薄毛は遺伝する、というのは男性の間では常識ですが、女性の場合はどうなのでしょう?
家族に薄毛の人がいれば、女性だって気になってしまいますよね。 女性でも遺伝によって薄毛になるのか?もしそうなったらどうすればいいのか?女性の薄毛と遺伝の真相を解き明かしていきましょう!
監修医師
成田亜希子 医師
成田亜希子医師は日本内科学会、日本感染症学会、日本公衆衛生学会に所属。一般内科医として幅広い疾患の診療に向き合った後、医療系行政機関にて勤務をし、病院や診療所への行政審査、行政指導、介護行政、母子保健、精神福祉等を担当。
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女性の薄毛も遺伝するって本当…!?
女性の薄毛は、遺伝によるか否かが分かりにくいと言われてきました。 それでも、近年では研究が進み、遺伝によって女性が薄毛になることは確かにある、というのが通説になってきています。
男性ほど顕著ではないにしろ、遺伝は間違いなく女性の薄毛の要因の一つと考えられるようです。
女性に薄毛が遺伝してしまう条件とは?
女性の薄毛が遺伝の影響を受けているかどうか、なかなか分からなかったのはなぜでしょう? それは、女性が薄毛遺伝子を受け継いでも、男性ほどはっきりとは薄毛が表れないからです。
遺伝による薄毛が女性に表れるには、いくつかの条件があります。 どんな条件があるか、説明していきますね。
①父親と母親の両方から薄毛遺伝子を受け継いでしまうこと
薄毛遺伝子の受け継ぎ方には、4通りあります。 父親と母親のどちらからも受け継がない、父親からのみ受け継ぐ、母親からのみ受け継ぐ、 そして、父親と母親の両方から受け継ぐ、という場合です。
女性は、薄毛遺伝子を両方から受け継いだ時に限り、実際に薄毛が表れると言われます。
ちなみに男性では、両方からはもちろん、どちらか一方から受け継いだだけでも薄毛が表れます。 男性の薄毛の方が、遺伝の影響を受けやすいということがよく分かりますね。
②男性ホルモンの働きが強く出てしまうこと
薄毛遺伝子を受け継いだだけでは、薄毛にはなりません。 実際に薄毛になる時には、「薄毛の引き金」となる要因が存在します。
最も大きな引き金となるのは、男性ホルモンです。 一見、女性には関係なさそうですが、男性ホルモンは女性の体内でも分泌されています。
この男性ホルモンが強く働いてしまうと、いわゆる男性型脱毛が起こり、薄毛になってしまいます。 そうなった時に初めて、「遺伝のせいで薄毛になった」と言うことになるのです。
③食生活などの習慣を受け継いでしまうこと
「薄毛が遺伝した」と言われるのは、家族の誰かが薄毛で自分も薄毛に、という場合ですよね。 この時、遺伝とは別に、習慣や嗜好なども受け継いでいます。
一緒に生活している家族ですから、例えば食事や睡眠の時間、食べ物の好き嫌い、運動の頻度、 喫煙や飲酒の有無などを、知らず知らずのうちに受け継いでいるものです。 それが頭皮や髪に良くない習慣であれば、「薄毛の引き金」となって、薄毛を招いてしまうと言われています。
遺伝しても、女性が薄毛にならないための対策方法
遺伝による薄毛、と聞くと逃れようがないような気がしてしまうかも知れません。 でも、遺伝子と一緒に「薄毛の引き金」となる要因がなければ、薄毛になる可能性は低くなります。
女性は男性よりも薄毛対策の効果が出やすいと言われています。 しっかりと対策を行えば、薄毛は怖くありません!
