他の毛と馴染まず飛び出ている短い毛。生え際からの切れ毛って、気になりますよね。
そんな時はどうやってケアしていますか。
切れ毛は正しくケアしないと、大変なことになってしまう厄介なものです。
そこで今回は、生え際の切れ毛が気になるとき、切れ毛を正しくケアする方法をご紹介します。
監修医師
成田亜希子 医師
成田亜希子医師は日本内科学会、日本感染症学会、日本公衆衛生学会に所属。一般内科医として幅広い疾患の診療に向き合った後、医療系行政機関にて勤務をし、病院や診療所への行政審査、行政指導、介護行政、母子保健、精神福祉等を担当。
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生え際の切れ毛は髪からの危険信号?
生え際からピンピン飛び出す短い毛。 まとまりが悪く、ちゃんと収まってくれない切れ毛に悩まされることありますよね。
でも、切れ毛が嫌だなと思うことはあっても、切れ毛自体を気にしたことはあまりないんじゃないでしょうか。
そんなあなたは、ちょっと危険かもしれませんよ。 この悩ましい生え際の切れ毛、実は髪からの危険信号だったんです。
ちゃんとケアしなければ、大変なことになってしまうかもしれないですよ…。
生え際の切れ毛は抜け毛の原因になることも…。
生え際からの切れ毛って、そこだけ目立って嫌になりますね。 その切れ毛を見て、どう隠すかを悩んでいる人がほとんどかもしれません。
でも、切れ毛がどんな原因で起こっているのかを考えたことはあるでしょうか。
ただ単に力が加わって、髪が切れてしまうこともありますが、実はもっと深い原因が切れ毛には潜んでいるのです。 それは、髪自体に問題があることです。
生え際の切れ毛を放置してしまうと、いつかは抜け毛につながっていく可能性があります。
そもそも切れ毛ってどうして起こるの?
切れ毛に悩んでいる人、けっこういるようでうですね。
この切れ毛って、いったいどうして起こるのでしょうか。
ケア方法が気になりますが、その前に切れ毛が起こるメカニズムを知っておきましょう。 対策する前には、切れ毛のことをもっと知っておく必要があります。
切れ毛が起こるメカニズムとは?
そもそもなぜ、切れ毛が発生するのでしょうか。
髪が切れてしまうということは、それだけ髪が弱くなっているということです。 健康な髪であれば、弾力があります。 そのため、少し引っ張ったぐらいでは、髪が切れることはありません。
しかし、弾力がなく傷んだ髪は脆く、少しの刺激でも簡単に切れてしまいます。 手で髪を引っ張ったり、くしで髪をとかしたり、そんな些細なことでも傷んだ髪には、刺激になります。
そのように、髪の途中から切れた毛が、切れ毛になっているのです。 生え際に切れ毛が多いのは、表面の髪ほど刺激を受けやすいからだと考えられます。
ダメージや栄養不足によるキューティクルの割れとは
キューティクルの割れによっても、生え際の切れ毛の原因になります。 キューティクルというのは、髪の表面を覆っている層のことで、鱗状に重なっています。
健康な髪であれば、キューティクルはキレイな鱗状で、ギュッと詰まった状態になっています。
しかし、髪がダメージを受けたり、栄養不足になってしまうとキューティクルは割れてしまいます。
そうなると、髪は脆くなり、切れ毛の原因になってしまいます。 ダメージが進んでいくと、キューティクルが剥がれ落ちてしまうことさえあります。
生え際の切れ毛が起こる原因には何があるの?
