最近髪のセットがうまくいかない、または髪のボリュームが減ってきたように感じている方もいらっしゃるかと思います。
そこで鏡で生え際をチェックしてみると、前よりも生え際が後退しているように感じてしまうこともあるかもしれません。
AGAの症状の1つでもある生え際が少しずつ後退していくM字ハゲ。
AGAの治療薬は、ミノキシジルやフィナステリドなどいくつかの種類が存在します。
では、ミノキシジルを使用したタブレット通称「ミノタブ」は生え際が後退していくM字ハゲに効果があるのでしょうか。
そこで今回の記事では、ミノタブはM字ハゲに効果があるのかどうかを中心に解説していきます。
実際にミノキシジルタブレットを使用した方の声も掲載しているので、是非最後までご覧ください。
- ミノタブはM字ハゲにも作用する可能性がある
- M字ハゲの原因は生活習慣の乱れや遺伝などがある
- ミノタブはAGAクリニックで処方してもらうことで入手できる
- オンライン診療は、月々5,000円以下でも受診可能!
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監修医師
成田亜希子 医師
成田亜希子医師は日本内科学会、日本感染症学会、日本公衆衛生学会に所属。一般内科医として幅広い疾患の診療に向き合った後、医療系行政機関にて勤務をし、病院や診療所への行政審査、行政指導、介護行政、母子保健、精神福祉等を担当。
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ミノキシジルタブレット(ミノタブ)とは?
ミノキシジルタブレットとは、AGAの治療薬として開発された薬の1種のことです。
ミノキシジルという成分は元々降圧剤として開発されていましたが、調査を続けていくと発毛する可能性があるということが発見されたためAGAの治療薬として用いられるようになりました。
ミノキシジルには血管拡張作用があるとされており、ミノキシジルを服用することで頭皮の血流が促進され発毛する可能性が発生するとされています。
また、ミノタブという名前の通りタブレット状になっているため口から飲む内服薬となっていることも特徴の1つです。
▼AGAの症状パターンについて詳しくはこちら▼
ミノキシジルタブレット(ミノタブ)とミノキシジル外用薬の違い
ミノキシジルには先述した内服薬と頭皮に直接塗布する外用薬の2種類が存在します。
内服薬では経口摂取となり、外用薬は頭皮に直接塗布するためローション状のもので処方されるケースが多く見受けられます。
どちらもミノキシジルによる発毛・育毛効果を望むことができるようになっています。
また、ミノキシジル自体は副作用が起こる可能性は低いですがさらに外用薬のほうが副作用が発現しにくいと言われています。
ミノキシジルタブレット(ミノタブ)はM字ハゲに効果がある?
結論から申し上げますと、「ミノキシジルタブレット(ミノタブ)はM字ハゲに効果がある」といえます。
もちろんミノタブの効き方や効果の実感には個人差が存在しますが、ミノキシジルという成分はM字ハゲにも効果を発揮する成分も持っていることは確かです。
また内服薬であるミノタブは身体の内側から発毛を促進するためM字ハゲに対してよりアプローチする可能性が高いです。
M字ハゲの原因
M字ハゲには、いくつか原因があると考えられています。
では、M字ハゲの原因にはどのようなパターンがあるのか説明していきます。
生活習慣の乱れ
まずM字ハゲの原因として挙げられる1つの要因に、生活習慣の乱れがあります。
具体的には、睡眠不足と食生活の乱れという2つが挙げられます。
睡眠不足に陥ると血流が悪くなり頭皮が固くなり毛が生えにくくなってしまうおそれがあります。
また、食生活が乱れてしまっていると頭皮に十分な栄養がいきわたらなくなる可能性があります。
日常生活でストレスをためてしまうこともM字ハゲの原因となる場合があるため、普段から生活習慣には気を付けていく必要があります。
頭皮の血行不良
先述したように、M字ハゲの原因となる可能性があるのが頭皮の血行不良です。
