AGA治療に用いられるミノキシジルはご存知でしょうか。
ミノキシジルについて調べていくと、ミノキシジルを服用することで産毛がたくさん生えてきたといった口コミが散見されています。
今回は、ミノキシジルによって生えてきた産毛を太くする方法や期間などについて解説していきます。
- ミノキシジルの服用で生えてきた産毛は、治療薬の効果が出ている証拠！
- 産毛がしっかりとした毛髪に生え揃うまでは、3~6ヶ月の時間がかかる！
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監修医師
成田亜希子 医師
成田亜希子医師は日本内科学会、日本感染症学会、日本公衆衛生学会に所属。一般内科医として幅広い疾患の診療に向き合った後、医療系行政機関にて勤務をし、病院や診療所への行政審査、行政指導、介護行政、母子保健、精神福祉等を担当。
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ミノキシジル服用で産毛が生えてきたら効果が出てきたサイン
ミノキシジルの内服を始めて、産毛がたくさん生えてきたことに驚く方は少なくないのではないでしょうか。
ミノキシジルの服用で産毛が生えてきたのであれば、それは効果が認められてきたサインとなります。
産毛は、これから成長する言ってしまえば髪の毛の子供のような存在です。
ミノキシジルを内服したことによって生じる産毛はどのように成長していくのでしょうか。
産毛がすごい状態から太くなるまでの期間は？
ミノキシジルの内服を始めて、産毛の成長に驚く方は少なくないのではないでしょうか。
増えた産毛が成長し、生え揃うまでには概ね半年〜1年程度時間がかかると言われています。
産毛しか生えないと落胆し、内服を中止する方もいらっしゃるようです。
内服を中止することによって、元の毛髪の状態へと戻ってしまいます。
しかし、これは非常にもったいない状態です。
産毛が太くなるまでの期間は、上述したように時間が一定かかります。
産毛が生えてきた際は、効果がしっかりと出ているため、そのまま内服を続けていきましょう。
髪の毛が生えるまでのヘアサイクル
産毛の成長には、人間の髪の毛が生え始めてから抜け落ちるまでのヘアサイクルが非常に重要です。
ヘアサイクルは大きく、成長期・退行期・休止期の3つに分類することができます。成長期は、その名の通り髪の毛が成長する時期のことを示し、期間は概ね2~6年と言われています。
そのため、正常な成長期であれば、2~6年間は毛髪が成長し続けることになります。
退行期は、毛髪の成長が徐々に少なくなっていく時期で、2~3週間続くと言われています。
2~3週間をかけて髪の毛の成長速度が徐々に少なくなっていき、次の休止期へと以降します。休止期は、髪の毛の成長が完全に終了する時期で、次の成長期に迎えての準備段階となります。
毛髪全体の概ね10%がこの休止期に該当し、再び成長期に髪の毛が入ることでヘアサイクルの流れに乗ります。
しかしAGAの方は、ヘアサイクルの中でも特に成長期が極端に短くなっています。
通常の成長期は2~6年程度ありますが、AGAになると成長期が約半年まで短くなります。
成長期が短いということは、髪の毛が十分に育つことができないということです。
髪の毛が十分に成長できないため、結果的に一本一本の毛が細くなってしまい、全体のボリュームが落ちてしまいます。
毛髪の成長期をいかに正常な状態へと戻していくかが、AGA治療において非常に重要な鍵となります。
ミノキシジル服用後に生えた産毛をさらに太くする方法
では、具体的にミノキシジルを服用し生えた産毛をどのようにして太くしていくことができるのでしょうか。
大きく4つの方法を紹介します。
①継続して服用する（産毛が生えても中断してはいけないことを説明）
1つ目の方法は、継続してミノキシジルを服用することです。
上述したように、産毛が生えてきた状態は治療の効果が徐々に現れている目安となります。
産毛だからといってその効果を疑ってはいけません。
産毛が成長し、生え揃うことによって薄毛の状態から脱することができます。
この産毛が生えてきた時期に内服を中断してしまうと、せっかくのミノキシジルの効果がなくなる可能性があります。
産毛が生えてきた方は、ここからが勝負と思い内服を継続していきましょう。
②栄養バランスの良い食事をとる
2つ目の方法は、バランスの良い食事をとることです。
髪の毛を作る上て必要となる栄養素が3つあります。
それは、「たんぱく質」「亜鉛」「ビタミン」の3つです。この3つのうちどれか1つを多く取れば良いというわけではありません。
それぞれをバランスよく摂取することが重要です。
仕事や学校などで忙しくなってしまい、食事が蔑ろになりやすい現代です。
ついついファストフードやお菓子などで食事を終わりにしてしまうと、この3つの栄養素を摂取することができなくなります。
ミノキシジルの内服を始めて生えてきた産毛をより早く成長させるためにも、髪の元となる栄養素に注意を向けていきましょう。
▼髪にいい食べ物についてはこちら▼
③頭皮を清潔に保つ
3つ目の方法は、頭皮を清潔に保つことです。
髪の毛の成長には、頭皮の環境も重要な要因の1つです。
