治療薬には、副作用があります。
その副作用は治療薬によって異なりますが、軽度の副作用のものから重大な症状を引き起こすものまであります。
デュタステリドもその内の1つで、デュタステリドを服用することで肝機能障害などの副作用が起こることがあります。
今回は、デュタステリドを服用することで起こる副作用の1つである「肝機能障害」に着目し、デュタステリドを服用する前に確認しておきたいことについて解説していきます。
- デュタステリドを服用すると肝機能障害を引き起こすリスクがある
- デュタステリドは勃起機能不全や性欲減退などの副作用が起こることもある
- デュタステリドのみならず、治療薬を服用することで肝臓に負担を与えることになる
- AGAスマクリはフィナステリドとミノキシジル併用で月々4,980円のみ
- AGAスマクリはオンライン診療であるため、通院に抵抗がある方でも気軽に治療可能
監修医師
成田亜希子 医師
成田亜希子医師は日本内科学会、日本感染症学会、日本公衆衛生学会に所属。一般内科医として幅広い疾患の診療に向き合った後、医療系行政機関にて勤務をし、病院や診療所への行政審査、行政指導、介護行政、母子保健、精神福祉等を担当。
- 来院不要!オンラインで完結するから便利!
- 初回1ヶ月目はお得なお試しコースをご用意!
- 24時間いつでも受付中!思いたったときにいつでも予約可能!
- 無料のオンライン相談は、お気軽に!
▼おすすめ記事▼
デュタステリドが肝臓にダメージを与えるのは本当?
ここでは、デュタステリドを服用することで、デュタステリドの成分が肝臓にダメージを与えるのは本当なのかについて解説していきます。
合わせて、まずはデュタステリドの副作用である「肝機能障害」という言葉について深掘りしていきます。
肝臓への副作用「肝機能障害」とは?
デュタステリドを服用することで起こる副作用の1つに、肝機能障害が挙げられます。
肝機能障害というのは、肝臓に負担がかかりすぎて肝臓が機能しなくなってしまう症状のことを指します。
デュタステリド服用による肝機能障害の発生が報告されている
実際にデュタステリドを服用したAGA患者の方が、肝機能障害になってしまった事例は少なくありません。
ですから、デュタステリドが肝機能障害を招くというのは本当であると言えます。
また、デュタステリドの添付文書には服用注意の対象者として既に肝機能障害を患っている方の服用には注意と記載されています。
これからデュタステリドを服用しようと考えている方の中で、既に肝機能障害を患っている方はまず医師に相談してから服用をしましょう。
その他のデュタステリドの副作用は?
ここでは、デュタステリドを服用することによって引き起こされる、肝機能障害以外のその他副作用について紹介します。
デュタステリドを服用することで起こる肝機能障害以外の副作用は、次の通りです。
- 性欲減退
- 勃起機能の不全
- 乳房障害
これら3つの副作用について、詳しく解説していきます。
①性欲減退
デュタステリドを服用することによって起こる副作用の1つとして、性欲減退が挙げられます。
性欲減退については、デュタステリドを服用することで男性ホルモンであるテストステロンのはたらきが阻害されるからです。
実際にデュタステリドを服用してから、性欲が以前よりなくなったと感じている患者の方もいます。
肝機能障害だけでなく性欲減退といった副作用が引き起こされるリスクがあるのも、デュタステリドの特徴と言えるでしょう。
②勃起機能不全
そしてデュタステリドの副作用として、勃起機能の不全も挙げられます。
勃起機能の不全に関しても今解説した性欲減退と同様、テストステロンのはたらきが阻害されることが大きな要因とされています。
もしもデュタステリドを服用してからED(勃起機能不全)気味だと感じているのであれば、デュタステリドの副作用である可能性があります。
③乳房障害
デュタステリドを服用すると、体内のホルモンバランスが乱れます。
その結果として、乳房障害を引き起こしてしまうリスクもあるのです。
デュタステリドを服用してから、左胸だけが膨らんできたなどといった症状が出た場合は、この乳房障害が引き起こされている可能性が高いです。
このような3つの症状が、デュタステリドを服用することで引き起こされる可能性のある副作用として挙げられます。
デュタステリドの服用を考えているのであれば、肝機能障害以外にも他の副作用を引き起こすリスクがあるということを押さえておくことが大切です。
肝臓に負担がかかるのはデュタステリドだけではない
デュタステリドを服用することによる副作用として肝機能障害があることを解説しましたが、実は肝臓に負担がかかるのはデュタステリドだけではありません。
ここでは、デュタステリド以外の治療薬が肝臓に対してどのような負担をかけるのかについて解説します。
AGA治療薬だけでなく内服薬は肝臓に負担がかかる
今ではいくつかのAGA治療薬が存在しており、デュタステリドのみならずミノキシジルやプロペシアなどのAGA治療薬があります。
実は肝臓への負担というのは、デュタステリドなどのこれらAGA治療薬以外にも内服薬であれば全てに起こりうることなのです。
つまり内服薬を服用するということは、どの内服薬であれ肝臓に負担を与えてしまうことになるということです。
特に治療薬の併用などによって複数の内服薬を同時に服用した場合、より大きな負担が肝臓にのしかかります。
ですから、デュタステリドだけでなく内服薬を服用する際は、肝臓に負担を与えてしまうことにつながるということを押さえた上で服用しなければいけません。
▼他のAGA治療薬が肝臓に与えるダメージはこちら▼
肝臓の状態はどうやってわかる?