睡眠不足であったりストレスを多く受けたり、眼精疲労に悩まされていたりすると頭皮の血流が悪くなってしまいます。
その結果、ヘアサイクルが正常に保てなくなりM字ハゲの原因になってしまいます。
特に眼の使い過ぎは生え際に近いためM字ハゲの原因となりやすいです。
普段から眼のケアには気をつけていた方がより安全であるといえます。
ヘアサイクルの乱れ
ヘアサイクルの乱れもM字ハゲの原因になります。
ヘアサイクルが乱れる要因はストレスや病気など様々な可能性が存在しますが、中でも1番可能性として考えられる要因はAGAです。
AGAによって髪の毛が成長しきらず、短い状態で抜けるようになってしまうようになる場合があります。
そのままヘアサイクルが乱れたままだとだんだん毛根も弱っていきやがて毛が生えにくい頭皮環境になってしまいます。
ヘアサイクルが乱れていると感じた際には、今回紹介しているミノキシジル(ミノタブ)を使用することも検討してみる必要があるかもしれません。
頭皮へのダメージ
髪を染めたりセットしたり、シャンプーのすすぎ残しなどがあると頭皮にダメージが与えられてしまいます。
特にシャンプーのすすぎ残しには注意する必要があります。
シャンプーのすすぎ残しが原因で、生え際に湿疹やできものが発生する可能性があります。
その結果、頭皮が荒れてしまい新しく髪の毛が生えにくくなってしまい、結果的にM字ハゲにつながるおそれがあります。
普段から頭皮が荒れていないか確認しておくことも大事です。
遺伝
また、考えられる要因としてM字ハゲ自体が遺伝によるものの可能性も考えられます。
元々遺伝によりおでこの付近が広めで、年齢とともに少し後退したことによってM字ハゲのように感じてしまうケースも考えられます。
遺伝によるM字ハゲ状になっているものはAGAでない場合も考えられるため、気になる場合はAGAの専門クリニックの受診をした方がいいかもしれません。
ミノキシジルタブレット(ミノタブ)の効果
ミノキシジルタブレット(ミノタブ)の効果は大きく分けて2つあります。
- ミノキシジルの血管拡張作用による頭皮の血流改善と発毛促進
- 毛乳頭細胞に刺激を与え、発毛を促す
先述した通り、ミノキシジルは血管拡張作用があります。
頭皮の血流が悪いと、なかなか毛根に栄養が行き届かずヘアサイクルが正常になりにくくなっています。
ミノタブを飲むことで、血管が拡張され頭皮の血流がよくなりやすくなるとされています。
その結果、毛根に栄養がいきわたりやすくなり発毛を促進するといわれています。
また、毛乳頭細胞と呼ばれる毛穴に働きかける成分をミノキシジルは含有しているため、発毛に必要な細胞である毛母細胞を刺激し発毛を促進する効果があるといわれています。
もちろん頭皮の血流が良くなるため、もとから生えている毛にも働きかけるようになります。
ミノキシジルタブレット(ミノタブ)服用者の実際の声
では、実際にミノキシジルタブレットを使用している方の声を紹介していきます。
経験から私の中で確かなことは、ミノタブで生えた髪は、ミノタブやめると消えるです。
私は最初、フィナステリドと塗りミノで少しだけ回復はしましたが、あ、これ以上は多分無理だなってところで、塗りミノからミノタブに変えました。
生える生える、面白いくらいに。
そしてほぼ元通りになったのでミノタブやめてみた結果、ミノタブ摂る前の状態に。
服用してから1ヶ月半程度ですが、効果を実感しています。
いわゆる初期脱毛があって、抜け毛が凄いです! そして顔回りの産毛も凄いです!
一見するとデメリットのようにも聞こえますが、それだけ効果があるということです。 半年後、1年後が楽しみですね。
10mgを飲んで3ヶ月ですが生えてきました。妻にも驚かれ気分が良いです。
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このように、ミノタブを服用することにより発毛を実感する方の声が多く見受けられました。
多くの方が、初期脱毛などを経験しながらも頭頂部やM字ハゲの部分に対する作用を感じているようです。
ミノキシジルタブレット(ミノタブ)はM字ハゲに効果があるか?
