自毛植毛後の「かさぶた」って何?!【秘密】〜植毛を学ぶ〜

 

自毛植毛手術の後、移植した部分に傷が治る時にできる「かさぶた」 自毛植毛手術は、術後のケアがとても大切と聞きます。

術後しっかりと移植した髪が定着するかどうかは、 この「かさぶた」の扱いにもポイントがありそうですよ。

監修医師

成田亜希子 医師

成田亜希子医師は日本内科学会、日本感染症学会、日本公衆衛生学会に所属。一般内科医として幅広い疾患の診療に向き合った後、医療系行政機関にて勤務をし、病院や診療所への行政審査、行政指導、介護行政、母子保健、精神福祉等を担当。

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気になる「自毛植毛後」のこと….

気になる自毛植毛後のことをチェック!

自毛植毛に興味があるけど、手術は実際どんな感じ? メスで切ったりして出血もあるみたいだけど、 植毛した後はどうなっちゃうの?

AGAの方にとって最後の砦ともいわれる自毛植毛。 術後の様子は、自毛植毛を検討している人にとって、とても気になりますよね。 実際に自毛植毛術を受けると、その後はどのような経過をたどるのでしょうか?

自毛植毛後はかさぶたができるって本当?!

自毛植毛は、メスを使う術式でも使わない術式の場合でも、 出血を伴う外科手術です。

程度には個人差がありますが、この傷が治る際にできるかさぶたは、自毛植毛後に移植した部分にできるようです。

術後の頭皮のケアはとても大切と言われますが、 このかさぶたはどう扱えばよいのでしょうか?

@hki********さん

2021年 03月 18日
Yahoo!知恵袋植毛後のかさぶた

なぜ自毛植毛後にかさぶたができるのか。

自毛植毛後、なぜかさぶたができてしまうのでしょうか? その理由についてご説明しましょう!

理由がわかれば、かさぶたができても不安に思わなくてすみますし、 自然なこととして経過を見守ることもできますよね。

自毛植毛は、出血を伴う外科手術だから

出血するほどの怪我や出血は無くても浸出液が出るような怪我をした時、 放っておいてもかさぶたができて、 そのかさぶたが取れたらきれいな皮膚が出て治りますよね。

自毛植毛術も、メスや植毛ロボットを使用した出血を伴う外科手術です。

移植したい部分に小さなスリットを入れて髪を毛根ごと植え込むわけですが、 毛穴は非常に小さいものとはいえ、植え込んだ部分一つ一つが、 出血を伴う怪我のようなもの。

自毛植毛後は、頭皮に無数の小さな傷がついている状態ですので、 その傷が治る過程で、当然かさぶたができるのです。

一つ一つは極浅く小さな傷なのですが、毛穴ごとにかさぶたができるので、 ポツポツとした点のようなかさぶたになるというわけですね。

実際の自毛植毛のかさぶたの症状とは

自毛植毛後の頭皮の状態は、実際どのような経過をたどるのでしょうか。 かさぶたの症状を時間経過とともに確認してみましょう。

大体かさぶたがとれて移植部分が落ち着くまで、数週間ほどかかるようです。

①術後すぐの状態

自毛植毛の手術直後は出血もあり、移植した毛穴が赤くポツポツと目立つ状態です。

帽子などを被ることができるのは術後数日後くらいからですし、 この状態で外出するのは、ちょっと厳しいですね…

②術後からある程度経過した状態

術後からある程度経つと、赤みもとれて黒いポツポツしたかさぶたに変わります。 移植した部分だけ坊主にしたような感じですね。 赤みがある時よりは目立ちませんが、まだ不自然な感じは否めません。

この頃になると移植した髪も定着するので、 かさぶたをこすって取っても良いとしているクリニックもあるようです。

③術後更に経過した状態

術後から更に経つと、黒いかさぶたもほとんど取れ、 大分自然な感じになりますね。

植毛範囲がそれほど広くない場合は、そこだけ髪が短い状態とはいえ、 ヘアスタイルを工夫すれば隠せるレベルですね。

自毛植毛後の「かさぶた」気をつけるべきポイント

術後数週間は、移植した髪がしっかり定着するためのとても大事な期間。 その間のケア方法や注意点について、クリニックから指導があると思います。 特に自毛植毛後のかさぶたについて、気を付けるポイントをあげてみました。

⑴かさぶた部分をいじらない

かさぶたができると痒みが出たり、 気になってつい触りたくなりがちですが、ここはグッと我慢!

ある程度経過するとかさぶたも落ち着きますし、移植した髪も定着しますから、 とにかく最初のうちはかさぶたはいじらないようにしましょう。

⑵洗髪は優しく丁寧に

洗髪は手術翌日から可能となりますが、 移植した部分はなるべく優しく扱う必要があります。

シャンプーを使うのはやめ、お湯で優しく洗うことが大切です。

シャワーの水圧も良くないので、桶やコップなどで一度すくってから、 やさしく髪と地肌にかける程度にしておきましょう。

怖いから全く洗髪しないというのもいけません。 不潔にしていると雑菌が繁殖しやすくなり、 移植した部分に感染症を起こしてしまう可能性が出てきます。

⑶移植した部分に刺激を与えるようなことをしない

術後のケアは大切!

術後包帯がとれても、数日程度は帽子ヘルメットは被らないようにしましょう。 移植した部分が擦れて、かさぶたにも影響を与えてしまいます。

他にもヘアムースなどの整髪料を使ったり、激しい運動をしたり、 アルコールや煙草など、術後の回復を妨げるようなことはしないように、 注意する必要があります。

▼植毛後帽子やヘルメットがダメな理由はこちら▼

自毛植毛後に帽子やヘルメットを被っても大丈夫?

自毛植毛以外の対策も検討している方へ!

自毛植毛後の「かさぶた」についてみてきましたが、治療への不安を抱える方はクリニックで処方された発毛薬を使うのも一つの手です。

発毛薬は、発毛を促進する脱毛を予防する…こういった効果が認められています。

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薄毛のお悩みに関してはスタッフによる無料オンライン相談を受けつけているので、少しでも興味のある方はまずはお気軽に相談してみませんか?

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自毛植毛後のかさぶたについて意識しよう

いかがでしたか?

スムーズな改善には手術後のケアが大切ですので、 クリニックで指導されたことをしっかり守って、 術後のトラブルなく、早く発毛を実感できるようにしたいですね。

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