治療薬を服用することで肝機能障害が起こることがあるというお話をしましたが、実際のところ自分自身の肝臓の状態はどうやって確認すれば良いかわからないですよね。
やはり内臓であるということもあり、目視で確認ることは難しいです。
ここでは、あなたの肝臓の機能状態を確認する方法について紹介します。
肝臓の機能を見る項目・検査値は?
肝臓の機能を見る項目はいくつかあり、血液検査によって確認できます。
確認する項目はいくつかありますが、その中でも総たんぱくとアルブミン、そして総ビルビンの項目を注意して確認すると良いでしょう。
総たんぱくに関しては、検査の基準値が6.5~7.9g/dlの範囲内であることが指標です。
アルブミンは3.9g/dl以上で、総ビルビンの基準値は0.20~1.20mg/dlの範囲内であるのが指標です。
定期的な血液検査で肝機能の数値を確認
肝機能の状態を確認するには、定期的な血液検査によって肝機能の数値を確認することがポイントです。
特にこれからデュタステリドを服用しようと考えているのであれば、まずは肝臓の状態を血液検査にて確認し、医師に相談することが大切です。
デュタステリドは医師の指示のもと服用を!
デュタステリドは、医師の処方以外にもインターネット通販などで手軽に購入できるAGA治療薬です。
しかし、安全面を重視するのであればインターネット通販での購入よりも医師の指示のもと服用することを推奨します。
肝臓の数値がよくない人は医師にあらかじめ相談して
結論からお話しすると、肝臓の数値が良くない方は既に肝機能障害を患っている可能性もあります。
このようなリスクも踏まえて、血液検査の結果、肝臓の数値が良くない方は事前に医師に相談しましょう。
個人輸入は偽物の薬の可能性もあり危険!
デュタステリドは、個人輸入によって購入することが可能です。
しかし結論を言うと、個人輸入にて購入したデュタステリドには偽物品が多いため、危険です。
万が一個人輸入したデュタステリドが偽物品であった場合、効果が出ないことに加えて予期せぬ副作用を招く恐れも出てきます。
コスパを重視するのであれば個人輸入がおすすめなのかもしれませんが、安全面を考慮すると個人輸入によるデュタステリドの購入は推奨できるものではありません。
▼デュタステリドの偽物の見分け方はこちら▼
自己判断の内服は逆効果になることも
デュタステリドは、インターネット通販でも気軽に購入できます。
しかしインターネット通販で購入するということは、自己判断にてデュタステリドを服用することと言えます。
確かに気軽にデュタステリドを服用できますが、自己判断による内服は逆効果になることもあるため、推奨できません。
自己判断による内服も個人輸入によって購入した偽物品と同様、効果が出なかったり予期せぬ副作用を招く恐れがあります。
ですから、デュタステリドを服用する際はきちんと医師の指示のもと内服するよう注意しましょう。
2種類のAGA治療薬を取り扱うオンライン診療「AGAスマクリ」のご紹介
医師の処方を受けると、どうしてもお金がかかってしまいますよね。
そんなあなたには、オンライン診療がおすすめです。
ここでは、2種類のAGA治療薬を併用することで治療が可能なオンライン診療である「AGAスマクリ」について紹介します。
▼オンライン診療の流れはこちら▼
AGAスマクリとは
AGAスマクリは、フィナステリドとミノキシジルの併用治療が可能なオンライン診療クリニックです。
「AGA治療にデュタステリドを服用していたけど、効果が出なかったし、副作用も強かった」などといったことで悩んでいませんか?
もしデュタステリドの服用で納得いかないのであれば、フィナステリドとミノキシジルの併用治療がおすすめです。
フィナステリドはデュタステリドよりも副作用が比較的弱く、効果に関しては同等の期待ができるのが特徴です。
そんなフィナステリドと発毛効果が期待できるミノキシジルを併用することで、これまでよりも高い効果が期待できるようになるというのです。
また、AGAスマクリはオンライン診療であるということもあり、比較的コスパよくAGA治療が可能であるのが魅力です。
AGAスマクリの治療費は月々4,980円で治療ができるということです。
長期的な継続が必要なAGA治療において、AGAスマクリは非常におすすめのクリニックです。
AGAスマクリのおすすめポイント
- 全国からオンラインで診療可能
- 初月無料で治療できる
- 症状に合わせて複数の薬を処方
AGAスマクリの料金プラン
フィナステリド・ミノキシジル(初月) | 0円 |
フィナステリド・ミノキシジル(2ヶ月目以降) | 4,980円 |
プロペシア | 11,000円 |
▼AGAスマクリの料金や評判が気になる方はこちら▼
AGAスマクリの基本情報
住所:〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南1丁目4−15 恵比寿銀座クロスビル 3F
電話番号:0120-549-642
アクセス:JR山手線恵比寿駅から徒歩1分
営業時間:9:00~22:00
公式HPのサイトURL:https://ec.internet-clinic.jp/
【まとめ】デュタステリドは肝臓への影響を知ってから服用しよう!
デュタステリドの服用は、肝機能障害を引き起こす可能性が高くなることがわかりました。
肝臓の健康状態というのは定期的な血液検査によって確認でき、規定の基準値内であることがポイントです。
もしも既に肝機能障害の疑いがある方は、デュタステリドを服用する前に事前に医師に相談することが大切です。