切れ毛の要因には、キューティクルの割れなどがありましたね。
では、キューティクルの割れなど、生え際の切れ毛を起こさせるそもそもの原因は何なのでしょうか。 それがわからなければ、対策もできませんよね。
重要なところなので、しっかり見ていきましょう。
偏った食事生活によるもの
私たち人間は、食事から体に必要な栄養分を補給しています。
だからこそ、食べる物によって、良くも悪くも体に影響を与えてしまいます。 偏った食生活を続けると、体は充分な栄養分が得られません。
髪は身体の末端にあるため、体内で栄養分が使われると、髪にまで栄養が届きません。
特に髪の毛は、ケラチンというタンパク質でできています。 そのため、タンパク質が不足すると、髪の毛は栄養不足になってしまいます。
栄養不足になった髪は、弱く脆くなり、生え際の切れ毛につながります。
紫外線などの頭皮や髪へのダメージ
紫外線が皮膚に悪影響を与えるのは、周知の事実だと思います。
外出時、顔や手足はしっかり日焼け止めなどで保護しても、頭皮や髪を気にしていない人は意外に多いでしょう。
しかし、顔と頭皮は1枚の皮膚でつながっています。 また、頭皮や髪は身体のてっぺんにあるので、一番紫外線を受けやすい場所です。
頭皮や髪が紫外線にさらされると、キューティクルが破壊され、髪が傷んでしまいます。 頭皮も乾燥し、健康な髪を育てられなくなります。
その結果、生え際の切れ毛になってしまいます。
ドライヤーなどのあてすぎによるもの
ドライヤーの熱も生え際の切れ毛の原因になります。
ドライヤーが髪に悪影響を与えることは、聞いたことがあるかもしれませんね。
それは、高温の熱風を当て続けることで、髪のキューティクルを傷つけることになるからです。
ドライヤーの熱は、一般的に100~110度だとされています。 長い時間高温の熱風を当て続けると、頭皮にも悪影響を与えます。
ただし、ドライヤーを使ってはいけないということではありません。 生え際の切れ毛の原因にならないように、ドライヤーの使い方に気をつける必要があります。
シャンプー剤をきちんと洗い流せていないことも…!
生え際の切れ毛になる大きな原因として、シャンプー時のすすぎ不足が挙げられます。
シャンプー剤がきちんと洗い流せていないと、毛穴のつまりを招いてしまいます。
毛穴が詰まることで、頭皮の環境が悪化し、炎症を起こすことがあります。
また毛包の細胞分裂がうまくいかず、ヘアサイクルが乱れて、健康な髪が育たなくなります。
髪自体が弱くなってしまうと、切れ毛になりやすくなります。
生え際の切れ毛は放っておくとどうなるの?
生え際が切れ毛になってしまう原因を見てきました。
日常の何気なく行っていることが、生え際の切れ毛を作ってしまっているということがわかりましたね。
では、その切れ毛を放置しておくと、どうなってしまうのでしょうか。 気になりますね。
切れ毛のキューティクルは中がスカスカの状態!
キューティクルの割れた髪が、生え際の切れ毛の原因になることは前述しましたね。 では、キューティクルの割れた髪の内部はどうなっているのでしょうか。
髪のキューティクルは、髪の内部を保護するとても重要な存在です。 それが割れてしまうと、内部にある栄養分や水分は外に流れ出してしまいます。
また、いくら栄養分や水分が髪に入ってきても、それを内部に留まらせることができません。
その悪循環が続くと、髪の内部は栄養分も水分もなくなり、スカスカの状態になってしまいます。
切れ毛を放っておくとどうなるの?
切れ毛になる要因は様々ですが、主な原因は髪の毛自体が傷んでいるということです。 その生え際の切れ毛を放置しておくと、どうなってしまうのでしょうか。
栄養分や水分の抜けた髪は、切れ毛になってしまうのはもちろん、健康に育つことができません。
最初は切れ毛であっても、そのうち抜け毛へと繋がってしまいます。 抜けるべきでない時に髪が抜けると、ヘアサイクルが乱れてしまいます。
次第に、抜けている時間が長くなり、薄毛になっていきます。
たかが切れ毛ではなく、それは薄毛へ繋がるサインなのです。
切れ毛はケアで改善できる?正しい切れ毛対策法とは?
生え際の切れ毛が、薄毛へと繋がる危険信号だとわかりましたね。
そうなってしまう前に、適切にケアをしていきたいところです。
ここでは、切れ毛のケア方法をご紹介します。 正しい切れ毛対策法を身に付けましょう。
熱のあてすぎはダメ!ドライヤーの正しいかけ方とは?
