「ミノキシジルをやめたらどうなるのか?」多くの方が抱えている疑問だと思います。
AGAの根本的な治療は、困難です。基本的にAGA治療は中止すべきではありませんが、様々な理由で中止したり、やめなければいけない可能性もあるかと思います。
特に自己中断は、今までの治療を台無しにしてしまうリスクも高く、絶対避けなければなりません。
AGA治療をやめたら再び薄毛や抜け毛の進行が始まるのか、どれくらいの期間で毛髪に変化が起きるのか、などを解説しています。
- AGA治療におけるミノキシジルの有効性
- ミノキシジルが効かない原因
- ミノキシジルをやめるタイミング
- おすすめのAGAクリニックは、「AGAスマクリ」!初月無料で2ヶ月以降もずっと4980円!
監修医師
成田亜希子 医師
成田亜希子医師は日本内科学会、日本感染症学会、日本公衆衛生学会に所属。一般内科医として幅広い疾患の診療に向き合った後、医療系行政機関にて勤務をし、病院や診療所への行政審査、行政指導、介護行政、母子保健、精神福祉等を担当。
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ミノキシジルは、医師から処方される他、市販での入手も可能です。また、外用薬と内服薬の2種類が購入可能です。
ミノキシジル外用薬は、30種類を超える製品を購入する事ができます。ただし、広く販売できるミノキシジル配合濃度は5%未満と国で定められているため、5%以上の濃度を有する製品に関しては、医師から処方を受けなければなりません。
低濃度であればドラッグストアなどで手軽に手に入りますが安全性が高い反面、効果が得られるまでに時間がかかる場合があります。
ミノキシジル内服薬に関しては、原則、医師指導の下でしか購入する事ができないので注意が必要です。
ミノキシジルは途中でやめたらどうなる?
ミノキシジルの使用を途中でやめると再び薄毛が進行する可能性があります。AGAは、根本的な治療を行うのが難しいため、通常、継続的な治療が求められます。
強い毛髪を形成するためには、古い毛髪を抜け落としてから生育環境を整えていくなど、時間を要する事が多いため、服用をやめる際には注意が必要です。
また、ミノキシジルの作用によって進行を食い止めているので、やめた後は元の状態に戻るのではなく、本来なるハズだった状態に戻る可能性が高くなっています。
理想とする毛髪状況が形成されれば、必要に応じて減薬や服用を一定期間やめる事ができるかもしれません。
そもそもミノキシジルとは(ミノキシジルの効果、ミノキシジルの主な副作用について)
ミノキシジルは元々、高血圧症治療のために開発された薬です。副作用として、多毛症があったため、毛髪環境を改善する可能性が示唆され臨床研究が進められました。
結果、安全性と有効性が認められ、今では国内だけでなく様々な国においても使用されています。外用薬と内服薬があり、国内においては外用薬が承認薬、内服薬は未承認薬となっています。
使用を開始すると10日〜1か月程度で、初期脱毛と呼ばれる症状が始まります。朝起きて枕元に髪の毛が20〜30本ついていたり、あるいは洗髪時に髪の毛が100本前後抜けたりという症状です。
その後、6ヶ月程度をかけて新しい毛髪が生成され毛髪環境に変化を感じる事ができます。理想的な毛髪になるまでには、少なくとも1年程度を要します。
循環器系へ影響を与える薬なので、心臓や肺、血管への負荷から、動悸や息切れなどの副作用が見られる場合があります。稀に血圧低下から来るめまいの症状が現れる場合もあるので、内服薬の服用はじめは、車の運転や高所での作業は避けるようにしましょう。
▼初期脱毛の見分け方と対策方法はこちら▼