頭皮の環境が悪化することによって、ヘアサイクルで紹介した成長期が短くなります。
成長期が短くなることによって、産毛が十分に成長することができなくなります。産毛が十分に成長できず、退行期に入ってしまうことで産毛のまま髪の毛が抜け落ちてしまいます。
また、髪と頭皮を守っている皮脂も分泌量が多くなると頭皮に溜まってしまいます。
頭皮には常在菌が存在し、皮脂が常在菌の成長を促してしまいます。
それが原因となり頭皮に炎症を起こすことも抜け毛を助長する1つの要因です。
頭皮を清潔に保ち、余分な皮脂を取り除くことも産毛の成長を助けるため、頭皮環境に注意しましょう。
④頭皮マッサージをする
4つ目の方法は、頭皮マッサージをすることです。
健康的な髪の毛を成長させるためには、十分な栄養素と十分な血流量が必要です。
いくらバランスの良い栄養素を摂取しても、血流が毛根へ行き渡らなければ効果を発揮しません。
頭皮が硬いままでは、頭皮に存在する血管の流れを滞らせやすくなります。
これを改善するためには、頭を覆っている筋肉の硬さを取り除き、血液の流れを促進する必要があります。
頭皮の硬さは、眼精疲労や首こり・肩こりから波及する場合が非常に多いです。
スマホやデスクワークなどによってストレートネックになっている方も少なくありません。
マッサージをして頭皮を一時的に柔らかくしても姿勢が悪い場合、またすぐに硬さが戻ってしまいます。
頭皮マッサージをした後は、体が丸まっていないか・猫背になっていないかなどを確認することも有効な手となるでしょう。
頭皮マッサージの効果は血流を促すだけに止まりません。
2018年のとある研究によると、頭皮に振動圧刺激を与えることによって毛乳頭細胞が活性化するという研究結果が発表されています。
毛乳頭細胞は、髪の毛の元となる毛母細胞に成長の命令を下す細胞です。
毛乳頭細胞が活性化することによって、周辺に存在する毛母細胞の分裂・増殖を促します。
そのため、産毛の成長が促進され、より早い成長を期待することができます。
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ミノキシジル服用で産毛が生える前に初期脱毛が起こることも
ミノキシジル服用で産毛が生える前に初期脱毛が起こることもあります。
この初期脱毛により一時的に抜け毛が増えますが、これを薬効成分が効いていないと勘違いしてしまっている可能性があります。
初期脱毛はヘアサイクル改善のためには必要な経過となります。
初期脱毛によって抜ける毛髪は、すでに成長が終わったものです。
成長が終了した毛髪は、自然と抜け落ちていきます。
AGA治療薬によって、古い毛が新しい毛によって押し出されることで初期脱毛が生じます。
初期脱毛が終了すると、これまで短くなっていたヘアサイクルが正常な状態へと近づきつつあるという目安となります。
初期脱毛は、概ね1~3ヶ月程度継続すると言われています。
そのため発症してから上記の期間までは、一時的に抜け毛が増える場合があります。
上述したように、初期脱毛はAGA治療薬の効果が十分に発揮されている証拠になります。
初期脱毛が終わることによって産毛が生えてきて、そこから髪の毛が成長していきます。
効果を楽しみにしながらミノキシジルの内服を継続していきましょう。
ミノキシジルを正しく服用する方法
では、ミノキシジルを正しく服用する方法について解説していきます。
ミノキシジルの服用方法
ミノキシジルを使用する場合は、1日1回から2回の頻度がオススメです。
1日1回から2回の頻度で3~6ヶ月服用を続けることによって効果が現れます。
用量の上限は、1日5mgとされています。
この用量は、男性がミノキシジルを使用する際の用量です。
女性の場合は、1日1mgの用量と男性と比べて用量が少なくなることが分かります。
男女でミノキシジルを併用することはできないため、性別に合わせてミノキシジルの濃度を選択していきましょう。
ミノキシジル服用時の注意点
ミノキシジルは、AGA治療に効果的な治療薬です。
しかし、内服するにあたって、注意する点がいくつか存在します。
その中でも特に重要なものをご紹介します。
高血圧など心臓疾患の方は副作用に注意
高血圧など心臓疾患の方は副作用に注意が必要です。
もともとミノキシジルは、降圧剤として開発されました。
降圧剤とは、高くなってしまった血圧を下げるための薬です。
ミノキシジルは血管を拡張することによって血管にかかる抵抗を下げ、血圧を下げていました。降圧薬として内服されているうちに、徐々に発毛の効果もあることが発見されました。
そして現在のようにAGA治療薬として用いられるようになったのです。
この血管拡張作用が高血圧または心疾患の方に注意が必要になります。高血圧で既に降圧剤を使用されている方がミノキシジルを同時に内服すると、血圧が下がりすぎてしまう可能性があります。
血圧が下がることによってめまいやふらつきなどが生じます。
また、同時に心臓の血管が拡張することによっても心臓の負担が大きくなります。
そのため、血圧や心臓に問題がある方がミノキシジル内服する際は注意が必要です。
必ず内服前に医師へと相談して安全性を確認しましょう。
最低6か月の服用が必要