ドライヤーの高熱が、髪に悪影響を及ぼすことは先ほどお話ししましたね。 生え際の切れ毛対策としては、ドライヤーをあてすぎないことです。
ポイントは以下のとおりです。
- タオルドライをしっかりする ドライヤーを短時間で終わらすためには、タオルで水分をしっかりとっておくことです 特に長い髪の人ほど、タオルドライはしっかりしましょう
- 髪や頭皮からできるだけ離す ドライヤーを近づけすぎないように、20cmは離してあてましょう
- 根元から乾かす キューティクルは、根元から毛先へと鱗状に並んでいます それに沿うようにあてるのがポイントです
- 仕上げは冷風で ほぼ髪が乾燥したら、キューティクルを引き締めるために、冷風で仕上げます
刺激の強いシャンプー剤は使用しない
生え際の切れ毛対策には、シャンプーにもポイントがあります。 シャンプー剤は、どれも同じではありません。
一般に市販されているシャンプーは、洗浄力の高いものが多いです。
泡立ちは良く、汚れも落ちやすいですが、頭皮に必要な皮脂まで落としてしまうというデメリットがあります。
頭皮環境が悪化すれば、切れ毛の原因になってしまいます。 刺激の強すぎるシャンプーの使用は、控えましょう。
弱酸性やノンシリコンなどのシャンプーもありますが、一番のおすすめは、刺激の少ない天然成分で作られたシャンプーです。
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タンパク質やミネラルなど髪の栄養になるものをバランス良く摂り入れる
髪にとって栄養となるものを積極的に取り入れるのは、生え際の切れ毛のケアには欠かせません。
外側からケアしても、体内に栄養分が不足していると、健康な髪は作れません。 タンパク質は髪を作る上で、非常に大切な栄養分です。
さらに、ミネラルの不足は欠乏症になることも知られているほど、体には欠かせないものなのです。
タンパク質やミネラルを食事から取り入れることで、生え際の切れ毛対策になります。
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外出時は帽子をかぶり髪へ紫外線をあてないようにする
紫外線を頭皮や髪にあてないことも、生え際の切れ毛を防ぐポイントとなります。
晴れている日だけではなく、曇りの日にも紫外線は出ています。 外出時には、帽子をかぶって紫外線をブロックしましょう。
夏には通気性のいいもの、冬には防寒効果のある帽子を選ぶのもポイントです。
顔や手足同様に、頭皮や髪にも気を配らなければなりません。
シャンプー剤などのヘアケア剤はしっかりと洗い流す
頭皮や髪に良いシャンプーを選んでも、シャンプーの仕方を間違っては意味がありません。
シャンプーは、シャンプー剤で洗う時よりも、すすぎに時間をかけなければいけません。
すすぎは、シャンプー剤で洗う時の3倍ぐらいの時間をかけましょう。 キレイに洗い流したつもりでも、生え際や根元の部分にシャンプー剤が残りやすいです。
しっかり洗い流すことで、毛穴のつまりを防ぐことができます。 生え際の切れ毛の対策としては、すすぎをしっかりするのがポイントです。
切れ毛は髪からのSOS!こまめなケアで元気な髪に
いかがでしたか。 生え際の切れ毛の原因や、切れ毛が薄毛につながることも分かっていただけたかと思います。
たかが切れ毛と思わず、髪が発するSOSにできるだけ早く対応しましょう。
こまめにケアすれば、髪は健康と取り戻すことができますよ。
後悔しないためにも、抜け毛や薄毛になる前に対策することが重要ですよ。
正しいケアをしているけど、切れ毛が治まらない…と不安な方は、一度AGA専門のクリニックで相談してみることもおすすめします。
AGAスマクリではオンライン診療を行っているので、気軽に相談してみてくださいね。
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薄毛が進行している方はAGAスマクリ
薄毛の進行がかなり進んでいる方には、AGAクリニックの受診を推奨します。
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