ミノキシジルが効かないときに考えられる4つの原因
ミノキシジルは効果が実感できるまでに長い期間を要する薬です。また、薄毛や抜け毛の原因は、AGAだけでなく生活習慣の乱れやストレスである場合も考えられます。
ここではミノキシジルが効かなかった時に考えられる4つの原因を紹介します。
①AGAではない
薄毛や抜け毛の原因はAGAだけではありません。生活習慣の乱れやストレスも毛髪に影響を与える要因の一つです。栄養の偏りや睡眠不足は、毛髪の成長に大きな影響を与えるので注意が必要です。
円形脱毛症や慢性甲状腺炎など他の病気によって薄毛や抜け毛が生じている可能性も考えられます。AGA治療とは治療方法が大きく異なるため、医師の診察を受け、正しい治療の選択ができているのか確認する事が必要な場合もあります。
▼円形脱毛症の原因についてはこちら▼
②服用開始から6ヶ月経っていない
効果が実感できるまでに時間がかかるため、途中で治療を中止してしまう方も多くいるので注意が必要です。
増毛や太い毛が生えてきたと実感できるまで、早い方でも3ヶ月程度を要します。平均的には、6ヶ月程度が経過しなければ効果の判定はできません。AGA専門クリニックでは、12ヶ月程度の継続は必要と指導されるケースが多くなっています。
③用量・用法が適切ではない
ミノキシジルには外用薬と内服薬があるため、毛髪状況に応じた選択が誤っている可能性があります。
外用薬の場合、安全性は高いですが、効果が得られるまでに長い時間を要する可能性があるため、皮膚トラブルなどがない場合は、1年程度は様子をみましょう。
内服薬の場合、副作用リスクが高いが効果が得られやすいメリットがあります。体内から毛母細胞にアプローチするため、毛髪以外にも影響を及ぼす可能性があります。
副作用リスクから、用量を抑えて服用されるケースが多くなっています。医師指導の下、適切な量を見極める事が大事です。自身の状況に応じて、薬のタイプを適切に選択する必要があります。特に自己の判断で、ミノキシジルの中止や量の調整、薬の切り替えを行うのは避けて下さい。
④正規品を服用していない
ミノキシジルは人気の製品のため、偽造品も多く見つかっています。有効成分が表記より少量であったり、含まれていなかったりして思った効果が得られていない可能性も考えられます。
素人では、見分けるのが困難な偽造品もあるため、AGA専門クリニックを通して医師の目で確認されたものを使用する事が推奨されます。
ミノキシジルの効果を高める方法
ミノキシジルの効果は、毛髪の成長過程であるヘアサイクルの改善です。ヘアサイクルは数年をかけて成長期・移行期・休止期を繰り返します。
ヘアサイクルが一巡するまでには、年単位の時間を要するため、十分な効果が実感できるのは時間がかかる場合があります。
ミノキシジル単体を用いるのではなく、5αリダクターゼ阻害剤であるフィナステリドなどの薬を組み合わせる事でより効果を高める事も可能です。
6ヶ月以上の使用
◆ミノキシジルの効果が出るまでのイメージ
・開始〜1ヶ月:効果を感じない
・1ヶ月〜3ヶ月:初期脱毛が始まる(ヘアサイクル正常化の兆候)
・3ヶ月〜6ヶ月:増毛、髪が太くなる
少なくとも6ヶ月程度は様子を見ないと効果の判定はできません。ミノキシジルの効果は個人差も大きいため、早期に結果が出る場合もあれば、長い時間を要する場合もあります。
正しい用量・用法での使用
ミノキシジルは、外用薬の育毛剤としては医薬品として厚労省から認可されていますが、内服薬は医薬品としての認可を受けていません。
それゆえに、正しい飲み方の基準がないため、間違った量を服用している可能性があります。医師に相談しながら、適切な服用量を探る事が一番です。
ミノキシジルをやめるタイミングは?
