育毛剤を選ぶときによく目にする「有効成分」という表示。
何となく意味はわかるし、重要なポイントな気はするけれど…
でも一体どういうものなのか、そして効果はどんな感じなのか、そこまで知っている方はあまりいないかもしれません。
今回は育毛剤の有効成分について、その特徴や効果などを詳しくご紹介していきます。
監修医師
成田亜希子 医師
成田亜希子医師は日本内科学会、日本感染症学会、日本公衆衛生学会に所属。一般内科医として幅広い疾患の診療に向き合った後、医療系行政機関にて勤務をし、病院や診療所への行政審査、行政指導、介護行政、母子保健、精神福祉等を担当。
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育毛剤は有効成分をチェック!
今まで普通に育毛剤を使ってきたけれど、
どんな有効成分が入っているかは知らなかった…
という方はたくさんいるのではないでしょうか。
でも、有効成分の特徴や効果を知ることでもっと効果的な育毛ができるようになるかもしれないのです。
今回は育毛剤の有効成分について詳しくご紹介します。
ぜひ、お手持ちの育毛剤の表示をチェックしながら読んでみてくださいね。
そもそも育毛剤に含まれている有効成分とは?
まずは育毛剤に入っている有効成分という言葉について、意味を簡単にご説明します。
有効成分というのは、薬事法によって定められた、国が効果と安全性を認めた成分のことです。
法律によって、有効成分が入った商品はきちんと許可を取らないと販売できないことになっています。
つまり有効成分配合というのは、国によってお墨付きを得た証です。
「ちゃんと効きますよ」ということを認められた育毛剤だと言えるわけです。
育毛剤に含まれている代表的な有効成分を詳しく紹介!
育毛剤に含まれている有効成分を解説します。
ここでは代表的なものを3つご紹介します。
主な効果や副作用についてもご説明しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
①センブリエキス
育毛剤に含まれている代表的な有効成分。
1つ目はセンブリエキスです。
センブリという名前はバラエティ番組の「苦いお茶の罰ゲーム」で聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。
そう、あの「センブリ茶」のエキスです。
つまりセンブリエキスは苦い成分のこと。
これが一体どうやって育毛に効くのか?
ちょっと興味がありますよね。
効果
にがーい成分、センブリエキスの主な効果は細胞分裂の促進。
髪の毛を作るための毛根の働きを活性化してくれるので、元気な髪の毛を作る手助けをしてくれるそうです。
センブリエキスに期待できる効果はそれだけではありません。
センブリエキスには保湿に効果的な成分も含まれています。
頭皮の乾燥はバリア機能の低下を引き起こしやすくなりますので、嬉しい効果です。
こういったことから、センブリエキスは多くの市販育毛剤に配合されています。
副作用
センブリエキスは低刺激であると言われています。
そもそもセンブリエキスは植物から抽出された天然成分。
合成された化学物質とは違いますので、人の体に害をもたらす可能性は低いというわけなんですね。
ただ、それでも全ての人にアレルギーが起きないとは言い切れません。
体に合わないと思った場合は使用を中止する必要があるんですよ。
▼こちらでセンブリエキスについて徹底解説▼
②グリチルリチン酸二カリウム
育毛剤に含まれる代表的な有効成分、ふたつめはグリチルリチン酸二カリウムです。
これは時々CMで早口言葉のように言われているのを聞いたことがあるかも…?
多くの医薬部外品に配合されている成分です。
このグリチルリチン酸二カリウムは、マメ科の植物から抽出されるエキスを更に精製することで得られる成分。
センブリエキスと反対に、とても甘い味のする成分なんです。
効果
グリチルリチン酸二カリウムの主な効果は、炎症を抑えてくれること。
頭皮に炎症が起きると育毛するための環境が悪くなってしまいます。
炎症を防ぐことは健康な髪の毛を作るためには重要なことなのです。
ちなみにこのグリチルリチン酸二カリウムの効果は頭皮だけでなく他の皮膚にも発揮されます。 ですので育毛剤以外にも歯磨き粉や目薬などにも多く配合されているんですよ。
副作用
グリチルリチン酸二カリウムは多く摂取しすぎると副作用が起きることがあります。
主な症状はだるくなったり手足がしびれたり…といった症状。
グリチルリチン酸二カリウムの入った育毛剤を使ってこういった症状が出てしまった場合は、すぐにお医者さんに相談して下さい。
ただ、用量をちゃんと守れば問題ないと言われています。
副作用を防ぐためにもちゃんと説明書を読んで正しく使って下さいね。
③ジフェンヒドラミンHC
育毛剤に含まれる代表的な有効成分、3つめはジフェンヒドラミンHC。
これは別名塩酸ジフェンヒドラミンとも呼ばれています。
主にアレルギーを抑えるために医薬品に配合されていることの多い成分です。
育毛剤の他にも虫刺されの薬やアトピーの薬などによく配合されているので、見たことがあるという人もいるかもしれませんね。
効果
ジフェンヒドラミンHCが育毛剤に配合されている理由は、アレルギーや炎症を抑える効果があるというだけではありません。
実はジフェンヒドラミンHCには血行促進の効果も認められているんですよ。
やっぱり育毛環境を整えるためには血行促進は大事な要素。
それに加えて炎症を抑える効果も期待できますので、ダブルの役割を果たしてくれるというわけなんですね。
副作用
ジフェンヒドラミンHCは、風邪薬のような服用する薬に入っていた場合、眠気といった副作用が出ると言われています。
ただ、これはあくまで服用した場合です。
皮膚に塗る場合は問題ないと言われています。
とはいえ稀に合わない体質の人はいるかもしれません。
調子が悪い時は使用を中止してください。
有効成分を参考に育毛剤を選ぶときのポイントとは?
それでは、実際に育毛剤を選ぶ時には有効成分の情報をどのように活かせば良いのでしょうか。
自分の症状に合った育毛剤を選ぶことで、薄毛の悩みが解消するまでの期間を少しでも短くしたいですよね。
ここでは育毛剤の選び方のポイントをご紹介していきます。
ポイント1:自分の薄毛の原因を知ること
育毛剤を選ぶときに大事なポイントのひとつめは、自分の薄毛の原因をきちんと知ること。
育毛剤に入っている有効成分をしっかり確認し、それが自分の悩みの原因に合っているか考えること。
それが大切です。
▼薄毛になる原因と前兆についてはこちら▼
ポイント2:自分の体質に合うものを!
育毛剤に配合される有効成分の多くは、刺激が少ないものが選ばれています。
決められた用量を守れば大きな副作用の心配はほとんどありません。
でも、やっぱり人によって体質の差はあるものです。
使ってみて自分の肌に合わないと思ったら、迷わず使用を中止してください。
自分に合う育毛剤を探すためにはひとつずつ試してみる必要があります。
最初はお試しサイズなどのある商品を選ぶといいかもしれませんね。
育毛剤を検討するときは有効成分の確認を!
育毛剤に配合される有効成分について、いかがでしたでしょうか。
今まで知らずに使っていたという人も、ぜひお手持ちの育毛剤の有効成分を確かめてみてくださいね。
その上で、もっと自分に合う育毛剤があると思えば変えても大丈夫。
有効成分を知って、効果的な育毛をしていきましょう!
育毛剤は予防、AGAの本格治療は病院へ
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