フィナステリドの副作用が発生したりといったことにより、結果として胎児に影響を及ぼす場合も考えられます。
ですから妊活を考えているのであれば、デュタステリドと同様に妊活中だけフィナステリドの服用をやめるのも方法の1つです。
【まとめ】デュタステリドは胎児奇形に影響はない、ただし副作用に注意!
結論を言うと、デュタステリドを服用しても胎児奇形には直接影響を及ぼしません。
しかしデュタステリドが持つ副作用によって、妊活への影響が起こる可能性はあります。
AGA治療でデュタステリドを服用しようと考えているのであれば、今回紹介したような副作用のリスクがあるということや、妊活などへの影響があるということを考慮した上で服用を検討することが大切です。
もしもデュタステリドを服用してもいまいち効果が実感できなかったり副作用が強く出た場合は、AGAスマクリなどのクリニックにてフィナステリドを処方してもらうことをおすすめします。