ミノキシジルの使用をやめるタイミングには、いくつかのケースが考えられます。
- 継続して効果がなかった時
- 十分に効果が得られた時
- 体調不良が生じた時
- 薄毛や抜け毛を気にしなくなった時
AGA治療は、原則継続する事が前提です。また、全ての人に100%効果があると断言できるものではありません。
状況に応じて、ミノキシジルをやめる、中止する判断が必要になる事も考えられます。
12ヶ月以上過ぎても効果が出ないとき
内服薬では、12ヶ月経過時点で何も変化がなければ、服用量の見直しなどの検討を必要とします。ただし、副作用リスクも高くなるため、薬の効果による毛髪以外の身体の状態変化がないか確認する必要があります。
外用薬を使用していて、12ヶ月以上過ぎて効果がないのであれば、内服薬への切り替えの検討が必要かもしれません。
医師指導の下、今後の治療方針を定める事が推奨されます。
満足できるまで発毛したとき
理想とする毛髪状態になっても、基本的には治療の継続が望まれます。しかし、一度ミノキシジルをやめて、薄毛や抜け毛が再び気になり始めた時に再治療する方法も可能です。
再びAGAが進行するまでの期間は、治療効果の個人差より、さらに個人差が現れると報告されています。
早い方の場合、ミノキシジルをやめてから2ヶ月程度で薄毛や抜け毛が気になり始めます。12ヶ月AGAが抑えられていたという報告は少なく、多くの方が再び治療を開始する事になります。
肝臓の値に異常が出たとき
ミノキシジルは肝臓で代謝する薬です。治療を開始する際には、採血検査などで肝機能を計測する事が推奨されています。
肝臓の値が異常になった場合、倦怠感や黄疸などの症状が現れ、日常生活に支障をきたす事もあります。
ミノキシジル内服薬の場合は、外用薬に変えるなどの対応が必要です。
頭皮に異常が出たとき
ミノキシジル外用薬を用いた場合に、頭皮の異常が報告される事があります。薬効成分が肌に合わなかった時、炎症が起こります。
薬の有効成分が作用して頭皮に熱感を生じさせる事も考えられますが、痒みや痛みを感じる場合は、異常なので医師に相談するようにして下さい。
パートナーと子作りするとき
男性が服用する事で子作りに関して弊害が生じる事は報告されておりません。ただし、妊婦や授乳中の女性の服用に関しては、児に問題が生じる事が報告されています。
ミノキシジルには血流を促進させる作用があるため、胎児や乳児の心臓に負荷を与える可能性があります。
1ヶ月あたりの予算が足りなくなったとき
概ねミノキシジルによるAGA治療で必要な1ヶ月の費用は10,000円程度となっています。
AGA治療は自由診療なので、同じ治療内容でもクリニックによって費用が異なります。
治療の過程において、毛髪を維持する、改善する(発毛)など目的を切り替える事によって金額が異なってくるので注意が必要です。
オンライン診療「AGAスマクリ」のご紹介
AGAクリニックを検討するも、最初の一歩を踏み出すには勇気が必要だと思います。
AGAスマクリは、薄毛や抜け毛に悩む皆様のもっと身近な存在でありたいと願い、少しでも最初の一歩のハードルが低くなるよう試行錯誤しています。
「初回1ヶ月無料おためしコース」や「4980円の通常処方1ヶ月分を無料でご提供」を行っておりますので、ぜひお気軽にお申し込み下さい。
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AGAスマクリとは
業界初のAGA専門オンラインクリニックで、発毛効果がある薬を業界最安値で提供しています。
オンラインであるメリットを最大限に活かし、店舗コストを最小限にネットで効率化する事や派手なテレビCMや電車広告を行わずクチコミを中心とした広告活動によって、浮いたコストを患者様に還元できるよう工夫を行っています。
AGAスマクリの料金プラン
フィナステリド・ミノキシジル(初月) | 0円 |
フィナステリド・ミノキシジル(2ヶ月目以降) | 4,980円 |
プロペシア | 11,000円 |
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【まとめ】ミノキシジルが効かない場合には医師に相談を!
毛髪のヘアサイクルは年単位なため、AGA治療にはどうしても時間を要します。また、薬の効果には個人差が現れるため、自分に合った治療法を見つける事が重要です。
特にミノキシジル内服薬に関しては、未承認薬という事もあり、その適切な服用量を見極めるのが困難です。AGA専門クリニックは、数多くのAGAの症例に触れています。他の診療科に比べ高い経験値が備えるため、患者様にとってより質の高い治療を提供する事が可能です。
AGA治療は、途中でやめると再び進行するため、毛髪環境を維持し続けたいと思う間は、治療を継続しなければなりません。いつでも気軽に相談できる医師を持つ事もAGA改善の近道になります。