どのような対策方法があるか、詳しく見ていきましょう。
⑴ストレスの解消
薄毛遺伝子を受け継いでいなかったとしても、過度のストレスは薄毛のきっかけになり得ます。 ストレスから薄毛が引き起こされるメカニズムは、まだはっきりと解明されてはいません。 それでも、薄毛に影響を与えていることは確かなようです。
薄毛遺伝子があれば、ますます強力な「引き金」となってしまいます。 生活している以上、避けては通れないのがストレスですが、上手に解消するように心掛けましょう。 一日のうち少しでいいので、夢中になれることに没頭したり、好きな音楽を聴いたり、自分なりに楽しめる時間を持てるといいですね。
⑵生活習慣の改善
自分の生活を見直して、頭皮や髪に良くないことをしていないか、ちょっと考えてみてください。 喫煙や飲酒はもちろんですが、睡眠が十分でなかったり、食生活が乱れていたり、あまり体を 動かしていなかったりしませんか? そんな習慣が「引き金」になってしまう可能性があります。
思い当たることがあれば、改善するように心掛けてみましょう。 たくさん思い当たることがある人は、できることから少しずつでもいいのです。
まず今月はなるべく階段を使おう、来月は更に揚げ物を食べる量を減らそう、というように、 何か区切りをつけて具体的な目標を立ててみると、実行しやすいかも知れませんよ。
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⑶適切な頭皮・髪のケア
洗髪時に力を入れて擦ったり、熱すぎるお湯を使ったりしていませんか? 外出時には、帽子や日傘などでの紫外線対策を怠っていませんか? このようなことが積もり積もると、頭皮や髪が傷んで「引き金」となってしまいます。
特に女性は、髪を結う時に引っ張り過ぎたりして、頭皮や髪に負荷をかけることが多いようです。 ちょっとしたことを見直すだけで、頭皮や髪を守ることができますよ。
必要だと感じたら、育毛シャンプーや育毛剤での一歩進んだケアもおすすめです。
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遺伝以外の女性の薄毛の原因とは?
女性でも遺伝による薄毛があり得る、ということは先に述べた通りです。 でも薄毛の原因は遺伝だけではありません。 むしろ、遺伝とは関係ない原因の方が、女性の薄毛を招いてしまうことが多いかも知れません。
遺伝以外にどのような原因があるのか、代表的なものをいくつかご紹介します。 しっかりチェックしてみてくださいね。
原因1:加齢
髪は、発毛から成長期、休止期を経て、自然に抜けると同時にまた新しく発毛します。 この髪のサイクルに影響を及ぼすのが、加齢です。
女性の場合は、髪そのものが細くなり、ひとつの毛穴から発毛する本数が減る、という変化が緩やかに進むのが特徴です。 その結果、髪が全体的に薄くなっていきます。
ちなみに男性の場合は、髪が成長しなくなり、いわゆる産毛のまま抜けていってしまいます。 そのため、女性に比べて短い期間で「薄毛」と言うより「禿げた」状態になりやすいと言われています。
原因2:生活習慣
頭皮や髪に良くない生活習慣は、前述の通り遺伝による薄毛の「引き金」ともなりますが、たとえ薄毛遺伝子を受け継いでいなかったとしても、乱れた生活習慣はそれだけで十分に 薄毛の原因となり得る、ということも、覚えておいてください。
女性は、家族のために時間を使うことも多く、自分の用事もこなそうと思うと大変ですよね。 つい睡眠時間を削ってしまったり、簡単な食事で済ませてしまったり、ということがいつの間にか習慣になっていませんか?
意識してみないと良くない習慣には気付きにくいものです。 時々ちょっと立ち止まって考えると良いかも知れません。
原因3:ホルモンバランスの変化
女性の身体は毎月の月経、妊娠や出産、そして閉経と、男性にはない大きな変化を起こします。 その度に体内で分泌されるホルモンの種類やバランスも、大きく変化します。
例えば出産後や閉経後に抜け毛が増えて…なんて話を、耳にしたことはありませんか? これは、その時のホルモンバランスの変化が、薄毛を引き起こしてしまうためです。
特に、女性ホルモンの分泌が減ったりバランスが変化したりすると、薄毛になりやすいようです。
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薄毛が遺伝してしまった女性でも、あきらめずに対策していきましょう!
女性であっても薄毛の遺伝は残念ながら起こってしまいますが、男性に比べて遺伝による薄毛が表れにくいことも事実です。
たとえ薄毛遺伝子を受け継いでしまったとしても、ポイントを押さえてしっかり対策を行えば、 薄毛を表れにくくすることができますし、更には改善することも期待できます。
私の薄毛は遺伝のせいでは…と思い当たる人も、ぜひこの記事を参考に、対策しましょう!