つまり、結論は「ミノキシジルタブレット(ミノタブ)はM字ハゲに効果がある」と考えられます。
ミノタブが効用するのはAGAに対してであるため、M字ハゲの原因がAGAである場合はミノキシジルの摂取はM字ハゲの改善に働きかけることが考えられます。
ミノキシジルの効果である血管拡張作用により頭皮の血流がよくなると、弱った髪や毛根に再度栄養がいきわたりやすくなるため発毛しやすくなるといえます。
中々進行に気づきにくいM字ハゲですが、気づいたタイミングで対策を取り始めることが大事です。
その中でミノタブはM字ハゲにも効く可能性があるため、試してみてはいかがでしょうか。
ミノキシジルタブレット(ミノタブ)の副作用
ミノキシジルを含有するミノタブですが、摂取する際にはいくつかの副作用が発生することがあるといわれています。
具体的には、以下のものなどが挙げられます。
- 多毛
- 胸の痛み、動悸
- 初期脱毛
- むくみ
中でも、初期脱毛は気になる存在ではないでしょうか。
ミノキシジルだけでなく、AGA治療薬の多くは摂取を始めた際に初期脱毛が起こる可能性を持っています。
初期脱毛が起こる原因は、もともと乱れていたヘアサイクルを正常に戻すため休止期にあった毛根の毛を新しく生えてきた毛が押し出すことによって発生するといわれています。
そのため、初期脱毛は特に気にすることではありません。
むしろ、初期脱毛が発生しているということはミノキシジルが身体に影響を与え始めている可能性があります。
また、全身の体毛が濃くなる多毛症や血流がよくなったことによる胸痛や動悸も発生する可能性があります。
もしミノタブを摂取している際、何か気になる症状があれば処方してもらった医師にすぐ相談するべきであるといえます。
▼ミノキシジルの初期脱毛の期間はこちら▼
ミノキシジルタブレット(ミノタブ)の注意点
注意点についてご紹介します。
効果が出るまでの期間
ミノキシジル(ミノタブ)は、服用してからすぐにM字ハゲに対し効果が表れるわけではありません。
効果が出るまでの期間には個人差がありますが、大体4~6か月前後であらわれやすいと言われています。
しかし、先述したように個人差が大きいため一概に半年前後であらわれるわけではないという所が注意点です。
入手方法
ミノキシジルを入手する方法は、主にAGAクリニックにて処方してもらうことになります。
ミノタブは医師の処方がなければ処方されないため、クリニックを受診する必要があります。
また、海外からミノタブを個人輸入することで入手している場合も存在します。
しかし、海外から個人輸入したミノタブが原因で副作用等が発生しても保証はありません。
さらに、入手した薬がミノキシジルを含有しているとも限らないため、個人輸入は推奨されません。
AGAクリニックで処方された場合は、もし副作用が発生した場合や不安なことがあればすぐに医師に相談することができます。
ミノタブを入手したい際は、AGAクリニックを受診し医師の処方を受けるようにしましょう。
ミノキシジルタブレット(ミノタブ)の相場
ミノタブの相場は、平均して約10,000円といわれています。
ミノキシジルタブレット(ミノタブ)の正しい飲み方
ミノキシジルタブレット(ミノタブ)は、1日に合計5mgを服用するようになっています。
ミノタブは2.5mgのものと5mgの2種類が存在します。
2.5mgのものの場合は1日2回、5mgの場合は1日1回服用する必要があります。
飲むタイミングなどは決まっていませんが、よりミノキシジルが働きやすくするためにできるだけ決まった時間に飲むことがいいとされています。
M字ハゲの予防法
M字ハゲを予防したいと思った場合、方法は2種類挙げられます。
「生活習慣を見直す」ことと、「AGAクリニックに相談する」です。
まずは睡眠不足の解消や食生活の改善、頭皮の環境を改善するといった生活習慣を見直すことでM字ハゲを予防することができるかもしれません。
それでもM字ハゲが進行してきていると感じた場合や、改善したいと思った場合はAGAクリニックに相談することも必要に応じて求められます。
AGAスマクリではオンライン診療を行っているので、気軽に相談してみてくださいね。
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AGAスマクリでの薄毛治療
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まとめ
ここまでミノキシジルタブレット(ミノタブ)はM字ハゲにも効果があるかどうかを中心に解説してきました。
記事の要点は以下の通りです。
- M字ハゲの原因は生活習慣の乱れによるものとAGA由来のものがある
- ミノタブを服用することでM字ハゲにも作用する可能性がある
- ミノタブが作用する時期や状況には個人差がある
- 生活習慣の改善と必要に応じたAGAクリニックへの相談が大切
これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。最後までご覧いただき、ありがとうございました。