2つ目の注意点は、内服期間になります。
ミノキシジルの効果を実感するためには、最低6ヶ月間の内服が必要です。
ミノキシジルは、育毛・発毛に効果のある治療薬ですが、これはヘアサイクルを整えることによって効果を発揮します。
AGAとは、ヘアサイクルの中の成長期が極端に短くなった状態のことを示します。
この成長期が正しい状態へと戻らなければ薄毛から脱することができません。
そのため、AGA治療薬を内服したとしても成長期が通常の状態まで戻るまでには時間が必要になります。
根気強くミノキシジルの内服を続けましょう。
ミノキシジルで産毛から太い毛に成長させるにはプロペシアとの併用がおすすめ
ミノキシジルで生えてきた産毛をより太い毛に成長させるためには、プロペシアとの併用がおすすめです。
プロペシアの効果
ミノキシジルは、プロペシアとの内服がオスススメです。
これは、プロペシアとミノキシジルの治療薬の効果の違いによります。
プロペシアは、ジヒドロテストステロンの産生を抑えることで毛髪の成長期を正常の状態へ戻し、ヘアサイクルの改善を図ります。
それに対してミノキシジルは、育毛・発毛を促進することで薄毛に対して効果を発揮します。
この両薬を併用することで髪の毛が抜け落ちる速度を抑えながら、発毛・育毛速度を上げることで、より早く薄毛に対して効果を発揮することが期待できます。
プロペシア服用時の注意点
プロペシアを内服する際には、いくつか注意点が存在します。
プロペシアは、肝機能障害のある方は内服を注意しましょう。
医薬品の有効成分は通常肝臓で分解されます。
そのため、肝機能障害を呈している方がAGA治療薬を内服することで、肝臓への負担を強めてしまいます。
肝機能障害のある方は、自己判断で内服するのではなく、医師へと相談しましょう。
また、もし身近に妊婦や授乳中の女性がいる場合は特に注意が必要です。
プロペシアを妊婦や授乳中の女性に触れないようにしましょう。
プロペシアの有効成分は、接触することによって皮膚から体内へと吸収されます。
ジヒドロテストステロンは、悪玉男性ホルモンとも呼ばれていますが、実は胎児の成長に必要と言われています。
十分な量のジヒドロテストステロンが胎児へ行き渡らないことによって、生殖器の発達に悪影響を及ぼし奇形児となる可能性があります。
そのため、妊婦や授乳中の女性と一緒に生活されている場合は、薬の取り扱いには特に注意しましょう。
AGAスマクリなら4980円でミノキシジルのセットを処方
4980円という価格でミノキシジルのセットを処方してくれるAGA専門オンラインクリニック「AGAスマクリ」について説明していきます。
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AGAスマクリの魅力
AGAスマクリとはオンライン診療が可能なAGA治療専門クリニックです。
自宅からスマホ1台でオンライン診療が受けられ、ミノキシジルだけではなく、プロペシアと同じ効果を持つフィナステリドを同時に処方してくれます。
AGAスマクリが処方しているこの両薬は、医学的な根拠が認められている発毛薬です。
ヘアサイクルを整えながら、発毛量を増やすことで効率良くAGAを治療することができます。
AGAスマクリの料金プラン
AGAスマクリの料金プランを紹介します。
AGAスマクリでは、治療をもっと身近に感じて頂くために初回1ヶ月は診療代・お薬代・送料を含めて0円となっています。
この1ヶ月で効果を実感し、治療を継続していく際は2ヶ月以降から料金が発生しますが、2回目以降ずっと4,980円で処方を受けることができます。
ミノキシジルとフィナステリドを同時処方しても4,980円であるため、安価かつ効果的にAGA治療を進めることができます。
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AGAスマクリの症例
AGAスマクリは、これまで196,032件のオンライン診療実績を有しています。
また、99.29%の方は副作用が発症することなく治療を進めることができています。
では、実際にAGAスマクリを使用し効果を実感できている症例について紹介しましょう。
症例①
※効果には個人差があります。※台湾製ミノキシジルとフィナステリドを毎日服用した結果
40代の男性の方が3ヶ月間治療を継続した結果です。
頭頂部分の薄毛が治療開始1ヶ月よりも目立たなくなり、3ヶ月目となると頭皮が目立たなくなっています。
症例②
※効果には個人差があります。※台湾製ミノキシジルとフィナステリドを毎日服用した結果
30代の男性の方が5ヶ月間治療を継続した結果です。
この方は前頭部のM字が主に目立っていました。治療5ヶ月目になると前頭部のM字は目立たず、さらに全体的な毛量が増えていることが確認できます。
ミノキシジルとフィナステリドの治療を使用して治療を進めていきたい方はAGAスマクリをお勧めします。
【まとめ】ミノキシジルを正しく服用して産毛をしっかり太くしよう！
ミノキシジルはAGA治療において効果のある治療薬の1つです。
産毛が出てきた方はその効果が発揮されている目安となります。内服を自己判断で中止せずに継続し、薄毛のお悩みから解放されましょう。
