毎日お世話になっているヘアアイロン。
簡単にセットが決まるありがた~いアイテムですが、実はこのヘアアイロンの使い過ぎでハゲになってしまうかも知れません。
ヘアアイロンが髪を傷める原因や、薄毛の原因になるかもしれないというメカニズムなどについてリサーチしました。
薄毛が気になるメンズ&レディース必見です!
監修医師
成田亜希子 医師
成田亜希子医師は日本内科学会、日本感染症学会、日本公衆衛生学会に所属。一般内科医として幅広い疾患の診療に向き合った後、医療系行政機関にて勤務をし、病院や診療所への行政審査、行政指導、介護行政、母子保健、精神福祉等を担当。
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ヘアアイロンの使い過ぎはハゲの原因になるって本当?
便利なアイテム、ヘアアイロン。
毎日使う人は多いんじゃないでしょうか? くせ毛やオシャレな人には手放せないものですよね。
でも、ヘアアイロンの使い過ぎが薄毛の原因になるかも知れないって本当ですか?
気になる話を調べてみました。
ヘアアイロンってそもそも何?
ヘアアイロンとは、熱の力で髪型を変える器具です。
カールを作る丸い筒状のものや、髪をストレートにするフラットなものがあります。
髪の長い女子や、くせ毛男子は毎日お世話になる強い味方です。
ヘアアイロンの効果とは?
ヘアアイロンは、熱で髪の毛を変形させるわけですが、他にも髪内部の水素結合をいったん切断し、乾燥して温度が常温に戻ることで再結合するのを利用しています。
この水素結合は水分を含むと結合が切れ、水分がなくなっていくとまた結合します。
シャツなどにアイロンをかける場合、スチームにするとよりシワが取れやすいのも同じ原理です。
この水素結合と熱により、カールアイロンならクルクルに、ストレートアイロンならまっすぐに髪を形作ります。
熱で髪を変形させるってどういうこと?
ヘアアイロンは熱で髪型を変えるのですが、なぜ熱を加えると形が変わるのか?
これには「タンパク質の熱変性」というものが関わってきます。
卵って焼いたり茹でたり、つまり熱を加えると固まりますよね? これがたんぱく質の熱変性です。
髪もたんぱく質で出来ているので同じことが起こります。
例えばストレートアイロンなら、平らなアイロンのプレートに挟まれた状態に髪が変性することでまっすぐな髪になるというわけです。
ヘアアイロンを使うとハゲる?因果関係とは?
実は、「ヘアアイロンを使うとハゲるかもしれない」という噂があるそうです。
使い方によっては髪にダメージを与えるかもしれないヘアアイロンですが、薄毛との因果関係まであるとは・・・
本当なんでしょうか?
熱で毛根が弱るはウソ?
アイロンの熱はかなり高温です。 通常、ご家庭で使用される場合も160℃~180℃くらいではないでしょうか?
その熱で毛根が弱ってしまうという話があるらしいですが毛根は髪の最深部、皮下組織にあるのでいくらアイロンの熱が高温でも毛根には影響ありません。
それ以前に頭皮が熱くてやけどしてしまいます。
アイロンの熱では毛根が弱ることはないと言われています。
▼毛根の役割について詳しくはこちら▼
髪を引っ張ってしまうことがハゲる原因に
アイロンの熱で毛根は傷みませんが、実は他の理由で毛根が影響を受ける恐れがあります。 それは髪を引っ張ることです。
カールアイロンなら髪を巻き付ける際に、ストレートアイロンなら挟んでまっすぐにする際に引っ張る力・テンションをかけます。
全く力を加えずにアイロンをかけることは難しいため、ある程度は仕方ないですが必要以上に強い力で引っ張らないことが大事です。
なぜ髪を引っ張ると良くないの?
では、なぜ髪を引っ張ると良くないのでしょうか?
毛根の最下部は毛細血管がつながっています。 この毛細血管から髪の原料となる栄養や酸素が供給されています。
強く引っ張るとこの毛根部がダメージを受けてしまう可能性が。
しかも、それを毎日繰り返していると毛根にとって良くないということは、説明しなくてもイメージできますよね?
ヘアアイロンで髪が傷むこととハゲの関係は?
ヘアアイロンで髪を引っ張ることで毛根が影響を受けるのは薄毛・ハゲの原因になりそうですが、それ以外にも抜け毛につながりそうな事があります。
ヘアアイロンが髪に及ぼす影響とは?
ヘアアイロンは高温になります。 いつも手際よく出来ればいいですが、どうしても時間をかけすぎたり、うまくできなくて何度も・・・
髪を構成するタンパク質は熱によって変性します。 固くなり表面のキューティクルが開いてしまいます。
すると、アイロンの熱が内部にまで及び、乾燥してパサパサになってしまいます。
傷みがエスカレートすると枝毛や切れ毛になることもあります。
▼切れ毛の原因と対策についてはこちら▼
髪が傷むと薄毛になる、その理由は?
ヘアアイロンの熱で髪が傷んでしまうと、内部が空洞化してスカスカになり髪は栄養を吸収しにくくなってしまいます。
そうなると、髪は健康に成長できなくなり細くなっていき、やがては抜けてしまうかも・・・ そんな髪が少しずつ増えていけば、薄くなってしまう可能性はあります。
髪がちゃんと成長することが大切です。
ヘアアイロンでハゲない為の正しい使用方法は?
ヘアアイロンで薄毛やハゲになってしまわないようにするにはどうすればいいでしょうか?
正しいアイロンの使用法を把握して、大事な髪を守りましょう。
①髪を強く引っ張らない
まずは、アイロンを使うときに強く引っ張りすぎないことが大切です。
この髪を引っ張るという行為が毛根への影響は一番大きいようです。
では、なぜ強く引っ張ってしまうのでしょうか?
髪が引っかかってしまったときに、面倒なのでそのままグイっと引っ張っていませんか?
アイロンを使う前に髪をブラシなどでとかしておきましょう。
一度にたくさんの毛束を取ってしまうのも引っかかる原因ですから気を付けましょう。
②髪が濡れたままの使用は避ける
生乾きの髪にアイロンを使うと「ジュッ」という音がすることがありませんか?
これは、髪の水分が蒸発する時の音なんですが、蒸発する際に膨張して爆発します。 なので、髪もダメージを受けてしまいます。
アイロンを使用する際は、しっかり乾かすのが基本です。
朝、寝癖なおしに水スプレーやローションなどを使う場合も、必ずドライヤーで乾かしてからアイロンを使うようにしましょう。
③使用後はドライヤーの冷風で髪を冷ます
最後にご紹介するのはアイロンを使った後に髪の熱を冷ますことです。 ずっと熱を持った状態で置いておくと髪の傷みが進んでしまうことも。
アイロンを使った後に、ドライヤーの冷風を髪にあてて冷ましてあげて下さい。 ちょっと手間ですが、髪のためになりますから。
しかも、セットが長持ちするといううれしい効果もあるんです。
▼正しいドライヤーの使い方はこちら▼
ヘアアイロンとハゲの関係、気になるのは髪のくせ毛!?
ヘアアイロンとハゲ、やはり関係がありそうですね。
ただ、アイロンを使う人が気になるのはくせ毛でしょうか?
このくせ毛にも薄毛やハゲのサインが見え隠れしているかもしれません。
大人になってからのくせ毛は髪が細くなっているサイン?
急にくせ毛になっちゃった! 子供の頃はそんなにくせ毛は強くなかったのに・・・
くせ毛って大人になるとヒドくなることがあります。
実はくせ毛が強くなるのは、髪が細くなったからかも知れません。
つまり大人のくせ毛は髪が細くなってきたサインである可能性があります。
ヘアアイロンの使用は必要最低限に
ヘアアイロンは便利で手放せないアイテムですが、使い方によっては髪を傷めるかも知れません。
それどころか、薄毛やハゲの原因になるかも・・・
アイロンの使用は最低限に抑えて、髪を守りましょう!
傷んだ髪の抜け毛が心配な方は
ここまでヘアアイロンによる髪へのダメージについてお話してきましたが、自分の髪が細くなってきた…抜け毛や薄毛がもう既にあって心配になってきたという方は、AGA専門の医師に相談してみてもよいかもしれません。
専門クリニックであれば医学的に根拠のある発毛薬で、髪をしっかり生やすことも可能です。
現在では自宅から通える「オンライン診療」も主流になっていますので、時間や場所を気にせずいつでも相談ができる点も魅力です。
早い受診で、症状をすぐに改善することができます。
▼オンライン診療の流れはこちら▼
薄毛が心配な方はAGAスマクリ
薄毛の進行がかなり進んでいる方には、AGAクリニックの受診を推奨します。
AGAスマクリでは、オンライン診療で、髪を生やす発毛薬を処方しております。
毎月1〜2万円が相場のAGAクリニックの薄毛治療ですが、AGAスマクリでは月額3000円 (税込)で「ミノキシジル」を処方。診察代や送料もかかりません。
また、スマホ1つさえあればいつでもどこでも医師の診察・処方を受けられる、オンライン診療を導入。
通院時間も不要で、全国どこに住んでいても処方可能です。
以下、処方費用の表になります。
また、今なんとAGAスマクリはより多くの方にAGA治療を体験していただけますよう、「初月無料」で処方しております。
薄毛のお悩みに関してはスタッフによる無料オンライン相談を受けつけているので、少しでも興味のある方はまずはお気軽に相談してみませんか?
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